MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

狭くて暗いリビングが、明るく楽しい空間に!

2017年01月30日 | 絵本とインテリア
今日も午前の家事を終えることができました。


キッチンの隣側から撮ったからか、ちょっと暗いですが、
メンテナンスした丸テーブルの光沢が美しいです。

今のマンションに住み始めた時、田の字の縦長リビングだからか、
リビングとキッチンがとても暗くて嫌でした。

部屋が暗いと、気持ちまで暗くなってしまうからです。

なので、家具はできるだけ温かみのある無垢の家具を置き、
プレイマットは明るいクリーム色にし、低い家具を並べることで、
明るさと広がりを出すことにしました。

自分が気になるところを他の点でカバーするようにし、
我が家のいいところもみつけるよう、常日頃心掛けています。

すると、いろいろなことに気付き始めました。

我が家は家具や本に直射日光が当たらないので、家具や本がやけることがなく、
本の表紙は背表紙も、美しい色を保ってくれています。

また、直射日光でない光は、間接照明のような柔らかいあかりなので、
家具の素材の美しさを引き立ててくれます。

そして日々の掃除は、部屋を最大限に美しく見せてくれます。(1)

一見、短所に見えるようなところも、見方を変えると長所になる。

私が住まいに愛情を注ぎ、家族が過ごしやすい空間作りを心掛け、
日ごろから部屋をきれいに掃除することを心掛けていたら、
家族もこの住まいを好きになってくれるのではないかと思いました。

案の定、子どもたちはこの家が大好きで、
元気な声が、部屋を明るく楽しい空間にしてくれます。

子どもたちは丸テーブルの周りをぐるぐる回って遊んだり、
隣の和室におもちゃを思いっきり広げて遊んだり、

床派の夫はゴロリと寝転び、パソコンをしたいときは
文机をもってきて、ネットサーフィンを楽しんだり、

私は無印のダメソファ(2)が掃除の時に移動が楽で気に入っており、
文机やコーヒーテーブルを部屋の好きな場所に移動させたり、

大きなローテーブルに、家族みんなが集まって食事を楽しんだり、
食後にテレビを見たり、絵本棚の絵本を読んだりするのを楽しみます。

住まいの形はリフォームやDIY、引越しでもしないと
形を変えることはできませんが、
手元の家具の移動や厳選などは、気軽にできます。

是非、今すぐにでもできそうなことを、試しにやってみてください。

我が家は今後も、移動させやすい家具を使い続け、
好きな場所に自分の居場所を作れる、自由な環境を大事にしていきたいです。

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【注】

(1) 過去ログ 「毎日の掃除は最高のインテリア」 参照。

(2) 過去ログ 「お気に入り!絵本棚の横に人をダメにするソファ」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ サン=テグジュペリ 作 /内藤 あろう 訳 『星の王子さま』 (オリジナル版) 岩波書店、2000年。
「ここ何日か息子に寝る前リクエストされている。不思議な世界観がある児童書。」(児童書)

★ 中川李枝子 作 /山脇百合子 絵 『こぎつねコンチ』 のら書店、1987年。
「子どもとお母さんのおはなしシリーズは娘の大のお気に入り。子どもが共感できるお話がいっぱい。」(児童書)

読書が苦手なら本を眺めるだけでもいい

2017年01月29日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
我が家の子どもたちは、本を眺めるのが大好きです。


文字を読んでいるというより、絵を眺めている感じです。

娘は文字を読むのは嫌いなようで、絵本の字は読みたがりませんが、
まだ年中なので、これでいいと思っています。

しかし、小4の息子はもうすぐ小5になるので、もう活字の多い本を読んでもいいと思うのですが、
活字だらけの本を見ると、見向きもしないか、本を開いてもすぐに閉じてしまいます。

夫も同じようなタイプです。

私が読んだ本で、夫にも読んでもらいたいと思った本を、
手渡すようにしているのですが、字の量を見ると諦めモードになり、
本への関心が一気になくなってしまいます。

わかりやすく書かれた実用書てあっても、
活字嫌いな夫から見ると、字ばかりの本は読む気がしないようです。

なので、私はいつも写真や絵がふんだんに入っている絵本や図鑑や児童書を、
図書館で借りて、自宅の本棚に並べます。

今、関心を持っていることが書かれた図鑑、
中高学年向けの面白そうな絵本、
興味のありそうなジャンルの挿絵や会話が多い児童書など・・・

すると、活字嫌いな息子や夫が、本を手に取るではありませんか!

