MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

ストーリーテリングの活動をペースダウン

2014年07月09日 | ストーリーテリング(おはなし)
昨日、ストーリーテリングの会に参加してきました。

前回、今月語る予定だったおはなしを語ったもののボロボロで、
その後毎日のように練習をし、我が子からも「聞きやすくなった!」と言われるようになり、
この調子で本番を迎えようと頑張っていたのですが・・・

先日受講許可書が届いた資格取得のためのスクーリング(2)が、
ストーリーテリングの本番の日と重なっていたことから、
代わりをやってくださる方に事情を話し、スクーリングを優先し、
図書館でおはなしを語るのをお休みしました。

私がスケジュールの日程を勘違いしていたので、
私に落ち度があったのにもかかわらず、
受け入れて下さり、代わりに語ってくださった大先輩に感謝の気持ちでいっぱいです。

そんな経緯もあったので、昨日の会では、本番で語れなかった分、
おはなしを語る気満々だったのですが、覚えたおはなしも数週間語っていないと、
どんどん抜けてしまっていたため、最近不安定な子どもに寄り添う時間を増やすことを優先し、
会の集まりで語るのを諦めました。

本当は会の集まりの数日前から練習をして、こんな風に語れるようになりました!
と、前回のリベンジも兼ねて(3)、お披露目をしたかったです。

けれど、あれもこれもやろうとすると、体がついてこなくなってしまい、
ここで無茶をしても安定した語りができないと思い、
来週の集まりの時に発表をすることに決めました。

やると決めたことをこなせない自分が、悔しくて悔しくて・・・

だからといって、突っ走っておはなしや絵本の事だけでいっぱいいっぱいになって、
子どものことに目が行かなくなるのは避けたいのです。

私はあまり細かいケアをしてこなかったのですが、最近の息子を見て、
親しかできないような心のケアを、もう少ししてあげた方がいいと
思うようになりました。

小2のギャングエイジの息子、2歳のイヤイヤ期真っ盛りの娘。
どちらも反発しながらも、かまってほしくて仕方ないのです。(4)

娘が来年幼稚園に入るので、その前に取得しておきたい資格があるのですが、
その勉強も今月から始まりました。
土日に幼稚園行事があると、とりにくくなる資格。詳しいことは後日記事にします。

いつもこの手の事には悩むのですが、やっぱり私の中には

「子どもが小さいときは今だけ!ママ!と言い寄ってくるのは今だけ!」

という思いがあるので、本業に重点を置いています。
うまく両立できないなんて、情けないなと思う反面、

何を選ぶか、その都度その都度考えることはとてもいいことであり、
できないという意味でなく、自分が何を優先したか?というだけだ。
子ども達の年齢や様子を見て、今はどうするのがいいかと、考える機会に恵まれる。


こうしたことは、とてもいいことだと思うので、

「できていない」ではなく、
「やれることをやっていく」という
小さなひとつひとつの頑張りを、これからも大切にしていきたいと思います。

上記のことは息子にも当てはまることなので、
結果ばかりでなく、プロセスを大切にした言葉かけをしてきたいです。

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【注】

(1)毎月、地域のストーリーテリング(素話)の会の集まりに参加している。

(2)面接授業のことを指す。大学の講義のようなもの。

(3)過去ログ 「ストーリーテリングの会、当日 ――ボロボロ」 参照。

(4)過去ログ 「子ども達、いっぱい甘えたかったのね」 「今の優先順位は1に子供、勉強は後回し」 参照。

(5)過去ログ 「【管理】ブログ更新の頻度を少しずつ戻していきます」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ 馬場のぼる 『11ぴきのねことあほうどり』 こぐま社、1972年。
「息子も娘も大好きな絵本。漫画風な絵だけれど、しっかり絵が物語っています」(61/100 再読)

ジョン・バーニンガム 作/ 木島始 訳 『ボルカ はねなしがちょうのぼうけん』 ほるぷ出版、1993年。
「心の支えになるような絵本。自分は人と違うと感じている大人にも読んでほしい。」(146/200 絵本)

まつたにみよこ 文・あさくらせつ 絵 『ゆきおんな』 ポプラ社、1969年。
「文がいい!!ゆきおんなの恋心が伝わってくる。いつか覚えて語ってみたい。」(147/200 絵本)

ストーリーテリングの最終練習に参加できず

2014年06月23日 | ストーリーテリング(おはなし)
娘のお昼寝の隙を狙って書いているので、手短に・・・

今日は来月図書館でやる、ストーリーテリングメインのおはなし会の
最終練習の日だったのですが、娘の熱がここ数日ひかず、
今日も熱が出たままだったので、欠席する連絡を会に入れました。

前回の会の集まりの時、最後までお話を語れなかったことが、
自分の中で悔しくて、(1)その後、何度も練習をしました。

そのおかげか、自分なりにテキストのことばを咀嚼し、
自分の中に描いているおはなしの世界を見ながら、
おはなしを語ることができるようになってきました。

練習当日、子どもが体調を崩さないか、気にしすぎていると、
体調を崩すと聞いていたので、できるだけ気にしないようにしていたのですが、
4日くらい前から怪しくなり、3日前に病院へ行ったものの、
プール熱ではなさそうだったので、特に薬も出ず、
週末は夫と息子が出かける中、娘と二人でゴロゴロ休んでいたのですが、
まだ熱が下がらず・・・

やっぱり気にしなくても、子どもは体調を崩す時は崩すのだなとわかりました。

今日おはなしの練習を一緒にする方に連絡をしたところ、
気持ちよく受け入れてくださったので、とてもありがたかったです。

「お子さんの体調が悪いときは、代理を立てるから安心して」

と言われ、安心して引き受けることができた、図書館のおはなし会。(2)

