MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

読み手は子供たちに見られている

2014年05月30日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
私は平日の夕方、いつも2歳の娘を保育園まで迎えに行きます。

保育園は家から近いところにあるので、歩く時間は数分なのですが、
家に帰るまでに、近所の子供たちに声をかけられることが多いです。

声をかけてくれる子たちは、息子の小学校の友達だったり、
同じマンションに住んでいる子達だったり、
私を読み聞かせボラで見たことのある子達だったり、
なんとなく声をかけてくれた子だったり・・・

道を歩いていると「あっ!○○(息子の名前)のお母さんだ!」
と子ども達に言われます。

「こんにちは!これから習い事?」

「ううん。図書館へ行くの」

「そう、私も図書館に行くところなの」

たわいもない会話をしている間に、図書館へ到着。
図書館に寄ってから、娘を迎えに行くことが多いのです。

私が本を借りようとしていると、子ども達が話しかけてきます。

「何を借りたの?」

「『エルマーと16ぴきのりゅう』だよ」

「聞いたことある。○○(息子の名前)が読むの?」

「字の多い本は、まだ一人で読めないから、一緒に読むんだよ」

「こっちの絵本も?」

「あぁ、この絵本は私が読むの。絵本が好きなんだ。
あら、Aちゃん、面白そうなのをたくさん借りたね♪」

「うん!10冊も借りちゃった!」

と、会話は別れ際まで続きます。

こうして話していると、いつも思うのですが、
子ども達は知っている友達のお母さんと、話すのがとても好きなようです。(1)

知っている人には、心を開きやすいのでしょう。(2)

私の顔を見て「あっ!」と言ってくる子もチラホラいます。
なぜ私のことを知っているのか、わかりませんが、
その場の雰囲気で、なんとなくおしゃべりをしていると、
いつの間にか顔見知りになったりすることも。

そんな時、私はPTAがやっている読み聞かせボラの看板を背負っていることや、
小学校の保護者であることや、子どものお母さんであることなど、
自分は子ども達から見られる立場にあることに気付かされます。

普段は、自分がどんなふうに見られているかなどとは、
考えたりしないのですが、自分のことを知っている子が増えてきたので、
言動には気をつけないといけないな~と思いました。

それにしても「この人なら話してもいい」と、思ってくれる子ども達がいることは、
とてもありがたいことです。

子どもが幼稚園児の間は、近所の子ども達と関わる機会が多いと思っていましたが、
小学生になった今の方が、声をかけられることが増えたように思います。
来年2歳の娘が幼稚園に入園したら、もっとこうした回数は増えるでしょう。

我が子もかわいいですが、学校や近所の子供たちも、とてもかわいいです。

地域の子ども達と本をつなぐ活動など、今やっていることだけでなく、
新しいことも、少しずつやっていけたらと思います!

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【注】

(1)過去ログ 「今年度最後の読み聞かせボランティアへ!」 参照。

(2)過去ログ 「今日の読み聞かせボラ ―絵本の世界に入る子どもたち」 参照。

【今日読んだ本】

大島加奈子 作・絵 『ベランダでみつけた ちいさなむし ヤマトシジミ』 福音館書店、2013年(月刊予約・科学絵本「かがくのとも」通巻531号)
「クローバに似ている、ハートの形をした葉っぱと、ヤマトシジミ(蝶)のことが描かれている絵本。虫と雑草好きな子に。」(118/200 絵本)

野坂勇作 作・絵 『でんちゅう』 福音館書店、2008年(月刊予約・科学絵本「かがくのとも」通巻476号)。
「電柱の秘密に迫る絵本。面白い!物知りになった気分に。読み聞かせボラにも。」(119/200 絵本)

【管理】カテゴリーに「絵本とインテリア」と「絵本中心のおはなし会」を追加。

2014年05月29日 | 管理人からのお知らせ
いつも"MAYU CLUB"に足を運んでいただき、ありがとうございます。

最近は何かと忙しい日々が続いていますが、自分なりに優先順位を決めて、
こなすよう心がけています。

疲れたときは一休みしますし、子どもと絵本を楽しむ時間も大切にしています。
忙しいけれど、自分を見失っている感じがしないので、
私の中で、何かが変わったのかもしれません。

さて、この度、カテゴリーの追加と順番の入れ替えを行ったため、お知らせします。

カテゴリーに「絵本インテリア」と「絵本中心のおはなし会」を追加しました。

最近、部屋にどう絵本を置いているかなど、インテリア関係の記事を書くことが増えたので、
まとめてみようと思い「絵本とインテリア」というカテゴリーを作ってみました。

「インテリア」だけにするか迷ったのですが、絵本に関連する記事が多いため、
絵本が好きな人にも一緒に読んでもらえたらと思い、こうした名前になった次第です。

画像を載せていないので、イメージがわきにくいかもしれませんが、
その分、文章でわかりやすく説明できたらと思っています。

また、娘と一緒に図書館のおはなし会へ、コンスタントに行くようになったので、
「絵本中心のおはなし会」というカテゴリーも作ってみました。

おはなし会というと、ストーリーテリング(おはなし)のイメージを
持つ方もいると思ったので、「絵本中心」という言葉をつけています。

ストーリーテリング中心のおはなし会については、
「ストーリーテリング(おはなし)」のカテゴリーに入れているので、
そちらをご覧ください。

カテゴリーの追加をきかっけに、カテゴリーの順序を入れ替えました。

私関係→母校や文学→幼い子の文学→勉強関係→その他→管理

といった流れに沿って並べてあります。

目当ての記事が、少しでも探しやすくなれば幸いです。

ブログの記事の内容によって、今後もカテゴリーの内容が変わっていくでしょうが、
大きな変更がある場合は、【管理】の記事でお知らせしたいと思います。


以前は勉強一色だったこのブログも、少しずつ気分転換の記事が入るようになりましたが、
そうした点もブログの特徴にしていきたいです。

今後ともどうぞ"MAYU CLUB"をよろしくお願いいたしますm(__)m

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【今日読んだ本】

安房直子 作・出久根育 絵 『みどりのスキップ』 偕成社、2013年。
「童話のような絵本。幻想的な世界が広がっていく。桜の季節が終わった頃におすすめ。」(117/200 絵本)

