MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

先月書いた原稿が掲載される

2014年05月27日 | 文学関係
先日勉強会でレポートを書くよう頼まれていたのですが、
なかなか書けず、家事などで気分転換をする日々が続いていました。

しかし、昨日やっと全体を書き終えることができたので、
今は細かいところを直しています。(1)

集中して夜に書こうとすると、頭がさえてしまって眠れなくなるので、
朝か昼に書こうと思うものの、日中は家事が多く、なかなか集中できません。

こうしてみると、書く作業は集中力を必要とします。
もっと気軽に書くことができるようになったらいいのですが、
そこに至るまでには、まだまだ修行が必要なようです。

原稿と言えば、3月末から4月にかけて書いていた原稿が、(2)
やっと先週発表され、自宅に冊子が送られてきたので、
両親にあった時、原稿を読んでもらいました。

しかし、あれこれダメ出しばかり・・・

自分はいろいろ考えて書いたものでも、人に伝わらなかったり、
反論が出たりすることは、よくあることです。
まだまだな部分もありますが、そこは今後に繋げていこうと思いますし。

最近は批判的な意見に対しても、だいぶ開き直れるようになったので、
機会があれば、また書いてみるつもりです。
懲りなくなったので、夫のタフになったと言われました・・・母は強し?!

ちなみに、今日はこれからおはなしを覚える練習をしてから、
娘を保育園へ迎えに行きます。

今度子ども達の前で発表する予定のおはなし(3)は、
前半は何度も口に出して語っていたので覚えたのですが、
後半が覚えにくく、覚えるのがなかなか進みません。

けれど、億劫がっていては進まないので、
今日は声に出して、ある程度のところまで覚えたいと思います。

最初はおはなしの前半部分はおぼつかない感じだったのに、
今ではすんなり出るようになったのですから、
後半だって練習次第ですんなり出るようになると思うのです。

ある程度覚え、自分の中で出し入れできるようになると、
おはなしを語るのが楽しくなるので、そこまではぐっと辛抱して、
覚えなくてはなりません。

なかなか覚えられず、モヤモヤ~とするところはありますが、
おはなしを自然にアウトプットできている自分をイメージし、
練習に励みたいと思います!

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【注】

(1)この続きは 「娘とおはなし会に参加した後で」 の後半参照。

(2)過去ログ 「原稿執筆ほぼ完了!」 参照。

(3)過去ログ 「ストーリーテリングの集まりへ ――人前で語る習慣を」 「おはなしを隙間時間に練習する」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ ルイーズ・ファティオ 文/ロジャー・デュボアザン 絵/晴海耕平 訳 『三びきのごきげんなライオン』 童話館出版、2005年。
「絵が美しく、読み終えた時の後味がいい。幸福感に包まれる絵本。」(113/200 絵本)

レオ=レオニ 作・絵/谷川俊太郎 訳 『さかなはさかな』 好学社、1975年。
「柔らかいタッチの絵が何とも言えない。テーマもとてもいい。読み聞かせボラでも、大人でも楽しめる絵本。」(114/200 絵本)

★ 安野光雅 作・絵 『にこにこかぼちゃ』 童話屋、1988年。
「0歳~2歳くらいから楽しめる、物の絵が描いてある絵本。付属の透明シートがなくても、絵本として普通に楽しめる。」(115/200 絵本)

原稿執筆ほぼ完了!

2014年04月04日 | 文学関係
2週間ほど前からほぼ毎日のように書いていた依頼原稿ですが(1)
やっと峠を越えたので、明日、最後に読み直したら提出をします。

筆が進むようになったのは、やっぱり夫や恩師など、書いたものを誰かに読でもらい、
客観的なアドバイスをもらうようになってからでした。(2)
意見をしてもらえたことに感謝です。

読み聞かせボラの練習などもそうですが
読んでいるのを誰かに聞いてもらい、意見してもらうだけで
かなり読み方を改善できますが、あれとも似ていますね。

書いた文章の説明がくどかったり、わかりにくいところがあったり、
いろいろ書いてみたものの、最終的には誰が読んでも
わかりやすいものに仕上げることを目標に設定。

そのプロセスの中で、これは大切!伝えたい!という部分の伝え方に苦戦し、
何度も何度も書き直しながら、文章全体のバランスを大切にし
微調整をすることを繰り返し、完成原稿に近づけていきました。

夜、帰宅した夫と、書いた原稿の話をしていたのですが
何も見なくても、原稿に書いた文章を話すことができてビックリ!
何度も手直しし、読み返していたからか、書いた文章を
ほとんど覚えてしまっていたのです。

なんだかストーリーテリングでいう、おはなしを語るために
何度も何度も文章を読んで語る練習をしているのと似ています。

それだけ、自分が真剣になって原稿執筆に取り組んでいたことがわかり
少し嬉しい気持ちになりました。

きっとゲラ(3)が送られてくる頃には、書き直したい!!
といった衝動に駆られるかもしれませんが、その時の自分なりに
試行錯誤して書いたものなので、それはそれで納得したいです。

