MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

夏休みも過ごしやすい絵本リビングを目指して・・・

2017年07月24日 | 絵本とインテリア
夏休み、子どもたちが朝からずっと家にいるからか、
とても疲れます・・・

娘が幼稚園の夏季保育へ、息子が学校のプールへ行った隙に、
部屋を掃除して片付けました。


夏休みは朝から子供が家にいるので、掃除も片づけも、いつもより大変。

片づけをして一息つき、ブログを書こうとしたところ、
息子がプールから帰ってきました。

「ハラヘッタ~!!」

と、いきなり昼食を要求。
やっぱり夏休みは一息つくのが難しいようです・・・

(といっても、暑さのひどい日中は昼寝をするなどして、体を休ませますが)

息子は私がさっき整理した本棚から、早速歴史マンガをとりだし、
夢中になって読んでいます。

子供たちが床に置きっぱなしにしていた本を、本棚に戻すと、
本が家に帰って休むことができるからか、とても嬉しそうです。

ちょっと移動するときに、床にある本を拾って、
本棚に戻すことを繰り返していると、いつの間にか床に散らかっていた本がなくなります。

片付けも、気合を入れてするというよりは、
無理せず「ついで」にやるくらいがよさそうです。

(夏休みは長いので、細く長く続けられることが大事)

息子はコロコロのような漫画も好きですが、
結局何度も読み返しているのは歴史マンガだったりします。

彼にとって、ギャグマンガと歴史マンガは別物のようなので、
コロコロを読むことは否定しませんし、いい気分転換になっているようです。

苦手なことはあっても(1)、好きな分野があるのはいいなぁと思いました。

私も苦手なことはありますが、本や掃除や片づけは好きなので、
これもいいことなのかもしれないなぁと思いました。

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【注】

(1) 過去ログ 「本は好き、でも読書は苦手 ――小5の息子の場合」 参照。

【今日(昨日)読んだ絵本】

★ 高橋うらら 文 『夜やってくる動物のお医者さん』 フレーベル館、2016年。
「夜間往診専門の獣医師、梅原先生のことや、動物(ペット)のみとりについてまで書かれた本。高学年に是非読んでほしい!」(児童書)

★ アーノルド・ローベル 作 /三木卓 訳 『とうさんおはなしして』 文化出版局、1973年。
「今、娘の中で流行っているローベルの絵本。本のサイズや挿絵なども絶妙。小学校低学年くらいからのほうが面白さがよくわかる。」(児童書)

本は好き、でも読書は苦手 ――小5の息子の場合

2017年07月20日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
明日から夏休み。
しばらく子どもが家に朝からずっといるため、
写真をアップできない可能性が高いので、今のうちにアップしておきます。


夏は暑いけれど、思いきり掃除や洗濯ができるので大好き。

今日は小5の息子の読書について、少し綴りたいと思います。

私は息子が1歳のころからずっと絵本の読み聞かせを続けているので、
いずれは自分で本を読んでくれるようになるだろう!と思っていたのですが、
相変わらず、活字の多い本は読みません・・・(1)

5年生は高学年。
高学年が共感できるような本は、字がとても小さく、
いくら内容がよくても、小さな字の分厚い本が苦手な子には、手に取ってもらえません。

ならば活字が大きな本を・・・と思って本を選ぶと、
内容が子供っぽく、内容に興味が持てないことがしばしばあります。

読みやすい大きな活字で、高学年向けの児童書というのは、
あまり存在しません。

なので、息子によく選ぶ本は、高学年向けの絵本などが多いです。

少し書いてあることが難しくても、絵本だと字数も少なく、
絵がサポートしてくれるので、内容もイメージしやすいようなのです。

昨日は寝る前に、岩波少年文庫から出ている『くまのプーさん』(2)を持ってきました。

岩波少年文庫にしては、かなりやさしい本なのですが、
自分で読むのは、やっぱり苦手なようです。

けれど聞いている時はとても楽しそうなので、
活字を頭の中で返還させる作業が苦手な子なので、
作品を聞くことに集中したいのだろうなと思いました。

作品に出合いたいときに、読みたいときに読めるのがベストだと思うので、
私は息子に本を読んでと言われたら読みます。

そんなことをしているから、息子の活字処理能力が上がらないのかもしれませんが、
活字が苦手な子が「もう高学年なんだから自分で読みなさい」と言われたら
そこで活字の多いの本と出合う機会を失ってしまいます。