こういうことが今後もあると想定して、
もっと早めにおはなしの練習に取り掛かり、
余裕をもって語れるようにしておこうと思いました。

娘が起きたら病院へ行ってきます。

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【注】

(1)過去ログ 「ストーリーテリングの会、当日 ――ボロボロ」 参照。

(2)過去ログ 「ストーリーテリングの会に参加して――発見の連続」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

J・ロッシュ=マゾン 著/ 堀内誠一 画/ 山口智子 訳 『おそうじをおぼえたがらないリスのゲルランデ』 福音館書店、1973年。
「ゲルランデの言動が子ども(読者)と重なる!親が読んであげても。」(23/50 児童書)

ストーリーテリングの会、当日 ――ボロボロ

2014年06月11日 | ストーリーテリング(おはなし)
今日はストーリーテリングの会の集まり(1)があり、
私は来月発表予定のおはなしを、途中までしか覚えていないことを話し、(2)
メンバーの前で語りました。

最後までおはなしを覚えられなかったことに引け目を感じ、
緊張でいっぱいな上に、萎縮してしまい、
語っていても、おはなしの世界が全く見えてきませんでした。

少し言葉を間違えても、開き直って語り続ければいいものの、
間違ったままでは駄目だと思ってしまい、何度も戻っては言い直してばかりいたのです。

メンバーからの感想も散々で、頭ではわかっていたものの、
ピシリと言われた言葉が突き刺さり、涙がこぼれてしまいました。

帰り道、おはなしを覚えながら帰りましたが、
2,3行覚えるのに、30分くらいかかってしまい、
数時間後にはほとんど忘れてしまい、再度覚えなおす有様です。

いくら毎日繰り返し練習しても、覚えるペースがとても遅いので、
なかなかおはなしの最後まで到達しません。
何度も練習をするからか、煮詰まることも多々あります。

私なりに毎日頑張っているのに・・・という気持ちと、
いくら頑張っていても、結果的に覚えていないのだから、
厳しく言われて当然だという気持ちが、私の中をグルグル取り巻き、
すっかり自信をなくしてしまいました。

おはなし全体は、だいたい描けているのですが、
テキストに忠実でなければ・・・という気持ちが、
私の心と体を鈍らせている感じがします。

超初心者がこんなにガチガチでいいのか・・・

覚えが悪くても、とにかく自分を信じて、ひたすらコツコツ練習するしかないのですが、
今は語ることへの恐怖心の方が強いので、この呪縛からなんとか解放されないと、
今度も恐怖心が蘇ってきそうな気がしてなりません。

これが「乗り越えるべき壁」(3)なのか、よくわかりません。

とりあえず、明日のボラの集団練習の後に、また練習してみようと思います。

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【注】

(1)本を見ないでおはなしを人前で語る人の集まり。ここでは毎月行われている勉強会のことを指す。

(2)過去ログ 「ストーリーテリングの会、前日」 参照。

(3)過去ログ 「ストーリーテリング講座に参加」 参照。

【今日読んだ本】

ルース・バンダー・ジー 文/ ロベルト・インノチェンティ 絵/ 柳田邦男 訳 『エリカ 奇跡のいのち』 講談社、2004年。
「戦争や命について考えさせられる絵本。とても深い内容。中高生に読んでほしい。」(130/200 絵本)

ストーリーテリングの会、前日

2014年06月09日 | ストーリーテリング(おはなし)
明日はストーリーテリングの会(1)の集まりがあります。

私は来月発表をするので、明日にはおはなしをスムーズに語れるように
なっていなければいけないのですが、まだ最後までお話を覚えていません・・・

来月、図書館で語る予定のおはなしは、イギリスの昔話(2)です。

昔話だし、繰り返しも多いから簡単じゃないか!と思われるかもしれませんが、
後半の地の文が思いの外長いため、素人の私には覚えにくく、苦戦しているのです。

もとサクッと覚えられるといいのですが、覚えるのが苦手で、
忘れたところを何度もイメージしながら口にしていると、
あっという間に30分くらいたってしまいます。

もう少しやりたいと思っても、集中力が続かなかったり、
他にやらなければいけない家事などを優先させてしまうと、
なかなか集中して覚える時間がとれません。

子ども達が寝た後に覚えると、頭が回転しすぎてしまい、
夜に眠れなくなってしまうので、日中覚えるようにしています。

来月には子ども達の前で語ることを考えると、
明日の会では全部語れるようになっており、アドバイスをいただいて、
細かいところの微調整をこの1ヶ月でするのが理想なのですが・・・

この1ヶ月、週末以外は隙間時間を利用して、ほぼ毎日練習をしていましたが、(3)
疲れているときは体を休めることを優先していたので、
まとまった時間を使っての練習は、後回しになりがちでした。
気分転換に、ついついブログを書いてしまったり。

けれど、休むことも大事だと思うので、無理をせず、休むようにしていたのですが、
私の覚えるペースだと、どうやら間に合わないようです。

現段階でおはなしの4/5は覚えたので、あとは残りの1/5を覚え、
通しでスムーズに語れるようにして、おはなしの世界をイメージしながら、
微調整ができるといいのですが、ギリギリ感が否めません。

疲れている時は、おはなしを覚えたくない気持ちが強かったり、
疲れていて、覚えたことがすぐ抜けてしまったりすることも多いので、
どうやっておはなしを覚えることと、うまくつきあっていくか、
明日相談してみようと思います。

今週に残りの1/5を覚えて、毎日隙間時間に通しで繰り返し練習していたら、
だいぶいい感じになると思うのです、今週末までに全部覚えることを目標にしたいです。

3ヶ月前に覚えたおはなし(4)よりも、長いおはなしですし、
私にしては成長していると感じているので、
自分のペースを大切にしながらも、来月の発表の日までに、
余裕を持って語れるようになっていたいと思います。

おはなしを4/5覚えたのだから、残りの1/5も覚えられる!
ここまでこれたのだから、あと少し!!

