MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

絵本の読み聞かせの魅力を伝えたい!本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

間違った絵本の読み聞かせ?

2014年02月28日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
間違った絵本の読み聞かせとは、いったい何のことでしょう?

読み聞かせに正しい間違いがあるのか?と聞き返したくなります。

私は読み聞かせに関しては「100人いれば100通りの読み方があるのでは?」
と思うので「こちらが正しい!」「あちらは間違っている!」と
断言するのがあまり好きではありません。

記事タイトルを見て、不快に感じる方がいたら申し訳ないのですが
「どうしてもこれだけは伝えておきたい」
と思うことがあり、今回は少し奇抜なタイトルをつけました。


昨日、実家の両親が久しぶりに家に遊びに来てくれた時のことです。

息子はじいじばあばのことはよく知っていますが
娘は数ヶ月会っていないと、誰なのかわからず警戒をします。

けれど、おやつを食べさせてもらったり、会話をしたりすることで
だんだんばあばへの警戒心がなくなっていったのか
大好きな絵本をばあばに手渡し、読んでくれとアピールしてきました。

すると、ばあばは喜んで絵本を読み始めました。

「ぶたさんが手に持っているのは何かな?」

「しょうぼうじどうしゃ」

「そうだね。じゃあうさぎさんが手に持っているのは何かな?」

「しょうぼうじどうしゃ」

と娘に質問をし、質問に答えると次のページをめくります。

「ぶたさん後ろに何か隠しているね。何かな?」

「ひこうき」

「そうだね。うさぎさんも何か隠しているよ。何かな?」

「ひこうき」

そうだね、二人とも飛行機を隠しているんだね」

とまた娘に質問をし、質問に答えるとページをめくる・・・
この繰り返しは絵本を読み終えるまで続きました。

いつもなら絵本を読んでもらうと嬉しそうにする娘が
なんだか浮かない顔をしていました。
私もなんだかモヤモヤした気分になったので

「その読み方だと絵本のストーリーを楽しめないよ」

と、母(ばあば)に自分の考えを伝えたところ

「絵本のストーリーなんていいのよ。どんな読み方をしたっていいでしょう?」

と言うのです。

その時、私は自分が幼かった頃の絵本体験を思い出しました。

絵本のストーリーは全く覚えていません。
けれど、家にあった数少ない絵本の絵のことは少し覚えており
絵の印象だけが記憶に残っていました。

今思うと、絵本のストーリーを覚えていないのは
絵本が知育のアイテムとして使われていたからだと思います。

毎ページ読む度に、どこに何がいくつあるかなどという質問をされ
物語が中断するので、絵本の世界がが私の心に届かなかったのです。(1)

思えば、少し前に父(じいじ)が娘に絵本を読んでとねだった時も
母と同じようにストーリーは完全に無視され
知能テストをするような質問ばかりをしていました。

「絵本作家さんは言葉を選んで絵本を作っているから
その言葉を信じて読めば、それだけで十分楽しいの。
絵本を使って子どもに何か勉強させようとしなくていいんだよ」

と、私が母に伝えると、母はハッとしたようで

「MAYUに言われて初めて気が付いた。
今までの読み方が絵本の読み方だと思いこんでいた・・・」

と言ってきました。

絵本は子どもを躾けるためや、勉強を教えるためのツールだと
母はずっと思い込んでおり、
子どもと一緒に絵本の世界を楽しむという考え方が、全くなかったのです。

そもそも小さい子が絵本のストーリーを楽しめるわけがないと
思い込んでいたところもあります。
知育テストのよう質問をして、全部の質問に正確に答えると
「頭がいいわ!」と喜ぶようなタイプだったので。

私は小さい頃、絵本に全く興味を示さなかったと母は言っていましたが
それはいつも質問攻めだったから興味がなかったのでは?
と思ってしまいました。

ブックファーストなどの活動が盛んになり
最近は自治体から絵本をもらえるような地域もあります。
出産祝いに絵本をもらう人もいるでしょう。

しかし、良質な絵本をいくら読んだとしても
このような質問だらけの読み聞かせをしていては
子ども達は絵本の世界を楽しむことができません。

絵本を通じて親子のコミュニケーションがとれればいいじゃないか!

と思う人もいるでしょう。
確かに質問攻めの読み方だって、親子のコミュニケーションはとれます。

しかし、絵本読み聞かせの楽しさを知ってしまった今
母と一緒に絵本の世界を旅することができたら、どれだけ楽しかっただろう・・・
母との思い出の一冊があったら・・・と、思わずにはいられません。

母だって、絵本は知育玩具ではなく、普通に読んで楽しむものなんだよと
助言してくれる人がいたら、知能テストの様な質問ばかりをしないで
きっと普通に絵本の文章を読んでくれたと思うのです。

何かを子どもに教えようとしなくてもいい。
親子で楽しむだけでいいのだとわかっていれば・・・

私のような絵本の勉強中の人間が、偉そうに言えることではないですが
私は幼少期、親と絵本の世界を楽しむ経験ができず、少し寂しかったので
できるだけ多くの人に、親子で絵本の読み聞かせの時間を楽しんでほしいです。

【追記】
やっぱりタイトルが奇抜だと思ったので、最後に「?」をつけました。
いずれ自分なりの結論が出せたら・・・と思っています。

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【注】

(1)松岡享子 『えほんのせかい こどものせかい』 (日本エディタースクール出版部、2012年)、22頁 で、松岡享子さんも、
「物語絵本は、楽しむためのもの、(中略)子どもに絵本を読むときは、質問魔、説明魔ぶりを発揮しないようお願いします。」と、注意を呼び掛けている。

【今日読んだ本】

ルイザ=メイ=オルコット作・中川知子訳 『若草物語』 講談社、1987年。
「夢中になって読んだ!小学校高学年の女の子向け」(1/50)

ストーリーテリングの理解者が身内にいた!

