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ガラクタな部屋

音楽を古いガラクタ製品で聴いています

ROTEL RC880 プリアンプ

2025-03-14 | プリアンプ

RC880のメンテナンスを依頼されました。このROLEL製品は見るのが初めてです。この会社は日本の会社のようで昔カタログで見たときはレシーバが主力の製品という記憶があります。今の製品はDACを内蔵した新しい製品を販売しているようです。このプリアンプは1989年ごろの製品と思われます。

前面 多少の汚れはありますが比較的きれいです。

裏側 R側出力端子の金具が外れてありません。

フロントのmonitorつまみが空回りしていますのであとで接着しておきます。

ケースの裏 2001年にメンテナンスをしているようです。

トランスは薄型を使用しています。

NE5534AN オペIC(ローノイズタイプ)を使用しています。

ケースを取ったところの内部 大企業の回路構成ではない中々面白い構成です。シャーシは「銅」と思いきや銅メッキのようです。

フロントパネルを取ったところ

MCアンプには大容量のニチコンのミューズを使用しています。

LA4170  ヘッドフォンアンプICを使用しています。

アルプス 50Kボリューム 取り外して洗浄します。(左右別に音量可変なのでバランスボリュームがありません)

スライドスイッチを取り外します。

分解するとけっこう汚れています。

清掃して接点グリースを塗布しておきます。

電源回路のツェナーダイオードが電解コンデンサーの周りについている接着剤でリード線が腐食していたので取り外しました。

リード線が腐食してボロボロで触ると折れてしまいました。この接着剤による腐食はよく見られます。

ツェナーダイオードの種類が記号が消えかかっていて読めないので簡単な測定回路を作って調べることにしました。

計測すると18V製品でした。

購入した1N4746A 18V 1Aツェナーダイオード

出力する電解コンデンサーは私の好きなオーディオ用ニチコンゴールドに変更します。(勝手にすみません)

リレーは1個交換されています。出力の制御リレーは信号をアースするかしないかをしているので接点の汚れは関係ないのですが一応清掃しておきます。

リレーに配線されている抵抗のハンダが弱くて外れていましたので再ハンダしておきました。RCA端子やハンダの薄いところは全てハンダをやり直します。

このアンプは電解コンデンサーとパラにスチロールコンデンサーを使用しています。メーカー製アンプでは見ないですね。

ヘッドフォン端子を利用してリレーのON/OFFをしているので分解して接点を清掃

交換したRCA端子

メンテナンス終了

L,R=100Hz AUX

L,R=10KHz AUX

L,R= 1KHz PHONO MC

完成 残留雑音 L,R=0.08mV  周波数特性 L,R=5-350KHz -1db 左右の音量差はほとんどありません。

試聴中 静かでフラットな感じの音です。

こちらも依頼されたコレットチャック式ケーブル
RCA端子の銅部分が引きちぎられていますのでラジオペンチで取り出します。

意外と取り出すのに苦労しました。

分解してチェック中

こちらの端子は中心部に細い線が見えます。これで接触抵抗を減らす働きがあるのでしょうか?

 

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harman/kardon HK 825 プリアンプ

2025-02-26 | プリアンプ

電源を入れて確認していない現状品を6,660円で購入しました。ハーマン・カードン社は1953年にシドニー・ハーマンとバーナード・カードンによりハイファイオーディオを製造する企業として設立された会社で真空管パワーアンプのCitationⅡや高電流機能アンプCitayionXXなど高額商品が有名です。この HK 826は1983年ごろの製品です。40年前なので各部の劣化、接点の汚れが心配されます。

前面 目立つ傷もなく比較的きれいです。このアンプはつまみも黒ですがつまみがシルバーもあるようです。チェックすると電源は入るが音は出ません。

裏側 RCA端子は金メッキでしょうか

カバーを取ったところ オペアンプICを使用していると思いきや100個ほどのトランジスタを使用してディスクリートで組んでいます。よく見ると電源回路が修理されているようです。ヘッドフォン回路もちゃんと作ってあります。

