私の時代はチューナーと言えば「TRIO KENWOOD」の時代で他のメーカーを使用している人は少なかったような気がします。前回のTechnics ST-3500が以外に音が良かったので後継機のST-8600の動作品を1,600円で購入しました。
外見は年式のわりに比較的きれいです。それにしても大きくて重いです。パネルのアルミの厚くチューニングノブもアルミ無垢を使用してあります。おまけにガラス板も厚いです。
リアパネル この時代の流行の端子があります。
チェックすると動作がおかしいようでミューティングOFFでしか受信しなくステレオランプも点きません。ランプは大丈夫なようです。
ケースを外して点検します。回路図が見つかったので本体をよく見るとFETの取り付けが全てソースとドレインが逆についていました。まあ逆でも動きますが見てしまったので正規に戻しました。その他いろいろチェックするとuPC577H FM IF AMPのICの動作がおかしそうです。その他電解コンデンサーの容量がおかしいのは交換しておきます。
FM5連バリコンは清掃後、接点グリースを塗布しておきます。
ハンダの修正 ボリュームは清掃、スイッチは分解清掃しました。
交換したuPC577H FM IF AMP その他2SK30A FET,怪しい電解コンデンサー10個交換
調整後 点検中
電球は切れていなかったのでそのまま使用します。ダイヤルスケールも以外に正確です。音はTechnics ST-3500に似ていてなかなか良い感じです。このデザインが良いですね。
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