娘とおはなし会に参加した後で

2014年05月28日 | 絵本中心のおはなし会
今日は2週間ぶりに、娘と図書館のおはなし会に行ってきました。

いつもはかなり食いついている娘ですが、
今日はあまり好きでない絵本だったのか、
おはなし会の途中で、遊びだしてしまいました。
おはなし会の後、借りたいという絵本も1冊だけ。

けれど、この1冊はとても気に入ったようで、
読んでもらっている時も、自分から答えを言ったりし、大興奮でした。

娘は知らない人に対して、警戒心が強いというのに、
絵本を読んでくれる人に対しては、警戒心がないようです。
おそらく、知っていることを答えたくて、仕方なかったのでしょう。

一方私は、おはなし会終了後、読み聞かせボラの方に、
先日の学校でのボラで気になっていた、科学絵本の読み方について、(1)
相談をしたところ、いいアドバイスをいただけました。

科学絵本の説明文は飛ばしたり、わかりやすく説明したり、
アイコンタクトなどのコミュニケーションもとることもOKだそうです。
読み飛ばすのは原則はどうかと思いますが、年齢や時間、バランスを考えて判断するのがよさそう。

私は図書館での読み聞かせボラの活動はしていませんが、
そこで活動をしている人たちとは、ストーリーテリングの会などで会っているので、
絵本の読み聞かせの相談など、とてもしやすくて助かっています。
厳しい言葉もいただきますが。

改めて、地域の読み聞かせボランティアの方たちと、繋がっているということは、
いいことだなぁと思いました。

おはなし会の帰り道、娘がパン屋さんに寄りたがるので、
お店でパンを買って、座りながら食べていたところ、
年配の方に声をかけてもらったり、なんだか嬉しい出来事の多かったです。

夜になって子ども達が寝てたので、これからレポートの仕上げにかかります。(2)
昨日の夜、だいぶ整理したので、今日で終わることを願うばかりです。

やっぱり少しだけタフになったかな・・・?!

無理しすぎない程度に頑張ります!!

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【注】

(1)質問したいと思っていた内容については、過去ログ 「今日の読み聞かせボラ ―絵本の世界に入る子どもたち 参照。

(2)過去ログ 「先月書いた原稿が掲載される」 の前半参照。

【今日読んだ本】

★ ルース・スタイルス・ガネット 作/ルース・クリスマン・ガネット 絵/渡辺茂男 訳/子どもの本研究会 編 『エルマーとりゅう』 福音館書店、1964年。
「『エルマーのぼうけん』を読んだ子に。冒険の続きを楽しめる。りゅうの性格もよくわかる。」(20/50 児童書)

★ 中村至男 作 『どっとこどうぶつえん』 福音館書店、2012年(月刊予約絵本 こどものとも年中向き 通巻314号)。
「クイズ感覚で楽しめる、コンピューターみたいな絵本。幼稚園~小学生向き。ボラもOK。」(116/200 絵本)

★ 三浦太郎 作・絵 『バスがきました』 童心社、2007年。
「娘のお気に入り。女の子も楽しめる乗り物絵本。クイズ感覚。幼児の読み聞かせボラでもOK。」(39/100 再読)

★ 瀬間なおかた 作・絵 『でんしゃでいこう でんしゃでかえろう』 ひさかたチャイルド、2002年。
「息子が小さい頃好きだった仕掛け絵本。後ろからも読める。絵をじっくり見ると発見が!」(40/100 再読)

先月書いた原稿が掲載される

2014年05月27日 | 文学関係
先日勉強会でレポートを書くよう頼まれていたのですが、
なかなか書けず、家事などで気分転換をする日々が続いていました。

しかし、昨日やっと全体を書き終えることができたので、
今は細かいところを直しています。(1)

集中して夜に書こうとすると、頭がさえてしまって眠れなくなるので、
朝か昼に書こうと思うものの、日中は家事が多く、なかなか集中できません。

こうしてみると、書く作業は集中力を必要とします。
もっと気軽に書くことができるようになったらいいのですが、
そこに至るまでには、まだまだ修行が必要なようです。

原稿と言えば、3月末から4月にかけて書いていた原稿が、(2)
やっと先週発表され、自宅に冊子が送られてきたので、
両親にあった時、原稿を読んでもらいました。

しかし、あれこれダメ出しばかり・・・

自分はいろいろ考えて書いたものでも、人に伝わらなかったり、
反論が出たりすることは、よくあることです。
まだまだな部分もありますが、そこは今後に繋げていこうと思いますし。

最近は批判的な意見に対しても、だいぶ開き直れるようになったので、
機会があれば、また書いてみるつもりです。
懲りなくなったので、夫のタフになったと言われました・・・母は強し?!

ちなみに、今日はこれからおはなしを覚える練習をしてから、
娘を保育園へ迎えに行きます。

今度子ども達の前で発表する予定のおはなし(3)は、
前半は何度も口に出して語っていたので覚えたのですが、
後半が覚えにくく、覚えるのがなかなか進みません。

けれど、億劫がっていては進まないので、
今日は声に出して、ある程度のところまで覚えたいと思います。

最初はおはなしの前半部分はおぼつかない感じだったのに、
今ではすんなり出るようになったのですから、
後半だって練習次第ですんなり出るようになると思うのです。

ある程度覚え、自分の中で出し入れできるようになると、
おはなしを語るのが楽しくなるので、そこまではぐっと辛抱して、
覚えなくてはなりません。

なかなか覚えられず、モヤモヤ~とするところはありますが、
おはなしを自然にアウトプットできている自分をイメージし、
練習に励みたいと思います!

