さてさて、ようやく動き出した私の夏休み。
資格試験集中講座(2週間)→和歌山旅行(二泊三日)→就活講座・バイト・いとこ来る→浜松帰省→就活集中講座(3日)→岡山旅行(三泊四日)…
こんな感じにつめつめな日程。充実してるのか遊びほうけているのか…
あいまいな感じの、私の夏休み。
就活のことで頭いっぱいになったところで、岡山旅行へいざ行かん!
岡山へは約九年ぶり。もちろんその当時のことなんて覚えてないけどね。
チボリ公園が全然盛況とはほど遠い感じだったことと、そのときあんまり天気に恵まれなかったこと、人生初の流しそうめんを体験したこと、くらいしか覚えてない状態で、岡山へGO
倉敷まで迎えに来ていただけるとこのことで、しばし倉敷で時間つぶし。
ネットで調べて倉敷唯一の名物?と言われる「ふるいち」にてぶっかけうどんをいただく。
リーズナブルで、おいしい。んー、いいですね。
そして、友達にも言われた美観地区へ。
JR倉敷駅から徒歩15分くらい。
これといって、なにがあるってわけでもないんです(ぶっちゃけすぎ)
ただ、流れる時間のゆっくりさとか、建造物の歴史ある感じとか。
その町並みを楽しむような空間です。あ、大原美術館に行き逃しました。
時間が足りないと思ったんです(結果的には見る時間はめっちゃあったことがわかりました)。
そこまで美術に目がない!っていうわけではないので、まあいいんですが。
親戚のお姉さんも言ってましたが、若干観光地化されすぎてて、なんか変な感じ。
んー、残念。
倉敷から車を飛ばして、1時間くらい。ひたすら田舎道を走ります。
お姉さん曰く、なにもないとこには古墳があるらしく下手に掘り起こせないだとか。
そんなこんなで、親戚のおうちへ到着。なんとなく幼き頃の記憶がよみがえる。
ここの親戚のおうちは、とても「アカデミック」(チョッコさん談)。
私が大学3回生と聞くと、着いて早々、おじさまから就活の面接のような質問を…
いきなり緊張。しまった、来る家を間違えたかもしれないと一瞬思う←
まあ、なんとかその場をやりすごし(結論的に言うと、私がマスコミ業界を目指すことはないということで)、夕食へ。
今回の岡山旅行の目的のひとつは、おばさまのお料理をいただくこと!
おばさまはお料理上手、チョッコさんが(若かりし頃)珍しいものはこの家で食べたという話をさんざん聞いていたので、楽しみに♪
その期待を裏切らず?!初日の夕食はイラン料理w(赤ワイン付)↓
初めていただくイラン料理・・・おいしい♪
シンプルな中にも技が隠されていて、さすが!なかなか食べられない料理なので、珍しがってよく食べる。
やっぱり私、インディカ米とか好きだな~(中学修学旅行のシンガポールにてタイ米1kgをお土産に買ってきた人だからね)
お姉さん・おばさま・私で夜遅くまで話し込んでしまった(おじさまは早々にお酒がまわられてダウン)。
2日目は、朝からおじさまと田舎道ドライブ。主基田を見に行く。
主基田というのを私は初めて知ったのだけれども、なんでも、天皇さまがご即位されるときのお祝いにご奉納されるお米を作る田んぼのことだそう。
西日本を代表して、主基田。東日本を代表して、悠基田というそう。
おじさまの話は、なんだか勉強になる。
日本人は根っから農法民族だ、って。みんな農業に帰るべき日が来るって(要約しすぎ)。
昨日(9/25)の朝日新聞の青beで農業について書かれていた。
農業の学校が今、若い世代に人気らしい。
こんな不況だからこそ、いまいろいろ問題が上がっているからこそ、みんな農業に注目するのかな、って新聞読みながらおじさまの言っていたことを思い出した。
おじさまのいうことを思い出せば、こういう現象もおかしいことではないんだな・当然のことなのかもしれないなって思えた。
岡山では、和歌山と違っていろいろ走り回ることなく、ひたすらゆっくりすぎる時間の流れを感じた。
っていうか、感じせざるを得なかった。
おじさま・おばさま・お姉さん
みんなそれぞれ考え方というか、今までの生き方と今まで会ってきた人たちがすごいの。
人生観というか、考え方というか。
あー、私どれほど小さい世界に生きてきたんだろう
本当に、小さくなった。なんだかこの21年間を無駄にしたとまで言わないまでも、損して生きてきたのかもしれないって思った。
それくらい、3人のお話はすごく強烈だった。
人それぞれ生き方と考え方はあるし、人生を人と比べるのはいけないし、人それぞれで当たり前だけれど、
私はすごく小さな世界に、小さな私の中で生きてきたんだと思った。
正直、恥ずかしかったし、逃げたくもなった。
もっと早く会っていたら私はなにか変わっていたかもしれない、なんて思えた。
そう思えるのは、就活について本当に悩みだした今だから言えることかもしれないけど。
これからどう生きるのか、どういった仕事を選択するのか、なにを基準に企業を選ぶのか。
いっぱい考えてしまった。
本当に話している場から逃げて泣き叫びたかったし、自分の小ささにほんとうに嫌気がさした。
けど、そんなことはいまさら言っても仕方がないんだし、私はいま私が持っている材料でなんとか武器を作るしかない。
せっかく聞けた話を無駄にしないことが、私の武器になる。
そう思えるようになった。
広い視野を持って、私はきちんといままでの・そしてこれからの私の人生に向き合わなければならないんだ。
和歌山みたいに行くところがなかったけれど、得られたものは和歌山に匹敵すると思う。
いろいろ心が痛む旅行でも、すごくおいしかった毎回の食事。
↓数日前の夕食の残りというおでん。2日目のお昼だったかな?
こんな鍋初めて見た!!それにまず感動。
おんでもお上品でうまー!
なかなかチョッコさん以外の人のおでんを食べるってことがないから新鮮なんだけど。
やっぱりおでん好きだ。
毎日の朝食では、自家製カスピ海ヨーグルトを自家製ブラックベリージャムでいただいた。
これがまたおいしいんだ!
カスピ海ヨーグルトの菌を持って帰ろうかと思いました(断念しました)。
(お土産には、新米2kgほどもらいましたがね)
そうそう、桃太郎伝説で有名な吉備津神社に最終日に行きました。
とりあえず、就職祈願にね(必死)。
そこで、よくあたるというおみくじに!
非常にいい結果が得られてHAPPY!!お財布に大事にしまっております。
(社会心理学を学んでる身としては、占いとか信じるのもアレだと思うんですがね)藁にもすがる思いとはこんな感じですよ。
そんないろいろかんがえさせられた岡山旅行でしたが、
とにかくいい勉強になったのは事実。行ってよかった。
今度行くときには、吉報を持っていけたらなぁ…なんてね。
はぁ、帰ってきたら課題><;!
もう夏休みも終わりだぞ!