基板裏 熱の出るところやハンダの薄いところはやり直します。

フロントパネルを取り外します。

サブパネルも取り外します。

イコライザ、フラットアンプ基板  中々凝った回路のようです。

 

電源とトーンコントロール、ヘッドフォン基板 定電圧回路トランジスタの放熱シートを交換、放熱用アルミヒートシンクの取り付け方がおかしかったので修正。

VR類は取り外して洗浄します。

MCヘッドアンプ部分はプラスチックカバーがしてあります。脇にある細長い金属2個はMC/MM切り替えリレーでセルフクリーニング機構があるようですがMC/MM切り替えても接触不良状態なので分解したら接点が汚れていました。

プラスチックカバーを取り外したところ。トランジスタはペアを組み直します。

切り替えスイッチは全て分解清掃します。清掃後接点グリースを塗布しておきます。

スイッチはけっこう汚れています。これでは信号が途切れますね。

出力の制御リレーは信号をアースするかしないかをしているので接点の汚れは関係ないのですが一応清掃しておきます。

交換部品 使用したコンデンサーはニチコン ファインゴールド、東進工業、ニチコンKMG、ドイツ製WIMA MKS2です。

メンテナンス後 トランジスタは全て取り外してチェック後ペアを組み直しました。

メンテナンス後ファンクションスイッチの上にあるLEDが点かないので色々回路を調べてみるとLEDの制御トランジスタQ9の取り付け基板の印刷が回路図と逆になっていました。こういうことがあるんですね。

L,R=100Hz (AUX)

L,R=10KHz (AUX)

L,R-1KHz  (PHONO MC)

完成 残留雑音 L,R=0.015mV  周波数特性 L,R= 5-100KHz -1db

試聴中 誇張したところが無く自然な音という感じで、特にMCカートリッジに合っているような気がします。

 

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YAMAHA C-2 2台目

2024-12-25 | プリアンプ

ノイズが多いというYAMAHA C-2のメンテナンスの依頼を受けました。YAMAHA C-2は1976年発売で48年近く前のプリアンプで、当然使用してあるトランジスタは今は無く、おまけにYAMAHA製のICやFETを使用しているのでこれが壊れているとお手上げ状態です。トランジスタが壊れていないことを祈ります。回路構成はカスコードブートストラップカレントミラー差動入力、ダーリントン接続定電流負荷エミッタ接地増幅、ピュアコンプリメンタリーパラレルプッシュプルA級出力段となっています。

正面 外見は比較的きれいです。

裏側 錆があります。

ACコンセントの錆が目立ちます。

ネジの頭が潰れていて何回か分解されたようです。

底板の油みたいなものが気になっていましたが、開けてみると多分接点復活剤が接点洗浄液のようですがスイッチやボリュームだけではなく部品にもたっぷりとかけてあり基板もべたべたです。このアンプは基盤が上下逆さまについているので熱が逃げにくくて問題があります。

天板はアルミですが熱が逃げにくい構造です。

中にあるシャーシを取ります。

裏側 熱の出るところやハンダの薄いところはやり直します。

以前YAMAHAでメンテナンスされたようです。

トーン回路基板、べたべたなので基盤を洗浄します。

イコライザ基板、こちらもべたべたなので洗浄します。

電源回路 コンデンサーの形が何かおかしいです。

ヒューズは切れていませんでした。

トーン切り替えスイッチを洗浄して回転部分にグリースを塗布します。

サブソニックスイッチなども分解清掃します。

やはり汚れがあります。

スイッチの分解清掃終了

電源回路のコンデンサーは劣化でボロボロです。よくヒューズが切れなかったですね。

YAMAHA MCヘッドアンプ こちらも接点復活剤でべたべたでしたので取り外して洗浄。このICは壊れていませんでした。

修理終了 トランジスタは全て取り外して点検しました。多少劣化しているトランジスタもありましたが特性のそろったトランジスタを選んで組みなおしました 電源電圧は±30Vに調整、コンデンサーは、オーディオ用、ニチコンミューズ、ニチコン ファインゴールド、東信工業、ニチコンKMGを使用、電源回路の電圧調整用ボリュームを交換 

