2009年に東京で再会して以来、独身時代の友人と年に一度、
逢うことにしている。
宝塚の武田尾や神戸の王子動物園、京都の永観堂、比叡山、そして、
今年は宇治に行くことにした。
昨年の比叡山からケーブルで降りた坂本の町がよかったので、
大津に行こうかとも思ったが、ふと宇治に行ってみたくなった。
平等院鳳凰堂、行ったような行ってないような・・・・・
でも、結婚してからは行ってないことは確か。
平等院鳳凰堂への行き方や時間、ネットで調べているうちに
薬膳料理のお店を見つけた。
昨年のお昼は、比叡山の山頂にいて、やっとこさ山菜うどんに
ありついたことを思い出したので、今年は友人に了解を取り、
とりあえず、ランチの予約をしておいた。
京都駅で待ち合わせ、JR奈良線に乗り、宇治駅へ。
ランチの予約が12時。
まだ1時間ほどあるが、平等院を回るには時間がない。
予約したお店の場所を確認しながら、宇治川の川岸まで行くことにした。
あらわれわたる瀬々のあじろぎ
ってあったけど、上の句はなんだっけ?
8月の末だというのに、橋の上に立つと心地よい風が吹いてくる。
一年ぶりにあった友人とたわいのないおしゃべり。
宇治って、源氏物語ゆかりの土地なんだねえ。
楽しみにしていた薬膳料理。
お店の中は、予約客だけ。
私たちは、せっかくだからと3000円の薬膳ポトフを注文した。
なんともいえず、おいしい。
そして体にとてもいい感じ。
デザートのごまだんごと杏仁豆腐が絶品。
ポトフの中に朝鮮人参が入っていて、それも食べてくださいと言われる。
朝鮮人参?にんじんではないかな?何ともいえないお味。
柚トマト、おいしかった。
浜松発8時40分のひかりに乗った時、久しぶりに三女のママ友に偶然会った。
彼女も京都に行くというので、隣の座席に乗り合わせ、最近の様子をおしゃべりした。
なんとも素敵な夏の終わりの一日だった。