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【注】

(1)この続きは 「娘とおはなし会に参加した後で」 の後半参照。

(2)過去ログ 「原稿執筆ほぼ完了!」 参照。

(3)過去ログ 「ストーリーテリングの集まりへ ――人前で語る習慣を」 「おはなしを隙間時間に練習する」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ ルイーズ・ファティオ 文/ロジャー・デュボアザン 絵/晴海耕平 訳 『三びきのごきげんなライオン』 童話館出版、2005年。
「絵が美しく、読み終えた時の後味がいい。幸福感に包まれる絵本。」(113/200 絵本)

レオ=レオニ 作・絵/谷川俊太郎 訳 『さかなはさかな』 好学社、1975年。
「柔らかいタッチの絵が何とも言えない。テーマもとてもいい。読み聞かせボラでも、大人でも楽しめる絵本。」(114/200 絵本)

★ 安野光雅 作・絵 『にこにこかぼちゃ』 童話屋、1988年。
「0歳~2歳くらいから楽しめる、物の絵が描いてある絵本。付属の透明シートがなくても、絵本として普通に楽しめる。」(115/200 絵本)

絵本のオープン収納と掃除のしやすさについて

2014年05月25日 | 絵本とインテリア
先日部屋の模様替えをしたのをきっかけに、(1)
昨日今日と、家族みんなで不用品を整理し、部屋をすっきりさせました。

狭い家に、数ある絵本を置くためには、不用品の整理は欠かせないのです。

おかげで、家の中にどんなものがあるか、大半は把握できており、
必要な物はすぐに取り出せるようになっています。

こんな風に書くと、さぞかしスッキリした家に住んでいると思われますが、
絵本とおもちゃは子供が手に取りやすいオープン収納に置いてあり、
埃がたまりやすく、掃除がとにかく大変です・・・
息子のおもちゃは押入れに入っていますが、娘のおもちゃは取り出しやすい飾り棚に置いています。

けれど、絵本が子ども達の手の届きやすい場所にあると、
気軽に絵本を読むことができるので、掃除の手間はかかります。


クイックルワイパーハンディを愛用中

しかし、面だし絵本棚などのオープン収納はメリットが大きく、
大好きな絵本の表紙や背表紙が、語りかけてくれる空間は、なかなかいいです。

絵本が手に取りやすい分、隙間時間などを利用して気軽に読めるので、
気合を入れないでも、読み聞かせを楽しめるので、親の私は楽チン!

ちなみに、寝室にも絵本が何冊か置いてあります。

本当は寝室は埃がたまりやすいので、できたら絵本は置きたくないのですが、
バタバタしているときは、絵本をリビングからもってこれなかったりするので、
寝室にも何冊か寝る時にオススメな絵本を、置いているのです。

こちらは本棚でなく、かごに入れることで、掃除の時に移動しやすくしています。
かごを持ち上げれば、掃除機やはたきもしやすく、
時々リビングにかごごと持っていき、ベランダの横ではたきをかけます。

最近は布団を敷くとき、寝室の横にある小さなクローゼットから出すことも検討中。
どうしたら気軽に絵本を楽しみながらも、掃除もしやすい環境にできるか日々考えています。
あとは埃をサッととってくれるようなアイテムで、使いやすいものも探しているところです。

絵本がいつも手に取りやすい場所にあると、
場所をとったり、埃がたまりやすかったり、やっかいな点もありますが、
気軽に親子で楽しい時間を過ごすことができるメリットは大きいです。

特に、2歳の娘は重い扉などを自分で開け閉めが危なっかしい時期は
安全を考え、扉の向こう側に絵本を置かないよう心がけています。

今日は、片づけをしているとき「絵本は捨てないで!」と息子に言われ、
彼にとって絵本はとても大切な物であることを、改めて感じました。

1,2歳の時に読んでいた絵本が、小2になった今でも、
かけがえのない存在になっているなんて・・・
そんなわけで、気軽に処分できないため、絵本を買う時はいつも慎重。

絵本部屋など、特別な部屋を作るだけの部屋数はありませんが、
これからもリビングなどで、絵本を読みたいと思ったときに、
すぐに読める環境を維持していきたいと思います。

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【注】

(1)過去ログ 「絵本棚の位置を移動」 参照。

【今日(&昨日)読んだ本】

★ 馬場のぼる 作・絵 『11ぴきのねことへんなねこ』 こぐま社、1989年。
「息子の大のお気に入り。漫画風な絵だが、実はよく描かれてあり、子どもはそれらに気付くと喜んで教えてくれる。」(36/100 再読)

★ 五味太郎 作・絵 『まどから おくりもの』 偕成社、1983年。
「クリスマスの絵本だが、普段から読んでいる。兄弟が一緒に楽しめる、型抜き絵本。」(37/100 再読)

★ H.A.レイ 作/石竹光江 訳 『じぶんでひらく絵本』 文化出版局、1970年。
「娘のお気に入り。4冊セットの薄い絵本。ひらくと答えがわかる楽しさがなんともいえない!」(38/100 再読)

メイ・ゲアリック 文/レナード・ワイズガード 絵 岡部うた子 訳 『あめがふるときちょうちょはどこへ』 金の星社、1974年。
「詩のような、やさしく語りかけてくる文章。ちょうちょのことを想像する時間をプレゼントしてくれる。」 (112/200 絵本)

絵本棚の位置を移動

2014年05月23日 | 絵本とインテリア
昨日は朝から夜まで動きっぱなしだったので、
今日は久しぶりに家事と洋裁をしながら、家で休んでいます。

いつもの家事をこなしながら、
ずっとサボっていた座布団カバーのファスナー付けを済ませ、
絵本棚の位置を移動するなどし、簡単な模様替えを行いました。

本当は新しい本棚を買ったりなど、家具を追加したいのですが、
狭い家なので、思うままに家具を買ってしまうと、家具の圧迫感により
リラックスできない空間になってしまうのです。

なので、家にある家具を移動したり、棚に置くものを変えたりすることで、
絵本を手に取りやすい仕掛けを作るようにしています。

我が家には絵本の表紙が見える、面だし絵本棚が2つあるのですが、
こんないい家具も、子どもの目に入りにくい場所にあると、
威力を発揮しなくなるため、子どもの目に飛び込んできやすい場所に移動させました。

そして、絵本棚の絵本もローテーションし、本棚で背表紙しか見えていなかった絵本の
表紙を見せて置いてみたところ、絵本が語りかけてくるような雰囲気になりました。

我が家の子供たちは、背表紙が見える本棚の本の位置を変えるのは、
好きではないようなので、本棚に入れてある絵本の位置はあまり変えずに、
面だし絵本棚の絵本だけローテーションしたり、
テーブルの位置を買えたりすることで、気分転換をするようにしています。

子ども達がどんな反応をするか・・・後日報告する予定です♪

限られた環境の中であっても、ちょっとした工夫をすることで、
部屋の雰囲気がグンとかわることがあることを、
今まで体験してきました。

失敗することもありますが、家具や本の移動だけなら、
また元に戻すことができるので、手軽に気軽に試すことができます。

私の本も、書き物などをする場所に移動させました。

好きな本や読みたいと思っている本の背表紙が見えると、ワクワクしますし、
気軽に手に取りたくなります。

きっと、子ども達も同じような感じかな?!