交換部品

完成 残留雑音 L,R=ボリュームMINでは測定不能(アンプの出力にボリュームが入るので。)メインボリュームMIN-MAX中間 0.05mV (PHNO入力では0.1mV)
周波数特性 L,R=10-180K -2db

L,R=100Hz(AUX)

L,R=10KHz (AUX)

L,R=1000Hz  (MC入力)

DENON DL-103で試聴

セット中

試聴中 

 

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Kencraft GP-830プリアンプ その2

2024-12-19 | プリアンプ

以前メンテナンスしたプリアンプから「バリバリ」とか音が出るようになったということでメンテナンス依頼がありました。この症状はトランジスタの劣化が原因と思われます。


本体はきれいです。

ケースを開けた状態 ついでに電源回路をチェックしておきます。

各基盤を取り出します

ソケットに接続する端子を磨いておきます。

エピタキシァル形トランジスタ 2SC1345を全部(22個)交換します。以前メンテナンスした時に足が黒くなった2SC1345も交換したほうが良いと思ったのですがその時には2SC1345が見つけられなかったので掃除をしてそのまま使用したら大丈夫だったので・・・

PHONO端子からサイン信号を入れてチェック その後システムに入れて雑音が無いことを確認して終了。

 

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Technics SU-9070II(70AII)

2024-09-14 | プリアンプ

メンテナンスの依頼を受けました。この時代に流行ったDCアンプで新開発の低雑音トランジスタM47Lを使用したカレントミラー方式プリアンプでMC PRE.PHONE EQUALIZER, FLAT AMPという構成で新品のアンプの時は良いのですが古くなってバランスが崩れるとDCアンプはいろいろなところに問題が発生しやすく修理が厄介です。

フロントパネルに目立つ傷はありません。「左は音が出るが右はノイズだけ」という状態のようです。チェックしましたが左も周波数特性や歪も多くけっこう壊れているようです。特にR側は結構なDC電圧が出力に漏れていて完全に壊れています。アンプとスピーカーが壊れなくてよかったです。

リア側 RCA端子は磨いてあります。PHONO端子がMC含んで3つもあります。

上蓋を開けてみました。このアンプも以前に修理かメンテナンスを受けているようです。プリアンプにしては電源トランスが大きいです。なんとなくレイアウトがYAMAHA C-2に似ているような気がします。ちょっと見ると電解コンデンサーが膨らんでいます。液漏れが無ければよいのですが。すべてのトランジスタを取り外してチェックします。

以前にランプが切れたようで新しいランプに交換されていましたが接続部分の電線の銅線がむき出しになっていたのでショートを防ぐためにやり直しました。

イコライザ回路の出力トランジスタは真っ黒です。

ボリューム&バランスを取り外して洗浄します。これ1つで5KΩ,2KΩ,50KΩのボリュームです。こんなボリューム代替えないですよね。

入力切替SWを外します。

SWは真っ黒です。これでよく音が出ていたと感心します。洗浄して接点グリースを塗布します。

SUBSONIC SWも清掃します。

MODE切り替えSWも分解清掃します。こちらも真っ黒で溶けだしたグリースでベトベトです。

低雑音トランジスタM47L 自社開発なので代替品が無く壊れていたら大変でしたが大丈夫なようです。トランジスタを外しバランスが良い組み合わせを選んで組みなおしました。その他のトランジスタもべストなペアを選んで組み合わせました。