2014年02月27日 | ストーリーテリング(おはなし)
今日はとてもビックリした出来事がありました。

久し振りに実家の両親が私の家に遊びに来て
一緒に食事をしていた時のことです。

実家の父が、自分が小さいときは戦争中で
食べ物もなく、絵本などの紙の本が全くなかったと息子に話していました。

思わず私は

「誰か昔話を語ってくれた人とかいた?」

と聞くと

「いたよ。親戚でこの人は桃太郎を語れる人。この人は金太郎を語れる人っていのがいた。
あと、公民館に行くと、昔話を語れる人がいて、集まって聞いていたなぁ」

と父が言ったので、私はビックリしました。

父の祖父母は父が生まれる前に亡くなったと聞いていたので
昔話を語る人などは周囲にいないと思いこんでいたのですが
身内や近所に昔話を語る人がいたというのは初耳だったからです。

早速ストーリーテリング講座で語ったおはなしを(1)、
早速父の前で語ってみたところ、とても好感が持てたようで

「絵本もいいけれど、何も見ないでそのまま語るっていうのは
話を想像する楽しさがあっていいな」

と言ってきたのです。

きっと戦争中、疎開先でおはなしを語ってもらったことを思い出したのでしょう。

なんだかとても心強い気持ちになり
父が昔聞いたという「桃太郎」や「金太郎」などの昔話を語れるようになりたいと思いました。

早速「桃太郎」や「金太郎」のおはなしがどの本に入っているか
いくつか調べてみようと思います。

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【注】

(1)講座でおはなしを語った時のことは、過去ログ 「おはなしを語る当日――ステップアップできた」 に綴られている。

【管理】司書の勉強関係の記事を増やしました

2014年02月26日 | 管理人からのお知らせ
いつもMAYU CLUBに足を運んでくださり、ありがとうございます。

先日、「管理人からのお知らせ」を書いたばかりだというのに(1)
またまたお知らせです(笑)3つほど報告があります。

まず1つ目・・・

「図書館司書の勉強(八洲)」のカテゴリーの記事を少し増やしました。

増やした記事はSNSに書いていた日記だったので
ブログ向きの記事ではなかったのですが
子育てと勉強の両立で苦しんでいる姿がよくわかるので
こちらでアップすることにしました。

このブログの雰囲気に合うよう、少しだけ文章に手を加えたものは
文章の最後にランキングバナーが入っています。
入っていないものは、まだ手直しをしていない記事です。

まだ手直しできていない記事があるため、読みにくい記事もありますが
少しずつ手を入れていこうと思います。

ちなみに、今は小学生になっている息子が
このころのブログ記事だとまだ保育園~幼稚園児なので
久し振りに読んで、とても懐かしく思いました。
まだ娘が生まれていない時代の記事です。

当時の私なりに、子育てや勉強の仕方を模索しています。
読んでいると結構面白いので(?!)、時間のある時に是非目を通してみてください。

そして二つ目・・・

ブログ記事の最後に載せている「注」のリンク先に下線を入れることにしました

読者の方から「リンク先がわかりにくいから、下線を入れてみたらどう?」
と、アドバイスをいただき実践してみたところ、リンクがとてもわかりやすくなったので
過去ログのリンクにも少しずつ下線を入れ始めました。

といっても、こちらも少しずつ入れていくので
全部に下線が入るのには、少し時間がかかると思うので、気長にお待ちください。


最後、三つ目・・・

「管理人からのお知らせ」の記事のタイトルの頭に【管理】とつけるようにしました。

これはタイトルだけ見みたらよくわからないと思ったので
タイトルを見て「管理人からのお知らせ」の記事だとわかるようにするために
入れることにしました。

他の記事と管理の記事が、ごちゃまぜにならなくていいかな?と、私は気に入っています。


当ブログは絵や写真がほとんどなく、文字ばかりのブログ記事なので
「読みやすい」「わかりやすい」「見た目が美しい」ということに重点を置いていますが、
まだまだな点も多いため、今後も改良を重ねていく予定です。

引き続き、ご意見等をよろしくお願いしますm(__)m

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【注】

(1)過去ログ 「【管理】ブログ記事のタイトルを変更しました」 参照。

おはなしを語る当日――ステップアップできた

2014年02月25日 | ストーリーテリング(おはなし)
先週語る予定だった予定だったおはなしを
今日、やっとストーリーテリング講座で語ることができました。(1)
忘れないうちにブログに感想等を書いておきます。

私がこぐま社の「鳥のみじい」(2)を語ったところ
先生からは「このおはなしは軽い感じで語れるといい」と言われました。

確かに、楽しいお話なのに、なんだか重たい感じになってしまい
おはなしの雰囲気と私の語りが合っていません。

最近私は疲れていたからか、希望のないところに、元気づけてくれる小鳥がやってきて
(おじいさんでなく私が)とても癒された・・・という読みになってしまい
それがおはなしに出てしまっていました。

絵本で言うなら『ぐりとぐら』(3)を重々しく読んでしまった感じでしょうか。
あの軽やかな歌を重い感じで歌い、読んでいるのと似ています。

はぁ~~っ、またボロボロの語りになった・・・

と落ち込んでしまった反面、
「声帯から声が出ておりとてもいい」と言われ、少し希望が持てました。
単純?!