昨夜、私が丸テーブルで読書をしていた時、
隣で息子が写真絵本を眺めていました。

そして一息つくと、挿絵や会話の多い児童書も手に取り、
パラパラめくりながら、拾い読みを始めました。

私からしたら、息子が児童書を拾い読みしてくれただけでも嬉しく、
図書館で必死になって、好きそうな本を探してきてよかったと思います。

今までも、絵本の読み聞かせから、一人読みに移行させるたびに、
さまざまなトラブルや気づきがありました。(1)

小学校低学年ならまだしも(2)、小学校中学年ももうすぐ終わりという時期に、
この読書レベルでは・・・と嘆きたくなることもありますが、
子どもにはそれぞれのペースがあるので、そのペースを尊重するよう心掛けています。

昨日、息子が寝る前に『星の王子さま』(3)の本を読んでくれと持ってきました。

夫が昔読んだ本を、さりげなく本棚に入れておいたところ、
パラパラと本の何紙を眺め、興味を持ったようです。

物語は学校モノが好きで、それ以外はほとんど読まないと思っていたのですが、
この本を持ってきた時は「このタイプの物語にも興味を持つんだ!」と驚きました。

活字が苦手な子は、興味がある本があっても、その本の字が多い場合や、
誰かに読んでもらえない場合は、その本を元に戻すでしょう。

もし誰かが代わりに読んでくれたり、読むのを助けてくれるものがあったら、
その本の世界を知ることができます。

子どもが自力で読むことだけに、こだわらなくてもいいのではないか?
人に読んでもらったり、自分で絵や写真を眺めるだけでも十分価値があるのでは?


というのが、私の考えです。

ある程度の年齢になったら、自力で本を読んだり、探したりしてほしい気持ちはありますが、
そこだけにとらわれてしまうと、手に取れる本が限定されてしまい、
面白い本に出合うチャンスが減ってしまうかもしれません。

本は押し付けられるものではなく、楽しいものであってほしいのです。

本は楽しむもの。
楽しみ方は、人ぞれぞれ。


活字が苦手な息子が、いつも楽しそうに本を手にとって眺めている姿を見て、
気長に見守っていこうと思いました。

夫も読書が苦手な人ですが、無理やり読書を強制せず、
本に囲まれた生活をOKしてくれていることだけでも、
ありがたいと思うよう心掛けたいです。

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【注】

(1) 過去ログ 「図書館リビングで小学生新聞を楽しむ」、 「まずは我が子が興味を示す絵本を選ぶ」、 「本は楽しむものでしょ?」、 「児童書の読み聞かせを通じて、物語を楽しむ」、 「小4息子の読書力がついてきた」 参照。

(2) 過去ログ 「小学1年生の息子に読書を強制しない」 参照。

(3) サン=テグジュペリ 作 /内藤 あろう 訳 『星の王子さま』 (オリジナル版) 岩波書店、2000年。

【今日(昨日)読んだ本】

★ サン=テグジュペリ 作 /内藤 あろう 訳 『星の王子さま』 (オリジナル版) 岩波書店、2000年。
「息子のリクエスト。挿絵がカラーで読みやすい。大人が考えさせられる本。」(児童書)

★ エズフィール・スロボドキーナ 作・絵 /まつおかきょうこ 訳 『おさるのぼうしとり』 福音館書店、1970年。
「娘のリクエスト。おさるが泣きだすページが娘のお気に入りで、いつも笑いだす。読み聞かせボラでもOK.」(絵本)

毎日の掃除は最高のインテリア

2017年01月27日 | 絵本とインテリア
ここ数日、子供関係のイベントや勉強会でバタバタしていたのが一段落し、
久しぶりに、午後のティータイムを楽しんでいます。


PCテーブルとしてよく使っている文机の横に、娘が昔使っていた椅子を。
コーヒーテーブルとして活躍中。

平日、午前中の家事をすべて済ませたら、ブログを書いていい、
というルールを自分に作ってみたところ、
以前より掃除をする回数も、ブログの更新回数も増えました。

こうしたルールが日常化してきたからか、最近は掃除が億劫などころか、
掃除が終わったら気持ちのいい部屋でブログを書ける!という楽しみに代わり、
一段と掃除が楽しくなりました。