低雑音デュアルFET NECμPA63Hが壊れていましたのでバランスを考えて左右共交換します。

電解コンデンサーが液漏れをしています。コンデンサーについている白いのは基盤の塗装面です。

基板の裏側の液漏れ部分をアルコールで清掃し新しい電解コンデンサーを取り付けました。どうやら銅箔面は大丈夫だったようです。

あやしいリレー(HB2-DC24V)を取り出してチェックすると接点が汚れていて導通抵抗が高いので分解清掃しました。

特性のそろっているNECμPA63Hを購入

DCバランスが取れないので調べると調整用VRが黒くなっていたので交換

交換部品 電解コンデンサーは主電源以外を全部交換。

L,R=AUX 100Hz

L,R=AUX  10KHz

L,R=PHONO MM 1KHz

L,R=PHONO MC 1KHz

修理終了 発熱するところの電解コンデンサーは熱に強い105度タイプを使用しました。

完成 残留雑音 L= AUX 0.065mV R= AUX 0.05mV  周波数特性 L,R= AUX 5-120KHz -1db 

プリアンプですが終段のトランジスタは発熱しますので放熱用スリットを塞がないようにします。。使用にあたってはプリアンプ出力はDCではなくNORMALを使用するようにしてください。

Pri out/rec outプッシュスイッチはスライドスイッチまで長いケーブルで接続しており、スプリングの劣化かケーブルの中を動く部品の劣化なのか押すときは問題ないのですが戻るときに動きが鈍いです。(まあ普通押さないでしょうけど)

システムに入れて試聴中 PHONOはDL-103しかないのでMC入力で試聴。プリアンプの出力インピーダンスが低いのでパワーアンプへつなぐコードも長くて大丈夫です。

 

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Technics SU-9070(70A)6台目

2024-03-20 | プリアンプ

SE-9060とSU-9070のメンテナンスの依頼を受けました。

前面 全体的に錆があります。電源ランプは切れています。チェックすると動作がおかしいです。全体的に発振気味と左右でのバランスがおかしく周波数特性もおかしいです。

裏側 RCA端子は汚れているのできれいにします。

カバーを取ったところ。

基盤裏側

フロントパネルを取ったところ。つまみが錆で固着してなかなか取れなくて無理やり取りましたがその時パネルに少し傷がついてしまいました。m(_ _)m

プラスチックの部品が外れていたのでボンドで取り付けました。

入力切替スイッチ 真っ黒です

アルコールで洗浄して接点グリースを塗布しました。

ボリュームは洗浄しました。

つまみはヒビや欠けがあったので修正しました。

怪しいハンダはやり直します。

リレーは分解清掃

スイッチが曲がっていたので修正

スイッチは分解清掃 グリースが溶けてドロドロ状態です。

清掃中

清掃後 接点グリースを塗布

修理終わり トランジスタは全部チェックし差動回路のペアを組み直し電解コンデンサーは全て交換しました。(一部オーディオ用使用)

交換した部品

AUX 100Hz

AUX 10KHz

PHONO 1KHz

完成 残留雑音 L,R=0.025mV  周波数特性 6-80KHz -1db

SE-9060とSU-9070

Technics SL-1300+Technics EPC-270D+SE-9060+SU-9070+YAMAHA NS-451+JBL 4343で試聴中 回路がシンプルなので自然で滑らかな音という感じでパワーアンプは左右独立電源なので低域のセパレーションが優れています。雑音も少ないので安心して試聴できます。

 

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Kencraft GP-830 プリアンプ

2023-12-14 | プリアンプ

Kencraft GP-830の修理メンテナンスの依頼がありました。
Kencraft GP-830は1972年に発売されたプリアンプのキットモデルで価格は24,800円でした。他にはパワーアンプキット GM-820 34,800円と4chデコーダーアンプキット GF-802 24,800円があり通産省認定のグッドデザイン商品となっています。