まだ1つだけ、変更を迷っている箇所があるのですが
小さな変更は、ゲラが送られてきてからも大丈夫なので
少し時間をおいてから決める予定です。

時間をかけてじっくり原稿と向き合ってよかったです。
そして改めて、短い文章はおはなしや絵本と同じで、難しいと思いました。

少しは成長できたかな・・・

明日の夜は久し振りに早く寝ることができそうです。

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【注】

(1)原稿についての詳細は、過去ログ 「原稿執筆宣言!!」 参照。

(2)夫や恩師に書いた原稿を読んでもらい、意見を求めた。 過去ログ  「ラブレターだと思って原稿を書く!」 「恩師からのアドバイス」 参照。

(3)原稿が本に載った時、どんな風になるかを試しに印刷した紙のこと。誤字脱字などがあった場合、訂正して送れば直してもらえる。

【今日読んだ本】

アーマ E. ウェバー 文・絵/藤枝澪子 訳 『じめんのうえとじめんのした』 福音館書店、1968年。
「ずっと気になっていた科学絵本。すべてが厳選されている。普遍性あり。」(47/100 絵本)

菅原久夫 文・石部虎二 絵 『はながさいたら』 福音館書店、1984年(かがくのとも傑作集)。
「違う絵が右左にあるので少しわかりにくいページがあるが、工夫次第でボラの時に読めそう。」(48/100 絵本)

高家博成 文・横内襄 絵 『ありのごちそう』 新日本出版社、1979年(新日本動物植物えほん3)。
「ありのことがよくわかる。文章も絵も素晴らしい。読みごたえあり。」(49/100 絵本)

たかどのほうこ 作・太田大八 絵 『みどりいろのたね』 福音館書店、1988年。
「絵本や本が苦手な子もこれなら大丈夫!小1の子が一人で読める長めの絵本」(50/100 絵本)

恩師からのアドバイス

2014年04月03日 | 文学関係
昨日、ラブレターを書くつもりで原稿を書いてみたところ(1)
考えが偏りすぎてしまったため、偏りを少し整え、
読み手に伝わるようなわかりやすい文章に書き直してみました。

夫に文章の後半部分はだいぶ読みやすくなったと言われたので(2)
学生時代の恩師に目を通してもらいたく、
恩師にお願いをしたところ、快く引き受けてくださいました。

いただいたアドバイスは「実感したことを大切する」「感性で書く」ことです。

もっと基本がしっかりしていれば、感性で書いても文章がついてくるのでしょうが
今は文章でどう表現したらいいかわからず、ついつい頭で考えてばかりいました。

昨夜は寝る前に、恩師からのアドバイスを思い出していたからか
目をつぶって布団の中に入った時、自然と涙が溢れてきました。

ホッとしたのです。

それはまるで、自信をなくして落ち込んでいる子どもの後ろに親が立ち、
ポンと肩をたたいてくれているような感じでした。

そこからは「力を抜きなさい」「大丈夫」といったメッセージさえ伝ってきます。

食後は自分の感覚を大切にしながら、原稿の書き直したいです。

※この記事の続きは 「原稿執筆ほぼ完了!」 参照。

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【注】

(1)前日の記事 「ラブレターだと思って原稿を書く!」 参照。

(2)ここ数日、原稿の後半部分を書くのに苦戦していた。 過去ログ 「仕上げ前の原稿の半分を書き直す羽目に・・・」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

神沢利子 作・井上洋介 絵 『くまの子ウーフ』 ポプラ社、2001年(改訂新版)。
「男の子に特におすすめ。ウーフは小1、2にブックトークで紹介したい児童書。」(14/50 児童書)

村山桂子 作・堀内誠一 絵 『たろうのひっこし』 福音館書店、1983年。 
「春(桜の季節)にピッタリ。明るく楽しい内容。幼稚園~1年生の読み聞かせボラに。」(43/100 絵本)

ラブレターだと思って原稿を書く!

2014年04月02日 | 文学関係
今日は息子が帰宅する前に、原稿の続きに取り掛かり(1)
キリがいいところで夫に原稿をメールで送り、帰宅後感想を聞いてみました。

文学関係はさっぱりな夫ですが、客観的な視点で意見をしてくれるので助かります。

一文が長くてわかりにくい、言葉足らずな箇所が目立つなど
文章の前半はいいけれど、後半部分がいまいちなど(2)
私が気になっていたところを、指摘されてしまいました。

つまり、私だけでなく他の人が読んでも気になるのだから
現段階ではとても提出できる状態ではありません・・・

夜、再度後半部分をいじってみましたが
なんだかしっくりくる文章が出てきません。

独りよがりな文章にならないよう心がけていても
書き直していると、だんだんそちら側に文章が傾いきたりします。

こんなことになるのなら、引き受けなきゃよかったのかも・・・

と一瞬思いましたが、引き受けなかったらこうした壁にぶつかることもなかったので
なんとかしてこの壁を乗り越えたいところ。

〆切がやってきても、どうしても書き上げることができなかったら
無難にまとめて提出をしようと思いますが
極力それは避けたいので、締め切り前までとことん書き直しに挑戦し続けたいです。

自分を見つめなおしたり、何が大切かを再確認したり
押してだめなら引いてみたり、いろいろ試みてみました。

すると、以前司書資格の勉強をしていたときに
ある先生から「レポートはラブレターだと思って書け!」と言われたのを思い出しました。

そうだ、ラブレターなら気持ちを伝えるために
何度も書き直すのが当然のことのように感じます。

ラブレターを書く気持ちで原稿を書こう!!

