1月30日(夕食)
胃袋というのはゼイタクで、和食が続くと別のものを要求する。
イカを使って何か・・・と考えていたら、
タイの甘辛ソースを使って、一味ひねったイカ炒めを、と思いついた。
最近、辛いものを食べていないので、パンチの効いた味がいい。
とはいえ、全部辛い、というのはイヤなので、
アジアと中華と和をまぜこぜにして、汎アジア風にしてみよう。
冷蔵庫の野菜庫を覗くと、白菜と赤ピーマンとジャンボいんげんの残りが見つかった。
イカ炒めの材料はこれで行こう。
続いて出てきたのが、あちゃ、忘れていたマッシュルーム。
これを食べてしまわねば。ニンニク醤油で炒めよう。
それと、数日中につくろうと思っていたひじきと蓮根のサラダ。
これで、今夜のメニューは決まり。
つくる手順どおりに書いてみよう。
まずは冷えてもいい、というか最初から冷たいサラダから。
これは簡単。水にもどしたひじきと、薄切りして水にはなった生の蓮根を、
練り梅(梅干しを叩いてもOK)を混ぜたぽん酢で和えるだけ。
ぽん酢に梅を加えるというのが、このサラダのポイント。
2番目は、多少冷めてもいいマッシュルーム炒め。
これも簡単。フライパンでみじん切りしたニンニクを炒め、
マッシュルーム(ほかのきのこでもOK)を放り込んで、お酒と塩少々を加え、
フタをして蒸し焼きする。
マッシュルームが柔らかくなったら、フタを取って水気を飛ばし、
醤油で味付けして火を止めたら、最後に山椒を加える。
これで、いつものニンニク炒めが新しい味に。
さて、最後のイカ炒め。
実は我が家で使うイカは、生協で購入している冷凍のつぼ抜き。
生を使ったほうがおいしいに決まっているが、
いつでも即座に、という意味では、ワタと足を抜いてあるこの冷凍イカは使い勝手がいい。
というわけで、解凍したら、ザクザクと輪切りにしておく。
新鮮な生イカならなおいい。
野菜は白菜、赤ピーマン、玉ねぎなど、冷蔵庫にあるもので。
私は色どりがほしかったので、ちょうど残っていたジャンボいんげんを茹でて使った。
ついでに、冷凍の海老も解凍して数本入れれば、見栄えもちょっと豪華になる。
味付けは甘辛のタイのチリソース(市販)に、
醤油とオイスターソースとレモン汁(酢でもOK)を加えて。
純正タイ風だとナンプラーを使うが、こうすれば和食風の食事にも合う。
というか、和中華風にしてみたかったのね。
まずは細切りにしたニンニクと生姜を炒め、そこに白菜と赤ピーマンを加えて、
白菜の茎は縦に細長く切ったほうが炒めるのが早い。
野菜が柔らかくなったら、茹でて細切りしたいんげんと海老を、海老が色づいたらイカを加える。
で、最後にタレを回しがけにして、強火でひと炒め。
醤油とオイスターソースで、甘辛にコクが加わり、からだもポカポカ。
冬の野菜炒めに、たっぷりのニンニク+生姜、そしてこのソースを使えば、
風邪の予防にも。
というわけで、今夜は休肝日とあって、ご飯に合うメニューに。
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