MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

お母さんが楽になれば、絵本を読む余裕が出てくる

2017年04月26日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
忙しい日々が続いていましたが、今日は花粉の飛散量の少ない日だったので、
久しぶりに換気をして掃除機をかけました。


レースカーテンを開けるとそれなりに明るいが、プライバシーの関係でレースカーテンを使用。

曇り空の日で薄暗い日でも、換気をしながら掃除ができるのだから、幸せな日です。

最近はとにかく忙しいく(1)、疲労感が抜けないのですが、
たまに休みが取れたときに、家の掃除を丁寧にすると、
家の中がリセットされるので、心が安らぎます。

新年度になり、PTAを始め、子供関係のことでやることがたくさん増えたので、
娘に絵本を読む余裕がありません。

一ヶ月前は一日2,3冊は読んでいたというのに、最近は寝る前に1冊読むくらいです。

娘は寝る前だけでなく、夕食後にも私のところに絵本を持ってくるのですが、
最近は食後も「頼むから休ませて・・・」
と、ダメソファに横になってしまいます。

常に動き続けている感じで、気が休まらない。
働いているお母さんは、こんな感じなのかな・・・

と思いました。

実際忙しく、気持ちに余裕のないお母さんに、
絵本の読み聞かせをすすめることは、できればしたくありません。

けれど、自分自身にならできるので、どうしたら
絵本を読む余裕ができるか考えてみました。

・家事などは「○○しなくちゃ!」と思わず、淡々とやる。(省エネモード)
・自分ばかり我慢せず、自分にもご褒美をあげる。
・断れることは断り、疲れを感じたら短時間でも横になる。

    ↓
【心も体も少しずつ元気になり、絵本を読む余裕が出てくる!】


主婦は、子どもや夫を優先し、自分は後回しという印象が強いですが、
自分も大事にしてあげたいと思います。

我慢ばかりを続け、ストレスや疲労がたまりにたまり、
「ドカン!!」となる前に、小さな喜びで心を満たすのは、いいことだと思います。

息子に対し、以前は3DSやタブレットゲームなどの規制を厳しくしていましたが、
最近は少し緩くしました。

厳しい環境の中でぐんぐん育つ子もいれば、厳しい環境だと芽が出ない子もいます。

私は何事も頑張りすぎる傾向にあるので、
意識して休息をとるなりして、家事や育児とのバランスをとっていこうと思います。

自分が疲れているとき、先輩ママさんにアドバイスをいただき、
少し心がホッとしました。

私は絵本が好きですが、「絵本は育児に必須!!」とは思っていません。

絵本を子どもと楽しむことは、育児を楽しむ一つの選択肢だと思うので、
いくつかあるうちの選択肢を、バランスよくやって、総合的にOKなら、いいのではないのかと・・・

そうはいっても、子ども達が絵本好きであること、私自身が文学好きなので、
できるだけ自分の負担を軽くして、絵本の時間を親子で楽しみたいと思います。

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【注】

(1) 過去ログ 「軽い家具は模様替えに便利!」 参照。

【今日(昨日)読んだ絵本】

★ ミヒャエル・エンデ 作 /大島かおり 訳 『モモ』 1976年、岩波書店。
「私が高校生の時に読んで心打たれた本。今は息子と寝る前に読んでいる。大人にも読んでもらいたい本。」(児童書)

軽い家具は模様替えに便利!

2017年04月20日 | 絵本とインテリア
久しぶりのブログ更新です。

新学期が始まって2週間。
絵本の読み聞かせボラ以外のPTA活動を
今年は引き受けることになり、小学校へ出向くことが増えました。

また、娘関係のことでも出向くことが増えたからか、
掃除は続けていても、夕食などは、すっかり手抜きモードに・・・

以前は午前中に家で家事をし、午後に出掛けることが多かったのですが、
今年度は午前中に出掛けることが多いので、
午後に家事をしていると、あっと言う間に娘のお迎えの時間になってしまいます。

気持ちの余裕がなかったり、心身ともに疲れがちなので、
なんとか悪循環から、脱出したいです。

そこで、暖かくなってきたこともあり、キッチン側に寄せていた丸テーブルを、
バルコニー側に寄せてみました。


リビングに直射日光は入らないものの、晴れの日はとても明るい。

花粉症の症状がひどく、天気がいいのに換気をしながら掃除をしたり、
バルコニーに洗濯を干せない日々が続いていますが、
丸テーブルをバルコニー側に寄せたら、春を感じられるようになりました。

ローテーブルのいいところは、簡単に家具の位置を移動できることでしょうか。

夫は重たいものが嫌いで、家具などを移動させるのは大嫌いです。
仕事から疲れて帰って着た後に、テーブルを移動させるのを手伝ってくれといったら、
不機嫌になること間違いなしです。

