豆とイモをおいしく：海老すり身の椎茸詰め、豆のトマト煮、さつまいものレモン煮

先日、登場してくれた栄養士さんの、いちばんのオススメ食品は
「おイモよ～」だそう。
以前、豆の歴史から効用まで書いた本を読んでいたら、
豆はイモと組み合わせると、栄養の吸収がよくなるとあった。
ちょうど、今夜は豆料理を食べたい気分。
さあて、おイモは・・・と野菜庫を開けたら、
数か月前に買って、ついついそのままにしていたサツマイモから、
ニョキニョキと根っこが生えていた。

中身は大丈夫そうなので、根っこを切って使いきることに。
栄養分はほとんどないだろうけど、捨てるには忍びない。
どうやって食べようと、ネットで面白そうなレシピをさがすことにした。

ネットで間違って文字を打つと、
とんでもなくおもしろいページが飛び出してくることがある。
ついつい漢字変換せずに”satsumaimo"と打ったら、
抱腹絶倒のページが飛び出した。
ひとりで笑い転げ、その後も、しばし思い出し笑いしていたブログ。
これです。お楽しみください。

笑っているうちに、そうだ、レモン煮なんていいかも、と思いついた。
ちょうど、買ってきたばかりのレモンがある。
調理法も簡単で、ヒタヒタの水に蜂蜜とレモンを入れて、
コトコト煮るだけでいい。
冷えてもおいしいし、これでいこうっと。



豆のほうは、「下ゆで不用」のブラックアイ・ビーンズがあったので、
迷わずこれを使う。
こちらも調理法は、あってなきがごとしのシンプルさ。
玉ねぎとニンニク、ベーコンを炒め、
そこにトマトと白ワインと水とコンソメの素を加えたら、
豆を入れてコトコト煮る。基本はたったそれだけだ。
あとは好みで、乾燥ハーブや香辛料を加えればいい。
塩・コショーも忘れずに。



メインは、生協で購入しているスグレモノ、
冷凍の海老のすり身を使って、本当は蓮根のはさみ揚げをやりたかった。
ところがちょうど、新物が登場するはざかい期のせいか、
蓮根がやたら高くて、しかも小ぶり。
あきらめて、手持ちの椎茸を使うことに。

調理法はどちらも同じ。すり身に酒（白ワイン）を加えて練って、
はさんで揚げたり焼いたりするだけだ。
ポイントは、焼いている途中にすり身が離れないように、
椎茸の傘の中に片栗粉を軽く振っておく。
あとはフライパンで両面を焼くだけ、とこれも簡単。
盛り付けるときに、大葉をパラパラ。
シンプルに塩だけ、あるいはポン酢ちょっぴりで食べる。



不思議な組み合わせだけど、
こういう意外な取り合わせも楽しい。
例のブログをネタに、笑いも一緒に食卓に。


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