朝4時半、浜松出発。
渋滞もなく10時前には、日光に着きました。
雨が結構降っていたので、ハイキングよりも東照宮のほうが
いいかなということで、東照宮に行きました。
この時期、修学旅行生がいるんですね。
今日は金曜日。
傘がたくさんで、込み合っていたため、声をかけそびれたのですが、
バスのフロントガラスには日野市、八王子市と書かれていました。
それにしても絢爛豪華。
彫り物が素晴らしい。
200段の階段を昇って、家康公のお墓も見てきました。
そのあと、湯葉懐石を食べました。
竜頭の滝。
水量が豊富で、透明度も高いです。
湯滝にも行ってみました。
すごく高いところから落ちてきます。迫力満点。
今まで見た滝の中でこれほどの迫力は初めてです。
華厳の滝のあたりは濃霧。
全く見えません。
中禅寺湖畔のイタリア大使館別荘とイギリス大使館別荘を見学。
日光が明治の中頃から昭和の初め頃まで、外国人の避暑地として
にぎわったことを知りました。
四季彩館に着いて、お風呂に入って、県内から来たという方に
この時期、マイカー規制の入っている戦場ヶ原をバスで
行ったところのクリンソウの花がきれいだよという話を
聞きました。
夫に話して、次の朝、赤沼まで車で行って、ハイブリッドのバスに
乗りクリンソウの群生地を見に行くことにしました。
朝8時半に宿を出て、華厳の滝まで行きましたが、やはり濃霧。
赤沼まで行き、バスに乗りました。
バスの中には、私たちよりも年上の方が、山歩きのしっかりした
服装でカメラや三脚を持って、楽しそうにおしゃべりをしていました。
千手ヶ浜まで乗って、降りて歩き出しました。
クリンソウの案内板が立っています。
自然にこんなに素敵に咲いているんだあ。
背景の水の流れもとても美しい。
バスの中にいたおばさんの「茎が伸びてる」という声。
よく見ると咲き終わった花もあるようですが、まだまだきれいです。
もう少し早いころに来ていたならもっと見事だったのかもしれません。
それでもやっぱり自然に群生している花たちのきれいなこと。
クリンソウを堪能した後、バスに乗り、途中で降りて、10キロほどの木道を
歩きました。
雨が時折、霧雨のように降ってきましたが、クマザサやミズナラ、白樺の木など、
とても気持ちの良い道を歩いていきました。鶯、カッコウ、鳥のさえずりも
よく聞こえてきました。人もまばらに行き会い、ゆっくりと探索できました。
ただ、途中で用を足したくなり、急ぎ足になったのは残念でした。
わたすげの花が一面に咲いているのにただひたすら急ぎました。
夫が湯滝がよくて、もう一つ、群馬の吹割の滝も見ていこうというので
立ち寄りました。
水量が少ないためか、少し迫力に欠けました。
今回の旅、東照宮の人ごみにがっかりしましたが、その後は、宿もほどよく、
クリンソウの群生地や軽いハイキングがとても心に残りました。