家にいる時間が長い私にとって、長く過ごす部屋がきれいなのは、
とても気持ちがいいです。

外でお茶をするのもいい気分転換になりますが、
今の季節はインフルエンザなどが心配なので、
自宅でお茶をするほうが安心できます。

なんといっても、掃除はお金がかからないので、
私のような専業主婦の強い味方です。

朝はマグカップを使っていますが、ティータイムの時は、
あえてソーサーを付けたティーカップでハーブティーを飲み、
心と体の疲れをとるよう、心掛けています。

子どもたちが家に帰ってきたときも、床に本が散らかっているより、
キレイに片付いている方が、物のありかがすぐにわかり、
宿題にも集中してくれます。

毎日子どもたちは部屋を散らかしますが、
最近は私が毎日部屋をきれいにしていることが多いからか、
声をかければ、片づけをやってくれるようになりました。
(といっても散らかしたままの時もありますが)

子どもたちが寝た後に部屋の状態をリセットし、
朝起きた時に、気持ちのいい状態にしておけば、
家族みんながゆったりとした気持ちで、朝食を楽しめます。

特別何かを買わなくていい。
掃除は今すぐできる、最高のインテリアです。

しかし、少し前までは、子どもの散らかすペースと
掃除のペースが追い付かず、イライラすることも多かったです。

そういうときは、無理して片付えようとするよりも、
子どもたちが元気に育っている証拠だと思うよう心掛けました。(1)

床に落ちた絵本を広いながら、
今日はこんな本を読んだのかと思ったりしたものです。

子供たちも少しずつ成長してきてくれているので、

部屋は散らかしてもいいけれど、最後は片づける

この習慣を家族で心掛けたいと思います。

毎日完璧にやろうと思わず、

「昨日はできなかったけれど、今日はできた。明日もできるといいな!」

くらいの感覚で、無理なく気長に続けていきたいです。

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【注】

(1)過去ログ 「絵本やおもちゃで散らかったリビングは、幸せな空間」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ ペーン・デュボア 文・絵 /松岡享子 訳 『ものぐさトミー』 岩波書店、1977年。
「トミーのものぐさっぷりが面白い!文も絵も最高です。娘のお気に入り。」(絵本)

★ 渡辺茂男 作 /山本忠敬 絵 『ぱとかーぱとくん』 福音館書店、1998年(こどものとも特性版)
「『しょうぼうじどうしゃじぷた』にそっくりなお話。背の低い息子のお気に入り。」(絵本) 

図書館リビングで小学生新聞を楽しむ

2017年01月24日 | 絵本とインテリア
我が家は小4の息子がニュース好きということから、
2年ほど前から小学生新聞をとっています。

当時はテレビが家になかったので、ニュースというと、
インターネットで確認することしかできなかったのです。

しかし、それは小2の息子には少し難しかったので、
いくつか小学生新聞を試読し、気に入った新聞社のをとることにしました。


児童書コーナーの左下に、新聞を入れるカゴを置いてあります。
(表紙の見える絵本棚は、まだ別室でオイル乾燥中です。)

新聞というと所帯じみた感じで、オシャレなリビングのインテリアには、
似合わな印象がありますが、新聞入れがインテリアになじんでいれば、
ある程度カモフラージュできるので、積極的に読んでほしいです。

我が家はたまたま家にあったカゴを新聞入れにしており、
ここに地域から配られる新聞や、小学生新聞1週間分入れています。

本当は1日分あれば十分だと思うのですが、小4の息子が、
前々日の新聞記事なども読み返したりしているので、
一週間分はカゴにストックするようにしました。

カゴの中の新聞を入れ替える作業は面倒ですが、
毎朝、朝刊たてから新聞を自ら取りに行き、丸テーブルで新聞を眺めている姿を見ると、
この習慣を大事にせねば!と思え、カゴの中を片づける気力がわきます(笑)

息子は活字を読むのが苦手な子なので、マンガしか読んでいないと思っていましたが、
ニュースにも少しは目を通しているようです。

小学生新聞というと、中学受験対策と思う人もいるかもしれませんが、
我が家でとっている小学生新聞は、字よりも絵が多く、
小学校低学年でも楽しめる内容で、娘も絵や写真を見て楽しんでいます。

個人的には、小学生新聞にこだわらなくても、
朝のテレビで、ニュースをみるだけでも十分だと思うのですが、
小学生新聞は、息子が好きな科学や歴史のことが時々載っているので、
知りたがり屋の息子には、小学生新聞は楽しいようで、合っているみたいです。

