まだ4時過ぎだと言うのにこの暗さ。
「秋の日のつるべ落とし」とはよく言ったもので、ここのところ暗くなるの
が早くなりましたね。
伊勢湾岸道を何度か通るたびに三女はあのジェットコースターに乗り
たいといってました。
時間の都合やら何やらでスパーランドに立ち寄ることはやめて、なば
なの里のイルミネーションを見に行ったわけですが・・・・・
月曜日がお休みの私にとって、今回は4連休。
楽しみにしていたのにもうおわってしまいます。
ここのところ、3連休であるはずが、いろいろ出かけることが多く、ゆっ
くり一人になることはありませんでした。
この4連休も最初の日になばなの里のイルミネーションを見に行って
疲れたので、あとはぶらぶら、のんびり。
朝日放送50周年記念ドラマ「点と線」を見ました。
昭和30年代ってああいう時代だったのですね。
信じられないけど・・・・・
私たちが生きてきた時代なんですよね。
といっても、30年代は覚えてないのですが。
時刻表をみて、人の動きがわかり、連絡も電報。
あの時代に東京駅に降り立ったことはないけど、寝台特急という
電車や青函連絡船は乗ったことあったっけ。
最近、映画でもドラマでも昭和の時代をCGで復元してますよね。
そうだったんだ。こういう時代だったんだね。
娘に聞かれました。
「札幌オリンピックとあさま山荘事件って知ってる?」
テレビで見ていました。
でも、それが同じ1972年の2月にあったとは。
なんでも娘の高校出身の方が放送関係にいらして、その頃の体験談
をしてくださったとか。
ネットで検索するといろいろ出てきますね。
断片的にしか知らなかったことを、いろいろまとめてくださってる方がいて・・・・・・
人の記憶って不確かなものです。
何か自分が体験して、関係付けて覚えていると同じ頃だったと分か
るのですが、そうでないと1年や2年のことは同じ頃にあったのかど
うかさえも分からない。
「点と線」を見ながら、こういう時代だったんだなあとつくづく思い、
しらないまにどんどん年を重ねてきたんだなあと思いました。
夫が「親父たちが戦争中のことをよく話するけど、私たちが生まれ
た時代は、戦争が終わって10数年しかたっていなかったんだよね。
ぼくたちにとっても10年なんてあっというまなのにね。」
私たちにとって、天皇陛下は昭和天皇。
今の天皇陛下は、皇太子。
でも、娘たちにとっては、天皇陛下は今の天皇陛下で、美智子様は
皇后陛下。雅子様は皇太子妃。
私たちにとっては、ソビエト連邦なんだけど、娘たちにとってはロシア。
たかだか50年前のことが全く違う世界のことのよう。
パソコン、携帯電話、HDD、どんどん生活が便利になって・・・・
ちょっと前のことまで、忘れていく・・・・
知ってしまうと知らない前にはなかなか戻れないよね~
やっぱり私たちはいい時代に生まれたのかしらね~
子どもの頃、希望があったものね。