ガラクタな部屋

音楽を古いガラクタ製品で聴いています

KENWOOD TM-721G

2020-02-09 | 無線機

KENWOOD TM-721G
144MHz/435MHz FMデュアルバンダーのTM-721Gの現状品が出ていたのでちょっと高いと思いましたが7,000円で購入してみました。この時期の無線機はちょっとした改造で受信周波数を拡張することができてその改造する本がけっこう売れていました。また改造を受け付けるショップもあってけっこう繁盛していたみたいです。今は消防や警察はデジタル化されていてパーソナル無線も終了となって改造するメリットはなくなってしまいました。まあ改造しても受信機などと違って改造で受信できる周波数は感度が悪かったですが。

汚れはありますが部品の欠損はなさそうです。マイクも付いています。

リア側 電源ケーブルの端子が違うようです。

ケーブルが3本も出ています。受信の改造がされているようですので後でケーブルを取り外しておきます。

上側

下側

カバーを取ったところ こちらは435MHz裏側は145MHz  劣化している部品の交換とハンダの修正をしました。

スライドボリュームは清掃しておきます。

リチウム電池は当然消耗してますね。

取り外して新しいのを取り付けます。

液晶表示部分を外します。この基板の裏側にあるケーブルをカットすると受信できる周波数が広がります。今は意味がないので元通りにしました。

基板に取り付けてあるTRの放熱にはシリコングリスがないので塗っておきました。

三菱のM57715 145MHz帯パワーモジュール

外してみるとこれもシリコングリスがありません。このトランシーバは放熱するところにはシリコングリスはみんな塗ってありませんでした。・・・いいのかな?

電球は調べると切れていませんでしたのでLEDにはしませんでした。交換する場合はR8,R9の電圧は10.5VなのでLED2個をつないで好みの明るさにR8,R9を変えて交換してください。

145MHz  送信周波数  OCXOではないので正確に合わせても意味がないのでこんなものでいいでしょう。

435MHz 送信周波数

145MHz  出力

435MHz 出力

終了 受信周波数も大体あっていて受信感度はカタログよりちょっと悪い感じでしょうか。そういえばアンテナ無いんですよね。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ONKYO A-911M | トップ | COMET CF-413 デュプレクサ(... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

無線機」カテゴリの最新記事