3年前に講座で発表したときに比べると(4)、演技っぽくなるところがだいぶ落ち着き
おはなしの世界もも自分の中でイメージできるようになったので
あの頃よりは進歩したと思います。

先生に前日、息子に語ってみたものの聞いてもらえなかったと話したところ(5)

「お母さんにじっと見つめられて語られたらきついわよ~」

と笑って言われ、そういうものなのかぁと思いました。
おはなしの経験の少ない私は、どこを見て語るのがいいのかすら
よくわからなかったのです。

いつも読み聞かせ等の助言をしてくださるストーリーテラーの先輩が
厳しい助言をしてくださったのですが、その言葉から
相手が私だから、厳しい言葉をかけてくださっているというのが伝わってきました。

小さな子供がおり、呼び出しなどが多い中で、
コンスタントに勉強をするのが難しいことを知っているからか
会に入って、できる範囲で勉強することを薦めてくださったのです。

おはなしの会は、どんどん現場に出る会と、コツコツ勉強する会と二つあるのですが、
後者の方なら続けられるのでは?と思ってくださったのでしょう。

私も講座が終わってからも、ストーリーテリングの勉強をしたいと思いました。
ここだと自分の良くないところを遠慮しないで注意してもらえるのです。

読み聞かせボラのメンバーだと、どうしても遠慮が出てしまい
「大丈夫だよ~」で終わりがちですが
落ち込んでいるときなどは、そうした言葉に助けられますが
自分に厳しいことを言ってくれる人を求めています。

ただ厳しいだけではなく、よくなったところは褒めてくれたり
切磋琢磨し合える関係というのは、素敵だと思うのです。

今回講座を受け、実際語ってみて自分の声について考えさせられたので
ここで終わらず、前に一歩踏み出してみたいという気持ちも強くなりました。

やってみなかったらわからないことがたくさんあったので
おはなしを語る機会を持てて、本当に良かったです。

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【注】

(1)昨年末から、ストーリーテリング講座に参加している。詳細については過去ログ 「ストーリーテリング講座に参加」 参照。

(2)稲田和子/筒井悦子 『子どもに語る日本の昔話2』 こぐま社、1995年。

(3)中川李枝子作・大村百合子絵 『ぐりとぐら』 福音館書店、1963年。

(4)3、4年前にもストーリーテリング講座を短期間受講している。詳細は 「ストーリーテリング」 参照。

(5)発表前日、息子におはなしを聞いてもらった。詳細は 「おはなしの本番前日にあったショックな出来事」 参照。

おはなしの本番前日にあったショックな出来事

2014年02月24日 | ストーリーテリング(おはなし)
先週ストーリーテリング講座に参加できなかったので
おはなしの発表ができませんでしたが(1)
明日は講座に参加できそうなので、でおはなしを発表してこようと思います。(2)

発表前日ということで、一番私の語りを聞いてもらいたい
息子と娘におはなしを語ってみることにしました。

娘はまだわからないだろうけれど、息子は喜んでくれるだろう
と、思い込んでいた私でしたが、おはなしを語りだしてすぐに、
息子がおもちゃで遊びだしたのです。

息子はおはなしの世界に入るどころか、遊びの世界に入ってしまい、私の気持ちは動揺。
息子の行動が気になってしまい、いつものように言葉が沸き出てこなりました。

こうなった原因の一つに、息子が本などが目の前にない状態でおはなしを聞くことに
慣れていないというのもありますが、
私の語りがイマイチで、おはなしのイメージがわかなかったこともあると思いました。

なので、なおさら落ち込んでしまって・・・

子供は正直で、おはなしを語る人が下手だと、そっぽを向いてしまうのです。

明日の聞き手は講座に参加している大人の方たちなので
なんとか我慢して聞いてくれるでしょうが
「この人の語るおはなしに入れないなぁ・・・」
と思っている人の気持ちが伝わってきそうで、ちょっと怖くなりました。

私自身も聞き手の時に語る人によっては、おはなしの世界に入れず
う~~ん・・・と内心思ってしまうこともあるだけに
聞き手がどんなことを思っているか、想像ができます。

今朝の練習ではいい感じで語れていたので
いけるかな?と思っていたのですが
やっぱり人形でなく人が聞き手だと、語りも変わります。

娘に「びびらびーんって??」

と突っ込まれた時は、説明をするか、そのまま語るか悩みましたが
おはなしの間に説明を入れました。

子ども達は必ずしも静かに聞いているわけではないのですね。

ちなみに、息子より娘の方が、興味深く聞いてくれていた気がします。
おはなしの内容がよくわからなかったと思うのですが
私がお話を語るのを、食い入るように見ていました。

ママの目を見ながらおはなしを聞くというのが、心地よかったのかもしれません。
こういう聞き手がいると心強いのですが・・・

改めて、聞き手の存在は大きいと感じました。(3)

今日の直前練習はボロボロ感が否めませんでしたが
動揺しながらも、おはなしの世界をイメージして、
別の言葉を何度か引っ張ってきて語ることができたので
頭が真っ白にならなかっただけ、マシだったかなと思います。

明日は少し早く起きて、講座の前に家で何度か練習をして
イメージをつかんでから、本番に臨もうと思いました。(4)