図書館は絵本だけでなく、情報収集をするための資料や
新聞なども置いてあり、インターネットがつながったパソコンも置いてあります。

年中の娘だけだったら、リビングに絵本だけでもいいのですが、
小4の息子には、絵本だけでは物足りないため、
リビングは新聞やネットも楽しめる、情報ステーションの機能も備えています。

なので、ここ数年は絵本リビングというより、
図書館リビングといった感じかもしれません。

別に子どもが自発的に図書館へ行けば、図書館リビングなんてなくてもいいのでしょうが、
我が家の息子は、近所の図書館の狭くて暗い感じが苦手なようで、
めったに図書館へ行きません。

なので、せめて家の図書館リビングでは、狭いながらも明るく開放的で、
ゆったりくつろげるような雰囲気を大切にしています。

学校では何かをのんびりまったり読むことが難しいので、
せめて、家というリラックスできる空間では、
本や新聞を眺める感じで、楽しんでもらいたいです。

※この記事に、少し関連しそうな記事はこちら→「子どもが知りたいことを調べられるリビング」

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【今日(昨日)読んだ本】

★ 岡田淳 作・絵 『びりっかすの神様』 偕成社、1988年。
「岡田淳さんの本はぐいぐい引き込まれる。セリフや絵が多いので、本が苦手な子も読みやすい。」(児童書)

★ 中川李枝子 作 /山脇百合子 絵 『三つ子のこぶた』 のら書店、1986年。
「中川李枝子さんの文章は幼児におすすめ。保育園ママが子どもに寝る前に読んであげたい一冊。」(児童書)

子どもが知りたいことを調べられるリビング

2017年01月23日 | 絵本とインテリア
午前中の家事が一段落し、一息ついています。
午後からの用事があるので、その前に調べ学習の記事をを書いておきます。


絵本リビングを正面から撮ってみました。

リビングの隣の和室にある、レゴコーナー(1)にあった地球儀を
リビングのお人形さんのいる場所へ移しました。

地球儀は高さがあるので、、リビングにあまり高さのあるものを置きたくなかったので、
和室へ移動させたのですが、そうしたら、地球儀を見る機会が減ってしまったのです。

せっかく家に地球儀があるのに、これでは意味をなしていないので、
リビングへ戻すことにしました。

お人形さんのいる真ん中だと、高さがあっても違和感がなく、
色も部屋全体となじんでいい感じです。

小4の息子は、今トランプ大統領のことをよく話題にするので
「ホワイトハウスはここにあるんだよ」など、地球儀を見て教えてあげたいと思います。

我が家は絵本だけでなく、調べるための資料もリビングに置いています。

今回の正面写真だと、リビングにある図鑑が、丸テーブルで隠れてしまっているのですが、
この図鑑を小4の息子は使うのが上手です。

学校で星座の勉強をした時は、図鑑を見て正座を調べていたり、
年賀状を書く時は、鳥の図鑑の絵を参考にして、鳥を書いていたり、
科学絵本に出てくる食べ物などを、図鑑確認をしたり・・・

図鑑は幼稚園児から小学校低学年くらいまでのイメージが強いですが、
小学校の中学年くらいでも、十分楽しめます。

場所はとりますが、知りたいと思った時に、子どもが自分で調べられる環境を、
大切にしています。

そうした環境を、できるだけカラフルになりすぎないで、
まとまった印象を与えるようにする作業は、私の腕の見せ所です。

オシャレなリビングの雰囲気に図鑑は合わない!
などと排除しないで、うまく取り入れてみてください。

私もまだまだ知らないことがたくさんあるので、
子どもたちと一緒に、いろいろ調べて、勉強していけたらと思います。

※この記事に関連しそうな記事→「図書館リビングで小学生新聞を楽しむ」

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【注】

(1) 過去ログ 「子どもの物はオープン収納がおすすめ」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ 岡田淳 作・絵 『びりっかすの神様』 偕成社、1988年。
「息子が寝る前にリクエストしてきた。岡田さんの本は面白い!落ちこぼれっぽい子に読んでほしい。」(児童書)

★ ドロシー・マリノ 作 /まさきるりこ 訳 『くんちゃんのはたけしごと』 ペンギン社、1983年。
「くんちゃんシリーズは幼稚園児におすすめ。子どもはくんちゃんに共感できるところがいっぱいあるから楽しい。」(絵本)

絵本はリビングの絵本棚に入る分だけ!