当時のカタログ

前面は比較的きれいです。

裏面は錆によるものか白くなっていますので後で目立たないように磨いておきます。

ヒューズ(1A)は切れていませんでした

カバーを取ったところ。中々良い構造をしています。電源回路や切り替えスイッチ部分は高級プリアンプのようにちゃんとシールドがされています。内部のはんだ付けも私より上手です。

フロントパネルを取ったところ。

切り替えスイッチはスプラインが切ってあるのにこのつまみはねじ止めになっています。つまみを変えてあると思いきや純正のようです。

基盤は各部に分かれていてコネクタに差し込む方式になっています。

電源回路は変更してあるようで三端子レギュレーターLM317Tを使用してあります。このレギュレーターの放熱器とコンデンサーのバンドの金具が近くてショートしそうだったので取り付け位置をずらしました。出力電圧37Vですが正規の電圧なのかな?

このアンプは全て日立の2SC1345を使用しています。このトランジスタは日立のエピタキシャル・プレーナートランジスタでLTP法で作られた低雑音トランジスタでCobも小さく当時のアンプのほとんどに使われていた有名なトランジスタで今はありません。
トランジスタの足がみんな真っ黒ですが全てチェックすると特性がみんな揃っていてどうやら使用頻度は少なかったようなので汚れを取って使用します。(今販売している2SC1345は中身が全然違うようで使用するには注意が必要な気がします。)

切り替えスイッチは真っ黒でしたので清掃し、接点グリースを塗布しておきます。

こちらのスイッチも分解しましたが汚れていなかったのでそのまま使用します。

スライドボリュームは分解清掃します。

綿棒でこすると真っ黒です。きれいに清掃して接点復活液を塗布しておきます。

音量ボリュームは分解すると内部のプラスチックの一部が欠けていたので上下を反転して使用します。どうやらボリュームを一番絞ったときに力がかかるのでそれで壊れたのかもしれません。

基盤修理完了(一部オーディオ用使用)

ハンダの補正と接点の清掃

交換部品

組付け このアンプはプリアンプですがシールド線を使用していません。キット製品としてトラブルを防ぐためでしょうか?

AUX 100Hz

AUX 10KHz

PHONO 1KHz

完成 残留雑音 L,R=0.1mV  周波数特性 12-50KHz -1db

試聴中 2SC1345のカチッとした音質です。ボリュームは少し「ガリ」があります。この時代のアンプは感度が高くプリアンプの出力が大きくなりがちなのでメインアンプのボリュームで少し絞って使用するとプリアンプの雑音が目立ちません。

 

 

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YAMAHA C-6プリアンプ 3台目

2023-09-11 | プリアンプ

電源が入らないジャンク品を8,800円で購入しました。このC-6はピュアカレントサーボアンプを採用しているプリアンプで、MCヘッドアンプもDual FET 2SK146を使用していて個人的に好きなアンプです。

外見は傷、スレ、ほこりが多いです。倉庫に放っておかれたもののようです。つまみは全部ありますが所々小さな塗装の剥がれがあるのであとでマジックの黒で目立たないようにします。スイッチ類は全部動作するようです。YAMAHA C-6は外見にはお金をかけずに中身は手を抜かないで価格を抑えたプリアンプという感じでしょうか。

上面 汚れはタオルで拭きましたが傷が多めなので後で塗装しておきます。

後ろ こちらは特に問題はなさそうです。RCA端子は磨いておきます。

カバーは何回か開けたのかネジが少しなめています。

ヒューズは4本とも切れていませんでした。ヒューズ抵抗も切れていませんでした。

フロントパネルを外したところ けっこうほこりがたまっていました。

電源が入らないと思った原因はランプが切れていたのが原因のようです、

フロントパネルはクリーナーで拭いたのですがクスミまでは取れなかったのでコンパウンドで磨きました。

電源回路のTRを外します。 ヒートシンクに熱による変色が見られます。YAMAHA C-2,C-4の時も電源回路の温度が高かったような気がします。2SD476Aは少し消耗していましたがグリスを塗布しそのまま使います。