明日は覚えたところまで、自信を持って語りたいと思います。

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【注】

(1)月に1回、地域のストーリーテリング(おはなし)の会に参加している。 過去ログ 「ストーリーテリングの集まりへ ――人前で語る習慣を」 参照。

(2)石井桃子 編・訳/ J・D・バトン 画 『イギリスとアイルランドの昔話』 福音館書店、1981年。

(3)過去ログ 「おはなしを隙間時間に練習する」 参照。

(4)過去ログ 「おはなしを語る当日――ステップアップできた」 参照。

【今日読んだ本】

★ ことばあそびの会 文・金川禎子 絵 『ことばあそびえほん きっときってかってきて』 さ・え・ら書房、1978年。
「『ことばあそびうた』より砕けた雰囲気。早口言葉として楽しめ、絵を見て文を想像できるところも面白い。」(128/200 絵本)

★ 石津ちひろ 文・藤枝リュウジ 絵 『ぞうからかうぞう』 BL出版、2003年。
「上から読んでも下から読んでも同じ!親子で読んで楽しみたい。ダジャレ好きな低学年の子におすすめ。」(129/200 絵本)

おはなしを隙間時間に練習する

2014年05月20日 | ストーリーテリング(おはなし)
先週のストーリーテリングの会で、おはなしをまともに語ることができず、(1)
このままではいけないと思い、この1週間ほど、
こまめにおはなしを覚える練習をしていました。

最初に実践したことは、おはなしのテキストをコピーし、
パソコンの横や、テーブルの横、カバンの中など、
いつでも手にとれる環境に置くことで、隙間時間に一行でも覚えるよう心がけました。

これは効果があり、本当に1行しか覚えられないときもありましたが、
分厚い本よりコピーの方が手に取りやすく、気軽に読む気持ちになれることがわかったので、
今後も続けていくつもりです。

次に実践したことは、洗濯物を干す時や、娘を保育園に迎えに行くときなどに、
覚えたおはなしを小さい声で語ってみることでした。

これも効果があり、毎日のようにおはなしを自分の中から出すようになったからか、
おはなしを忘れにくくなりました。

短時間ですが、ほぼ毎日実践しています。

この1週間は、まとまった時間に覚えるというより、
ちょこちょこ隙間時間を使って、おはなしを覚えたり語る練習をしていたので、
覚える量は少なかったのですが、練習への抵抗がなくなってきました。

ただ、今のペースで覚えていては、次の発表までに間に合わないので、
週2回、30分くらいでいいのでまとまった時間を作って、
覚えることに専念する時間を作りたいと思います。

ちなみに、先週子どもの前でテキストのプリントを読んでいたのですが、
なんだか目の前の活字を追うのに精いっぱいになっていたので、
これはやるのを途中でやめました。

先週かかげた課題の達成度は・・・

△ おはなしを自分の中で描く。(言葉を咀嚼をしっかりと!)
○ 登場人物のイメージを大切にする。(だからといって、演じたりしないように!)
○ 隙間時間を利用して、こまめに練習をする。(一行だけでも覚えようという気持ちで!)


こんな感じでしょうか。

こま切れの時間で覚えていたからか、
おはなしを自分の中でじっくりと描くことが難しかったので、
描くのはまとまった時間に期待したいと思います。

気軽に練習できるようになったので、先週より少しは前進できました。
この調子で頑張ります!!

※この記事の続きは 「先月書いた原稿が掲載される」 参照。

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【注】

(1)過去ログ 「ストーリーテリングの集まりへ ――人前で語る習慣を」 参照。

【今日読んだ本】

佐伯俊男 作・絵 『てじなでだましっこ』 福音館書店、1989年(かがくのとも傑作集)。
「手品の内容は小学生でも楽しめる。やってみたくなるものばかり。全体的にやや漫画風?」(104/200 絵本)

堀内誠一 作・絵 『ほね』 福音館書店、1981年(かがくのとも傑作集)。
「絵が面白い。後半の文章はやや難しい。親子でじっくり楽しみたい絵本。」(105/200 絵本)

★ ひぐちみちこ 作・絵 『いいきもち』 こぐま社、2004年。
「手作り絵本風。春向けな内容だが、季節を問わず楽しめる。文章が特によい。」(32/100 再読)

マーグレット・レイ文/H.A.レイ 絵 渡辺茂男 訳 『どうながのプレッツェル』 福音館書店、1978年。
「プレッツェルを応援したくなる。絵もストーリもよい。5月のおはなし会でおすすめ。」(33/100 再読)

ストーリーテリングの集まりへ ――人前で語る習慣を

2014年05月13日 | ストーリーテリング(おはなし)
今日はストーリーテリングの会の集まりに行ってきました。

GW前、練習をコンスタントにしようと決めていたのに、(1)
まともに語る練習ができませんでした。

子どもがいない隙を狙って練習を少ししたのですが

「ママ、さっきから何度も同じところを読んでいる。そこはで『オオカミがやってきて、戸をたたいて言いました』でしょ?」

と、息子に間違いを指摘されてしまいました。

私が繰り返し口にしておはなしを覚えているのを、
息子が聞くと、あっさりおはなしを覚えてしまうのです。

こちらはこんなに苦労をして覚えているというのに、
息子は難なく覚えてしまうのだから、悔しくてたまりません?!