子どもだけでなく、私自身も本棚のアレンジを楽しみたいと思います。

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【今日(昨日)読んだ本】

今森光彦 文・写真 『みずたまレンズ』 福音館書店、2008年(かがくのとも傑作集)。
「雨や池など、水滴の美しさを写真で紹介。自然ってキレイだなと思える写真絵本。」(109/200 絵本)

谷川俊太郎 文・長新太 絵 『きもち』 福音館書店、2008年(かがくのとも傑作集)。
「物語る絵とズシリとくる文章。ちょっとお説教っぽい?でもそれだけ作さが伝えたいことなのかも。」(110/200 絵本)

イ・ヘリ 文・絵 ピョン・キジャ 訳 『あめがふるひに』 くもん出版、2005年。
「韓国生まれの絵本。面白い!改めて想像することは楽しいと感じた。おはなし会でも。」(111/200 絵本)


今日の読み聞かせボラ ―絵本の世界に入る子どもたち

2014年05月21日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
今日は小学校の読み聞かせボラへ行ってきました。
感想や反省点を、忘れないうちに書いておきます。

何度か読んでいるクラスで、私のことをよく知っている子ども達が多かったからか、
読む前から嬉しそうな顔をしてくれている子が多かったです。

私まで嬉しくなってしまいましたが、少し気持ちを落ち着けて
演じるような読み方にならないようにすること、(1)
絵本を読んでいるときは、子ども達の顔をじろじろ見ないよう心がけました。(2)

一冊目は物語絵本。

かなり読み込んでいたので、読むのに不安はありませんでした。
子ども達が笑ってくれた時、顔を見たかったのですが、グッとこらえ、
子ども達がついてきてくれることを信じて、絵本を見ながら読みました。

すると、子ども達の方を見なくても、
子ども達が絵本の世界に入っている空気が伝わってくるではありませんか!

なじみのクラスだったこともあり、安心して読むことができました。

そして二冊目は科学絵本。

かなり面白い絵本だったので、笑えるところは、子ども達の顔を見ながら、
一緒に共感しあいたかったのですが、今日はあえて絵本を見て読んでみました。

う~~ん・・・やっぱり笑えるところは、アイコンタクトをとりたかったです。

子ども達が笑っていいのか、おとなしくした方がいいのか、悩んでいる感じだったので・・・

今日は少し固かったかな?と思ったものの、絵本を読み終わり、子ども達に挨拶をした後、
どっと子ども達が笑い、笑顔でこちらを見てくれたので、
楽しんでくれたことがよくわかりました。

やっぱり知っているオバサン(友達のお母さん)が絵本を読むことは、
子ども達からすると、とても嬉しいようです。

私のことを信用してくれている感じや、
読み聞かせに来てくれるのを、楽しみにしているような感じが伝わってくるので、
私もとても嬉しいです。

よかった点は、

・絵本を読むときに、演じるような癖がほとんどでなかった。
・子ども達の顔をジロジロ見ずに、絵本を見ながら読むことができた。
・選書のバランスがとてもよかった。
・何度か読んだことのある絵本だったが、事前練習を丁寧にやったので、読みが安定していた。


と、いつもより多かったですが、なじみのクラスで安心して読めたのが、
一番大きかったように思います。

一方、気になった点は、

・科学絵本の説明っぽい文を読むとき、言葉を少し補足して読んだが、
優しい言葉に言いかえた方がいいのかなど、確認したい。
・参加型に近い、面白い絵本を読んだ時のアイコンタクトは、どのくらいまでならOKか確認したい。(3)

初めて入るクラスだと、今回のようにはいかないと思うので、
他のクラスでも安定した読みができるよう、読みに磨きをかけていきたいです。

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【注】

(1)過去ログ 「演じているような読み方の癖」 参照。

(2)ここ数ヶ月、物語絵本を読むときなどは、聞き手の方をチラチラ見ないよう気を付けている。過去ログ 「今年度最後の読み聞かせボランティアへ! 参照。

(3)後日、科学絵本の読み方について、ボラの方に相談にのってもらう。「娘とおはなし会に参加した後で」 参照。

【今日読んだ本】

セシル・ジョスリン文/モーリス・センダック 絵 こみやゆう訳 『そんなとき どうする?』 岩波書店、2013年(岩波の子どもの本)。
「若き紳士や淑女のための礼儀作法の本?!とんでもない時にする対応が面白い!」(107/200 絵本)

有沢重雄 作・松岡真澄 絵 『校庭のざっ草』 福音館書店、2007年。
「何度見たことのある雑草の名前がわかる!見ていると楽しい。家に置いておきたい一冊。」(108/200 絵本)

演じているような読み方の癖

2014年05月21日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
明日は小学校での読み聞かせボラがあるので、
子ども達の寝かしつけが終わった後に、絵本を読む練習をしていた時のことです。