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【注】

(1)過去ログ 「絵本の勉強は家族の理解あってこそ2 学び続けるために」 に、本来ならば1週間前に「鳥のみじい」の発表をする予定だったが、夫の看病のため発表を延期したことが綴ってある。

(2)過去ログ 「おはなしを新たに覚え始める」 に、どのようにして練習をしてきたかが綴られている。

(3)過去ログ 「聞き手の存在は大きい!」 に語り手は聞き手に語りを左右されることが綴られている。

(4)当日語った感想は 「おはなしを語る当日――ステップアップできた」 参照。

【管理】ブログ記事のタイトルを変更しました

2014年02月23日 | 管理人からのお知らせ
いつもMAYU CLUBに足を運んでいただき、ありがとうございます。
当ブログに関することで、今日は3つのことをお伝えしたいと思います。

まず一つ目・・・

最近続きモノの記事が増えてきました。

今まではブログ記事で言いたかったことをタイトルにしていたのですが
これだと後から過去ログを読んだ時に、どの記事が続きなのか
わかりにくいなと思ったので、ブログ記事のタイトルを一部変更しました。

例えば・・・

【タイトル変更前】 大人こそ、絵本を深読みしてほしい!
【タイトル変更後】 八洲学園大学公開講座「子どもの本の深みに迫る」2 絵本も文学

上記のように、ブログ記事に書いてある内容をタイトルにするよりも
イベントや出来事についてをタイトルにすることにしました。

これだと、未来の私や読者の方が、過去ログを読んだ時
とてもわかりやすいのです。

あとは、検索等で飛んできた方が、必要な情報を収集しやすいように
といった意味も込めています。

このタイトルの付け方だと、タイトルを読んだだけでは
何が記事に書いてあるかイメージしにくいので
読者の方々にとってわかりにくいと感じることがあると思いますが
過去ログの読みやすさ、調べやすさを最優先した
ということで、どうかご理解くださいm(__)m

そして二つ目・・・

ここ数ヶ月、自分がこんな勉強をしたということだけでなく
絵本の読み聞かせとは?ということも書いてきたのですが
まだ私は絵本について語ることはできないなぁと感じました・・・

例えば、

読み聞かせボラの時、選書に力を入れている私がいる反面
選書も大事だけれど、楽しい時間を過ごすことが何よりも大事


という自分もいるのです。

楽しければいいの?じゃあ真面目な絵本はダメなの?

と突っ込まれそうですが、楽しいとは、そういう意味ではなく
「一緒に過ごせてよかった」とお互いが思えることとでもいいましょうか。

あとは、

絵本の読み聞かせはいい!と言いながらも
絵本の読み聞かせがすべてではない。


という考えも持っています。

こうした一見矛盾している点を、自分なりの言葉で伝えたいのですが
まだ言葉と経験のバランスがとれていなくて・・・

いずれはじっくり自分の中で消化していき、
自分の中の言葉で語れるようになれたらと思っています。

しかし、それにはまだ時間がかかりそうなので、このブログは
「絵本などの幼い子の文学を勉強している人が、日々の勉強記録や感じたことを綴っているブログ」
と思って読んで下さい♪

そして三つ目は・・・

当ブログがブログ村のランキングに登録をして1ヶ月近くが経ちました。(1)

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はっきり言って、このブログはランキングでトップに立つようなブログではないです(笑)

なぜなら、プロではなく絵本の勉強をしている人のブログなので
子どもに絵本を読み聞かせしたいと思っている人には、頼りないですし
書いてあることも一般向けではありません・・・
読者層が、あまりにも限られてしまっています。

しかし、もともとランキングのトップを目指そうと思っているわけではなく
もし1位とかになったら、もちろん嬉しいですが
ランキングに参加し、コンスタントに上の方にいることで、このブログの存在を
同じような仲間に知ってもらえたらいいと思い参加し始めたので
この目的は少しずつではありますが、果たせてきているような気がします。

よって、

一手間かかりますが、記事が参考になった時だけでもいいので
「イイネ!」の感覚でポチッとしてもらえると嬉しいです(^^)


最後に・・・

コメントでの意見交換も励みになっています。
こうした勉強は孤立しがちなので、交流ができるのは嬉しいのです。

すぐに返信できないときもありますが
必ず返信をするので、これからも一緒に意見交換をしていきたいと思っています。。

長くなりましたが、今後とも当ブログをよろしくお願いしますm(__)m

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【注】

(1)過去ログ 「【管理】ブログランキングに登録してみました」 参照。

八洲学園大学公開講座「子どもの本の深みに迫る」2 絵本も文学

2014年02月22日 | 司書資格の勉強(八洲学園大学)
今日は八洲学園大学の公開講座を自宅のパソコンで受講しました。(1)

今回こそ会場で受講しようと思ったのですが
昨夜、息子が急に高熱を出したので、家の中はバタバタ!
朝もまだ熱が続いていたので、会場での受講は断念。

しかし、娘をあやしながらですが
自宅で授業を受けられたので、とても助かりました。
小さな子供がいる私には、WEB授業の存在はありがたいです。

高鷲志子先生の授業は、絵本の読み聞かせや、図書館サービスの授業ではなく
大学の英文科などで開講されている、児童文学の授業といった感じで
英米文学に疎い私には、とても参考になります。

絵本の勉強となると、どうしても沢山の作品を多く読み
知ることに重点が置かれがちですが
一つの作品を深く読むという作業は、子どもに本を手渡す人には
とても大事なことだと思うのです。