彼は自分で読める本(図鑑、絵本、歴史の本など)は自力で読んでいるので、
自力で読むのが苦手な本は「他の人に読んでもらう」という選択肢があってもいいと思います。

自力で読むのが苦手な本の中にも、とても面白いものがありますし、
そういう世界を楽しんでほしいと思うので・・・

私は何よりも、息子自身の「本が好き」という気持ちをとても大切にしています。

本が嫌いだったら、そもそも本を手に取りませんが、
本が好きな人は、自力で読めなかったとしても、本を手に取ります。

本が好きなら、今は読めなくても、いずれ読めるときが来ると思うので、
その時期が来るのを気長に待ちたいです。

ちなみに、年長の娘も絵本を読んでもらうのは大好きなのに
絵本を自分で読むのは大嫌いです。

活字を読むのに精一杯で、お話の中身が全く入ってこないからです。

けれど、絵本はたくさん読んでもらっているからか、絵本体験は豊かですし、
絵本自体も大好きで、暇さえあれば私のところに持ってきます。

私自身、子供のころに活字を追うのが苦手で、マンガばかり読んでいましたが、
短大に入った頃から、活字の本をよく読むようになり、今では本の虫となりました(笑)

子供のころから、読書週間をつけさせてあげたい気持ちはありますが、
もう少し大きくなってから、読書に目覚めても、遅くないと思います。

読書は義務でなく自由。
いろんな本の中から選んでいい。

5年生になり、自ら図書委員になった息子は、
「全校生徒に本を好きになってほしい」と言います。

活字や読書が苦手だというのに、本は大好きなのです。
もうそれだけで十分だと思いました。

焦る気持ちがないといったら嘘になりますが、
息子の読書に関しては、今後も気長に見守っていこうと思います。

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【注】

(1) 過去ログ 『読書が苦手なら本を眺めるだけでもいい』 参照。

(2) A・A・ミルン 作 /石井桃子 訳 『クマのプーさん』 1956年(2000年新版)、岩波書店(岩波少年文庫)。

【今日(昨日)読んだ絵本】

A・A・ミルン 作 /石井桃子 訳 『クマのプーさん』 1956年(2000年新版)、岩波書店(岩波少年文庫)。
「小5の息子からのリクエスト。プーさんのちょっと笑えるお話。石井桃子の訳が心地いい。」(児童書)

アーノルド・ローベル 作 三木卓 訳 『おはなしばんざい』1977年、文化出版局。
「年長の娘からのリクエスト。『ふたりはともだち』と同じ大きさ。通しで読んであげると面白い。」(絵本)

休息は力なり?! ――細く長く絵本育児を楽しむために

2017年07月18日 | 私の子育て
3ヶ月ぶりのブログ更新です。

ついこの間、新年度になったと思ったのですが、
気がつけば夏休みはすぐそこまで来ています。

今年度はPTA活動などが忙しかったのですが、隙をみつけて、
ブログを更新しようと思っていたものの、GWに体調を崩したため、
子供や家庭関係で、私がやらなければいけないことだけを、着実にこなしていきました。

そのため、ブログ更新はしばらくお休みしていましたが、
おかげさまで、なんとか一学期を乗り切ることができました。


ほとんど模様替えしない絵本リビング。いつも同じだからホッとする。

ここ3ヶ月ほど、花粉の時期が終わってからは、ほぼ毎日部屋の掃除はしていたものの、
絵本の背表紙をそろえる余裕がなかったり(1)、絵本棚の掃除まで気が回らなかったり(2)、
部屋の細かいところを整理する、気持ちの余裕がありませんでした。

しかし、背表紙がきれいにそろっていなくても、絵本棚の掃除があまりできなくても、
子ども達は絵本棚から絵本をとりだして読んでいたので、
見た目のきれいさは、掃除する側の自己満足だと言うことが分かりました(笑)

ようは子供たちからしたら、家の本棚に本があればいいので、
絵本の管理を頑張らなくても大丈夫なのです。

(日々の掃除が行き届かない分は、大掃除の時にやればいい)

お母さんのやることが増えたら、ほかのことで手抜きをしないと、体がもちません。

全部やろう!と思わないで、忙しい時は何かを諦めて、
一日にやることの量を10超えないようにする方がいいと思いました。

他のお母さんが12やれていても、自分は無理して12しようとせず、
10でいいと割り切ります。

PTA活動が忙しく、疲れ切っていた時は、
娘といつも行っていた図書館のおはなし会を、思い切ってお休みしました。

娘には申し訳なかったのですが、おかげで体を休めることができ、
子どもたちへのイライラやガミガミが減りました。

読み聞かせボランティアの活動などは、最低限しかできませんでしたが、
この3ヶ月は子供ともじっくり関われたのでよかったです。

こんなマイペースブログですが、今後も細く長く続けたいと思っているので、
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

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【注】

(1) 過去ログ 「絵本棚の絵本がきれいに見えるコツ」 参照。

(2) 過去ログ 「やっている?絵本棚の掃除」

【今日(昨日)読んだ絵本】

マージェリー・クラーク 作 /モードとミスカ・ピーターシャム 絵 /渡辺茂男 訳 『けしつぶクッキー』 ペンギン社、1981年。
「短いお話が8つ入った短編集。訳がとてもわかりやすいので、ママが園児~小1に読むのにおすすめ。」(児童書)