夫が帰宅したので、通しで読む予定の絵本を聞いてもらったところ、

「わざとらしい。演じているような読み方だ」

と言われてしまい、少し考え込んでしまいました。
夫の発言はいつも辛口ですが、考えさせられます。

これは以前から私の中で課題になっているのですが、
自分では絵本を自然に読んでいるつもりだというのに、
癖のある読み方をしているようなのです。

昨年、読み聞かせボラの研修会で絵本を読んだとき、(1)
講師の先生から、自然に読めていたと言われ、
私もわりと淡々と読めるようになってきたと思い込んでいました。

しかし、明るい会話の多い絵本を読むと、演じているような癖が
出やすくなるなと感じています。

この間の冬に、ストーリーテリングの講座で語ったときは、
淡々と語ったつもりだったのというのに、重すぎると指摘されたので、(2)
先週のストーリーテリングの会では、軽く語るよう心がけたところ、
今度は会話の部分が演じているような感じがすると、指摘されてしまいました。(3)

ストーリーテリングと、絵本の読み聞かせは別物ですが、
おそらくどちらにしても、声のトーンが少し変わるのだと思います。

私の予想では、構えるような感じで読んでいるというか・・・

寝る前、今度は構えすぎずに自然な感じで、
また何度か絵本を読み返してみました。

すると、さっきよりも会話の部分が落ち着いて聞こえる感じで、
こちらの方が、子ども達が絵本の世界を自分達でイメージしやすそうな気がしました。

字を書く練習に例えるなら、自分の癖を思いだし、
気をつけながら、丁寧に字を書いている時と似ています。

読み聞かせボラ前日に、調整ができてよかったです。

明日、子ども達と楽しい時間を過ごすことができますように・・・!

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【注】

(1)過去ログ 「絵本の読み聞かせボラのサポート講座<実技>」 参照。

(2)過去ログ 「おはなしを語る当日――ステップアップできた」 参照。

(3)過去ログ 「ストーリーテリングの集まりへ ――人前で語る習慣を」 参照。

【今日読んだ本】

★ 長谷川摂子 作・ 柳生弦一郎 絵 『おでかけ ばいばい』 福音館書店、2006年(おでかけばいばいのほん1)。
「娘のお気に入り。文も絵も楽しく、裏表紙までストーリーになっているところもいい。」(34/100 再読)

長新太 作・絵 『おなら』 福音館書店、1983年(かがくのとも傑作集)。
「絵と文がとてもよく、長新太の絵本の中でも、かなり気に入っている。楽しい雰囲気!」(35/100 再読)

安野光雅 文・絵 『もじあそび』 福音館書店、1993年。
「『はじめてであうすうがくの絵本』の国語バージョン。小1になったばかりの子に読んであげたい。」(106/200 絵本)

おはなしを隙間時間に練習する

2014年05月20日 | ストーリーテリング(おはなし)
先週のストーリーテリングの会で、おはなしをまともに語ることができず、(1)
このままではいけないと思い、この1週間ほど、
こまめにおはなしを覚える練習をしていました。

最初に実践したことは、おはなしのテキストをコピーし、
パソコンの横や、テーブルの横、カバンの中など、
いつでも手にとれる環境に置くことで、隙間時間に一行でも覚えるよう心がけました。

これは効果があり、本当に1行しか覚えられないときもありましたが、
分厚い本よりコピーの方が手に取りやすく、気軽に読む気持ちになれることがわかったので、
今後も続けていくつもりです。

次に実践したことは、洗濯物を干す時や、娘を保育園に迎えに行くときなどに、
覚えたおはなしを小さい声で語ってみることでした。

これも効果があり、毎日のようにおはなしを自分の中から出すようになったからか、
おはなしを忘れにくくなりました。

短時間ですが、ほぼ毎日実践しています。

この1週間は、まとまった時間に覚えるというより、
ちょこちょこ隙間時間を使って、おはなしを覚えたり語る練習をしていたので、
覚える量は少なかったのですが、練習への抵抗がなくなってきました。

ただ、今のペースで覚えていては、次の発表までに間に合わないので、
週2回、30分くらいでいいのでまとまった時間を作って、
覚えることに専念する時間を作りたいと思います。

ちなみに、先週子どもの前でテキストのプリントを読んでいたのですが、
なんだか目の前の活字を追うのに精いっぱいになっていたので、
これはやるのを途中でやめました。

先週かかげた課題の達成度は・・・

△ おはなしを自分の中で描く。(言葉を咀嚼をしっかりと!)
○ 登場人物のイメージを大切にする。(だからといって、演じたりしないように!)
○ 隙間時間を利用して、こまめに練習をする。(一行だけでも覚えようという気持ちで!)


こんな感じでしょうか。

こま切れの時間で覚えていたからか、
おはなしを自分の中でじっくりと描くことが難しかったので、
描くのはまとまった時間に期待したいと思います。

気軽に練習できるようになったので、先週より少しは前進できました。
この調子で頑張ります!!

※この記事の続きは 「先月書いた原稿が掲載される」 参照。

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(1)過去ログ 「ストーリーテリングの集まりへ ――人前で語る習慣を」 参照。

【今日読んだ本】

佐伯俊男 作・絵 『てじなでだましっこ』 福音館書店、1989年(かがくのとも傑作集)。
「手品の内容は小学生でも楽しめる。やってみたくなるものばかり。全体的にやや漫画風?」(104/200 絵本)

堀内誠一 作・絵 『ほね』 福音館書店、1981年(かがくのとも傑作集)。
「絵が面白い。後半の文章はやや難しい。親子でじっくり楽しみたい絵本。」(105/200 絵本)

★ ひぐちみちこ 作・絵 『いいきもち』 こぐま社、2004年。
「手作り絵本風。春向けな内容だが、季節を問わず楽しめる。文章が特によい。」(32/100 再読)

マーグレット・レイ文/H.A.レイ 絵 渡辺茂男 訳 『どうながのプレッツェル』 福音館書店、1978年。
「プレッツェルを応援したくなる。絵もストーリもよい。5月のおはなし会でおすすめ。」(33/100 再読)

東京の絵本講師の会に参加

2014年05月18日 | JPIC 読書アドバイザー&絵本講師
今日はNPO法人「絵本で子育てセンター」が主催している
絵本講師の会(はばたきの会)に参加してきました。

私は4年前に絵本講師養成講座(1)を修了しましたが、
家庭の事情で、しばらく活動ができない状態だったので、今回が初めて顔を出したのです。

最初はドキドキでしたが、絵本に関心がある人たちばかりだったので話しやすく、
メンバーの方にやってもらった絵本講座(2)も面白く、
勉強をしにきたことを、すっかり忘れて楽しんでしまいました。

