MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

ニーチェアXを買って1年 ―1年使ってみて―

2024年05月18日 | 絵本とインテリア
ここ2ヶ月ほどとても忙しい日々を過ごしていますが、
なんとかやっています。

更新が滞ってしまうことが多いので、今日は一通りの家事が終わったこともあり、
ブログを更新することにしました。

今回は、1年前に買ったニーチェアを1年使ってみた感想です。
ニーチェアをみなさんに買ってほしいわけではなく、自分が購入を検討したときに、
ネットの情報を参考にしたので、私の使用感も参考になればと思い、アップします。



1年前に買ったニーチェアX(以下ニーチェア)(1)が、私の読書コーナーになり、
ここで本を読むのが日課となりました。

娘が中学生になっても、まだ絵本や児童書はリビングにたくさん置いてあり、
それらの本棚に囲まれた中に、ニーチェアが置いてあります。

ニーチェアの周りにカラフルな児童が写っており、オシャレさはありませんが、
娘が絵本リビングに、絵本や児童書をそのまま置いてほしいと言っていたことと、
こんなリビングは、子育て中ならではだと思い、絵本や児童書に囲まれた生活を楽しんでいます。

さりげなく、本棚に写真立ても置き、子どもの成長が感じられる写真が座ったときに、
目に飛び込んでくるようにしています。

娘も時々ここに座りますが、読書というよりは、スマホやタブレットをしていることが多く、
娘にとっては読書コーナーにはなりませんでした。
(ちなみに、お友達がスマホを持っているため、中1でスマホデビューしました・・・)

けれど、息子も娘も時々ここに座ってくつろいでいたり、
何かをしたりしているので、気に入ってはいるようです。

布団に入って横になるほどではないけれど、ダメソファに寝転ぶほどではないけれど、
ちょっと足を伸ばしてくつろぎたい・・・

そんなときに、子ども達はここに座っています。

汚れが心配なので、昔から使っている低反発クッションに
私が過去に作ったカバーをつけたものを、ニーチェアに置いて
キャメルのカバーが汚れないようにしています。(クリーニング仕様なため)

日常で就く埃などは、コロコロでキレイにすれば十分です。

最初少し気になっていた、パイプにつけている保護キャップの存在は全然気にならなくなり、
これのおかげでニーチェアの下にラグなどを敷かないで済むので、とても助かっています。

この保護キャップに埃がついたりするのですが、時々コロコロで埃を取ると
キレイになるので、掃除も楽です。

娘が私に

「ニーチェアにオットマンなしは考えられないね。
 オットマンがあってニーチェアだよ。足が伸ばせるのがいい!!」

と言ってきました。

私もニーチェアに座るときは、オットマンも一緒に使用しているのですが、
確かに、オットマンなしでは考えられません。

最近は満員電車にゆられ、足が疲れているので、
足を休ませられるオットマンの存在はありがたいです。

オットマンを購入する前は、ダメソファなどをオットマンとして使うことも考えたのですが、
私がニーチェアに座っているときに、息子がダメソファでくつろいでいることなどもあるので、
オットマンも買ったのは、結果的に正解でした。

我が家の湯船だと、足を伸ばそうとしても、湯船が小さくて伸ばせないのですが、
旅行先の広い浴場だと、足を伸ばせて快適・・・あれと似たような感じでしょうか。

オットマンは、何かをちょっと置いたりするのに便利なようで、
子ども達がスマホや本などを置いたりしています。
(勝手に置かれると、私が座るときに邪魔なのですが・・・)

私の場合は、限定のオイルフィニッシュタイプだったので、
もう時期を逃したら、オイルフィニッシュのオットマンは、暫く出てこないと思ったので、
高くつきましたが、思い切って一緒に買ってしまいました。

木の部分はこの間、アルドボスという自然塗料で、オイルメンテナンスをしました。
幕を張る感じではなく、木にオイルが浸透し、木のザラッとした質感が残る仕上がりです。(光沢なし)

