昨年末から忙しく、ブログを書こう書こうと思っても子どもがいつも家にいて、
なかなかブログの更新ができませんでしたが、やっと4月になって子供が学校に行きはじめ、
年度初めの大きな仕事も終わり、GWにまとまった家事などができるようになり、ブログにもありつけました。
連休中はいつも誰かがいたので、ゴチャッと感は否めないが、そこも含めて我が家の絵本リビング。
この春、上の子(息子)は高1に、下の子(娘)は小5になりました。
今日は小さい頃から絵本の読み聞かせをして育ててきた子どもたちの今を
少し綴ってみたいと思います。
もう下の子が小5になったということもあり、絵本リビングはそろそろ卒業・・・と思いきや、
下の子は今も、ちょこちょこ絵本を読んでいるので、絵本はまだかなり入っています。
絵本棚の右側に、子どもたちの問題集などを入れるスペースを作りました。
相変わらず本の置き場には困っていますが、本は我が家にとって大切なものなので、
不要になったプリントとか、もう着なくなった服や物などを整理するなど、重要度が低いものを整理することで、
何とか本を置くスペースを確保しています。
上の子は高校生になってから、中学の頃あった朝読書(注1)の時間がなくなってしまい、
読書から少し遠いのいてしまいましたが、それでも毎朝、紙の新聞を読み続けています。
私は新聞はデジタル版のほうが好きなのですが(デジタル版は毎日チェックしています)、
息子は紙の新聞がいいらしく、なかなか新聞をデジタル版1本にできません。
けれど最近は
「新聞を積極的に読む高校生なんて珍しいかも?!貴重な習慣だわ!」
と思うようにし、紙の新聞は今もとり続けています。
紙の新聞は散らかったり、定期的に古紙回収に出したり、片付けが面倒なのですが、
紙の新聞だと、いろいろなニュースが目に飛び込んできやすいので、
いい意味でいろいろな記事を読む機会を作れるのです。
ちなみに息子は小さいころ図鑑好きだったので、中2の途中までは理系タイプだったのですが、
新聞の影響か、中3ぐらいから文系に進みたがるようになりました。
世の中への興味が強く、大学では政治や法律などの勉強をしたいとのことです。
親の私は就職が安定した理系に進んでほしかったのですが、
本人が勉強したいことが社会科学なら、本人の意思を尊重します。
下の子は絵本の配本サービスから届く本をあまり読まなくなり、学校図書館などにある
「角川つばさ文庫」シリーズなどの本や、小3~小6ぐらいの小学生が好んで読むような本を夢中になって読んでいます。
娘が読んでいる本は、活字だらけの本というよりは、挿絵が適度に入っていて、漢字にルビがふってある本が多く、
シリーズ本などは1日に1,2冊読んでしまうほどです。
良書からは少し離れましたが、夢中になる本や、読みたい本があることはいいことなので、
良書にこだわりすぎず、好きな本を読んでくれたら・・・と思っています。
小学生新聞は、漫画や自分の好きなコーナーしか読みませんが、毎朝読んでいることが多いです。
時々投稿することもあり、投稿した作品が載ったこともありました。
娘は一人で本を読むようになっても、絵本リビングの絵本はちょこちょこ読んでおり、
リビングの床に、読んだ絵本がそのまま置きっぱなしになっていることも多く、
イラっとすることもありますが「まだこの絵本を読んでいるんだ」と気づかされます。
動物図鑑がすごく好きで、動物図鑑を眺めていることも。
娘も息子と同じで、好きなジャンルにはとても詳しく、お気に入りの図鑑は小5になった今も、細かいところまで読んでいます。
絵本を何度も読むなんて、小さい子のすることだと思っていましたが、
小学生でも、昔読んでもらった絵本を、自分で手に取って読みたくなるのだなぁと思いました。
読み聞かせをしなかった絵本などを、娘が勝手に一人で読んでいたこともあり、
リビングを絵本メインの「絵本リビング」にしてよかったと思ったほどでした。
そして、児童書等の読み聞かせをしてもらうのが今も大好きで、早く寝る支度ができたときは、児童書等の読み聞かせをしています。
「早く寝る支度できたら、読み聞かせをするよ~」と私が言うと、急いで寝る支度をしたりも・・・
寝る前に読み聞かせをする本は、絵本の配本サービスから届く本が多く、
自分では読むのが難しかったり、あまり読む気にはならないけれど、読んでもらうと面白い本が多いです。
このように、本人が自発的に読む本と、読んでもらう本を、わけることで、良書に触れる機会を作っています。
といっても、私が読み聞かせがしたくで、読んでいるというよりも、
娘が読んでもらいたがっていて、私がまだ読んでいるのが現実です。
けれど、それはそれで私も楽しく、ひとり読みができるようになっても、読み聞かせをしてもいいと思えましたし、
このように、良書に触れる機会を読み聞かせで作れることは、いいことだと思っています。
小学校の先生も忙しく、なかなか一冊の本を毎日子どもたちに読み聞かせする時間がないのが現状なので(読書に熱心な先生が担任だったりすると、毎日児童書を読んでくれたりもすることもありますが)、家庭で親が本を読み聞かせするというのは、いいことだなと私は思います。
先日娘に本を読んでいたとき、高1の息子が「俺も久しぶりに聞こうかな~!」と、寝室に転がり込んできたので、
子どもの頃に、絵本や児童書を読んでもらったことを懐かしく、そして心地よく思っていたことがわかりました。
子どもが大きくなって、子どもに絵本を読まなくなっても、親が絵本を読み聞かせしてくれたことは、
子どもの中で、幸せな体験として残るということも・・・
わが子二人に関しては、小さいころから絵本の読み聞かせをしたことで、
頭がよくなったとか、そういうことは今のところありません(笑)
しかし、二人とも本を信頼しており、本を身近に感じています。
本をきっかけに、興味のあることを知ることができ、子どもたちの興味や関心が広がっていきました。
子どもたちも私も、絵本の読み聞かせの時間は、とても幸せで、
今思い出しても、楽しい時間だったので、それだけでもう十分という感じです。
子どもたちがこれから、どのように成長していくかはわかりませんが、
これからも本に囲まれた生活を、一緒に楽しめたらと思います。
【注】
(1)小学校や中学校などでは、朝学活の前後に10分ほど読書の時間を設けていることがある。学校での読書推進活動の一つで、息子も朝読書をきっかけに、文庫本の小説などが読めるようになった。朝読書は中学までは盛んだが、高校では行っている学校がかなり減る。
【今日(昨日)読んだ本】
松浦寿輝 作 『川の光』 中央公論新社、2007年。
「ネズミの親子の大冒険の話。娘のお気に入りで、寝る前に読み聞かせしている。物語はとてもいいが、小学生が一人で読むには漢字が難しすぎる。」
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