2017年01月21日 | 絵本とシンプルライフ
もうすぐ年中の娘の誕生日。

我が家に新しい絵本が何冊か入ってくるため、(1)
絵本を入れるためのスペースを娘と作っていました。


原則、リビングの絵本棚に入るだけの絵本しか、リビングには置きません。

リビングにある絵本の中で、もう読まないと言ってきた絵本は2冊のみ。
2冊は赤ちゃんにあげていいと言われたので、書庫(2)へ移動しました。

確かに、リビングにある絵本の中で、幼稚園児が読めそうなものは、
今もほとんど読んでいるため、読まない本を探すほうが難しく、
小さい子向けのものでも、愛着のあるものもが多いようです。

絵本2冊分のスペースが空いたので、
そこに誕生日にプレゼントする絵本を入れようと思います。

絵本はリビングの絵本棚に入る分だけ!と決めない方がいいのかもしれませんが、
絵本の管理が大変なのと、リビングの圧迫感を軽減するために、
リビングに置く絵本の量を制限をしています。(3)

絵本を置くスペースが限られると、どの絵本を残すか子どもと悩みますが、
一緒にリビングに残す絵本を選んでいるので、
子どもたちにとって、お気に入りの本棚が出来上がっているかもしれません。

正直言って、今家にある絵本だけでは、
「絵本が足りないなぁ」と感じます。

けれど、私は絵本コレクターではありませんし、
大量の絵本を管理するのは狭い家では難しいので、
足りない絵本は図書館で借りることで補っている感じです。

もう少し家が広ければなぁ・・・と思うことも多々ありますが、
広かったら広かったで、今度は部屋の掃除が大変でしょうし、
今の小さめ3LDKマンションよりずっと価格も高いと思うので、
身の丈に合っている今の住まいが、ちょうどいいのではないかと思います。

絵本の量をドカッと減らしたら、部屋は広く感じるかもしれませんが、
絵本を気軽に手に取れない環境は、私や子供たちにとっては、
あまり快適な環境とは言えないでしょう。

なんでもスッキリきれいになっていれば、いいのではなく、
住む人が快適と感じるのならば、その環境が一番いいのだと思います。

子どもたちや親の年齢に応じて、住まいに必要な環境は
変わっていくと思いますが、今は絵本が気軽にとれる環境を、大事にしたいです。

※この記事と関連している過去ログ→「出番がなくなった絵本、おもちゃ、洋服たちは・・・」

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【注】

(1) 過去ログ 「お膝に抱っこで絵本を読んでもらうのが好き」 参照。

(2) 過去ログ 「自宅の書庫スペースを整理」 参照。

(3) 過去ログ 「我が家の絵本の適量がわかってきた」 参照。


【今日(昨日)読んだ本】

★ 馬場のぼる 『11ぴきのねことどろんこ』 こぐま社、****年。
「息子と娘が大好きな絵本。何度も読まされ、何度も楽しんでいる。」(絵本)

★ エリザベス・シュティーメルト作 /石原佐知子 訳 『50点先生と27人の子どもたち』 、さ・え・ら書房、1981年。
「絵本を読む時間が少ししかない時、息子がもってくる本。ほのぼのとした学校モノで面白い。」(児童書)

図書館での読み聞かせの練習

2017年01月18日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
明日は公共図書館で、絵本の読み聞かせをします。


この中から何冊か読む予定です。

娘に明日読む予定の本を聞いてほしかったのですが、
自分が読みたい絵本を優先されてしまい、
直前に読む練習ができませんでした。

(大人の都合のいいようにはいきません・・・)

以前から娘に読んでいる絵本なので、読み慣れてはいますが、
図書館で借りてきた絵本は、読む回数が自宅の絵本よりも少ないので、
ブログを書き終わったら、声に出して何度か練習します。

家で読む場合、膝の上や寝っ転がって読むことが多いのですが、
集団に向けて読むときは、絵本の持ち方が全然違うので、
絵が腕で見えなくならないかなど、事前に練習しておくのです。

