ガラクタな部屋

音楽を古いガラクタ製品で聴いています

DENON DP-55M トーンアーム

2021-07-13 | レコードプレーヤー

DENON DP-55M トーンアーム
このトーンアームは一度クリーニングして調整してから取り付けましたがどうも動きが良くないので取り外して危険物ゴミ箱に放り込んでいました。その後代わりのトーンアームを物色していましたが(DENON DA-307,308 FR-54.64 MICRO MA-101Ⅱ,MA505XⅡなど)どれも古いのに新品当時の価格より高いのでジャンク品のDP-55Mからトーンアームだけ外して使うかと思っていてもこのジャンク品の安いのが出てこないのでそのままになっていました。
雨が降っていて暇なので危険物ゴミ箱に放り込んでいたトーンアームがまだ捨てずにこのっていたので又整備してみました。

今回は全て分解します。注油しておいたトーンアームがゴミ箱に放置しておいた時間が長かったのが原因か分かりませんがベアリングの錆が取れていたようなので再度よく洗浄します。アームリフター、インサイドフォーキャンセラーも整備します。(このインサイドフォーキャンセラーってカートリッジの針にかかるのではなくアームにかかるので意味はないような気もします。カートリッジの針先がターンテーブルの中心の方に曲がっているのをよく見ます。)

トーンアームのコネクタも分解清掃します。この時アースが確実につながっているか確認をします。

組み立て終了 このトーンアームは水平軸の軸受けはピポットベアリングで垂直軸の軸受けはボールベアリング構造です。組み立てはピポットの調整がけっこうクリチカルで動きやすくガタを出さずに調整するのが難しかったです。その後各ベアリングに注油をしておきます。水平を取ってヘッドシェルに軽く息を吹きかけて動くことを確認します。

取付けて試聴中 特に問題はなさそうです。古いレコードプレーヤーはモーターの方に注意が行きますがトーンアームもよくチェックしないといけませんね。

古いトーンアームはどんなに高い物でもメンテナンスしないと使えないということですね。特にナイフエッジを使ったトーンアームは素人ではとても調整できませんのでメーカーで分解調整をしてもらわないと使い物にならないかもしれません。

 

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