GWにできなかった分を、しっかり取り戻そうと思っていたのに、
先週は体調不良で練習どころでないまま、集まりの当日を迎えてしまいました。

今度、子ども達の前で語る予定のお話を、メンバーの前で語ったのですが、
おはなしの世界をしっかりと描けていないだけでなく、
言葉も咀嚼できていなかったので、ボロボロな状態です・・・

前回の集まりから1ヶ月も時間があったというのに、(2)
この状態では、本番までに語れるようになっているのか・・・といった空気も感じました。

みんなしっかりと練習をしているのに、私だけ練習ができておらず、
とても聞ける状態になっていないため、自分が情けなくてたまりません。

それでも、マスクをしながらも会で語ったのには、わけがあります。

やっぱり会に出て、メンバーの前に座って語らないと、何も始まらないからです。

会では守りに入って語らないより、ボロボロでもいいので、人前で語った方が、
多くのことに気づくことができますし、メンバーからアドバイスをいただくこもできます。

今日は忙しいときに、どうやったら隙間時間などにおはなしの練習の時間が作れるか、
相談に乗ってもらうこともできました。

読み聞かせボラなどもそうですが、独学中心の私には、
経験者の方々からのアドバイスは、とても貴重なのです。

今後の課題は

・おはなしを自分の中で描く。(言葉を咀嚼をしっかりと!)
・登場人物のイメージを大切にする。(だからといって、演じたりしないように!)
・隙間時間を利用して、こまめに練習をする。(一行だけでも覚えようという気持ちで!)


まず一番にできそうなことは、隙間時間の練習することだと思うので、
おはなしの本を何枚かコピーして、手元に置き。
気軽に目を通せるようにしておこうと思います。

重い本だと開くのが億劫になりますが、
プリントのようにしてテーブルに置いたり、
ラインマーカーで覚えたところを塗っていくなどして、モチベーションを高めるのです。
マーカーを塗った部分が一行でも増えると嬉しくなると思うので。

あぁ、わりと気軽に練習できるじゃん!!

となったら、しめたものです。

私も音読カードの様なものを作り、息子に聞いてもらうなどして、
毎日の練習をする習慣をつけるとか。

あの勉強嫌いな息子ですら、毎日の宿題をこなしているのですから、
宿題をするよう口をうるさく言う私が、やらないのはおかしいではありませんか!

どうすれば楽しくできるか、考えることは好きなので、
私なりに知恵を絞ってみたいと思います。

ブログ更新や訪問等が、スローになるかもしれませんが、
見守っていただけると嬉しいです。

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【注】

(1)過去ログ 「おはなしを覚える練習をする」 参照。

(2)過去ログ 「ストーリーテリングの会に参加して――発見の連続」 参照。

【今日読んだ本】

★ 小林豊 『せかいいち うつくしい ぼくの村』 ポプラ社、1995年。
「ほのぼのしながらも、ズシンとくる戦争絵本。大人にも読んでもらいたい。」(95/100 絵本)

★ 筒井頼子 作・林明子 絵『おでかけのまえに』 福音館書店、1981年(幼児絵本)。
「うちの娘のこと?!と思うような内容。ピクニックの季節、女の子におすすめ。」(96/100 絵本)

松岡享子 作 「おばけ学校の三人の生徒」 東京子ども図書館編 『おはなしのろうそく28』 東京子ども図書館、2011年。
「面白い!子どもなら誰もが喜びそうなおはなし。かこさとしの『どろぼうがっこう』を連想させる。」(25/40 おはなし)

おはなしを覚える練習をする

2014年04月29日 | ストーリーテリング(おはなし)
7月に子ども達の前でおはなしを語ることになったので、
最近は語る予定のおはなしを、少しずつ覚えています。(1)

平日の子ども達が家にいない時間帯に、簡単な発声練習をした後、
おはなしを語る練習にとりかかるのですが、
まだ語る段階というよりは、おはなしを覚えている最中といったほうがいいかもしれません。

おはなしを覚える作業は、何かを覚えることが苦手な私には、
苦痛以外の何物でもないのですが、おはなしの世界を描くことは好きなので、
お話のテキストを読み、世界をイメージしながら、言葉を自分の中に取り入れていきます。

そのとき、おはなしの世界を想像しながら、テキストの言葉を繰り返し口にするのですが、
舌が回っていない個所や、重々しい感じで語っていることなど、いろいろな点に気が付きます。

人に言われるのでなく、自分で気づくことができるのは、
小さな快感かもしれません。(2)
そして大きな快感は、本番で子ども達とお話を楽しめた時だと思います。
子ども達の前では、まだ語ったことがありませんが。

おはなしの練習は大変ですが、絵本の読み聞かせにも応用できるところがあるので、
自分の中で言葉を消化して、自分の言葉で語れるようになりたいです。

ちなみに、極力けコンスタントな練習を心がけているのですが、
明日から夫がGW休みに入るため、練習がやりにくくなります・・・

1週間やらないと、練習の再開がしにくくなるので、
2,3日に1回でもいいので、夫に少し外に出てもらい、
1時間くらい一人になる時間を作って、覚える練習をするつもりです。

GWを挟むため、来月のストーリーテリングの会のときに、
全部覚えて語れるか怪しいところですが、
おはなしのイメージはしっかり自分の中に取り込んでおきたいです。

そして何よりも、おはなしを想像することを楽しみたいと思います♪

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【注】

(1)過去ログ 「ストーリーテリングの会に参加して――発見の連続」 参照。

(2)快感については、過去ログ 「林真理子 特別講演 「小説を書く時間」」 参照。

【今日読んだ本】

★ 安野光雅 作・絵 『はじめてであう すうがくの絵本3』 福音館書店、1982年。
「1と2はゲーム感覚。3は難しいと思うが、息子は気に入っている。」(85/100 絵本)

「おスだんなと、おスおくさん」 石井桃子編・訳 J・D・バトン 画 『イギリスとアイルランドの昔話』 福音館書店、1981年 所収。
「男の人って昔から変わらないのかも?と思った。大人も楽しめる夫婦のおはなし。」(22/40 おはなし)

語り中心のおはなし会へ

2014年04月12日 | ストーリーテリング(おはなし)
今日は、少し離れた図書館でやっているおはなし会の見学に行ってきました。

今度、その図書館でお話を語ることになったので、(1)
語る場所の雰囲気を確認したく、足を運んだのです。

ストーリーテリングがメインのおはなし会で、
いつもそこそこ人数がいるのですが、
今日は天気がよかったこともあり、聞き手がものすごく少ない日でした。

けれど、語る方は動揺せずにおはなしを語ってくれたので、
私はすっかりおはなしの世界の中へ・・・

語る場所の雰囲気確認はどこへやら、
何度も聞いたことのあるお話なのに、気づけば泣いていたり、
ドキドキしたり、笑ったり、楽しいおはなし会でした。

おはなしが終わった後、語り手さんに

「いい聞き手ですよ~~!!」

と冗談交じりで言われたのですが、この1年くらい、
そう言われることが多かったので、ちょっと嬉しかったです。

語る側はまだ初心者マークですが、聞く側は回数を重ねているからか、
おはなしの楽しさが、わかってきた気がします。

語り手さんは、とても上手に語る方だったので、どのくらい語っているか聞いてみました。
すると、まだ10年くらいだと恥ずかしそうに答えました。

10年で「まだ」の世界です・・・

数ヶ月後、素人の私が子ども達を前に、おはなしを語ることができるのか、
とても不安になりましたが、なんとか練習を積むしかありません。

この図書館には、利き手として何度か足を運んでいるからか、
場所に対する不安はなかったので、あとはおはなしを語る練習を重ね、
自分を信じて語ろうと思います。

「鉄は熱いうちに打て」ということで、早速来週から練習を開始予定です。

今日、おはなし会を見学してよかったです。やる気も出てきましたしね。
やっぱりおはなしを聞くことも大事だと、改めて感じた一日でした。

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【注】

(1)数ヶ月後に、過去ログ 「ストーリーテリングの会に参加して――発見の連続」 参照。

【今日読んだ本】

村山桂子 作・堀内誠一 絵 『たろうのともだち』 福音館書店、1977年(こどものとも傑作集)。
「たろうシリーズで、ややまじめな内容。学校や幼稚園向け。ボラでもOK。」(62/100 絵本)

寺村輝夫 作・長新太 画 『おしゃべりなたまごやき』 福音館書店、1972年。
「絵と文のバランスよし。聞き手の共感を誘う内容。絵も大きくボラ向き。」(63/100 絵本)

東君平 作・絵 『くろねこかあさん』 福音館書店、1990年(幼児絵本)。
「白黒のかわいい切り絵。シンプルなのに凝っている。文のリズムもよい。」(64/100 絵本)

いわむらかずお 作・絵 『かんがえるカエルくん』 福音館書店、2005年年。
「4コマ漫画みたいな絵本。興味深い内容。絵本が苦手な子や、漫画に関心がある子に。」(65/100 絵本)

中川李枝子 作・大村百合子 絵 『てんじつき さわるえほん ぐりとぐら』 2013年、福音館書店。
「目をつぶり、誰かに読んでもらいながら絵を触ると感動!服の模様でぐりとぐらが判断できるようになっている。」(7/100 再読)

★ 柴田晋吾 作・野坂勇作 絵 『うたえ ブルートレイン』 1999年、金の星社。
「主人公をを応援したくなる。聞き手の共感を誘う絵本。乗り物好きな幼稚園児と低学年の子に。」(8/100 再読)

ストーリーテリングの会に参加して――発見の連続

2014年04月08日 | ストーリーテリング(おはなし)
今日はストーリーテリングの会に行ってきました。(1)
保育園からの呼び出しがなく、ラッキー♪

先週まで原稿でてんてこまいだったこともあり、
会でおはなしを語る練習発表をする予定はなかったのですが、
やっぱり練習発表をしてしまいました。

練習をしていなくても、人前に出て椅子に座って話す・・・

月に1回だけでも、その習慣があると、
そこから学ぶことがたくさんあるのです。

やっぱり練習をしていないとダメだということ、
私は普段の声で、声が十分届くということ、語尾が重たくなる癖があること、
おはなしのテキストを見て語ってしまうと、おはなしを自分の中で描けないことなど、
おはなしを語ってみて、わかったことたくさんありました。

なので、今後もストーリーテリングの会に参加する時は、
必ずみんなの前にある椅子に座って語ろうと、心に決めました。

そうすることで、私の中のモチベーションが維持されるでしょうし、
おはなしを語る練習の必要性を、体で感じ取れると思ったからです。

そんなわけで、今日は図書館でのおはなし会で、
子ども達におはなしを語る約束をしてきました。

追い込み作戦です(笑)
これで、嫌でも練習をしなければなりません。

もし子供が当日体調を崩し、参加できなくても、
会の方が代理を引き受けてくれると言ってくださったので、
おかげで安心して練習に専念できます。(2)

子ども達の前で語るチャンスをいただいたので、
その分、物語を子ども達に届けられるよう、しっかり練習をしたいです。

いい波の乗れますように・・・!!

