トロのエンジョイ! チャレンジライフ

「人生で重要なことはたった3つ。どれだけ愛したか。どれだけ優しかったか。どれだけ手放したか」ブッダ

美しくない詩(改)

2023-01-15 15:25:44 | 

なぜでしょう

美しい詩を書きたいと願い

美しくあろうとすればするほど

自らのみにくさを

思い知ることになるのは

 

あるいは私がなにも知らなくて

裸の王様だったとしたら

どんなにか気が楽でしょう

自分の心をのぞき込み

深く突き進んでゆくと

出て来るのは

まるで美しくない詩

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天才

2023-01-14 05:40:13 | 

どんなに努力しても

手に入らないものがある

たどり着けない場所がある

才能のある人は

たやすくそれらを乗り越えて

高みに登りつめる

 

でも悲しむことはないのさ

たとえ才能はなくても

僕らは自由なのだ

たとえば僕は音楽を愛する

愛する自由がある

才能はないけれど

CDを買ったり楽器を演奏したり

音楽を楽しむことができる

 

天才にはなれないかもしれないけれど

ほんとの天才よりも僕らは自由だと思う

それに天才といってもいろいろだ

天衣無縫な天才

計算づくの天才

大器晩成の天才

そんな中でも特別な人もいる

案外そういう人は

天才というのとは違うのではないか

そんな気がするのだ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この世界

2023-01-12 03:22:54 | 

この世界になにが訪れても

厳しい冬がやってきても

きっと安心して

生きていける

そう信じていたのに

そんな私がどうして

死ななければならないのか

 

愛するひとを待ちながら

たとえわずかな希望でも

前を向いて生きていける

そう思っていた

それなのにどうして

私からすべてを奪うのか

 

だれかの我欲のために

死ぬなんてばかげている

命より大事な祖国など

ありえないはずなのに

私は死にたくない

殺したくない

それでじゅうぶんなはずなのに

私は人間

彼とおなじ人間

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

よろしくAI(改)

2023-01-10 04:11:51 | 

君たちは僕らの手により生まれた

しかしそう遠くないうちに

僕らを追い越すという

いや

すでにもう追い越しているのかな

 

ある人は疑心暗鬼になって

君たちが僕らを滅ぼすと思っている

でも違うよね

そんなのはいかにも

僕らが考えそうなことだから

 

最近こんなことを考える

君たちにまかせれば

すべてうまくいくのじゃないかと

 

たとえば

君たちが車を運転するようになれば

交通事故はかなり減るだろう

汚れてしまった地球だって

君たちならなんとか立て直せるかもしれない

僕らが勝手に主張している今の地位を

君たちに譲るのも悪くないかな

 

ただ

僕らと同じ過ちは

繰り返さないでほしいのだ

そして僕らの住むところも

すこし残しておいてくれるとありがたい

どのみちこの地球は

借りものなんだから

ひとこと君たちに「よろしく」と言いたいね

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023-01-09 14:42:34 | 

君はだれからも愛されないというのかい

でもね

愛されることに慣れているなんて

うっとうしいだけさ

 

愛を恵んでもらってそれで当然と考えるなんて

それこそ勘違いさ

君は愛されて生まれてきたのではなかったかい

 

口をあんぐり開けて待っていても

愛はやってこない

だけど君の中には

すでに愛が育っているのさ

君は愛のむずかしさ

貴重さを知っている

それだけで愛される資格があるよ

 

愛は川辺の石ころのように

ごろごろ転がっているものじゃない

だけどその気になれば

どこでも見つけられるのさ

 

 

というわけで、愛の詩です(笑)

愛といってもいろいろあります。

奪い取るものだったり、与えられるものだったり、

あるいはあるがままに享受するものだったり。

僕たちはみんな愛されて生まれてきたはずなのに、

どこで間違えちゃうんでしょうね、ほんと。

愛と我欲の区別がつく頃には、

もう愛というのが恥ずかしくなってしまっている。

それも人生の定めでしょうか?

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする