おひとりさまの健康な食卓

毎日の食事から考える「おひとりさまライフ」

初夏を楽しく:マグロのピリ辛ステーキ、賀茂ナスのトマトコンカッセ、小松菜のニンニク炒め

2010-05-30 17:01:40 | 魚料理


5月28日(夕食)

スーパーで、びんちょうまぐろの刺身を安売りしていた。
大きいのがひと柵、380円。
これって、ステーキにしたらどうだろう。

もうひとつのセールが、こちらも立派な賀茂ナス、140円なり。
何も考えずに買ってしまった。
私はよく、こういう衝動買いをする。

脂の乗ったカジキマグロと違って、刺身用は脂が少ない。
パサパサにならずに、おいしく食べられる方法を考えよう。
マグロはワインを振りかけて、塩・コショー。
焼く前に小麦粉をはたき、イタリアンハーブをたっぷりふりかける。

ソースは、久々のサルサ+カレー粉+クリームチーズ。
これは市販のメキシカンサルサに、
カレー粉とキューブのクリームチーズを加えるというお手軽ソース。
超簡単だけど、味が淡泊な白身魚には抜群のマッチだ。



マグロは少し大目のオリーブオイルで焼く。
マグロが焼けたら、合わせておいたソースを同じフライパンに入れ、
熱して水気を少し飛ばし、マグロの上にかける。
マグロを焼く前に、カリカリに焼いておいたニンニクをトッピングすれば、
舌にも目にもおいしいアクセントに。

さて、何も考えず買ってしまった賀茂ナス・・・・。
焼き味噌というのが定番だが、洋風にしたい。
ンムムム・・・と考えていたら、ひらめいた。
甘味噌+バルサミコ酢を、刻んだトマトとバジルにかけたらどうだろう。
考えていたら、焼いてトロンとした賀茂ナスにしみこんだ
甘酸っぱい味が舌に浮かんできた。
これはきっとイケそう…の予感。

トマトはザクザク切ってザルに乗せ、水気を切っておく。
ボールで味噌、砂糖、バルサミコ酢を合わせ、タレをつくる。
トマトの水気が切れたら、おろしニンニクとバジルのザク切りを加え、
タレと混ぜて、味を調整する。
輪切りにした賀茂ナスをオリーブイオルで焼いたら、そこにトマトダレを。



もう1品ほしいので、茹でておいた小松菜をニンニクで炒めた。

マグロも賀茂ナスも大成功。
とくに賀茂ナスと、バルサミコ味噌の組み合わせは絶品だ。
食べ友から再現リクエストが出たので、またつくろう。

夏日と冬日が、日替わりで来ているような、今年の5月。
初夏という実感のない今年だけど、食事だけでも初夏の気分で。


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ボランティアでハーブが!?:鶏ささみの大葉みそ焼き、豆腐とトマトのカプレーゼ

2010-05-28 17:30:29 | 鶏肉料理


5月23日(夕食)

冬越しのローズマリーのポットから、なぜか大葉が出てきた。
最初は雑草か、と思ったが、葉っぱをつまんで指でつぶすと、
おお、大葉の香りが。

その話をしたら、博識な食べ友が、
「そういうのは、英語でボランティアって言うんだ」とのたまった。
自発的にはえてきた植物なんかを、そう呼ぶらしい。
いわゆる「ボランティア」の語源だそう。
そういえば、ボランティアも自発的にやることなんだもんね。

そのボランティア大葉が、ローズマリーを覆うほど成長したので、
つまんで使うことにした。
鶏のささみがあるので、久々に大葉味噌をはさんで焼いてもいい。



味噌は、砂糖とバルサミコ酢を入れて甘酸っぱくする。
私はニンニク大好きだから、ニンニクのすりおろしも入れる。
これでワインにも合う味噌が完成。

ささみは塩・コショーして、横に包丁を入れ、
間にこの味噌を塗って大葉を乗せ、閉じて小麦粉をはたいておく。
で、食べる前にオリーブオイルで焼いて、白胡麻をパラパラ。

トマトがたくさんあるから、モッツアレラチーズの代わりに豆腐を使い、
ベランダで、こちらも勢い強く葉っぱを増やしているバジルを摘んで、
カプレーゼといこう。

ドレッシングは、オリーブオイルとレモン汁、塩、おろしニンニク、
これにパルメジャーノチーズをおろして加える。
今夜は目いっぱいローカロなので、チーズも心置きなく使える。
そうそう、ポールでチーズ・ブレッドも買ってきた。



あとは残り物の野菜や何やら加えて、
サラダをつくれば、それで十分。

ニンニクいっぱい、ハーブいっぱい。
大葉とバジルで、和洋折衷の味が楽しめる初夏らしいメニューになった。


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ハーブの季節がやってきた:真鯛のタイム焼き、トマト味のミートボール、カブのクリーム煮

2010-05-27 15:40:34 | ひき肉


5月22日(夕食)

こんなことはめったにないが、なぜかミートボールが食べたくなった。
それもトマトソースで煮込んだ、ガツン系の味で。

と思っていたら、帰宅途中のスーパーで新鮮な天然ものの真鯛を見つけた。
そういえば、ずっと放っておいたベランダのプランターから、
今年もタイムが蘇生。いいなあ、真鯛のハーブ焼き、
ということで、ついつい真鯛を買い込んだ。
1パック2切れ500円なり。

だけど、ミートボールも捨てがたい。
残ったボールは冷凍しておけばいいから、副菜代わりにつくろう。
なんていうふうに、食いしん坊の私のプランはとことんアバウトだ。

調理はまずは、時間が少しかかるミートボールから。
ひき肉に炒め玉ねぎとおろしニンニクを混ぜ、塩・コショーしてよく練る。
つなぎに小麦粉や卵を入れる人もいるが、私はオミット。
練りをしっかりすれば、炒め玉ねぎがつなぎになって、
割れたりすることはない。



炒め玉ねぎは、大量につくっておいて、小分け冷凍しておくと便利。
練ったひき肉は小さく丸めて、フライパンで焼く。
油で揚げる、というレシピもあるが、オイルカットをするなら、
軽く油を敷いてコロコロ転がしながら、ときどきフタをかぶせて蒸し焼きするか、
蒸すか、レンジでチンするといい。
私はちょっと焦げ目をつけたいので、コロコロ蒸し焼き。
メインじゃないので、半分を冷凍しておけば、
また違う味で楽しめる。

あとは、市販のトマトソースに白ワインを加え、
残り物のきのこのオーブン焼きや、黒オリーブを入れて
コロコロ転がしながら、10分ほど煮込めば出来上がり。
ミートボールは、このコロコロが楽しい。



野菜ディッシュは、葉っぱの色が変わってきたカブを1袋全部使ってしまうことに。
カブの葉っぱは栄養があるので、茹でてそのまま使うことにする。
カブは4つ切りか6つ切りにして、コンソメの素を加えた水と牛乳でコトコト煮る。

柔らかくなったら、クリームシチューの素を加えてとろみをつけ、
ホントは生のがほしいけど、今日はないので乾燥ディルを最後に加える。
こんなふうに、既製品をちょこっと使えば、調理が断然ラクチンに。
しかし、カブって、どうしてこんなにクリーム味に合うんだろう。



最後に真鯛。
オリーブオイルを入れて熱したフライパンで、
まずはニンニクのスライスを入れてカリッと焼く。
色づいてきたらタイムも入れて、カリッとしたら取り出しておく。
オイル残ったフライパンに、塩・コショーした真鯛を入れ、
弱火だと皮がべっチャリしておいしくないので、
焦げないようにゆすりながら、中火以上で皮がカリッとするように焼く。
取り出しておいたタイムを再び加え、香りを出したら、
カリカリニンニクと一緒に、真鯛の上に乗せ、食べる前にレモン汁を。

ハーブ料理が楽しい季節になった。
ディルの苗も、そろそろ真剣に探そう。


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休日のいいかげんディナー:海老と帆立のマリネ、ナスのチーズ焼き、ローストビーフサラダ