コメントのお返事をゆっくり書きたいのですが、娘のお迎えの時間になったので、
今日の夜の楽しみに、とっておこうと思います。今しばらくお待ちください♪


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【注】

(1)ストーリーテリングとは、語り手がお話を覚え、本を見ずに昔話などを語ること。素話ともいう。
過去ログ 「ストーリーテリングの会の見学へ」 「おはなしを語る当日――ステップアップできた」 や、「ストーリーテリング(おはなし)」のカテゴリー等参照。 

(2)前日から私の代理の人をたててもらえないか、気にしていた。 過去ログ 「ストーリーテリングの会の前日」 参照。

【今日読んだ本】

ペーン・デュボア 文・絵/ 松岡享子 訳 『ものぐさトミー』 岩波書店、1977年。
「ズボラな男の子におすすめ。思わず笑ってしまう絵本。家庭向き。」(54/100 絵本)

平山和子 文・絵/ 北村四郎 監修 『たんぽぽ』 福音館書店、1976年(かがくのとも傑作集)。
「絵が大きく美しい。根っこのページがお気に入り。読み聞かせボラでおすすめ。」(55/100 絵本)

パット=ハッチンス 作・絵/ 乾佑美子 訳 『おまたせクッキー』 偕成社、1987年。
「繰り返しが心地いい。絵をじっくり見てほしいので、教室で読むのには向かない」(56/100 絵本)

ストーリーテリングの会の前日

2014年04月08日 | ストーリーテリング(おはなし)
明日は月に1回ある、ストーリーテリングの集まりがあるので(1)
気になるおはなしを読んでいたのですが、娘の肌の調子がイマイチです。

また呼び出しがかかるかなぁ・・・

ストーリーテリングの会に参加している時に
携帯電話がブルブルする確率が、なぜか高いです。

おはなしを語る場では、携帯電話を切った方が、語りの妨げにならないのですが
練習の時は、電源を入れさせてもらっています。

保育園から呼び出しが入った時に、私が対応できないと困るので・・・

けれど、呼び出しが入っても抜けやすい雰囲気なので、
明日も呼び出しがかかったら、すぐに園に向かうつもりです。

こんな状況ですが、ストーリーテリングの会が主催するおはなし会で
夏ぐらいには、人前でおはなしを語れたらなぁと考えています。

活躍の場があると、モチベーションに繋がるので。

しかし、子どもの体調などの関係で、穴をあけてしまう可能性があるため
呼び出しがあった時に、代理の人を立てたりするなど
対応できるか、相談してみるつもりです。

いろいろ書きたいことがあるのですが
明日は朝早いのでこの辺で・・・

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【注】

(1)ストーリーテリングの会に参加している。過去ログ 「ストーリーテリングの会の見学へ」 参照。

【今日読んだ本】

田島征三 『とべバッタ』 偕成社、1988年。
「大好きな絵本。物語る絵。力強さが物語にとても合っている。読み聞かせボラにも。」(4/100 再読)

「三びきのクマの話」 石井桃子 編・訳/ J・D・バトン画 『イギリスとアイルランドの昔話』 福音館書店、1981年 所収。
「女の子でなくておばあさんが出てくる。心地いい文章。実際語っているのを耳で聞きたい。」(15/40 おはなし)

トルストイ 文・バスネツォフ 絵・おがさわら とよき 訳 『3びきのくま』 福音館書店、1962年。
「絵本として成功していると思う。『イギリスとアイルランドの昔話』より、こっちの方が個人的には好み。」(5/100 再読)

ストーリーテリングの会の見学へ

2014年03月12日 | ストーリーテリング(おはなし)
昨夜はブログを書こうと思ったら
娘の夜泣きが始まってしまい、ブログ更新を諦めました・・・

ブログに書きたいことはいろいろあったのですが
娘を無視して書いていると
泣き声は大きな怒りへと変化していくので
潔くやっていることを諦めて、添い寝をするのが一番いいのです。
息子が小さい時も、こんな風に夜中に泣かれ、悪戦苦闘していたのを思いだしました。(1)

コメント等の返事が遅れていますが、今しばらくお待ちくださいm(__)m
ちなみに、これから書くのは、昨日書こうと思っていた記事です。


昨日は、ストーリーテリングの会の見学に行ってきました。

昨年末から3ヶ月ほどストーリーテリングの初級講座を受けていたのですが
それも先月終わったので、これからも語りを続けたいと思った私は
ストーリーテリングの会への参加を前向きに考えていたのです。(2)

会を見学したところ、打ち合わせでもするのかと思いきや
来月発表する予定の方が語りの練習をしたり
講座で語った人が(何人か会に入りました)、もう一度語ってみるなどし
いきなり勉強会の雰囲気に!

しかし、おはなしを語るにあたって大切なことや
何度も語って聞いている人からのアドバイスは非常に的確で、とても勉強になります。

一番心配だったのは、子育てと両立できるかということだったのですが
子どもや自分が体調を崩した時は他の人が代わりに語るし
無理のない範囲で参加するので十分だと言ってもらえたので、とても心強く、
この会で勉強をしたい気持ちが強くなりました。

先日語った「鳥のみじい」を2週間ぶりに語ったところ
練習も全くしていなかったので、抜けているところだらけでボロボロだったものの
前回より声がセーブできていたと言われ、ホッとしました。

ただ、小鳥の鳴き方が安定していなかったり、前回注意されたところを
その場で無理矢理直したような語りだったので、課題がたくさん出ましたが
春にまたこのおはなしを語りたいので、課題を一つ一つクリアにしていこうと思います。

下手だからと言っておはなしを語らなかったら
課題すら見えてこなかったので、ボロボロながらも語ってよかったです。

そういった小さなことに積み重ねが大事であり
いきなり上手にはならないんだということが、よくわかりました。

それにしても、助言をしてくれる人がいるのはありがたく
今まで悩んでいたところがクリアになっていく喜び・・・

一人で練習をするよりも、仲間と練習をする方が、断然上達すると思うのです。

今まで勉強というと、孤立してやることが多く
読み聞かせボラの仲間ともここまで込み入った話ができなかっただけに
込み入った話ができる仲間ができ、とても心強く思いました。

