MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

絵本棚の絵本を厳選していく

2021年09月23日 | 絵本とシンプルライフ
子ども達の児童書が増えているため(1)、絵本棚の絵本を少し整理することにしました。

絵本リビングにある絵本は、何度か厳選したため、
比較的子ども達が関心を示した絵本が多いです。

しかし、我が家は子ども達がもう中3、小4ということもあり、
最近小さい頃に読んだ絵本は、子ども達のお気に入り以外は少しずつ手放しています。

リビングに絵本棚はもう何年も購入していません。

いくつあってもいいと思い、絵本棚を何個も買ってしまうと、
絵本を減らした時に、置く場所に困ってしまいます。(2)

シンプルな無印などのファイルボックスも、いくつあってもいいと思った時期がありましたが、
物を整理した時など、ファイルボックスが空になると、邪魔になります。

収納アイテムよりも存在感のある収納家具は、
クローゼットや押し入れでは使いにくいので、いくつまで増やすかは
部屋の広さなどを考え、自分の中で決めた方がいいです。

私の場合は、今後増やす予定はなく、今ある絵本棚を使って、
絵本を少しずつ減らし、代わりに増えている児童書等を入れていくつもりです。


絵本リビングの絵本棚の一部。絵本だけでなく、よく使う物やプリントを入れたファイルなども入れてある。

子ども達が小さい頃は、購入した絵本は全部手元に残して、外での読み聞かせの時に使ったり
孫が生まれたらプレゼントしたりなど、いろいろな夢を描いていました。

しかし、狭めの3LDKのマンション住まいで、児童書も増え続け、上の子は中3、下の子な小4となると(しかも男女一人ずつ)
自分が外で読み聞かせをするときに持って行く絵本を、家に大量に保管することは難しく、
今は二人のどちらかが、気に入っている、手元に残したいと言った絵本だけ、絵本リビングに残しています。

手放そうかと考えている絵本があるときは、必ず子ども達に、
寄贈をしたり売ってもいいか、相談をし、OKが出た本だけ、手放しています。

最近手放している絵本は、私が読み聞かせボラなどで読んできた絵本で、
子ども達のために購入したり、送られてきた絵本で、ボラで読むのにはとてもいい絵本。

子ども達の思い入れはそこまで強くないけれど、読み聞かせの時に使いやすい良書の絵本が大半です。

手放すのには惜しい絵本が多いですが、それを言っているときりがないので、
また買おうと思えば買えるもの、自分が読みたくなったら図書館で借りられるもの、
良書だけれど自分の思い入れがそこまでない良書は、思い切って手放しています。

私のような司書には、読み聞かせに向いた良書を手放すのは、つらい作業ではありますが、
絵本棚に残った絵本を見ていると、子ども達が気に入っていた絵本がたくさん並んでいるので、
これはこれで、すごいラインナップで「子ども達に選ばれた絵本」だと思っています。

そう考えると、絵本リビングの絵本棚の絵本が、どんどん厳選されていくことは、
そんなに悪いことではないかもしれません。

むしろ、絵本棚を見るたびに、この絵本は息子が好きだったなど、
思い出がいろいろ湧いてきそうな気がします。

とは言っても、まだ下の子は小4で、絵本を手に取って読むこともしばしばあるので、
一気に減らすのでなく、月に数冊ずつぐらいのペースで、少しずつ厳選していく予定です。

「絵本棚〇個分を一気に減らす!」と、一気に減らすとなると、子ども達に絵本を厳選してもらうときに、
「もっと厳選しないと!!」という私の気持ちが強くなってしまいそうなので、一気には減らしません。

絵本リビングの絵本は、私の物でなく、子ども達の物です。

私が買った絵本でも、彼らからしたら、自分たちの絵本なので、
私だけの判断で勝手に手放したりしないよう、気を付けています。

あとは、自分ももう少し手元に置きたいと思う絵本もあるので、
そういう絵本は、ウォークインクローゼットの上の書庫(3)にいったん保管し、
ある程度たまり、もういいかなと思ったときに、手放しています。

絵本リビングの絵本が、いきなり一気に減ってしまうと、子ども達が不安になってしまう可能性がありますし、
子どもが迷っているときに「気になるなら、まだ絵本棚に入れておいていいよ」
と、伝える余裕を残しておきたいので、時間をかけて、絵本を厳選していくつもりです。

空いた絵本のスペースに児童書を入れるので、児童書の購入ペースに合わせて、
今ある絵本を手放していくので、絵本棚の本の量はあまり変わりませんが、
増え続ける児童書を入れるスペースを、本棚を新たに買わずに、確保できたらと思います。

【注】

(1)過去ログ「児童書コーナー、満員?!」参照。

(2)過去ログ「子どもはすぐに大きくなる!家具や収納の購入は慎重に」参照。

(3)過去ログ「半年に一度、書庫スペースの整理」参照。



【今日(昨日)読んだ本】

アン・M・マーティン&ローラ・ゴドウィン作 ブライアン・セルズニック絵 『アナベル・ドールの冒険』偕成社、2003年。
「ここ何日か寝る前に娘にリクエストされている児童書。女子が好みやすそうな良書。小5ぐらいまでに出会っておきたい本。」

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児童書コーナー、満員?!