そろそろ寝たいのですが、日中は家事が気になりなかなか書けないので
夜の静寂の力を借りて、寝る前にもう少し書いてみようと思います。

私なら書ける、きっと書ける。
大丈夫。自分を信じて書こう!!愛のあるメッセージを!!


※この記事の続きは 「恩師からのアドバイス」 参照。

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【注】

(1)2週間くらい前から、短い依頼原稿を書いている。過去ログ 「原稿執筆宣言!!」 参照。 

(2)原稿の後半部分を書くのに苦戦している。 過去ログ 「仕上げ前の原稿の半分を書き直す羽目に・・・」 参照。

【今日読んだ本】

最上一平 作・高田三郎 絵 『銀のうさぎ』 新日本出版社、1984年。
「お金や稼ぐことついて、しみじみと考えさせられた。状況が目に浮かんでくる本。」(13/50 児童書)

新開孝 写真・文 『イモムシ』 ポプラ社、2013年。
「写真も文もいい。読み聞かせボラで読みたい写真絵本。」(40/100 絵本)

パット=ハッチンス 作・わたなべしげお 訳 『ベーコンわすれちゃだめよ!』 偕成社、1977年。
「子どもが喜ぶ面白い絵本。絵もじっくり見てほしい。」(41/100 絵本)

加古里子 作・絵 『かわ』 福音館書店、1962年。
「加古里子さんにしては絵が簡単な印象が。家で絵をじっくり見ながら読む絵本。」(42/100 絵本)

自分の素直な気持ちを大切にして原稿を書く

2014年03月28日 | 文学関係
原稿の後半を書くのに煮詰まっているので(1)、気分転換にブログを書きたいと思います。

800字の文章を書くのに、どれだけ時間がかかっているのか・・・(2)
自分の文章力のなさを痛感せずにいられません。

文章力もそうですが、書く内容に対する知識も不足しており
その点でも苦戦しています。
最近のブログ記事は、原稿の事ばっかりです・・・

これが外でやっている仕事なら、まだオンオフをつけやすいのですが
家でやっていることとなると、家事のように隙間時間にちょこちょこやるため
オンオフをつけにくいのです。

原稿に集中しようと思っても、天気がいいと洗濯をもっとしたいと思ったり
部屋を掃除したくなったり、気が散って仕方ありません。

図書館に行ってやればよかったのですが
今日は洗濯機を何度も回していたので、図書館に行けず・・・

明日明後日は子供たちとずっと一緒なので
なんとか書けても夜だと思うので、娘が夜泣きしたら書けないため
今夜が一番集中できることになります。
と言いながら、娘の夜泣きが始まったら書けなくなりますが・・・

書き直している後半部分は、だいぶソフトな流れになってきたので
伝えたいことを言葉を選んで伝えていけば、なんとかなりそうなのですが、
言葉選びが難しいです・・・

こうやって原稿を書くのに悩んでいると
作家さんは作品を生みだすのに、もっと苦労をしているのだろうと想像がつきます。

魂がこもっている言葉は、読んでいるだけで言葉の持つ深みが伝わってきますが
魂がこもっていない言葉は、言葉の持つ深みのようなものを
感じ取ることができません。

あぁ、上っ面の文章だな・・・と思ってしまうと、口だけのような感じがし
深い感動を得られないのです。
自分が深い感動を得られる文章が書けているかは別として。

言葉を選ぶって大変なことなので、絵本などがそれなりの値段がするのは
作家さんや画家さんの苦労を考えたら、妥当な金額、もしくは安いかも?と思います。

なので、流行に合わせてササッと書いた本がバカ売れしていると
複雑な気持ちになったりも・・・

やっぱり作家さんや画家さんが魂を込めて作った作品が
評価される世の中であってほしいと私は思っています。

なんだかお堅い話になってしまいました(笑)