一人で移動できる家具なら、誰の助けを借りることなく
思い立ったらすぐ模様替えができます。

丸テーブルは少し大きくても、横に倒せば転がせるので、移動が楽なのです。

疲労等により、心身ともに疲れ切っていた私ですが、
丸テーブルを移動したことで、春を感じられるようになり、
少し心身が元気になってきました。

私の春は、桜の時期より一ヶ月ほど遅れて訪れます。

GWを過ぎた頃には花粉の時期も終わり、
換気を思いきりしながら掃除ができます。

浴室乾燥では乾かせない衣類を洗って、
バルコニーに干して、すっきり乾かすこともできます。

そのころには、年度初め特有の忙しさから解放され、
一息つく時間も作れるようになるでしょう。

私の春はこれからです。

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【今日(昨日)読んだ絵本】

★ ヨシタケシンスケ 『このあとどうしちゃおう』 ブロンズ新社、2016年。
祖父の死をつらい出来事と感じさせない、不思議なヨシタケシンスケワールド。一読する価値あり。」(絵本)

絵本リビングは見た目よりも実用性重視?!

2017年04月11日 | 絵本とインテリア
今日は花粉の飛散量が少ない日だったので、
部屋の換気をしながら掃除をしました。


数日前から端午の節句の兜を飾っている。バルコニーには小さなこいのぼりも。

我が家の節句飾りは小さいものばかりですが、
家のサイズに合っているので気に入っています。

リビングの右側の壁に飾ってある絵は、
私が昔、ひとめぼれして買った、いわむらかずおさんの絵です。(1)

当時は丸テーブルではなかったのですが、
いつか丸テーブルを囲んで、家族でわいわいしながらご飯を食べる、
楽しいリビングにしていきたいと思い、購入しました。

左側の絵は、息子の版画です。

いわむらかずおさんの絵が1枚、壁のの真ん中に飾ってあるほうが、
スッキリするのですが、子どもたちの絵も捨てがたく、結局二つ飾っています。

「こうしたらもっとスッキリする」「こうしたほうがオシャレ」

というのはいくらでもあるのですが、家族の意見や実用性を重視しているため、
見た目は二の次にしています。

本当は絵本棚にゆとりスペース(空間)を作りたいのですが、(2)
「これいいな」と思う本は買ってしまうことが多く、
せっかく作った空間が、新しく買った本の居場所になることはしょっちゅうです。

けれど、子どもたちがそうした本を手に取って読んでくれていると、
ゆとりスペースもいいけれど、それよりも新しく買った本を入れるスペースのほうが、
大事だよなぁと思ってしまいます。

子どもたちは日々成長しているので、同じ本を繰り返し読むのもいいのですが、
新しい本から新しいものを吸収することも大事だと思うからです。

娘が手放してもいいと言った絵本を寄贈したり、あまり読まない絵本を書庫へ移動したりして、
絵本棚のスペースを作っても、結局そこに新しく買った本が入ってくるので、
我が家の絵本棚はローテーションの繰り返し。

すっきりした部屋、オシャレな部屋にもあこがれますが、
子どもたちにとっては、絵本のあるリビングが居心地いいようなので、
ある程度の絵本の量をキープしつつも、すっきり感がだせるよう、工夫していきたいです。

でも我が家の場合、減らすよりも、掃除や整理整頓のほうが効果があるので、
地味に掃除や整理整頓を続けようと思います。

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【注】

(1) いわむらかずお 作&絵 『14ひきのあさごはん』 童心社、1983年。

(2) 過去ログ 「絵本棚にゆとりの空間を作る」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ ユリアン・プレス 作&絵 / 大社玲子 訳 『くろグミ団は名探偵 紅サンゴの陰謀』 岩波書店、2016年。
「息子のお気に入り。絵を見て謎を解く本なので、ゲーム感覚で楽しめる。小3くらいから。」(児童書)

★ チゾン+テイラー 作 やましたはるお 訳 『バーバパパのふうせんりょこう』 講談社、1997年。
「通常のバーバパパシリーズより小さいタイプ。長さも短く、娘は物足りなさそうだった。年少向け?」(絵本) 

掃除も読み聞かせも頑張りすぎない

2017年04月07日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
子どもたちの春休みが終わり、やっと一人の時間に
部屋を掃除することができました。

今日は花粉の飛散量も少なめだったので、
部屋の換気をしながら、掃除ができたので気持ちよかったです。


図書館で借りた本が30冊ほど、表紙の見える絵本棚に入っています。

春休みは子供たちが家にいることが多かったので、
部屋の掃除は諦めました。

その方が、部屋がおもちゃで散らかっていても
「今日は掃除しないし、まぁいいか」と思え、文句も言わず気楽でした。

頑張って毎日掃除するよりは、
頑張らないで、ほどほどに掃除をするほうが、
精神衛生上、いいのかもなぁと思いました。(1)