2021年09月20日 | 我が子の読書
息子(中3)と娘(小4)の児童書コーナーは、絵本リビングのダイニング側にある
キッチンカウンターの下にあります。


右側が娘の本棚、左側が息子の本棚。

最近このコーナーに児童書が入りきらなくなり、
娘の児童書は、一部の絵本棚や秘密基地(1)に少しずつ移しています。

絵本棚だけでもいっぱいあるに、児童書もいっぱいになってしまい、
本の置き場に苦労するのは、本好きの宿命でしょうか・・・

子ども達に聞きながら、少しずつ
一軍と二軍にわけていこうと思います。

ちなみに、息子の本棚は、鉄道の本や歴史の本、男の子が主人公の本、星新一の小説が多いのに対し、
娘の本棚は、動物が主人公の本や、アニメの小説が多いです。
(ここにはあまり映っていませんが、ドラえもんやポケモンの映画版の小説などもあり)

今回は小4の娘の本について、少し書きたいと思います。

ずっと絵本の良書を読んでいた子が、アニメの小説なんてどうなの?!

と思いそうですが、ドラえもんの映画化された小説が入っている「小学館ジュニア文庫」は
文章表現などもよく考えられて作られているので、私の中ではOKです。

(あとは『ドラえもん』自体がとてもいい作品なので、子どもにも読んでもらいたい)

なので、アニメの小説だからといって、毛嫌いはせず、
本人が自ら読みたいと思う本も大切にしています.

かといってアニメの小説だけではなく、動物が主人公の小説(良書)も好きです。
特にねずみが主人公の本が好きで、ねずみが主人公の本を選び、童話館(2)から送ってもらったり、
学校の図書の時間で、自分の好きな本を選んで読んだりしているので、バランスはいいかなと考えています。

とは言っても、夏休み頃から、娘は自分で読む意欲が落ちています・・・

そこで、寝る前の読み聞かせを復活させたところ、
娘は練る前のよみきかせが毎日の楽しみとなり、
中3の息子はその姿を少し羨ましそうに見ていました(笑)
(と言っても息子が小4ぐらいの時も、寝る前に児童書を読んでいたんですけれどね)

私は「小4なんだから、もう本は自分で読みなさい!」という考えではなく、
いくつかある児童書の中から、本人が今興味があるけれど、まだ読めない本(漢字も難しい高学年向けの本)や
娘が読んでほしいと言ってきた本は、普通に読み聞かせしています。

娘は最近、息子が小学生の時に好きだった、旺文社の「学校では教えてくれない大切なことシリーズ」を
一人で読むのにハマっているからか(カジュアルな漫画が多いけれど、大切なことが学べる本)、
地味な本より、刺激の強い面白い本に行きがちです・・・

今の時期、他のことにも興味が出てきて、娘も最近は読書から離れ気味なので、
読みたいけれど読む気があまり起きないときは、聞いて楽しむことで、
本を読む意欲を充電してくれたらと思っています。

表紙の絵が地味な本だけれど、実は中身はすごく面白い!

という経験を娘は何度もしているので、これからも地味な本が届いても、
面白いかも?と興味を持ってくれることでしょう。

親としては、いろんなジャンルの本を読んでほしいのですが、
そこは押し付けずに、良書の中から本を選んでいるだけでもいいと思うようにしています。

「本は難しそう」ではなく「本はおもしろい!」という体験を、子ども達には積んでほしいです。

読書力には個人差がありますが、
学年が上がり、国語の授業でいろんな文章に触れると、数年前は難しいと思っていた本が、
少しずつ読めるようになったりするので、焦らず、少しずつ、長い目で見守っていけたらと思います。

小5ぐらいまで児童書の読み聞かせをしていた息子が、
今は、学校の朝読書の時間(10分間)に、年相応の小説とかを一人で読めるようになったので、
娘も一人読みを楽しんだり、読み聞かせをしてもらったりを、行ったり来たりして、本を楽しんでくれたら嬉しいです。

【注】

(1) 過去ログ「押し入れに作った秘密基地!――ひとりになれる空間」参照。

(2)絵本の配本サービスの会社。過去ログ「絵本の配本サービス、利用し始めて12年」参照。

【今日(昨日)読んだ本】

アン・M・マーティン&ローラ・ゴドウィン作 ブライアン・セルズニック絵 『アナベル・ドールの冒険』偕成社、2003年。
「最近娘が気に入っている児童書。ドールハウスの人形たちの物語。寝る前の読み聞かせに。読み聞かせなら小2ぐらいから可」

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