色も白から少し濃くなるため、オイルフィニッシュは好みが分かれるかもしれませんが、
(メンテナンスをする前のほうが、木の部分がサラサラして好きだったのと、色も白っぽくてよかった)
通常タイプは木の部分はウレタン塗装なので、あまり関係ないかもしれません。

限定で木の部分がソープフィニッシュ(2)のタイプが買える場合、ソープフィニッシュの方が
木の部分の雰囲気が変わらないと思うので、外しにくいです。
(オイルフィニッシュは、木の部分が好みが分かれると思いました)

ソープフィニッシュも、やり方をネットなどで調べて、
自分にできるかよく考えて買った方がいいです。
(布の部分に石けんの泡が付いてしまったりする可能性もあるため)

話しが変わりますが、置いている場所は、キッチンカウンターの前で、
一般的にはダイニングテーブルが置いてある場所に、ニーチェアを置いています。

キッチンカウンターに高さがあるので、ニーチェアの頭の部分に高さが少し合っても
圧迫感は全く感じません。

ニーチェアの向きを変えて、タブレットを使って映画を見ることもあります。
これだと長時間座っていてもラクで、前屈みになって観るよりずっとラクです。

掃除の時は、パイプの部分を軽く持ち上げて、掃除機をかけています。
軽いと掃除がしやすいので、掃除の時もストレスになりにくいです。

シートは冬、少し寒く感じるので、毛布などをシートにかけて座っていました。
今の季節(梅雨前)はまだ朝晩は肌寒いので、シートに毛布は掛けませんが、
座っているときに、大きなケットをかけて、足が寒くないようにしています。

シートは本当は白がよかったのですが、汚れが目立たないようにということでキャメルに。

けれど、キャメルにしたおかげで、少し汚れても汚れがわからず、
埃なども目立たないので、ズボラな私は助かっています。

ニーチェアのネックなところは、シートがクリーニング仕様であること。
(おそらく自宅で洗うと生地が縮むため)

座る人の座高によっては、頭の高さが合わないこと。
(私は背が低いからか頭の高さが合わず、頭とシートの部分に低反発クッションを挟んで高さを合わせて座っています)

木の部分が限定のオイルフィニッシュのタイプだと、木の部分の色が、メンテナンスをすることで、
だんだんシートのキャメルと同化していき、好みが分かれること。
(個人的には木の色とシートの色が同化しない方が好き)

それでも、オイルでメンテナンスをするのは好きなので、色が濃くなっても許容範囲です。

個人的にはニーチェアは、2,3時間読書をしたい人にはお勧めの椅子です。
「読書をするときはここ」みたいな場所があると、読書もはかどります。

ヨギボーのお店で買った、クロワッサン型のビーズ枕(画像のニーチェアの上に置いているキャメルの枕)を
いつも膝の上に置いて本を読んでいるのですが、これがあると高さが出て、
本を読むときとても楽で、気に入っています。(クッションなどでも代用可?)

私の場合、学校司書という仕事柄、頻繁に読書をするので、
読書がはかどる椅子というのは、非常にありがたく、購入して1年経った今もお気に入りです。
(私の場合、うたた寝するという感じではなく、ゆったりと座る感じです)

ダイニングテーブルを置くようになったら、どうしよう?!
という悩みはありますが、軽くて移動できる椅子なので、
どこかに置くスペースを見つけて、使い続けていきたいと思います。

【注】

(1)1年前に購入した、読書をする時に使う安楽椅子。
   過去ログ『読書のための椅子?!ニーチェアXが我が家に仲間入り!』参照。

(2)無添加石けんを細かくしてお湯で泡立て、その泡で木の部分の汚れを落とすお手入れの仕方。
  木の色がお手入れ後もあまり変わらないので、木の色を変えたくない人にオススメのお手入れ方法。

【今日(昨日)読んだ本】

 塩田武士『存在のすべてを』 朝日新聞出版、2023年。
「誘拐事件がらみの話。最初は淡々としているが、だんだん話しが面白くなり、続きが楽しみに。現在読み途中。今年の本屋大賞ノミネート本」

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