参加者はとても気さくで、何でも話しやすい雰囲気で、
上下関係の様なものを感じさせないところもよく、風通しがとてもいいです。
悩みなども気軽に話せる雰囲気がいいですね。

そして、親子の読み聞かせを浸透させる活動について。

この活動を一人でやろうとすると、どうしても腰が重たくなるのですが、
仲間がいると、悩みを分かち合ったりできるので、とても心強く、
私もやってみたい!という意欲がわいてきます。

4年もブランクがあるというのに、あまり抵抗を感じなかったのは、
その間も絵本のことを、私なりにアンテナを張り、いろいろ考えてきたからでしょうか。
交流会にいても、完全に浦島太郎といった状態ではありませんでした。

今までは、

未熟な自分が絵本講座をやるなんて、とてもとても・・・

と思っていたのですが、
息子が生まれたころ、子育てが苦痛にしか思えなかったものの、
絵本の読み聞かせに出合ってから、子育てが楽しくなったことなど、
今の自分の思いを話してみたい気持ちになってきました。

なんとしてでもやらなきゃ!と、自分に言い聞かせるのではなく、
自然とやってみたいと思えたことが、とても嬉しかったのです。

ワクワクするこの気持ちを、大人になった今も大切にしながら、
子どもを育てる保護者の方向けの、絵本講座を組み立ててみたいと思います。

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【注】

(1)NPO法人「絵本で子育てセンター」が主催。家庭で親子が絵本の読み聞かせを楽しむことを、大人に伝えていく「絵本講師」を育てるための講座。(期間は1年間)
はばたきの会は、絵本講師養成講座を修了した人達との交流の場で、勉強会などが行われている。
過去ログ 「最近の私」 を読むと、絵本講師養成講座を受けていたことがわかる。

(2)絵本講師が保護者や保育者等に向けて行っている、家庭での絵本の読み聞かせの大切さを語る講演会のようなもの。講演内容は絵本講師によって異なる。

【今日読んだ本】

平山和子 作・絵 『まめ』 福音館書店、1974年(かがくのとも傑作集)。
「まめが種であることや、種を食べていることに改めて気づく。小学生におすすめ。」(103/200 絵本)

【管理】1年間で読みたい絵本の数が変わりました。

2014年05月17日 | 管理人からのお知らせ
5月に入ってから、スロー更新が多くなったにもかかわらず、
"MAYU CLUB"に足を運んでくださり、ありがとうございます。

ブログに書きたいことは山ほどあるのですが、5月に入ってから体調不良が続いていたため、
夜中のパソコンは極力控えていました。
寝る前にブログを書くと、頭がさえてしまうことが多いため。

今日も寝る前なので、簡潔に書きたいと思います。

年間で本を○冊読みたいという目標数を、ブログの最後に記録していましたが、(1)
読んだ絵本の数が、目標数の100冊に達したため、目標数を変更します。


目標数を100冊から200冊に変更するため、今後は
(100/100 絵本)だったのが、(100/200 絵本)になります。

もう一度目標にしている冊数と、読んだ本の冊数の両方を
見直すことも考えたのですが、トータルで何冊読んだかがわかる方がいいと思い、
変更点は、目標冊数の分母のみです。

大きな目標を掲げるよりも「あと100冊くらい読めたらいいな」
という気持ちで読んでいこうと思うので、今までの冊数に+100冊しました。

たくさん読むことが目標なのではなく、あくまでどのくらい読んだかを、
だいたい知るための目安にしています。

(なので、ここに書いている以外でも読んでいる本はありますが、カウントしていません)

年間の目標冊数に、思っていたより早く到達できましたが、
これは1,2歳児向けの絵本が多く、短いのですぐに読めたことが大きいです。

また、100冊といっても、ロングセラーばかりを読んでいたわけではなく、
カジュアルなものや、「こどものとも」のような予約絵本なども含まれているので、
読めていない絵本はまだまだたくさんあります。

新たに読んだ絵本の冊数は増えましたが、
図書館で借りて読み、数日したら返してしまうようでは、
その絵本との付き合いが短すぎて、絵本のことがよくわからないというか・・・

やっぱり何度も読まないと、中身を忘れてしまったりすることと、
絵本を再読するのがとても好きなので、今後も再読に力を入れていくつもりです。

ブログの趣旨などが、その時その時で変わっていくことがあると思いますが、
今後とも"MAYU CLUB"を、どうぞよろしくお願い致します。

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【注】

(1)2014年3月ごろから、読んだ本を記録するようになった。 過去ログ 「【管理】読んだ本を記事の最後に入れることにしました」 参照。

【今日(&昨日)読んだ本】

★ ジーン・バン・ルーワン 作/アーノルド・ローベル 絵 『しりたがりやのこぶたくん』 童話館出版、1995年。
「息子のお気に入り。ローベルの絵がいい感じ。男の子には特におすすめ。」(29/100 再読)

★クリス・ヴァン・オールズバーグ 絵・文/村上春樹 訳 『急行「北極号」』 あすなら書房、2003年。
「息子のお気に入り。美しい絵と文にウットリ。クリスマスがテーマだが、夏に読んでも違和感なし。寝る前におすすめ。」(30/100 再読)

★ 長新太 文・絵 『キャベツくん』 文研出版、1980年。
「娘のお気に入り。繰り返しの「こうなる!」が楽しい。ナンセンス絵本。」(31/100 再読)

★ ディック・ブルーナ 文・絵 /いしいももこ 訳 『きいろい ことり』 福音館書店、1964年。
「うさこちゃんシリーズの仲間。子どもが好きな生き物がたくさん出てくる。シンプルでよい。」(100/100 絵本)

内田至 文・金尾恵子 絵 『こうら』 福音館書店、1984年(かがくのとも傑作集)。
「かなり専門的な内容。そして興味深い!恐竜が好きな男の子にもおすすめ。」(101/200 絵本)