噛みやすい(読み間違えやすい)部分などもチェックして、
気を付けて読むようにします。

しっかり練習を積んでおくと、本番でかなり自信を持って読めますし、
何かトラブルがあっても、動揺しにくいです。

面倒なことを、丁寧にやる。

私が大切にしていることです。

【追記1】

読み聞かせボラ当日。

午前中、リビングの隣の和室で立膝になり、
姿見の前で読み聞かせの練習をしました。



子どもたちから絵本が見えにくくないか、
読んでいる途中、絵本が曲がったりしないか、
もう一人の自分が先生になり、チェックします。

今日の練習ではいい流れで読めたので、
本番もこの調子で楽しみながら読みたいと思います。

【追記2】

図書館から自宅に戻る。
忘れないうちに、一人反省会を・・・

今回読んだ絵本は、何度か読んでいた絵本だったこともあり、
安心して読めると思っていたのですが、
目の前の子どもたちがざわついており、緊張してしまいました。

そのせいか、絵本を読む口調が少しだけ早くなってしまったので、
今後は「緊張した時こそ、ゆっくり読む」を心掛けようと思います。

(以前もっと早口になっていたので、少しはマシしになりました。)

科学絵本に関しては、細かいところにとらわれすぎず、「見せ場」を大事にし、
サラッと読むところと、じっくり読むところを
自分の中で意識して、読む練習をしてみたいと思います。

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【今日(昨日)読んだ本】

★ ロビン・クライン 作 /安藤紀子 訳 『ペニーの日記 読んじゃだめ』 偕成社、1997年。
「息子のお気に入り。児童書嫌いな子(特に男の子)に読み聞かせしてあげたい一冊。」(児童書)

★ レオ=レオニ 作・絵 /谷川俊太郎 訳 『スイミー』 好学社、1969年。
「娘のリクエスト。うっとする絵にピッタリハマる文。まるで画集を見ているよう。」(絵本)

表紙の見える絵本棚の代わりに・・・

2017年01月16日 | 絵本とインテリア
表紙の見える絵本棚がメンテナンス中のため、
児童書コーナーに臨時で代わりの本棚を出してきました。


いつもはクローゼットに畳んでしまっている左の本棚。右の本棚とお揃いです。

表紙の見える絵本棚はパイン材でできており、
年に1回、蜜蝋ワックスを塗り、一ヶ月ほど自然乾燥させます。

長期の換気が必要となるため、花粉症の私は、
花粉の季節が来る前に、メンテナンスを終わらせるよう心掛けています。

いつも表紙の見える絵本棚に入れてある絵本を絵本棚にうつし、
絵本棚に入れてある児童書を、画像の本棚にうつしました。

小4の息子は表紙の見える絵本棚はほとんど使っていないのですが、
(児童書は分厚いので、背表紙が表紙のような役割を果たしています)
年中の娘は文字を読むのがまだ苦手なので、表紙の見える絵本棚が重宝しています。

家にある絵本は背表紙を見て、どんな絵本かすぐにわかるのですが、
図書館で借りてきた絵本は、背表紙だけを見ても、
どの絵本なのか、いまいちピンとこないようです。

なので、表紙の見える絵本棚に図書館で借りてきた絵本を置くと、
喜んで絵本をとりだします。

収納力だけを考えると、普通の本棚や絵本棚のほうがたくさん絵本が入り、
スペース効率がいいのですが、やっぱり絵本は表紙が見えたほうが、
思わず手に取りたくなります。

表紙の見える絵本棚がない場合は、
表紙を見せて絵本を立てかけて置くだけでも、雰囲気が変わりオススメです。

我が家もあと一ヶ月は、本棚に絵本を数冊立てかけて、
表紙が見えるように置こうと思います。



大人っぽいインテリアは、あと数年経てはいくらでもできますが、
リビングの絵本棚に、絵本の表紙がたくさん並ぶのもあと数年です。

子供が小さい時の特権ともいえる
絵本インテリアを楽しみたいと思います。

※1年前に書いた似たような記事。→「表紙の見える絵本棚は何歳まで必要?」

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【今日(昨日)読んだ本】

★ アーサー・ビナード 作/ 岡倉禎志 写真 『さがしています』 童心社、2012年。
「久しぶりに息子がもってきた写真絵本。写真と文章が見事にマッチング。ピカドンが広島に落ちた日のことを綴る。」

★ 中村李枝子 作/ 山脇百合子 絵 『けんた・うさぎ』 のら書房、1986年。
「幼稚園の年中くらいから楽しめる児童書。お母さんに読んでもらうと最高!』(児童書)