ストーリーテリングを今後も続けていきたいです。

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【注】

(1)過去ログ 「司書資格の勉強中、息子が夜中に何度も起きて・・・」 参照。

(2)過去ログ 「おはなしを語る当日――ステップアップできた」 に、その時の気持ちが綴られている。 

【今日(昨日)読んだ本】

「赤ずきん」、「一つ目、二つ目、三つ目」 佐々梨代子・野村ひろし 訳 『子どもに語るグリムの昔話6』 こぐま社、1992年。
赤ずきんはスタンダード。一つ目、二つ目、三つ目はいかにもグリムっぽいおはなし」(6/40、7/40 おはなし)

金子章 文、鈴木まもる 絵 『あっ、!じしん』 学習研究社、2004年。
「親子で読みたい地震の絵本。読み聞かせボラには不向き。」(19/100 絵本)

グレース・スカール 作/やぶきみちこ 訳 『いぬがいっぱい』 福音館書店、1986年。
「0、1歳児向け。2歳だとちょっと物足りない。おはなし会OK.」(20/100 絵本)

ストーリーテリングの理解者が身内にいた!

2014年02月27日 | ストーリーテリング(おはなし)
今日はとてもビックリした出来事がありました。

久し振りに実家の両親が私の家に遊びに来て
一緒に食事をしていた時のことです。

実家の父が、自分が小さいときは戦争中で
食べ物もなく、絵本などの紙の本が全くなかったと息子に話していました。

思わず私は

「誰か昔話を語ってくれた人とかいた?」

と聞くと

「いたよ。親戚でこの人は桃太郎を語れる人。この人は金太郎を語れる人っていのがいた。
あと、公民館に行くと、昔話を語れる人がいて、集まって聞いていたなぁ」

と父が言ったので、私はビックリしました。

父の祖父母は父が生まれる前に亡くなったと聞いていたので
昔話を語る人などは周囲にいないと思いこんでいたのですが
身内や近所に昔話を語る人がいたというのは初耳だったからです。

早速ストーリーテリング講座で語ったおはなしを(1)、
早速父の前で語ってみたところ、とても好感が持てたようで

「絵本もいいけれど、何も見ないでそのまま語るっていうのは
話を想像する楽しさがあっていいな」

と言ってきたのです。

きっと戦争中、疎開先でおはなしを語ってもらったことを思い出したのでしょう。

なんだかとても心強い気持ちになり
父が昔聞いたという「桃太郎」や「金太郎」などの昔話を語れるようになりたいと思いました。

早速「桃太郎」や「金太郎」のおはなしがどの本に入っているか
いくつか調べてみようと思います。

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【注】

(1)講座でおはなしを語った時のことは、過去ログ 「おはなしを語る当日――ステップアップできた」 に綴られている。

おはなしを語る当日――ステップアップできた

2014年02月25日 | ストーリーテリング(おはなし)
先週語る予定だった予定だったおはなしを
今日、やっとストーリーテリング講座で語ることができました。(1)
忘れないうちにブログに感想等を書いておきます。

私がこぐま社の「鳥のみじい」(2)を語ったところ
先生からは「このおはなしは軽い感じで語れるといい」と言われました。

確かに、楽しいお話なのに、なんだか重たい感じになってしまい
おはなしの雰囲気と私の語りが合っていません。

最近私は疲れていたからか、希望のないところに、元気づけてくれる小鳥がやってきて
(おじいさんでなく私が)とても癒された・・・という読みになってしまい
それがおはなしに出てしまっていました。

絵本で言うなら『ぐりとぐら』(3)を重々しく読んでしまった感じでしょうか。
あの軽やかな歌を重い感じで歌い、読んでいるのと似ています。

はぁ~~っ、またボロボロの語りになった・・・

と落ち込んでしまった反面、
「声帯から声が出ておりとてもいい」と言われ、少し希望が持てました。
単純?!

3年前に講座で発表したときに比べると(4)、演技っぽくなるところがだいぶ落ち着き
おはなしの世界もも自分の中でイメージできるようになったので
あの頃よりは進歩したと思います。

先生に前日、息子に語ってみたものの聞いてもらえなかったと話したところ(5)

「お母さんにじっと見つめられて語られたらきついわよ~」

と笑って言われ、そういうものなのかぁと思いました。
おはなしの経験の少ない私は、どこを見て語るのがいいのかすら
よくわからなかったのです。

いつも読み聞かせ等の助言をしてくださるストーリーテラーの先輩が
厳しい助言をしてくださったのですが、その言葉から
相手が私だから、厳しい言葉をかけてくださっているというのが伝わってきました。

小さな子供がおり、呼び出しなどが多い中で、
コンスタントに勉強をするのが難しいことを知っているからか
会に入って、できる範囲で勉強することを薦めてくださったのです。

おはなしの会は、どんどん現場に出る会と、コツコツ勉強する会と二つあるのですが、
後者の方なら続けられるのでは?と思ってくださったのでしょう。

私も講座が終わってからも、ストーリーテリングの勉強をしたいと思いました。
ここだと自分の良くないところを遠慮しないで注意してもらえるのです。

読み聞かせボラのメンバーだと、どうしても遠慮が出てしまい
「大丈夫だよ~」で終わりがちですが
落ち込んでいるときなどは、そうした言葉に助けられますが
自分に厳しいことを言ってくれる人を求めています。