まど・みちお 詩/美智子 選・訳/安野光雅 絵 『THE ANIMALS 「どうぶつたち」』 すえもりブックス、1992年。
「美智子様が選んだまどさんの詩を日本語&英語の両方で読める。まどさんの詩が活きるデザイン。」(102/200 絵本)

北米先住民の昔話/松岡享子 編・訳 「美しいおとめ」東京子ども図書館編 『おはなしのろうそく28』 東京子ども図書館、2011年 所収。
「かなり長いが、聞いていて飽きない内容。ついていくところは「かにむかし」を連想させる?!」(26/40 おはなし)

中川李枝子 作 『本・子ども・絵本』 大和書房、1982年。
「松居直さんや松岡享子さんとは少し違う視点。元保育士ならではの、子ども目線なところが魅力的!」(1/30 その他)

美智子 『橋をかける ―子供時代の読書の思い出―』 すえもりブックス、1998年。
「皇后、美智子様の講演記録。手元に置いて、何度も読んでほしい。」(2/30 その他)

娘と一緒におはなし会へ

2014年05月15日 | 絵本中心のおはなし会
昨日、2週間ぶりに娘と図書館のおはなし会へ行ってきました。(1)

おはなし会といっても、素話を聞くのでなく、読んでもらう絵本を楽しむ時間で、
私は読む側でなく、参加者側です。

いつもは乳児向けの読み聞かせを見学するのですが、
まだ体調が万全ではなかったので、乳児向けの会の見学はお休みし、
幼児向けの会から娘と参加しました。

先月から図書館のおはなし会に参加するようになりましたが、
娘はおはなし会がすっかり気に入っているようです。

大好きな外遊びをしていても「図書館のおはなし会に行くよ!」
というと、ピタリとやめて、すんなり図書館に向かうのですから!

そして、いつもの席(読んでくれる人の前)に座り、絵本を楽しみます。

手遊び関係は「さわらないで!」「じぶんでやる!!」という雰囲気満々で、
私のことを払いのけてしまうほどです。
手遊びは親子のスキンシップが目的だと思っていましたが、こういう楽しみ方もあるのですね。

母親の存在なんかすっかり忘れて、食い入るようにして絵本を見聞きしている娘を見ると、
少し寂しさを感じたりもしますが、これも成長の一つかと。

以前は20~30分のプログラムは、少し長いなと感じていたものの、
最近はちょうどいいようで、飽きもせずに聞いてくれているのは、
やっぱり図書館ボランティアの方の選書やプログラムの組み方が、上手いからだと思います。

選書やプログラムの組み方の重要性を、再認識させられました。
親子で楽しもうと思っていても、ついついこういった点に目がいってしまう私・・・

帰り道、娘と一緒にお弁当を食べたり、公園で遊んだりしていると、
ゆったりとした時間が流れていることに気が付きます。

今はイヤイヤ期で、私を困らせる言動が多いですが、
一緒に川で魚を見たり、鳥が飛んでいるのを見たり、たんぽぽを摘んで遊んだりしていると、

来年から幼稚園に入るから、午前中にこうした時間はとれなくなるだろうから、
こんな時間が過ごせるのは、今だけなんだろうなぁ・・・


と、しみじみ思うのです。

来年から幼稚園の行事や役員、係りなどで忙しくなるので、
働く準備として、今のうちにできる絵本関係の勉強はしておきたいと思うものの、
今こうして娘と過ごす時期を大切にしたい気持ちも強くなります。

とはいっても、今は親子で参加するおはなし会が、
娘にとっても私にとっても、とても有意義な時間なので、今後も参加し続けるつもりです。

この経験が、子ども達との思い出にも、今後の私の学びの肥やしにもなってくれたら、
これほど嬉しいことはありません。

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【注】

(1)前回のおはなし会については 「夫が娘とおはなし会に参加」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ あらかわかおる 作・あらかわみつる 絵 『すずめ ちゅん』 福音館書店、2009年(月刊予約絵本「こどものとも0.1.2.」通巻174号)。
「心地よい響きと繰り返し。乳幼児にとって身近なすずめが主人公。結もよい。」(97/100 絵本)

★ かんざわとしこ 作・やぎゅうげんいちろう 絵 『たんたん ぼうや』 福音館書店、1998年(0.1.2.えほん)
「文のリズムがよく、2,3歳の子も十分楽しめる。」(98/100 絵本)

森枝雄司 写真・文/はら さんぺい 絵 『トイレのおかげ』 福音館書店、1996年(たくさんのふしぎ傑作集)。
「このシリーズは難しい印象があるが、『トイレのおかげ』はとても読みやすく面白かった!」(99/100 絵本)

ストーリーテリングの集まりへ ――人前で語る習慣を

2014年05月13日 | ストーリーテリング(おはなし)
今日はストーリーテリングの会の集まりに行ってきました。

GW前、練習をコンスタントにしようと決めていたのに、(1)
まともに語る練習ができませんでした。

子どもがいない隙を狙って練習を少ししたのですが

「ママ、さっきから何度も同じところを読んでいる。そこはで『オオカミがやってきて、戸をたたいて言いました』でしょ?」

と、息子に間違いを指摘されてしまいました。

私が繰り返し口にしておはなしを覚えているのを、
息子が聞くと、あっさりおはなしを覚えてしまうのです。

こちらはこんなに苦労をして覚えているというのに、
息子は難なく覚えてしまうのだから、悔しくてたまりません?!

GWにできなかった分を、しっかり取り戻そうと思っていたのに、
先週は体調不良で練習どころでないまま、集まりの当日を迎えてしまいました。

今度、子ども達の前で語る予定のお話を、メンバーの前で語ったのですが、
おはなしの世界をしっかりと描けていないだけでなく、
言葉も咀嚼できていなかったので、ボロボロな状態です・・・

前回の集まりから1ヶ月も時間があったというのに、(2)
この状態では、本番までに語れるようになっているのか・・・といった空気も感じました。

みんなしっかりと練習をしているのに、私だけ練習ができておらず、
とても聞ける状態になっていないため、自分が情けなくてたまりません。

それでも、マスクをしながらも会で語ったのには、わけがあります。

やっぱり会に出て、メンバーの前に座って語らないと、何も始まらないからです。

会では守りに入って語らないより、ボロボロでもいいので、人前で語った方が、
多くのことに気づくことができますし、メンバーからアドバイスをいただくこもできます。

今日は忙しいときに、どうやったら隙間時間などにおはなしの練習の時間が作れるか、
相談に乗ってもらうこともできました。

読み聞かせボラなどもそうですが、独学中心の私には、
経験者の方々からのアドバイスは、とても貴重なのです。

今後の課題は

・おはなしを自分の中で描く。(言葉を咀嚼をしっかりと!)
・登場人物のイメージを大切にする。(だからといって、演じたりしないように!)
・隙間時間を利用して、こまめに練習をする。(一行だけでも覚えようという気持ちで!)