今日、これから書く原稿の続きに関して、少しまとめてみます。
またお堅い話になりますが、どうかお付き合いくださいm(__)m

原稿の後半部分が上手く書けない・・・自分らしい言葉で表現できていないので
もっと自分の考えをシンプルに書いてみようと思います。

やっぱり自分が思っていることが、一番説得力があり
文章に魂を込められると思うんです。

いろいろ書いてみても、なんだか自分らしい言葉じゃないなとか
前後ののバランスを考えた文になっているなとか
浮いている文章がどうしても目につくんです。

そういう箇所は素直に認めて書き直す・・・
そうしたことの繰り返しが、自分を成長させてくれる気がします。

読み聞かせボラや、ストーリーテリングなどに関しても
子育てに関しても、同じことが言えそうです。

よく息子に

「さっきは疲れていて言い過ぎたよ。ごめんね。」

と謝ることがあるのですが、これは非常に気持ちがいいので
自分がよくなかったと思う点に関しては、謝るようにしています。
と言いながら、謝れないときもありますが。

人に謝れたり、感謝したりできるようになると
幸福感が増すような感じがするのです。

なぜだかわかりませんが・・・

自分が持っている素直な部分を大切にしながら、原稿に取り組みたいと思います。

※この記事の続きは 「ラブレターだと思って原稿を書く!」 参照。

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【注】

(1)今書いている原稿の後半が上手くまとまらず苦戦している。過去ログ 「仕上げ前の原稿の半分を書き直す羽目に・・・」 参照。

(2)1週間くらい前から短い依頼原稿を書いている。過去ログ 「原稿執筆宣言!!」 参照。

【今日読んだ本】

斉藤洋 作・大沢幸子 絵 『なん者ひなた丸 金とん雲の術の巻』 あかね書房、1992年。
「おじいちゃんがいい味を出していた巻だった。斉藤洋はすごいなぁと思う。」(11/50 児童書)

丘修三 作・ささめやゆき 絵 『ラブレター物語』 小峰書店、2011年。
「手紙だから生まれるドラマがある。小3くらいから楽しめそう。特に女の子におすすめ。」(12/50 児童書)

仕上げ前の原稿の半分を書き直す羽目に・・・

2014年03月28日 | 文学関係
今日のお昼に原稿の文章を厳選し、これで提出できる!といった
仕上げの段階までもっていったものの、夜に読んだら文章に偏りを感じ
原稿の後半部分を大幅に書き直すことにしました。(1)

書いてあることがやや極端で、誤解を生みそうな感じだったので・・・

今、書き直している最中なのですが、やっぱり書き直しはパワーを必要とします。
イメージでいうと、再提出レポートを書いているような感じです。
原稿の再提出を求められたわけではないのですが・・・

やっぱりもっと早くに手がけた方がよかったと思いました。
けれど、先週は緊急事態を優先したので、それはそれで納得しています。

やっぱり子供がいる家庭では、こうした依頼がきたら
すぐに着手しなければいけませんね。
司書の勉強をしている時も、子どもに左右されて
レポートの締め切り前にあたふたしていました。(2)

しかし、ここで悔やんでいても仕方がありません。
土日を使って原稿を完成させ、来週は少し寝かせて仕上げようと思います。

夜中に原稿を書くと集中できるのですが、頭がさえて眠れなくなることが多く
睡眠不足になるのです・・・

けれど、今夜中に後半を形にしておきたいので、もう少し頑張ります!

※この記事の続きは 「自分の素直な気持ちを大切にして原稿を書く」 参照。

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【注】

(1)ここ数日、依頼原稿をコツコツ書いている。過去ログ 「原稿執筆宣言!!」 や、「文学関係」のカテゴリー参照。

(2)過去ログ 「司書資格の勉強中、息子が夜中に何度も起きて・・・」 「科目習得試験もおはなし会も目前!」 でも、子育てと勉強の両立に苦戦している様子がうかがえる。

【今日読んだ本】

丘修三 作・長野ヒデ子 絵 『のんきな父さん』 小峰書店、2008年。
「お年寄りをテーマにした5つの話が入っている。お年寄りへの見方が変わる本。作品に温かみがある。」(10/50 児童書)

フィービとセルビ・ウォージントン 作・絵/いしいももこ 訳 『せきたんやのくまさん』 福音館書店、1987年。
「“どかん!どかん!”や“ぱかぱか”などの擬声語が心地いい。男の子には特におすすめ。」(36/100 絵本)

ミロコマチコ 作・絵『てつぞうはね』 ブロンズ新社、2013年。
「ペットを亡くした子供に読みたい。じーんとくるのに後味が暗くないのもいい。」(37/100 絵本)

藤田千枝 原案・川島敏生 写真・長谷川摂子 文 『まほうのコップ』福音館書店、2012年(ふしぎなたねシリーズ)。
「低学年向けの読み聞かせボラの時にオススメ。長谷川摂子さんの文がいい!」(38/100 絵本)

文章を削って書き直し、磨きをかける

2014年03月27日 | 文学関係
今日の日中は、昨日1200字ぐらい書いた原稿を、800字弱にまで削ったことで
文章がだいぶ厳選されてきました。(1)
原稿を読むたびに手直しが入る状況なので、まだまだ改善の余地ありです。

文章を書き直す作業は、ストーリーテリングでいうと
おはなしを語る練習を何度もし、おはなしを自分のモノにしていく作業と似ています。

明日は息子が帰ってくるので、今夜はもっと詰めて書きなおしたいところですが
もう一度読み直したい参考文献(2)があるので、それを明日図書館から借り
起承転結の「結」の部分の形をはっきりさせ、書き直す予定です。

今日は気になる文献を何冊か中央図書館から取り寄せる手続きをしておきました。

原稿を提出した後に「やっぱりあの文献も読んでおけばよかった!!」
などとならないようにしたいので、今のうちに気になるものは、
チェックしておきたいと思います。

なんだかレポートを書いている学生の様な気分です・・・(笑)

最近はレポートを全然書いていないので、文章力がかなり落ちてしまいましたが
ブログを書いているからか、思っていることを活字にすることには
さほど抵抗を感じないので、ブログ更新は今後も続けていこうと思います。

今週は原稿のことが頭から離れない状態ですが、ここで頑張れば
来月には娘と一緒に楽しめる、図書館のおはなし会が待っています。

1年間、最寄りの図書館でおはなし会をやっていなかったのですが
来月からまたおはなし会を再開するので、とても楽しみなんです。

主催する側もいいけれど、参加する側はもっと楽しいので
今のうちに親子でおはなし会を楽しんでおきたいと思います。

そのためにも今週は原稿を提出できるぐらいの状態にできるよう頑張ります!