お膝に抱っこで絵本を読んでもらうのが好き

2017年01月12日 | 絵本の配本サービス
バルコニー側の文机にノートパソコンを運んでインターネットをしたり、
食事を持ってきてご飯を食べることが増えました。

ここは日中、お日様の当たる特等席です。



我が家は縦長リビングのマンション住まいで、バルコニーの奥行きがあるせいか、
リビングにあまり日差しが入ってきません。

日中も暗いことが多いのですが、冬になると日差しが斜めに入ってきます。

冬は寒くて苦手なのですが、この温かい日差しを、
バルコニーの布団や洗濯物と一緒に浴びながら、
「冬には冬のよさがある」ことを実感する今日この頃です。

もうすぐ娘の誕生日。

何がほしいか聞いたところ「絵本がほしい」と言ってきました。

絵本の配本サービスから配本される絵本よりも、
図書館で自分の絵本を選ぶほうが娘は好きなので、
娘に関しては、絵本の配本サービスを休んでいます。

息子が小さいころに配本してもらった絵本のラインナップが充実しているので、
これ以上増やすよりは、リビングに並んである絵本を何度も読んでほしいと思ったのです。

しかし、図書館で借りた絵本で、特に気に入ったものは、
時々購入することにしています。

いつもおさがりばかりの娘のために、
絵本を購入することは、大事だと思うからです。

とはいっても、誕生日プレゼントに絵本なんて、
本当にそれでいいのか何度も確認しました。

「うん。絵本でいい!」

家に絵本がこれだけあるのに、図書館でもよく借りるのに、
誕生日プレゼントも絵本がいいなんて、娘はどうしてこんなに絵本が好きなのか、
私は不思議でなりませんでした。

そこで、視点を変えて少し考えてみたところ、

絵本自体も好きだけれど、
お膝に抱っこで絵本を読んでもらう時間自体が好きなのではないか?


と思うようになりました。

ママのあったかいお膝の上に座りながら、
ママの声で好きな絵本を読んでもらうことは、
幼稚園で集団生活を頑張っている娘にとって、安心できる時間・・・

もしそうなら、娘とのかけがえのない絵本タイムを、
今まで以上に大事にしたいです。

※今回の記事と、少し関連しそうな過去ログ。→「子どもが小さい時期は、意外と短い」 、「子ども達と過ごす時間を大切にしたい」 、「絵本やおもちゃで散らかったリビングは、幸せな空間」

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【今日(昨日)読んだ本】

★ 桑原崇寿 作 『盲導犬チャンピィ』ハート出版、1999年。
「ここ数日息子の寝る前の本はチャンピィばかり。ノンフィクションがお気に入りらしい。」(児童書)

★ ハンス・フィッシャー 絵 /せたていじ 訳 『ブレーメンのおんがくたい』 福音館書店、1964年。
「娘のリクエスト。他の訳者のブレーメンも読んだが、せたていじの訳が一番好き。」(絵本)

ロースタイルリビングで子供とスキンシップ

2017年01月10日 | 絵本とインテリア
関東の寒さが厳しくなり、窓際から寒気を感じるようになったので、
リビングの丸テーブルをキッチン側(ダイニング)へ移動させました。

ついでに、パソコンデスクとして使っていた文机を窓際に移したところ、
今まで無印良品のダメソファ(1)の上で絵本を読んでいた娘が、
自分の椅子を持ってきて、自分の居場所にしてしまいました。


雨が降っていて、部屋が薄暗かったので、照明をつけています。

子どもたちは大幅な模様替えは苦手ですが、ちょっと位置が変わるくらいなら、
いい気分転換になるようで、それぞれ居心地のいい場所をみつけてくれます。

息子と娘は家のいろいろな所で本を読むのが好きで、
息子は和室や本棚の横、床など、その時々で読書をする場所が変わり、
娘はリビングの床やダメソファの上で絵本を読んでいることが多いです。

ロースタイルリビングは床が散らかりやすいのが難点ですが、
リラックスした状態で、どこででも好きなことができるのは、いい点だと思います。

座っている場所からちょっと手を伸ばすだけで、絵本棚に手が届くので、
絵本の読み聞かせも読書も気軽にできます。

また、時々ノートパソコンでテレビを見るときも、
部屋の好きなところに座り、そこから少し離れたところに、
ノートパソコンを置いて、家族みんなでテレビを楽しんだりもできます。