私は学生時代、国文科にに在籍していたので
一つの作品を深く読む機会に恵まれていたのですが
今思うと、あれは貴重な体験でした。(2)

国語の勉強だと、テストで点をとるための読みをしなければいけませんが
絵本の読みき聞かせは、どんな風に子どもが受け取ってもOKなのです。
子どもはうまく説明できないかもしれませんが
その子なりの人生経験が、作品の読みに繋がっていきます。

絵本は文学であり、良質な絵本は良質な文学です。
子どもの美しい心には、美しい文章、美しい絵が必要だと私は考えます。
美しく見せようとごまかしているものではだめです。

食に例えて言うなら、複雑な調味料を使わなくても
素材の味だけで十分美味しい
または、シンプルな調理や調味料だけでも
十分においしく食べられる食材が、幼い子どもには理想的でしょう。

実際離乳食もそのような調理の仕方が多いです。
最初からソースをたっぷりかけているような料理を食べていたら
濃い味に慣れてしまい、味覚がおかしくなってしまいます。

作品を深く読むのは、料理を一口一口、丁寧に味わって食べているようなもので
その料理のどんなところがおいしいのか?どんな食材や調理が
その料理をひきたてているのかを考えるのと似ています。

私たち大人が、子どもの食べるものに関して
関心を持つことはとても大切なことです。

子供の年齢に合った料理か?その料理は子供の成長にふさわしいものか?

絵本も料理と似ています。
子どもの絵本を選ぶとき、料理のことを思い出して
選んでみるとイメージがわきますよ。

なんだかかなり深い部分まで語ってしまいましたが
昔から、文学を深く読むと、いろいろなものが私の中でくっつき始め、
一つのまとまったものになっていくことが多いんです。
ちょっとまとまりのない文章でも申し訳ないです。

文学という軸は、絵本でも大人が読むような文学でも
かわらないんですね。

今日はそうした刺激を受けたので、いろいろなものがくっつき始めたため、
ついついあれこれ語ってしまいました。

文学は奥が深く、そして面白いもので、とても興味深いです。
子ども達が絵本が大好きな理由がわかる気がしました。

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【注】

(1)初回の授業については、過去ログ 「八洲学園大学公開講座「子どもの本の深みに迫る」1」 参照。

(2)かなり古い過去ログ 「絵本の読み聞かせ」 に、学生時代文学を勉強して来れてよかったことが綴られている。

息子が絵本より児童書を好むように・・・2 とんだオチ

2014年02月20日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
先日、息子が児童書を一人読みするようになった姿を見て

絵本の読み聞かせを続けていると
自然と児童書とかを一人で読みだすようになるんだなぁ・・・


と、息子の成長に驚いていた私でしたが(1)
実際はそうではなかったことが、今日判明しました。
言っていることが変わってしまってスミマセン(^_^;)

夕食時、息子が放課後に友達と遊ぶ待ち合わせをしていても
時間通りになかなか来てくれないとこぼしていたので

「ゾロリとか面白くて長い本を読んでいれば
一人で待っている時間も退屈に感じないんじゃない?」


と提案してみたところ

「えっ?それ無理無理。
ああいう長い本、俺パラパラめくって絵を見るだけだから」


と、アッサリ言ってきました。

「?!」

どうやらゾロリのような漫画風な児童書でも
長すぎて最後まで読む気にはならないようです。
けれど私は

あ~~っ、わかるわかる!私もそうだよ!!

と、内心息子の発言に共感してしまいました。

そう、児童書は分厚くて長いので、最後まで読むのが面倒なのです。
面白そうでも、活字を追う作業が億劫だという気持ちの方が強く
絵をパラパラ見て、なんとなく本の雰囲気を知り本棚に戻してしまう・・・

小さい頃、本を読んでこなかった私には
長い本が読めない、絵のページばかり頼りにしてしまう気持ちは
ものすごくよくわかります。

未だに私自身、図書館で借りて読もうと思った絵本ですら
億劫な時は読まないまま返却日を迎え、返してしまうことがあります。

大人の私ですらそうなのですから、小1の息子なら、なおのこと
活字を読むことに苦痛を感じるでしょう。

しかし、活字を追うのは億劫でも、絵本や児童書の中身は好きなので
本の中身の楽しさはよくわかっています。
今はまだ、気持ちはあっても行動が伴わないのは、7歳というだからだと思います。
7歳でも一人で読む子は読みますが

まだ活字への抵抗感のあるうちは、親が読んであげることで
親に甘えられるという喜びもあるでしょうし
活字を追う億劫を気にしないで本の内容を楽しむことにも繋がります。

低学年なら、本を自力で読むことよりも
「本が面白い!」ということを知ることができたら万々歳だと思うのです。
楽しいから、興味があるから、パラパラであっても
本を開いてめくっているのだと思います。

読み聞かせをすることで、子どもと本の距離が縮まっていくので
読めそうなものなら、自分で手に取って読んでみようと思う日がやってきます。

子どもが一人で活字を追うので必死になっていると
その本の深い部分まで読み取る余裕が持てないので
親など身近な人が読んであげることはとても大事になってきます。

今回の息子の児童書をパラパラ読みしている件を聞いて
「まっ、そんなもんでしょ。子どもらしい(笑)」と思いました。
今まで学校以外では活字を読む練習などはしてこなかったので
これが現実なんだと思いました。