※この記事の続きは 「仕上げ前の原稿の半分を書き直す羽目に・・・」 参照。

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【注】

(1)ここ数日、短い依頼原稿を書いている。過去ログ 「原稿執筆宣言!!」 や、「文学関係」のカテゴリー参照。

(2)原稿を書くのに読んでおきたいと思う本、論文、記事などを指す。

【今日読んだ本】

「つぐみひげの王さま」 佐々梨代子・野村ひろし 訳 『子どもに語るグリムの昔話1』 こぐま社、1990年所収。
「ワガママ姫がいい姫になって幸せになる話なので、読んでいて気持ちがいい。」(13/40 おはなし)

日中をうまく利用して原稿を書く

2014年03月26日 | 文学関係
昨夜娘がなかなか寝てくれず、夜中に何度も泣かれてしまったため
夜に原稿を書くのを断念しましたが(1)
前日の昼にある程度まとまった文章にしておいたので
原稿の輪郭はできあがってきました。

現段階では800字でまとめなければいけないのが、1200字ぐらいになっているので、
今日からは不要な箇所を削除しながら、しっくりくる表現に書き換えていきます。

日中、もっとやっておきたかった家事があったのですが
娘の夜泣きを想定し、家事を最低限にしたのは正解でした。

息子が春休みを利用して、祖父の家に泊まりに行ったので
久し振りに娘と二人で絵本をゆっくり読みました。

いつもは息子と娘に交代交代で絵本を読んでいるからか
ママを独占したい娘は常に不満そうでしたが
今日は独占できたからか、何冊も何冊も絵本を持ってきました。

けれど、あと一日二日したら、ママを独占できることよりも
お兄ちゃんとの生活が恋しくなるでしょう。

私としては、久しぶりにゆっくりしたいところなのですが
息子が実家から帰ってきたら、もう原稿どころではなくなるので
今日明日は原稿に集中したいと思います。

といっても、こういったものは一日中机にかじりついていれば
いいものが書けるわけではないので
間に家事を入れて体を動かしながら、ちょこちょこ書いていくつもりです。

本当は図書館など場所を変えて勉強をしたかったのですが、明日は雨なので断念。
花粉が飛ばない分、過ごしやすいと前向きに考え
メリハリをつけて、やるべきことをこなしたいと思います。

※この記事の続きは  「文章を削って書き直し、磨きをかける」 参照。

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【注】

(1)ここ数日短い依頼原稿を書いている。過去ログ 「原稿執筆宣言!!」 や、文学関係のカテゴリー参照。

【今日(昨日)読んだ本】

フェリクス・ホフマン 絵 せたていじ 訳 『グリム童話 ねむりひめ』 福音館書店、1963年。
「〈つむ〉が何か絵があったのでよくわかった。絵本でなく、おはなしを語ってもらう方がいいかも?」(35/100 絵本)

原稿のイメージをふくらます

2014年03月25日 | 文学関係
昨夜、ブログを書いている最中に娘に泣かれ、そのまま添い寝で寝ることに・・・

今日こそゆっくり書こうと思ったものの
春休みに入って息子が家でゴネていたので、とても書けず・・・

息子が外へ遊びに行ったので、やっと書ける!と思ったところ
友達を家に連れてきてドンチャン騒ぎ・・・

夜、娘を寝かしつけ、今度こそ書こう!と思ったら
横に私がいないことに気がつき、ずっと大泣き・・・

そんなわけで、ずっと添い寝をしていました。
寝入ってからソ~~ッと布団から出ると娘に気付かれ、また大泣きされてしまうので。

ずっと添い寝をしてきたからか、私が横にいないとダメなんです。
息子も幼稚園に入る前までそうでした。

「そうやって泣いたらすぐにそばに行くからいけないんだよ。
ほったらかして慣れてもらうのも大事だよ」

と言われ、そうだよなぁと思いながらも、私の性格なのか
泣かれてしまうとつい、傍にいってヨシヨシしてしまいます。

ピタリと泣き止む息子や娘を見て、こんな親でも横にいるのといないのとでは、
子どもからしたら大きく違うんだなぁと思ったものでした。

いろいろやりたいことがあるのですが、明日から息子が祖父の家に行くので
私も数日一人の時間が取れそうなので、原稿等は明日以降に集中して書こうと思います。(1)

