Technics SU-9070 5台目
あけましておめでとうございます いつもくだらない記事をご覧いただきありがとうございます。
左右から音が出ないジャンク品を3,000円で購入しました。このプリアンプはトーンコントロールや余計な操作部分が無く回路が単純で残留雑音が少ないので気に入っています。修理後 残留雑音 L,R=0.025mV 周波数特性 L,R= 5-40KHz -1db
フロントパネルのツマミに欠品はなさそうです。各スイッチやボリュームは動きます。電源ランプは切れていませんでした。アンプをチックすると書いてあった通り音が出ませんでした。 ホームページはこちら
天板は少し錆が見えます。サイドパネルは一部に赤さびがあったので錆を落として艶なしのスプレーで塗装しました。
リアパネルは比較的きれいです。RCA端子は外と中(ホット側)を紙やすりで磨いておきます。
天板を取ったところ。密閉構造なので埃はほとんどありませんでしたが何かの虫のサナギが見つかりました。
フロントパネルとサブパネルを外したところ。
音量ボリュームとバランスを洗浄します。中級機(70,000円)ですが中々良いボリュームを使用しています。
スイッチ類は全て分解清掃します。あまり汚れはなさそうですがグリースが溶けてベタベタでした。
リレーは分解清掃しますがほとんど汚れはありませんでした。
調整は TP1-TP2間のプラスの電圧を測りその電圧と同じマイナス電圧をTP1-TP3をVRを調整します。(私の場合は43.1Vでした)
交換部品 電解コンデンサーはチェックすると容量などは大丈夫なのですが実際回路に入れてみると動作がおかしい物があるので全部交換します。TRはチェックすると大丈夫なようです。
修理終了 音が出なかったのはスイッチの接触不良とバランスボリュームの接触不良のようです。特にバランスボリュームは普段全く動かさないので接触不良になりやすいようです。たまには動かさないといけないようです。その他ハンダの薄いところはやり直しておきます。
L,R=100Hz
L,R=10KHz