悪い意味での現実という意味ではありません。
今の息子の本への意識がどんなものなのかを、知る機会が持ててよかったです。

だからなおさら、今は一緒に絵本や児童書を読んだりして
楽しい世界を一緒に旅することがでたらいいなぁと思いました。


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【注】

過去ログ 「息子が絵本より児童書を好むように・・・1」 参照。

久し振りに読み聞かせボラへ!2 子ども達と通じ合えた

2014年02月20日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
今日はとても幸せな一日でした。

久々の読み聞かせボラで子ども達と楽しい時間を過ごすことができたからです(1)

最近少し忘れていましたが、大学時代は教員になって
子ども達と喜びや感動をを分かち合いたいと思っていました。(2)

そうした過去を追ってみると、
子ども達と一緒に絵本を楽しみたい!
といった思いが強いのは、自然なことなのかもしれません。


今日、読み聞かせボラが終わった後に、近所の子が数人
言葉には何もしなかったものの、私の近くに寄ってきて、目で訴えてきました。

その目からは、今日の読み聞かせの時間が楽しかったということや
また読んでほしいという気持ちがしっかりと伝わってきたのです。

自分と子供たちの心が絵本を通じて一つになり、通じ合えた!と感じた瞬間でした。

そしてその日の夕方、娘の保育園のお迎えの帰りに
息子のクラスの男の子と会ったので、少しおしゃべりをしていたところ

「俺さ、この絵本が一番好きなんだ!」

と、私にお気に入りの絵本を見せてくれたのですが
なぜ彼がその絵本を見せてくれたのか、すぐにわかりました。

先日の読み聞かせボラの時に、吸い込まれるように絵本を聞いてくれていた彼は
私に自分の宝物を見せてもいいと思ってくれたのです。

もう嬉しくて嬉しくて!!

自分のことを信頼してくれているのが伝わってきました。

以前、私と息子と娘は、気心の知れた友達のような感じだとブログに書きましたが(3)
近所の子ども達とも、そうした友達のような関係で、道で会えば

「こんにちは。どこいくの?」
「えっ、習い事!」
「そう、いってらっしゃい!気を付けてね」
「うん!」

と、普通に声を掛け合ったりもしています。

私は「○○(息子)くんのお母さん」という立場ではありますが
身近な友達のお母さんが絵本を読んでくれるというのは
子ども達にとって楽しいことなんだなと最近気づき始めました。

もちろん親に絵本を読んでもらうのが一番嬉しいことだと思いますが
友達のお母さんだからこそ、できることがあると感じています。

近所の子ども達と、これからもいい関係を築いていきたいです。

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【注】

(1)過去ログ 「久し振りに読み聞かせボラへ!1 楽しいことが大事」 参照。

(2)過去ログ 「まゆみの自己紹介1」「まゆみの自己紹介2」 に学生時代、教員になりたかったことが綴られている。

(3)過去ログ 「絵本の楽しさを共感できる仲間」 参照。

久し振りに読み聞かせボラへ!1 楽しいことが大事

2014年02月19日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
昨日は看病疲れで体調を崩していたため
家事を最小限にし、ブログも更新せず、早めに布団に入りました。

翌日に小学校での読み聞かせボラがあるので
体調を整えておきたかったからです。

そのおかげか、今日の読み聞かせボラはとてもいい雰囲気で
読むことができたので、持ち味が出せ
クラスのみんなと絵本を楽しむことができました!

今日読んだクラスの担任の先生が、とてもいい雰囲気だったことや
知っている子が何人かいたことも、読みやすかった理由の一つです。

朝、これから一日が始まるという時に読む絵本は
元気が沸き出てくるような、明るいものを何冊か持参し
その日のクラスの雰囲気なども見て、その場で絵本を選びます。
ちなみに絵本を読む練習だけでなく、トークなども事前に練習しておきます。

学校のイベントとと関連する絵本を、一冊だけ読む予定だったのですが
先生からもう一冊読んでも平気だと言われたので
もう一冊絵本を読んだところ、両方とも大反響でした。

最初は興味なさそうにしていた子が、どんどん食いついてきて
いつの間にかみんな夢中になってどんどん発言をしてきたり・・・
子ども達と一緒になって絵本を楽しめた感が強く残ったのでよかったです。

子ども達が良質な文学に触れる機会を作りたい・・・

という気持ちが私は強い人ですが、ボラをやっていると
「あーっ楽しかった!!」
と思ってくれたらそれだけでも十分なのかも?と思いました。

もちろん選書や読み方なども、力を入れていきますが
力を抜くことが大事な部分もあるので、二つのバランスをとりながら
今後も読み聞かせボラを子ども達と楽しんでいきたいです。

この記事の続きはこちら→「久し振りに読み聞かせボラへ!2 子ども達と通じ合えた」

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息子が絵本より児童書を好むように・・・1

2014年02月17日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
最近小1の息子の読み聞かせに変化が出てきました。

息子は絵本の読み聞かせをしてもらうのが大好きな子です。
しかし、自分で読むのはあまり好きではなく
図書館の図書の時間も、図鑑の様なものばかり借りてきて、眺めてばかりいました。

無理矢理一人読書をおしつけようとも思わなかったので
いずれ一人で読めるようになったらいいなぁと
気楽に思っていたのですが、最近は少しずつ一人読書をするようになってきました。

しかも、読むのは絵本でなく、縦書きの児童書が多いです。
国語の授業で長い文章も読むようになったからか
文字を読むのにさほど抵抗を感じなくなったのかもしれません。

私が小1の時は、児童書なんて文字だらけの本は
活字恐怖症だった私には、長すぎて読めませんでした。
ノンフィクション派の私には
フィクションである物語が好きになれなかったのです。