座っている私の膝の上に、娘がちょこんと座りにきて、絵本の読み聞かせをねだるなど、
家族の距離がとても近いように感じます。

子どもが私の膝に座ってきたり、布団にもぐってきたりすると、
私も子供のころ、こうして親の膝や布団に飛び込んでいったのを思い出します。

しかし、小学校の高学年くらいから、こうしたことはしなくなってしまったので、
最近はこんな風にスキンシップをとりながら読み聞かせを楽しめるのも、
あと少しかなと思うようになりました。

子供が生まれて10年が経ち、早く手が離れてほしい気持ちが強くなっていましたが、
なんだかんだいっても、手がかかるのはあと数年だと思うと、
残された貴重な時間を大切に過ごしたいと思うのでした。


※こんな関連記事もあります。→「お膝に抱っこで絵本を読んでもらうのが好き」「かけがえのない時間 ―親子で絵本の読み聞かせ」

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【注】

(1)正式な名前は「体にフィットするソファ」だが、別名「人をダメにするソファ」と呼ばれている。我が家では「ダメソファ」と呼んでいる。

【今日(昨日)読んだ本】

★ 桑原崇寿 作 『盲導犬チャンピィ』ハート出版、1999年。
「日本初の盲導犬を育てた塩谷賢一の物語。自分の知らない世界を知りたい中高学年の子たちにおすすめ。」

★ ウイリアム・スタイグ 文&絵 /うつみまお 訳 『歯いしゃのチュー先生』 評論社、1991年。
「娘が大好きな絵本。ねずみの歯医者さんの知恵が、聞き手の心をワクワクさせる。」

我が家の絵本の適量がわかってきた

2017年01月06日 | 絵本とシンプルライフ
あけましておめでとうございます

新年の挨拶が遅くなってしまいましたが、
本年もどうぞよろしくお願い致します。

お正月、家族4人がリビングでゴロゴロ過ごしていたため、、
なかなか掃除ができませんでしたが、
今日は久しぶりに掃除機をかけることができました。

掃除をする前は、腰が重かったのですが、
いざやってみると気持ちがよく、身も心もすっきりです。



冬休みはご飯を作る回数が多くて大変なのに加え、
幼稚園や学校で友達と遊べないストレスから、
後半は子どもたちからの八つ当たりが増えてきて、
私自身の心がモヤモヤしていました。

部屋はすぐ散らかるので、「どうせ片づけても・・・」
と思うこともありますが、こうして少しの瞬間でも、
部屋の状態がリセットされると、心が穏やかになります。

絵本たちも元の場所に戻れて嬉しそうです。

これといって新しい雑貨や家具が増えたり、
大量に絵本が増えているわけではないのですが、
家の中の絵本が、いい感じで回転しています。

画像に写っている以外にも、絵本や児童書の本棚はありますが、
我が家はこのくらいの絵本の量が、ちょうどいいのかもしれません。

もっと絵本があれば、もっといい絵本との出会いができると思うのですが、
家が狭いので、あまりたくさん絵本があっても管理が難しいので、
メインの絵本は、リビングの絵本棚に収まる量にしています。

私の感覚ですが、このくらいなら、絵本棚の掃除も行き届きますし、
どこにどの絵本があるのかもわかり、管理もしやすいです。

1週間に1回くらい、図書館へ足を運ぶ時に
旬の絵本や新鮮な絵本を、娘と10冊から20冊は調達してくるので、
リビングの絵本のマンネリ化は、そこそこ防げています。

絵本や児童書以外でも、子どもたちが興味を示す本は、
地元の本屋さんで調達しています。

あとは、毎月絵本の配本サービスから児童書が届くので、
本棚の絵本の量が増えてきた時は、赤ちゃん絵本などを子どもたちと見直し、
一旦書庫(ウォークインクローゼットの一角)へ移動させます。

こうした循環ができてから、絵本棚から絵本があふれにくくなり、
管理のストレスから少し解放されました。

それでも傍から見たら、量が多い方かもしれませんが(笑)

家族にとって居心地のいい絵本リビング、掃除などの管理がしやすい環境を
今後も作っていきたいです。

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【今日(昨日)読んだ本】

★ウィリアム・スタイグ 作・絵/ せたていじ 訳 『ロバのシルベスターとまほうの小石』 評論社、1975年。
「娘が寝る前にもってきた絵本。家族の愛情をひしひしと感じることができる絵本なので、親から子に読んであげたい。」(絵本)