フロントのサブパネルを外します。

裏蓋を外します。

スライドVRを分解清掃します。

その他のVRも清掃します。

スイッチを外します。

分解清掃後接点グリースを塗布します。

プッシュスイッチは分解しましたがきれいでした。

MCアンプ用2SK146 中身は選別した2SK147が2個入っています。

電源スイッチのLEDは最初赤色LEDにしましたが赤く光る大きなボタンは違和感があったので電球色LEDに黄色のキャップを付けてました。

交換部品 電解コンデンサーは全部交換、調整用VRも全部交換、消耗しているTRを交換しました。電解コンデンサーは足の腐食が見られVRは黒くなっていました。TRは左右でバランスが合うように組み合わせ直しました。

組み立て後調整 電源電圧は25Vに調整、EQ,FLATアンプのバランス調整、ヘッドアンプの20KHz歪調整(アンプが低歪(0.02%以下)なので私のCR発信機と歪率計では調整できなかったのでVRは真ん中にしました。)

調整終了 電源ランプは黄色になっています。残留雑音L,R=0.01mV 周波数特性(AUX) 7-300KHz -1db

L,R=100Hz

L,R=10KHz

L,R=1KHz (PHONO-MM)

L,R=1KHz (PHONO-MC)

このヒートシンクが熱くなります。70℃ぐらいになります。

DL-103+C-6+P2050+NS-451で試聴中 FETヘッドアンプはバイポーラトランジスタと違って柔らかい感じの音がします。

 

 

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YAMAHA C-4プリアンプ2台目その3

2023-05-25 | プリアンプ

とりあえずヘッドアンプはダメなので2SB737,2SD786を取りはずします。このC-4アンプは方チャンネル4パラ接続してあります。皆さんご存じのように雑音はパラ接続すると減少していき、一般的に2パラにすると雑音レベルは1/√2になり、4パラにすると1/2になります。1976年発売のFIDELIX社のLN-1ヘッドアンプはこの2SB737,2SD786を方チャンネル10パラで-157dbV(等価雑音抵抗5Ω)という数値を出していました。

ガラクタ箱には2SA970BL.2SC2240BL(オーディオ用低雑音) 2SA872AE,2SC1775AE(オーディオ用低雑音) 2SA1015L-GR.2SC1815L-GR(汎用品低雑音)があるのですが今回は2SA1015L-GR.2SC1815L-GRを使用してみたいと思います。2SA1015L-GR.2SC1815L-GRは2SA1015.2SC1815のローノイズタイプで秋月電子から20個100円(1個5円安い!)で購入したもので本物は東芝製品なのですがどうもこれは違うようなきがしますが・・・。

拡大したらUTC A1015L-GRと書いてあります。どうやら台湾のユニソニック テクノロジー株式会社の製品のようです。この会社はICをメインに製造している電子部品の会社のようです。特性のそろっているTRを組み合わせましたがどれも特性がそろっていてペアを組むのが楽でした。

L,R=100Hz ふらつきも無くなりました。

完成 ヘッドフォンVRは分解清掃しましたのでだいぶ良くなりましたがバランスVRは分解できないので少しガリが残りましたが普段はセンターで動かしませんのでこれで良しとしました。

消費電力を計ってみました。規定値より少し減りました。

ヘッドフォンで試聴中 本格的な回路なのでなかなか良い音です。

DENON DL-103で試聴

試聴中 ノイズも少なく音も問題ないようです。2SA1015L-GR.2SC1815L-GR(汎用品低雑音)でも問題なく使えそうです。

 

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YAMAHA C-6 プリアンプ 2台目その2

2023-05-22 | プリアンプ

アナライザの調子が悪かったのでMCヘッドアンプの調整をし直します。

C-6はMCアンプをこのDual FET 2SK146だけで行っています。VRを調整して20KHzの歪を最小にします。

ついでにAC点火のランプをDCにしてランプをLEDにしました。

 

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