けれど、息子はどちらも好んで読みます。
どこまで内容がわかっているかはわかりませんが
児童書に興味を持つようになったこと自体、進歩だなと思いました。

読み聞かせに関しても、最近は『エルマーの冒険』(1)のような児童書や
ストーリーテリングのテキストの本に入っている昔話などを
よくリクエストしてきます。

児童書は敷居が高いイメージがあったのですが
読み聞かせをしてもらっていると、こういった本の中身は面白い!
とわかるので、敷居が低くなるのかもしれません。

小1の2学期まで、児童書を好んで読む気配がなかっただけに
気づいたら、児童書に強い興味を持つようになっていった印象です。

といっても、娘に赤ちゃん絵本を読んでいると
嬉しそうにのぞいてきたりするので、まだ絵本も大好きなんですけれどね。

これからは、私自身、絵本の勉強だけでなく
児童書の勉強も並行してやっていった方がいいと思いました。

勉強することが増えて大変ですが
子どもが楽しんで読んでいる時期に勉強をするのは楽しいものです。
こうした「旬」を大切にしていこうと思います。

※この記事の続きは、ブログ記事の「息子が絵本より児童書を好むように・・・2 とんだオチ」を参照。

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【注】

(1)ルース・スタイルス・ガネット作、ルース・クリスマン・ガネット絵、わたなべしげお訳、子どもの本研究会編集 『エルマーのぼうけん』 福音館書店、1963年。



絵本の勉強は家族の理解あってこそ2 学び続けるために

2014年02月16日 | 講演会や勉強会
今日も一日子どもの世話、家事、看病続きでした。(1)

夫のインフルエンザをもらわないよう、手洗いを徹底して家事をしてきましたが
それにお腹を壊している娘の世話も加わり(ベタベタ汚し、おむつも大変なことに)
手がガサガサで痛いです・・・

おはなしの練習は看病の期間は諦めました。(2)
ここで無理して頑張って練習をすると
体調を崩して夫のインフルエンザをもらってしまうと思ったからです。

ストーリーテリング講座での発表は、1週間遅らせてもらうことに決めました。

すべてのことを期日までにこなしたい気持ちはありますが
遅らせても大丈夫なものに関しては遅らせ、最優先すべきことに専念します。

私が今、絵本関係の勉強でお世話になっているところは
勉強している内容が内容だからか、子供優先という空気が流れており
家族を優先してOKという場所が多く、非常にやりやすいです。

「家事や育児をしながら、できる範囲内でやる」

というのが私の勉強に対するモットーです。

今まで、できる範囲を超えてでもやろう!とチャレンジをしてきたのですが
無茶をし過ぎると、私の場合、どうも長続きしません。

私が土日に外で絵本関係の勉強をするときは、夫に子どもを預けることが多いだけに
平日に家事や育児をこなすなりして、家庭に還元をしていないと
協力を得ることは難しいのです。

双方の親の協力に関しても、普段から気軽に子どもの世話を頼んでいると
ここぞというときに協力してもらえません。

先日ストーリーテリング講座の先生も
「夫の機嫌を損ねないようにやってきた」とおっしゃっていたので
やっぱり家庭とのバランスはぶつかる壁なのだと思いました(笑)

今回夫の看病は、絵本の勉強が中止になることが多かったですが
今後自分が絵本の勉強を続けていくために
自分はどういった点に気をつけていくべきかを
改めて考えさせられるきっかけとなったのでよかったです。(3)

「人生に無駄なことは何もない」と改めて感じました。

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【注】

(1)ここ数日、夫のインフルエンザの看病を続けている。

(2)過去ログ 「おはなしの言葉が沸き出てきた!」 参照。

(3)過去ログ 「夫の看病に専念」 「絵本の勉強は家族の理解あってこそ1 家族は大事」 「松岡享子さんの講演会が中止に・・・」 参照。

松岡享子さんの講演会が中止に・・・

2014年02月15日 | 講演会や勉強会
今日は先日からずっと行きたいと思っていた講演会が雪のため中止になりました。(1)
夫の体調も気になっていたので、ちょうどよかったと思う反面
この方の講演会に足を運ぶ機会が今後あるだろうか・・・
という気持ちにもまりました。

どうしてそこまで今回の講演会にこだわっていたかというと
絵本やおはなしの世界で有名な、東京子ども図書館の理事長をなさっている松岡享子さんの講演会だったからです。

松岡享子さんの本は何冊も読みました。
本を読んでいて思ったのは、絵本よりもストーリーテリング(おはなし)寄りな方で
『番ねずみのヤカちゃん』(2)や『あたまをつかった小さなおばあさん』(3)など
非常に語りやすい訳をされています。
絵本だと、林明子さんが絵を描かれている『おふろだいすき』の文章を書かれています。(4)

「あぁ!あの動物達と男の子がお風呂に入る黄色い絵本ね!」

と思った方、そうです!あの絵本の文章を書いた方です。

今、私はおはなしの勉強をしているので
松岡享子さんが書いた『お話を語る』(5)がおはなしを語る励みになっています。

抽象的な部分をわかりやすい例を挙げて書かれていて
ボキャブラリーのすばらしさに感動しました。

そんなわけで、松岡享子さんの講演をとても楽しみにしていたわけです。

残念ながら、代わりの日に講演をすることはなく
今回の講演は流れてしまったのですが
別の機会をみつけて絶対に講演会に足を運びたいと思います。

憧れの方の、生の講演を聞いてみたいのです。
今後、講演を聞くチャンスがありますようにと思わずにはいられません!