いつ何があるかわからないので、本当はあまり先延ばしにしたくないのですが
今日ガッツリ本を読んでしまうと、頭がさえて眠れなくなるので・・・

そのかわりに、原稿を書くにあたって気を付けることをまとめてみようと思います。


今日、原稿を書いていたころの過去ログを少し読み返していました。

2007年に本の紹介文を研究書に書いた時の記事などは(2)
研究関係の仕事は久し振りすぎてアップアップな状態でしたが
2008年にコラムの原稿を頼まれた時の記事は(3)
コラムと言うこともあり、少し重圧から解放されているようでした。

ブログの過去ログにはありませんが、娘が生まれる前に書いた思い出的な記事は、
内容が内容なだけあって、自分らしく書けたのを覚えています。

今回の依頼原稿はその場であったことをきちんと書きながらも
自分が感じたことを書くことができるという点では少し書きやすいと思うのですが
800字と少ないだけに、削って削って、どれだけシンプルに
かつ、大切なことをわかりやすく伝えるかが、テーマになってくると思います。

おはなし会でいうなら、初めて行く場所で、前後のMCなしで
3分くらいの絵本を読んでくれということになります。

こんな絵本を読んでほしいという、あらかじめ決められたテーマがあり、
そこに沿いながらも、読み手が考えさせられる作品となると
読むのに7,8分くらいかかる絵本よりも、3分くらいで読み終わる絵本の中から
条件がそろった絵本を選書をするのは難しいです。

そうしたシンプルな絵本ほど、多くの練習を必要とします。
文章も、短いものの中に最低限のことを伝えつつも
そこから膨らませていくとなると伝えるべき点と
どう広げていくかが課題になってきます。

先週400字くらい原稿を書いたのですが、
やっぱり最初から短く書こうと思うと伝わりにくいので
長めに思う存分書いて、削りながら書き直していくのがよさそうです。

この削る作業が書く側には辛い作業なのですが、削ることで
本当に大切なことが残るので(まるで語りづがれてきたおはなしのよう!)
400字だからといって軽くとらえずに、400字だからこそ真剣勝負をしようと思います。

そんなことを書くと気が重くなりそうですが
メッセージを伝えることは好きなので、楽しみながら続きを書きたいです。

※この記事の続きは 「日中をうまく利用して原稿を書く」 参照。

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【注】

(1)現在、来月頭に〆切のちょっとした原稿を抱えている。過去ログ 「原稿執筆宣言!!」 参照。

(2)過去ログ 「ささやかに復活?!」 子連れで勉強開始!!」 GW、ファミレスで勉強」 「書けないけれど、書くしかない」 「身も心も原稿もボロボロ…」 「書くことに集中したいけれど…」 「続けたい!!!」 参照。

(3)過去ログ 「コラムの原稿を書く」 「せっかく書いた原稿が…」 参照。

【今日読んだ本】

村山桂子 作・堀内誠一 絵 『たろうのおでかけ』 福音館書店、1966年(こどものとも傑作集)。
「教育めいた内容だなぁとウンザリしていたけれど、最後の一文に救われた。」(33/100 絵本)

とよたかずひこ 作・絵 『バルボンさんのおしごと』 アリス館、1999年。
「保育園ママが子どもに読んであげてほしい絵本。クスッと笑ってしまう内容。」(34/100 絵本)

自分らしい文章を書きたい

2014年03月20日 | 文学関係
ここ数日、疲労がたまっていたからか、娘を寝かしつける時に
私も一緒に寝てしまい、日付が変わるころに目が覚めることが多いです。

昨日原稿執筆宣言をしたのだから(1)、一行でも書かなきゃ!と思い
wordを立ちあげ、本当に一行だけ書きました。
一行でも書き始めることが、まずは大事だと思っています。

依頼原稿があった本のバックナンバーを読み、どのようなスタイルの文章が
書かれてあるかをチェックしたところ、文体は人ぞれそれなものの
わかりやすく、読み手に真意が伝わる文章が大半だったので、
私もその点を気を付けて書こうと思いました。

借りたいと思う本もイメージできたので、早速明日か明後日に
図書館へ借りに行くなどし、イメージを少しずつ形にしていきたいです。

こうして自分の言動を振り返ってみると
自分は「書く」ということに、強いこだわりを持っているような気がします。

ブログ自体もちょっと変わっているよなぁ~と自分でも思うのですが
変わっている方が好きだったり、それが私の自然体だったり・・・

そんな自分が人にはどううつっているのか、よくわかりませんが
変わり者も場所によっては歓迎されるので
自分の個性を大切にしていこうと思います。

※この記事の続きは 「原稿のイメージをふくらます」 参照。

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【注】

(1)過去ログ 「原稿執筆宣言!!」 で、依頼原稿を書くと宣言している。

【今日読んだ本】

福田幸広 写真 ゆうきえつこ 文 『ウマがうんこした』 そうえん社、2014年。
「へぇ~そうなんだ!と思う内容。興味深い内容だけれど文学性にはやや欠ける。」(31/100 絵本)

原稿執筆宣言!!