絵本の読み聞かせも同じで、頑張って毎日読もう!と思うとしんどいので、
時々読まない日があっても「まぁいいか」ぐらいに思うほうが、
気負いしないですみそうです。

春休みは子供たちと、図書館で借りたジブリのDVDなどを楽しみました。

以前は週末だけ1時間テレビを見ていたのですが、
春休みは1日1時間と、少し緩めでした。

「春休みだし、時間もあるからいっか」

という感じで、私の肩の力も抜けたことで、
子どもたちも少し楽になったようなので、テレビとうまく付き合っていきたいです。

食事中は見ないので、会話の時間も取れていますし、
絵本も勝手に読んだり、もってきたりするので、
やっぱり絵本とテレビは、彼らの中では違うのだなと思いました。

息子が小5に、娘が幼稚園の年長になりましたが、
寝る前の読み聞かせは、今も続いています。

息子に関しては、こんなに寝る前の読み聞かせが続くと思いませんでした。

もう終わりでもいいんじゃないかと思うのですが、
「読んで」と言ってくるうちは、読もうと思います。

必ず「もう自分で読むからいいよ」と言ってくる時が来ると思うので・・・

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【注】

過去ログ 「よいお母さんでなく、明るいお母さんに・・・」 参照。

【今日(昨日)読んだ絵本】

★ ジュール=ヴぇルヌ 作 /石川湧・石川布美 訳 『地底旅行』 偕成社、1993年(偕成社文庫)。
「私のリクエストで息子に読んだところ、内容がチンプンカンプンだったとのこと。この本にはもう少し眠ってもらおうと思う。」(児童書)

★ ヨシタケシンスケ 作&絵 『りんごかもしれない』 ブロンズ新社、2013年。
「娘の大好きな絵本。読んだあとに本物のりんごを出したところ、大興奮だった。」(絵本)

リビングは精神が安らぐ場

2017年04月02日 | 絵本とシンプルライフ
娘の体調が戻ったものの、入院することになり、
数日間、入院している娘につき添っていましたが、無事退院しました。

家に帰って思ったことは、我が家がやっぱり一番だということです。
部屋が散らかっていても、家事がたまっていても、
家にいるのが一番落ち着きます。

昨日はたまった家事を朝からこなしていましたが、
不思議と苦痛に感じませんでした。

たまっていたことが減っていくのが嬉しかったのです。

雨が降ってるときに短時間換気をして掃除をし、
半月に1回やっている、本棚の後ろのほこりも取り除きました。(1)


いつもの絵本リビングに戻る。久しぶりに掃除機をかけられて満足。

ここ半月ほど娘が体調を崩しており、普段と違う生活をし、
こんなことを感じました。

当たり前のように日々の生活を送れるのは、とても幸せなこと

花粉症のため、未だに外に洗濯物が干せず、換気をしながらの掃除も、
花粉の飛散量の少ない日のみに限定され、不便を感じていますが、
それでも、家で普通に生活できることは、ありがたいです。

病院にいるときは、食べ物もどこかで買わなければいけなかったので、
出費がどんどん出てしまいましたが、家にいれば、家にある食材で、
何かを作れば、材料費ぐらいしかかかりません。

絵本を読みたいと思ったら、絵本リビングからもってくればいいだけ。
何かしたいと思ったことが、家にいるときのほうがスムーズにできます。

日々の日常は、当たり前のようであって、当たり前ではないのだなと・・・

娘も家に帰ってからのほうが、リビングでのびのびしているので、
娘にとっても私にとっても、リビングは精神が安らぐ場なのだとわかりました。

我が家はあまり模様替えをしないので、いつも同じようなリビングですが、
その変わらない姿が好きなのです。

ちなみに、この半月ほど看病で疲れていましたが、
子どもが寝た後に、収納の整理したおかげで、
不用品をかなり処分できました。(2)

昨年度の書類は、すべて昨年度のうちに整理し、
不要になった書類は古紙リサイクルに出しました。

息子と娘が遊ばなくなった、幼児用のおもちゃがあったので、
保育園に問い合わせ、必要か確認したところ、
ぜひ欲しいとのことで、もっていったところ、喜んでもらってくれました。

おもちゃはまだまだありますが、今も遊んでいるものや、
愛着の強いものは無理して手放さず、子どもたちがあげもいいものだけ、
幼稚園や保育園、児童館、保健センターなどに問い合わせ、寄付します。

今回娘が入院した病院のプレイルームには、
良質な絵本が少なかったので、今度病院に確認し、OKが出たら、
娘があげてもいいという絵本を、寄付しようと思います。

(寄付するときはいきなり持ち込まず、必ず先方に確認をとります。)

看病続きで大変でしたが、大切なことに気付くことができ、
有意義な時間を過ごすことができました。

子どもたちが元気なこと、当たり前のように絵本が読めることにも感謝です。

今日も楽しい一日でありますように・・・

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【注】

(1) 過去ログ 「やっている?絵本棚の掃除」 参照。

(2) 過去ログ 「年度末、子ども関係ののプリントや、引き出しの中を整理」 参照。

今日(昨日)読んだ絵本】

★ ユリアン・プレス 作&絵 /大社玲子 訳 『くろグミ団は名探偵 石弓の呪い』 岩波書店、2016年。
「息子のお気に入り。絵を見て怪しいところがないか探す作業が面白い。本が苦手な子にもおすすめ。」(児童書)

★ 瀧村有子 作 /鈴木永子 絵 『ちょっとだけ』 福音館書店、2007年。(こどものとも傑作集)
「娘のお気に入り、子どもの甘えを受け入れることは、とても大事だなと気づかされる絵本。」(絵本)