絵本の翻訳や児童文学を研究されている方で
私が好きな方は石井桃子さん、瀬田貞二さん、松岡享子さんなので
今もお元気でいらっしゃる松岡享子さんの生の講演を聞いてみたいです。

今年度は絵本関係の講演会や勉強会に力を入れてきましたが
来年度は東京子ども図書館などの施設にも足を運んでみようと思っています。

とまぁ、松岡享子さんの講演会があることは以前から夫に伝えていましたが
それが今日だったということは、すっかり忘れていたようで
私がこんな思いを巡らせていたことなど、全く気付いていませんでした。
ちょっとぐらい気づいてくれてもいいのにと思いましたが・・・

けれど、夫の熱もかなり下がり、食欲もわいてきたので
もうひと踏ん張りというところです。

さまざまな事情により、思うように都合がつかないことも多いですが
気長に絵本やおはなしの勉強を続けていけたら・・・と思います。

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【注】

(1)過去ログ 「夫の看病に専念」 「絵本の勉強は家族の理解あってこそ」 参照。

(2)リチャード・ウィルバー作、松岡享子訳、大社玲子絵 『番ねずみのヤカちゃん』 福音館書店、1992年。少し長めの絵本。文章はおはなしがベースになっている。

(3)ホープ・ニューウェル作、松岡享子訳、山脇百合子画 『あたまをつかった小さなおばあさん』 福音館書店、1970年。児童書。ストーリーテリングでよく語られる作品。

(4)松岡享子作、林明子絵 『おふろだいすき』 福音館書店、1982年。

(5)松岡享子 『たのしいお話 お話を語る』 日本エディタースクール出版部、1994年。ストーリーテリング(おはなしを)どう語るかを具体的に書いている、おはなしを語るための参考書。

絵本の勉強は家族の理解あってこそ1 家族は大事

2014年02月14日 | 講演会や勉強会
私の住んでいる地域は、今日一日ずっと雪が降っていました。

昨日に引き続き、インフルエンザで寝込んでいる夫のご飯等を用意していたのですが(1)
昨日も今日もおじやをリクエストを毎食リクエストされたので
やっぱりまだ体がダウンしているのだなぁと思いました。

もし、夫の体調がよくなってきたら
ずっと楽しみにしてきた、明日の絵本関係の講演会に
足を運びたいと思っていたのですが、ちょっと難しいかな・・・

ちなみにその講演会の会場に今日問い合わせをしたところ
親子席なら子どもが泣いても大丈夫なので
2歳のお子さんと一緒でも気にしないで来てほしいとのことです。

小1の息子に相談したところ

「俺が家にいるから行ってきなよ」

と言ってくれました。

息子の頼りがいのある発言にビックリ!!

私が絵本の勉強をしているのを知っているので
行かせてあげたいと思ってくれたのかもしれません。

もし行く場合は、夫と息子が3時間くらい留守番、し私と娘が講演会に行くことになりますが
最終的には明日の夫の体調や本人の気持ちなどを聞き、総合的に判断するつもりです。

どちらにしても、息子の発言のおかげで
参加できなかったとしても、参加できたような気持ちにさせてもらったので
なんだか気持ちがすっきりしました。

最近、私がこうして絵本関係の勉強ができるのは
家族の理解や協力があってこそなんだなと思わずにはいられません。

これからも勉強を続けていく以上、自分の意見を無理矢理押し通すのではなく
家族の理解を得て決めていきたいと思います。

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【注】

(1)前日の記事、過去ログ 「夫の看病に専念」 参照。

夫の看病に専念

2014年02月13日 | 私のこと
明日明後日と絵本関係の予定が入っており
やっと久しぶりに参加できる!と思っていたものの
夫がインフルエンザにかかってしまったので、看病に専念しています。

この間私がかかったインフルエンザとはタイプが違うので
どうやら外からもらってきてしまったようです。

すぐに夫が過ごす部屋作り、部屋を掃除&換気をし
寝室を分けるなど、子ども達と接触のない環境を作りました。

こうなると、おはなしの練習や絵本の勉強どころではありません。
働いている人などは、臨機応変に対応できると思うのですが
私はこうした両立が苦手だからか、主婦モードになって
まずは優先順位の高い家庭のことに専念します。

いや、本当のことを言うと勉強会や講演会に足を運びたいです。
このところずっと参加できませんでしたし
講演会は何ヶ月も前から楽しみにしていたので・・・

誰かに子ども達を預けられないかなど、いろいろ考えましたが
高熱を出している夫を置いて出かけるのは不安がありますし
二人の子供たちの身の安全を考えると、
やっぱり私が家にいるのが一番安心なのかなと思いました。

子どもならまだしも、大人なら高熱が出ていても
自分で何とかできるのでしょうが
病気にかかっているときは、人はいつもより気弱になるので
誰かが家にいて、すぐに対応してもらえる方が
精神的に安心できると思うのです。

割り切ればいいのに、なかなか割り切れないのは、私の性格でしょうか・・・

子ども達はパパの体調を心配しながらも
二人とも、いつものように絵本を読んでくれとせがんできましたが
「ちょっとさびしい」と思う子ども達の気持ちが
何も言ってこなくても、どこからか伝わってきました。

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