2014年03月19日 | 文学関係
昨日今日と急用が入り、バタバタしており絵本の勉強は後回しにし
家事と育児をしながら別件をこなしていました。

子どもとの絵本タイムで少し癒されたいと思ったものの
最近2歳の娘が自分ばかり絵本を読んでもらいたがり
息子の読み聞かせの邪魔ばかりするので、息子がちょっとかわいそうです。

絵本の世界に入れるような環境にはほど遠いいのですが
息子は自分のために絵本を読んでくれるのが嬉しいみたいで
その点に関しては満足しています。

本当は娘が寝たあとにゆっくり読んであげたいのですが
ぐずって寝てくれず、私にベッタリくっついているので
娘が寝付いた頃には息子も布団に入って寝てしまっている時間に・・・

読んであげられない日も多いですが、絵本タイムを楽しみにしているので
なんとかして時間を作ってあげたいです。

さて、今日は勉強宣言を・・・

1週間ほど前に800字ぐらいで書いてほしいことがあると、
あるところから依頼があったのですが
バタバタしており全く着手できなかったので
明日から少しずつ原稿のイメージを膨らませていこうと思います。

原稿なんて言うと「えっ?そういうのを書く人なの?!」

と思われそうですが、私自身はライターとか、今流行りのゴーストとかでもないです。
ただ、時々文章を書くことをお願いされることがあるので
そういう時は、できるだけ書くようにしています。

〆切は約2週間後。
既に1週間は棒に振ってしまったので、今週こ書き始めたいです。
書かないと手直しすらできないので・・・

まだ急用のバタバタが続いていますが、
気持ちを切り替えないと全然手がつかないので、とにかく書き始めます。

さぁ~~っ!宣言したから明日からやるぞ!!

※この記事の続きは 「自分らしい文章を書きたい」 参照。

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【今日読んだ本】

イレーヌ・シュワルツ 作 ミシェル・ゲー 絵 山脇恭 役 『地下鉄ねずみのミニー どぶねずみ大作戦』 童話館出版、1997年。
「読んでいてハラハラした。一気に読みたい絵本の様な児童書。」(7/50 児童書)

よねづゆうすけ 作・絵 『ぴたっ!』 講談社、2013年。
「今風なしかけ絵本。おもしろいけれど、勉強好きな親が好みそうな感じがする。」(30/100 絵本)

良質な本のもつ底力

2014年02月02日 | 文学関係
インフルエンザにかかって丸3日が経ちました。

昨夜までは熱が39℃くらいあり、フラフラしていたのですが
今朝起きた時には体がだいぶ軽くなり、熱を計ったところ
平熱になっていたので、休息と薬が効いたのだなと思いました。

しかし、子どもにうつると困るので、子どもの近くに行けず
喉が痛いため、声に出して絵本を読むことができません。

ここ数日、子どもに絵本を読んであげられていないので

子どもと絵本が読めないって寂しいなぁ・・・
絵本を読むことで、子ども達からパワーをもらっていたのかもなぁ・・・


と、しみじみ思いました。

しかし、私がこんな状態で絵本が読めないのがわかったからか
子どもはパパに絵本を読んでもらえばいいと思ったようで
久し振りに夫が子供に絵本を読んでいる姿を目てホッとし
学生時代に読んだ夏目漱石の『こころ』を本棚から取り出し、久し振りに読んでみることにしました。

こうした小説は子供の成長をきっかけに、大方処分してしまったのですが
有名どころは何冊か残しておくことにしたのです。
それで、まとまった時間ができたら読み返そうと思っていたのが、漱石の『こころ』でした。

読み始めてみると・・・

本来なら寂しい病人生活を送るはずだった私が
この小説のおかげで、自分らしさを取り戻したのです。

小説の細かいところはだいぶ忘れていましたが
一度読んだことのある小説は、過去に読んだ手がかりがあるので非常にとっつきやすく
忘れていたところは今回読むことで補えたので、余計に読書が楽しく思え
まるで高熱とよく戦ったご褒美のようでした。

学生時代に受けたこの本の印象と今回の印象とはかなり異なり
主人公よりも先生や、先生の奥さん寄りになって読んでいる自分がいて
歳を重ねると、本から受けるものも変わるのだなぁと思いました。
子ども達が成長と共に、絵本への反応が変わってくるのと同じように・・・

私はこの時、良質な本には力があると、改めて思いました。

そんなことは前々から頭ではわかっていたつもりでしたが
改めて「良質な本のもつ底力」を感じたのです。

私のように感性が鈍ってきた大人が読んでも、良質な絵本の魅力にひきつけられるのですから
五感をフルに活用して育つ子ども達が、絵本を大人たちに読んでもうことは、どれだけ楽しいことか!
また、一人でそれらの絵本を読むようになったとき、どのような印象を受けるのか・・・



いろいろな発見があり、ワクワクドキドキしたした一日でしたが
子ども達の声が廊下越しに聞こえてくると、そんな発見はどこへやら?!