ただ厳しいだけではなく、よくなったところは褒めてくれたり
切磋琢磨し合える関係というのは、素敵だと思うのです。

今回講座を受け、実際語ってみて自分の声について考えさせられたので
ここで終わらず、前に一歩踏み出してみたいという気持ちも強くなりました。

やってみなかったらわからないことがたくさんあったので
おはなしを語る機会を持てて、本当に良かったです。

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【注】

(1)昨年末から、ストーリーテリング講座に参加している。詳細については過去ログ 「ストーリーテリング講座に参加」 参照。

(2)稲田和子/筒井悦子 『子どもに語る日本の昔話2』 こぐま社、1995年。

(3)中川李枝子作・大村百合子絵 『ぐりとぐら』 福音館書店、1963年。

(4)3、4年前にもストーリーテリング講座を短期間受講している。詳細は 「ストーリーテリング」 参照。

(5)発表前日、息子におはなしを聞いてもらった。詳細は 「おはなしの本番前日にあったショックな出来事」 参照。

おはなしの本番前日にあったショックな出来事

2014年02月24日 | ストーリーテリング(おはなし)
先週ストーリーテリング講座に参加できなかったので
おはなしの発表ができませんでしたが(1)
明日は講座に参加できそうなので、でおはなしを発表してこようと思います。(2)

発表前日ということで、一番私の語りを聞いてもらいたい
息子と娘におはなしを語ってみることにしました。

娘はまだわからないだろうけれど、息子は喜んでくれるだろう
と、思い込んでいた私でしたが、おはなしを語りだしてすぐに、
息子がおもちゃで遊びだしたのです。

息子はおはなしの世界に入るどころか、遊びの世界に入ってしまい、私の気持ちは動揺。
息子の行動が気になってしまい、いつものように言葉が沸き出てこなりました。

こうなった原因の一つに、息子が本などが目の前にない状態でおはなしを聞くことに
慣れていないというのもありますが、
私の語りがイマイチで、おはなしのイメージがわかなかったこともあると思いました。

なので、なおさら落ち込んでしまって・・・

子供は正直で、おはなしを語る人が下手だと、そっぽを向いてしまうのです。

明日の聞き手は講座に参加している大人の方たちなので
なんとか我慢して聞いてくれるでしょうが
「この人の語るおはなしに入れないなぁ・・・」
と思っている人の気持ちが伝わってきそうで、ちょっと怖くなりました。

私自身も聞き手の時に語る人によっては、おはなしの世界に入れず
う~~ん・・・と内心思ってしまうこともあるだけに
聞き手がどんなことを思っているか、想像ができます。

今朝の練習ではいい感じで語れていたので
いけるかな?と思っていたのですが
やっぱり人形でなく人が聞き手だと、語りも変わります。

娘に「びびらびーんって??」

と突っ込まれた時は、説明をするか、そのまま語るか悩みましたが
おはなしの間に説明を入れました。

子ども達は必ずしも静かに聞いているわけではないのですね。

ちなみに、息子より娘の方が、興味深く聞いてくれていた気がします。
おはなしの内容がよくわからなかったと思うのですが
私がお話を語るのを、食い入るように見ていました。

ママの目を見ながらおはなしを聞くというのが、心地よかったのかもしれません。
こういう聞き手がいると心強いのですが・・・

改めて、聞き手の存在は大きいと感じました。(3)

今日の直前練習はボロボロ感が否めませんでしたが
動揺しながらも、おはなしの世界をイメージして、
別の言葉を何度か引っ張ってきて語ることができたので
頭が真っ白にならなかっただけ、マシだったかなと思います。

明日は少し早く起きて、講座の前に家で何度か練習をして
イメージをつかんでから、本番に臨もうと思いました。(4)

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【注】

(1)過去ログ 「絵本の勉強は家族の理解あってこそ2 学び続けるために」 に、本来ならば1週間前に「鳥のみじい」の発表をする予定だったが、夫の看病のため発表を延期したことが綴ってある。

(2)過去ログ 「おはなしを新たに覚え始める」 に、どのようにして練習をしてきたかが綴られている。

(3)過去ログ 「聞き手の存在は大きい!」 に語り手は聞き手に語りを左右されることが綴られている。

(4)当日語った感想は 「おはなしを語る当日――ステップアップできた」 参照。

自分が選んだおはなしを信じる

2014年02月12日 | ストーリーテリング(おはなし)
今日は午前中、家事の合間におはなしを語る練習をしていました。(1)

いつも娘と一緒に遊んでいる人形たちを並べ、
聞き手になってもらったのですが、聞き手がいると緊張するよりも
安心することがわかり、改めて聞き手の存在は大きいと実感しました。

人形でもこれだけ安心できるのですから、生身の人間なら、なおさら安心できるでしょう。

といっても、自分の語りがぐらついてばかりだと
聞き手が困った顔をして、こちらの語りがさらに不安定になるのでしょうが・・・

そのためにも、コツコツとした事前練習は大切だと思いました。
何度も練習をしておくと、体の中に言葉が浸透するので
いざと言う時に、言葉が文章ごと出てきたりするのです。

「あれだけ練習したから大丈夫」と思えるくらいだと
自分を信じて絵本を読んだりお話を語ったりできるのだと思います。

思い返せば、今回語る予定の「鳥のみじい」もいろいろなテクスト(文章)があり(2)
最初に覚えたテクストは、ある程度覚えたものの、途中で捨てました。(3)

しかし、そのことが今覚えている「鳥のみじい」のテクストへの
信頼を増すことに繋がったので、結果的にはよかったです。
今練習しているテクストの方が、力が入り過ぎず、語りやすいので。

おはなしを語る時も絵本の読み聞かせる時も
選ぶということは、非常に重要な行為です。

なので、自分の中の直感がいい作品に出合ったときに、きちんと働くよう
良質なお話や絵本と、今後も深く関わっていこうと思います。

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【注】

(1)前日の続き。過去ログ 「聞き手の存在は大きい!」 参照。

(2)同じおはなしでも、いろいろな文体や構成のお話があるケースが多い。さまざまなテクスト(文章)を比較し、自分が語りやすいもの、聞き手がおはなしをイメージしやすいものを選ぶのが望ましい。

(3)過去ログ 「思い切って語るテクストを変えようか?」 参照。