2010-05-26 16:56:05 | 海老


5月23日(夕食)

昨日、スーパーで買ったローストビーフを
何とか使えないかと、食べ友が持参してきた。
じゃ、サラダとフランスパンで簡単に食べようと思ったけど、
それだけじゃ淋しいなあと、ビールを飲みながら考えた。

そうそう、冷凍庫の中で帆立が眠っている。
これを食べてしまわねば。
そこで、海老とジャガイモと組み合わせ、マリネをつくることに。
このマリネは、ジャガイモを入れるところがミソ。
ボリュームも出るし、イモもおいしく食べられる。

解凍した帆立と海老は、別々にオリーブオイルで焼く。
ジャガイモは4つ割りか6つ割りにして、茹でておく。
その間にマリネ液をつくる。
簡単なのは寿司酢をベースに、レモン汁と塩・コショーで味付け。
白ワイン酢を加えると、コクと香りが出る。
帆立と海老、じゃがいもをこれに漬けて、30分ほど冷蔵庫で冷やす。



冷えるのを待つあいだに、もう1品。
野菜庫でナスを見つけたので、これも簡単にチーズ焼きに。
ナスは縦に3つ割りにして、塩を振っておく。
水気が出たら拭きとって、オリーブオイルで焼く。
この方法のいいところは、オイルカットしながらおいしく焼けること。

ナスが焼けたら、オーブン皿に移し、市販のトマトソースと溶けるチーズ、
それとベランダのバジルを乗せて、オーブンに。

ローストビーフは、ついてきたグレービーと、
ホースラディッシュで和えれば、それだけでOK。
レタスの上に盛ってトマトを添え、シーザードレッシングで食べる。



マリネが冷えたら、食べどき。
休日は、こんないいかげんな夕食もいい。
キンキンに冷えたビールがよく合うはず。


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マヨネーズの底力:鶏のバジルディップ、海老のピリ辛葱炒め、ほうれん草ソテーときのこ盛り合わせ

2010-05-22 12:44:36 | ディップ


5月20日(夕食)

少しヒマになったはずなのに、相変わらずのバタバタ。
外食も続いて、飛び回っていたら、
1日2回、昼・夜ラーメン、という悲しい日もあった。

さあて、今日はおいしいもの、つくろうかなとメニューをひとひねり。
パラパラと料理本を見ていたら、
マヨネーズディップのオンパレードがあった。
私はマヨネーズがあまり好きではない。
隠し味で使うのはいいが、マヨ味が前面に出てくるのは苦手。

だけど、このレシピはイケそうだ。
だって、パルメザンチーズとフレッシュバジル入りだもの。
今夜は鶏の胸肉を何とかおいしく食べようと思っていた。
このディップをつけたら、新鮮になるかもしれない。

鶏の胸肉は一口に切って、醤油と酒と塩で下味をつける。
醤油はあくまでも隠し味と色づけ程度に。
あとは片栗粉をまぶして、オリーブオイルで焼くだけと、いたって簡単。



さて、ディップ。レシピの材料はマヨネーズとチーズ、バジルだけだったが、
ニンニクのすりおろしとレモン汁を加えることに。
マヨネーズにすりおろしたパルメジャーノを混ぜ、
微塵切りしたフレッシュバジルと残りの材料を加えると・・・
おおおお、おいしい!!!
マヨネーズの味がチーズでぶっ飛んで、まったくちがう極上ディップになった。

海老は卵の白身につけて、フライパンで焼いて、
唐辛子とネギを加えて、白ワインと塩・コショーでもうひと炒め。
これもいたって簡単。フレンチシノワーズといったところ。



野菜はほうれん草のニンニク炒めと、
オーブンで焼いたきのこを二段重ねに。
自家製玉ドレにバルサミコ酢を加えたドレッシングを
パパッとかけると、野菜がおいしく食べられる。



嬉しい誤算だったのは、ディップと海老との相性が抜群だったこと。
鶏もイケたが、こちらのほうが数段イケた。

マヨディップのバージョンはいろいろあるので、
また試してみよう。
新しい味、見つかった。


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