娘が小学校時代お世話になった方のチャペルウェディングが今日あった。
二月ほど前に、チャペルウェディングなので、自由参列です。よかったら、どうぞ。というメールを頂いていた。
メールを頂いた時、娘はぜひ行きたいと言っていたが、ちょっと遠いので、私の運転で行けるかどうか、ちょっと迷っていた。
でも、ずっと気に掛かっていた。
昨日になって、「どうする？行く？」と娘に聞くと「行く」というので、夏の課外授業が終わった後、娘の学校に私が車で寄っていくことにした。
十分に時間をとったはずだったのに、５分ほど行って、免許書を忘れたことに気付いて、取りに帰ったり、道を間違えたりで、５時になるのに、
まだ着きそうになかった。
でも、娘がチャペルの看板を見つけ、ぎりぎり入ったら、式の開始も７分ほど遅れていたので、ちょうど式には間に合った。
いつかテレビで見たような、目の前に海が広がるチャペルである。
目の前で行われている結婚式もドラマのワンシーンのようであった。
娘は感激で涙をこぼしていた。
高校生の娘にとっては、本当に感動の一瞬だったんだろう。
帰りの車の中で、娘は、「私もチャペルウェディングがいいな。でも、今日のチャペルでなくて、神戸のチャペルがいい。幼稚園がカトリック系だったので、やっぱりチャペルがいい」
「へえ、そんなものかな？私は、やっぱり神前結婚式だと思っていたけど。」
「披露宴は、異人館を借り切ってするのがいい。」
そうなんだ。娘たちも結婚にあこがれる年齢になったのかしらね。
それにしても、花嫁のお母様がとってもうれしそうだった。
私にもいつの日か来るのかしら？
まだまだ遠いような気がするけど、わかんないかな？
行く時は、１時間半以上掛かったのに、帰りは４０分ほどで着いちゃった。道が違うとはいえ、どうしてかな？
今朝は、久しぶりに自転車で、近くの蓮田に出かけ、写真を撮ってきた。とっても気分がよかった。
ふと気になっていたことを思い出した。
ずいぶんテニスをしていない。
外でテニスをする機会はもうないかな？とは思うものの、ラケットは玄関のものいれの中にしまってあった。
玄関脇のものいれ。靴や花瓶やいろいろ入れてある。
数日前、あら、この花瓶、私の好きな花瓶、どうしてこの花瓶が出ているんだろう？ちょっと不思議に思ったが、そのままにしてあった。
夫の母が、「あんたのあの登山靴、安物みたいで、きたないし、もうゴムもくっついているみたいだから、捨てていいよね。」って言ってきた。「そうだね。いたんでいるかもね。捨てなきゃとは思っていたんですけどね。」とは言ったものの、ちょっとかちんときていた。
インディアカで卓球シューズをはいてきていた人がいたので、娘の卓球シューズをはこうかと見に行ったら、玄関脇のものいれがすっきりしている。 よく見るとテニスラケットがない。くつは処分したって聞いたけど、テニスラケットは何も聞いていない。
夫に聞いたら、「捨ててはいないと思うよ。どこかに置いてあるんじゃない？」 もうやらないと思っているけど、職場の同僚とやろうという話も出ている。
ラケットの状態が気になって、探してみた。
サービスヤードの物置の中にもない。とすると外のプレハブの物置？昨日じゃがいもを取りに行ったときには、気付かなかったけど。
よく見ると、屋根との隙間においてあった。バドミントンやテニスラケットが縛られて、屋根の温度が上がって熱くなっていた。
こんなところに置いたら、すぐにガットがだめになってしまう。
いくらなんでも、こんなところに置くなんて。しかも何も言わないで。
なんだか悲しくなった。
夫の母は、さっぱりした性格といえば、そうなのだが、自分の価値観でどんどん処分していく。自分にとっていらないものは、みんなもいらないと思っている。 といって、私からみるとそんなものとっておいてもしかたないというものをとってあったりする。
花壇に植えたものも、どんどん切られたり、処分されたり。
夫の両親と暮らすようになって１２年め。
最初の３年は、べったり同居。私が家事いっさいをしていた。
とてもやってられなくなっていた時、夫の転勤。
夫に単身赴任をしてもらう気にはなれず、３人の娘を連れて、いっしょに再び別居。６年たって、帰ってきたけど、娘たちが食事は別にするでしょうというので、初めて、母に向き合って、お願いした。
それから９年目。 食事は別なので、衝突することはほとんどない。
でも、お風呂の順番や庭の花、玄関の履物。いろいろ問題は多い。
夫の母とは、どう折り合っても、価値観が違う。
どうしてもうめられないものがある。というのをいつも感じてしまう。
結婚して２３年目。大きなけんかはない。
でも、いつもこの人とは、大切にしたい好みが違うといつも思ってきた。 人がいっしょに暮らしていくというのは難しい。
私の娘たちもそう思っているかもね。 実の親子だって、価値観や趣味、好きなものは違う。
どう折り合っていくか。
衝突するのは、好まない。
結局、テニスラケットは、元の玄関脇のもの入れに戻しておいた。
さて、夫の母は、どうするのだろうか？
また、同じところに放り出されたら、「これはまだ使います。ここに置かせてください。」ってきっぱり言おう。
蓮にとんぼ、久しぶりに写真が撮れた。
ここのところ、デジカメ写真機を持って、外に出ることがなかった。仕事が忙しいのもあったが、気持ちに余裕がなくて、外に出ることがなかった。
この３連休のうち、家でぼうっとすることが多く、ネットで蓮の写真をみるうち、うちの近くにも蓮がうえてあるところがあったことを思い出し、昨晩は明日は朝早く起きて、撮りに行こうと思っていた。
朝は、いつもの習慣で５時前には目が覚める。でも、仕事のないときは、ぐだぐだお布団にいたい方である。
今日は、台風一過の久しぶりの青空。
出かけようと言う気持ちとまあいいかという気持ちが朝起きてみると戦っていたが、思い切って、自転車を出した。
以前から気になっていた蓮を植えてあるところに行って見ると、あまり撮り頃の蓮の花がない。近くでも撮れそうもない。２・３枚撮って帰ろうとした。
ふと今まで気付かなかった小さな蓮田を見つけた。ちょうど目の前に蓮のつぼみにトンボが止まっていた。カメラを構えたとたん、一度は飛ぼうとしたが、またつぼみにとまった。何枚か撮った。いつものごとくいい加減な撮り方だが、帰ってきてみると、なんとか写真になってた。
こういう一日の始まりは気持ちいい。
