トロのエンジョイ! チャレンジライフ

「人生で重要なことはたった3つ。どれだけ愛したか。どれだけ優しかったか。どれだけ手放したか」ブッダ

JM(ジョニー・ネモニック)

2021-04-29 03:27:05 | 映画

この映画、個人的には大好きなんです。

パッケージを見ればわかりますが、キアヌ・リーブスとビートたけしの、夢の共演(?)です。

 

物語の舞台となるのは2021年の世界ということですが、これは1995年の作品なので、

当時としては、いわゆる近未来SFということになるでしょうか。

 

主人公ジョニーの仕事は「記憶屋」、つまり脳に情報をインプットして運搬する、人間メモリといったところ。

あるとき、彼はとんでもない容量のデータをインプットされてしまい、死の危険にさらされます。

しかもその情報を入手、あるいは消去しようとする連中から、命を狙われることになります。

ジョニーは、中国からアメリカまでその情報を運び、そして自分の脳から消去してしまわなければならなくなります。

 

まあ、B級テイストとか、キアヌの演技が大根とか、いろいろ言われているようですが(笑)

僕としては面白いと思いますね。

キアヌが出演している作品としては、「マトリックス」よりも僕は好きです。

 

当時、すでにインターネットやヴァーチャルリアリティのことを予見している、というのは、なかなかのものです。

あまりヒットしなかったせいでしょうか(笑)DVDがやや入手困難のようです。

購入する必要もないと感じた方は、レンタルビデオ等でどうぞ。

 

僕は好きなんだけどなあ…

 

 

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唯我独尊

2021-04-27 06:53:12 | 熱帯魚

ナマズ5号、ストライプ・トーキングキャットです。

この水槽には、これ1匹しか入れていません。

 

エサや水の管理が楽なので、そうしているのですが、

こいつにしてみれば宇宙に自分しかいないのと同じで、

野生の本能まで、忘れてしまったかのようです。

 

天敵いない、ライバルいない、危険はない、エサは毎日もらえる…

だったら焦って食う必要ないし、隠れる必要もない、まあ交尾の相手がいないのがちょっと不便だけど(笑)

そんな感じで、本来夜行性のはずが、昼間にフラフラ泳いでいたり、

完全に好き放題、マイペース、唯我独尊状態です(笑)

 

まあこいつはこれで幸せなのかもしれませんが、

やはり、他者の存在って、重要なんですね。

人間も、他者を意識することで、本来の人間らしい生き方が、出来るのかもしれません。

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予約♪

2021-04-25 03:06:17 | 日記

両親のところに、コロナウィルスワクチンの接種クーポンが届きました。

どうやら、電話かインターネットで、予約をしなければならないようです。

整理番号を発行して、クーポンを配っておいて、

そのうえさらに自分で予約をしろ、というのですから、ちょっとおかしな話ですよね。

 

母は、インターネットは全く出来ません。

そこで電話をかけてみますが、案の定、つながらないようです。

僕がインターネットで調べてみると…なんだ、まだ結構、余裕があります。

 

初日の、一番早い時間帯に、父と母の、2人ぶんの予約を入れました。

予約とれたよ、と言うと、母は呆気にとられた様子でした。

インターネットなら、こんなに簡単に出来るとは、僕もちょっと意外でした。

地元では感染者はまだ少ないので、みんな気楽に構えているのかもしれません。

 

その後、近所の母の友達も呼んできて、ついでに予約してやりました。

あっさりと予約できてしまったわけですが、問題もありました。

自分の生年月日を入力するところがあるんですけど、

西暦で入れないとだめなんですよね。

そのへんがちょっと…。

昭和とか、平成とか、元号でも入れられるようにすると良い、と思いました。

 

母は、知り合いに電話をしまくって、

生年月日は西暦で入れるんだぞ、と教えてやっていました。

…と言うか、簡単に予約できたので嬉しく、みんなに言いたかったんでしょうね。

 

インターネットが使えるせがれがいて、良かったねえ(笑)

 

 

 

 

 

 

 

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「ダンス・ウィズ・ウルブス」

2021-04-22 04:12:00 | 映画

ちょっと古い映画ですけど、

まだ見ていない方にはオススメです。

 

舞台は、19世紀のアメリカです。

辺境の砦に赴任したジョン・ダンバーは、そこで生まれて初めて、インディアンと出会います。

現在では「ネイティブアメリカン」と言うべきなのでしょうか。

当時のアメリカでは、領土拡張を図る白人と、インディアンとの間で、血なまぐさい争いが続いていました。

 

初めはギクシャクしていた両者の間には、やがて友情と信頼が芽生え、

ジョンは仲間として受け入れられ、インディアンとしての名前「狼と踊る男」を授かります。

 

ここで描かれているのは、異文化交流の難しさ、そして、それがもたらす絆の素晴らしさでしょう。

最近のアメリカでは、特定の人種への憎しみによるヘイトクライムが問題となっていますが、

本来、アメリカは、雄大な自然に恵まれた、すべてを受け入れる懐の深い国なのです。

 

ちょっとした勇気と思いやり、学ぶ心があれば、人種が違っていても、わかり合うことはたやすい。

そんなことを教えてくれる、素晴らしい映画だと思います。

 

ケビン・コスナーがこの映画で、監督と主演を務めており、

アカデミー賞7部門を受賞しました。

 

 

 

 

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「夜と霧」ヴィクトール・E・フランクル

2021-04-19 06:02:36 | 読書

これは、心理学者である著者が、ナチスの強制収容所での体験を語った本です。

といっても、収容所の状況を、心理学的に分析したものではありません。

著者はあくまで「普通の人」として収監され、そこで生き延びたのです。

 

地獄のような環境で、著者はどのように過ごしていたのか。

そこに描かれているのは、良くも悪くも、「人間」ではないかと思いました。

 

同じ収容者どうし、だまし合い、足を引っ張り合う人間の愚かさ。

あるいは、ガス室に送られても、毅然として祈りの言葉を唱える人間の気高さ。

 

ヒットラーは、異次元からやってきた怪物ではなく、人間であり、

彼の為した所業でさえ、人間の一面である、ということです。

 

これからお読みになるという方は、そういう本だということを留意された方がよろしいかと思います。

よく、「日本人は平和ボケしている」なんて言われますが、

僕は、平和ボケって素晴らしいことだと思うんです。

世界中が一人残らず平和ボケしてしまえば、それは、ある意味で理想の世界ではないでしょうか。

 

しかし、現実には、世界のあちこちで、不毛な殺戮が行われています。

ミャンマーでは、国民に銃口を向ける殺人政権が、国を牛耳っています。

僕らは、戦争ほど愚かしいことはないということを、何度でも学ぶ必要があると思います。

この本を読むか読まないか、それは自由ですけどね。

 

いずれにせよ、たくさんの言葉が溢れ出すような、あるいは言葉に詰まってしまうような、

最近では忘れられたような読書体験でした。

 

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