早く子ども達と絵本を一緒の楽しみたいなぁと、純粋に思ってしまいました。

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瀬田貞二に魅了されて

2013年12月05日 | 文学関係
私が瀬田貞二(1)を知ったのは、大学院生の頃だったと思います。
図書館の暗い書庫の中で、児童文学らしき雑誌をコピーしていた時に知りました。
具体的に何の論文や記事だったかは覚えていません。

それからしばらくその名前のことは忘れいてたのですが
それから5年後くらいに、息子に絵本を読んでいた時、瀬田貞二という名前を久しぶりに目にしました。

「あれ?この人の名前、何かの論文で見かけたことがある!」

絵本の世界を知ったのは息子が1、2歳の頃でした。
それから、石井桃子、松岡享子、松居直など、いろいろな方の名前を知るようになったのですが
唯一私が知っていた名前は、瀬田貞二だけでした。

ちなみに瀬田貞二と言えば、『三びきのやぎのがらがらどん』とか、『おやすみなさいおつきさま』を訳した人として有名です。
しかし「なにその絵本?」というのが、数年前の私のリアクションでした。
そう、こうした定番絵本すら、もともと私は知らなかったんです。

そんな瀬田貞二に惹かれるようになったのは
彼は国文学研究よりな人だったからです。

研究者であっても、瀬田貞二は現場の子供と瀬田貞二のやっていることはさほどズレ(温度差)がないところも魅力です。

ご自身の持っている知識を生かし、絵本等の翻訳も手がけ
日本の児童文学界に大きく貢献しているところに好感を持ちます。

先日やっと瀬田貞二の児童図書館講座の講演記録である『幼い子の文学』(2)を購入し
読んでみたところ、児童書を手渡す図書館員の方々に、自分の持っている知識を伝え
図書館員の質を上げ、子ども達の図書環境をよりよくしようとしていた姿勢が講演録から読み取ることができました。

研究しただけで終わらず、研究内容を実践で活かすことを大切にしてこられた方。
まさに「知識は使って活かす」を彼は実践しています。

と、ここまで瀬田貞二はすごい!ということを書いてきましたが
私が絵本関係の勉強をし始めたころは
瀬田貞二が訳した絵本を読んでも、いまいちピンときませんでした。

それが、子ども達にも絵本をいろいろ読むようになったところ
「日本語って美しい!」「なんて心地のいい響きなんだ!」
と『名馬キャリコ』等で「瀬田節」の魅力に気が付き始めたのです。

児童書をいろいろ読み続けて3,4年経ち
やっと瀬田貞二の文章の魅力に気が付き始めたのです。
素人には良質な文学の良さはすぐにわからないのだと痛感しました。

ということは、何気なく絵本を買っている人にも
良質な文学の良さは、いまいちピンとこないのだと思います。

だからこそ、良質な文学のことや、子どもの育ちに大切な文学のことを
語れる人がいないといけないのではないでしょうか?

もちろん、特定の人を過信しすぎてしまうのはどうかと思いますが・・・
いいと思っている人でも「この作品はいまいち」というものもあるので。

まだまだではありますが、いずれは私も瀬田貞二のように(目標が大きすぎ?)
知識を活かして語れる人になりたいです。

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【注】

(1)このころは瀬田貞二の敬称を略して呼んでいた。
(2)この本の写真や詳細は 別館ブログ「瀬田貞二『幼い子の文学』」参照

知れば知るほど無知な自分に気づく

2011年04月03日 | 文学関係
ものすごく久しぶりの更新です。
勉強はほどほどにして、育児に専念していました。

1年半前に始めた司書の勉強も(1)、あと半年ぐらいで終わりそうです。

2年もかかるなんて、かかりすぎだなと思いましたが
子供や夫に迷惑をかけることも多かったので
スローペースで家庭第一が私には一番いいやり方でした。

今も絵本の勉強をしているのですが
いろいろな絵本を読んで、少し詳しくなったと思うと
まだまだ知らない絵本ばかり!!

ということが多いです。

なんだか自分が情けないなと思うのですが
この感覚、大学院時代に経験した

「勉強すればするほど無知であることに気づく」

という感覚ととても似ていると思いました。

無知であることを情けなく思って
勉強してもしてもゴールが見えず
自分はまだまだダメだと落ち込みがちでした。

しかし、それはいいことであると気づきました。

昨日の自分より、成長したのだと。

だから、無知であることに気づけた。

きっと1年前はもっと無知だったことでしょう。
2年前はもっともっと無知だったことでしょう。

けれどその時は、
自分はそこそこわかっていると思っていたのです。

無知である自分に気づけたということが、前進したという証拠。

勉強していなかったら
無知であることにすら気づかなかったのですから。

できていないと自分を責めてばかりいましたが
少しは成長したのかもしれません。

たまには自分をほめてあげようと思いました。

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【注】

(1)過去ログ「八洲学園大学に編入」参照。

せっかく書いた原稿が…

2008年10月30日 | 文学関係
9月に引越しと育児に追われながら書いた原稿が
本来なら今頃印刷されるはずだったのですが
他の原稿が届かなかったり、印刷所でトラブルがあったりで
発行が半年後になってしまいました…

そういうことも世の中あるので
また声をかけてもらえるように、文章に磨きをかけていきたいと思います。

来月あたりかた、いい波がやってきそうです。
その辺はまた後日こちらに綴る予定です。