まず一番にできそうなことは、隙間時間の練習することだと思うので、
おはなしの本を何枚かコピーして、手元に置き。
気軽に目を通せるようにしておこうと思います。

重い本だと開くのが億劫になりますが、
プリントのようにしてテーブルに置いたり、
ラインマーカーで覚えたところを塗っていくなどして、モチベーションを高めるのです。
マーカーを塗った部分が一行でも増えると嬉しくなると思うので。

あぁ、わりと気軽に練習できるじゃん!!

となったら、しめたものです。

私も音読カードの様なものを作り、息子に聞いてもらうなどして、
毎日の練習をする習慣をつけるとか。

あの勉強嫌いな息子ですら、毎日の宿題をこなしているのですから、
宿題をするよう口をうるさく言う私が、やらないのはおかしいではありませんか!

どうすれば楽しくできるか、考えることは好きなので、
私なりに知恵を絞ってみたいと思います。

ブログ更新や訪問等が、スローになるかもしれませんが、
見守っていただけると嬉しいです。

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【注】

(1)過去ログ 「おはなしを覚える練習をする」 参照。

(2)過去ログ 「ストーリーテリングの会に参加して――発見の連続」 参照。

【今日読んだ本】

★ 小林豊 『せかいいち うつくしい ぼくの村』 ポプラ社、1995年。
「ほのぼのしながらも、ズシンとくる戦争絵本。大人にも読んでもらいたい。」(95/100 絵本)

★ 筒井頼子 作・林明子 絵『おでかけのまえに』 福音館書店、1981年(幼児絵本)。
「うちの娘のこと?!と思うような内容。ピクニックの季節、女の子におすすめ。」(96/100 絵本)

松岡享子 作 「おばけ学校の三人の生徒」 東京子ども図書館編 『おはなしのろうそく28』 東京子ども図書館、2011年。
「面白い!子どもなら誰もが喜びそうなおはなし。かこさとしの『どろぼうがっこう』を連想させる。」(25/40 おはなし)

主婦業と勉強のバランスは大事

2014年05月12日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
風邪の症状が思ったよりひどく、ここ数日ブログをお休みし、体を休めていました。

書きたいな~と何度か思ったのですが、頭が回転しだすと眠れなくなるので、
症状がよくなるまで、ぐっとこらえ、主婦業に徹していたのです。

そのおかげか、だいぶ肺にくる咳が減り、体が少し軽くなってきたので、
もういいだろうと思い、解禁することに・・・

さて、先週のことを少しまとめたいと思います。

先週は小学校での読み聞かせボラ(1)はなんとか参加したものの、
娘と一緒に参加しているおはなし会(2)は、私の体調不良で欠席。
その翌々日、毎月図書館でやっている児童書の新刊紹介(3)があったのですが、
眠れないおど咳がひどかったため欠席。
週末は日本子どもの本研究会の集まりがあったのですが、大事をとって欠席。

GW中の疲労(4)が、先週になって一気に押し寄せ、風邪が悪化した感じでした。

適度に休まないとダメだとわかっているのですが、
大型連休などのイベント時期になると、とにかく忙しいのです。
休む側でなく、裏方にまわるので・・・
サービス業の方の苦労が少しわかる気がします。

今後は、家庭のイベントが多い時期は、絵本の勉強などは控えめにしたり、
イベントの途中で休ませてもらう時間を作ってもらうつもりです。

そんなわけで、ブログの更新が滞っている時は、家族のイベントが多かったり、
健康第一で絵本関係を後回しにしていると、思っていただけると助かります。

やりたいことは山ほどあるのですが、
ここで無茶をするよりも、長い目で見た方がいいなと思うことが最近は多いので・・・(5)


先週は何かと休んでばかりの日々でしたが、
子ども達と絵本を楽しむ時間ができたので、そこは救いでした。

最近は、息子の場合は読んでも1冊、娘は2,3冊と少ないですが、
緩く繋がっている感じでいいです。

私が「この絵本いいと思うんだけれど、一緒に読まない?」
と聞くと、一応聞こうとしますが、途中から遊びだします・・・

やっぱり子ども自身に興味がないと、聞きたい気持ちにならないんだと思います。

それでも息子は小さいころから、私のお勧めの絵本も楽しんでくれたのですが、
娘は早いうちから自分の好きな絵本ばかり・・・

子どもによって、だいぶ性格が違うことがわかったのは、大きな収穫でした。

体調を崩し、勉強らしいことはできない日々が続きましたが、
子ども達から多くのことを学ぶことができました。

私にとって、今一番の先生は、子ども達かもしれません。

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【注】

(1)過去ログ 「今年度初の読み聞かせボラのこと――反省と進歩」 参照。

(2)毎週娘と一緒に図書館主催のおはなし会に参加している。 過去ログ 「親子で楽しむおはなし会 1」 参照。

(3)毎月児童書の新刊紹介の勉強会に参加している。過去ログ 「児童書の新刊紹介で意見交換」 参照。

(4)GW中は家事や子供の世話で忙しかった。過去ログ 「自分が読んでもらいたい絵本を読んでほしい」 参照。

(5)過去ログ 「まずは我が子が興味を示す絵本を選ぶ」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ 安野光雅 作・絵 『天動説の本』 福音館書店、1979年。
「息子のお気に入り。地球や宇宙が好きな男の子に読んであげてほしい。おすすめ!」(27/100 再読)

★ 谷川俊太郎 作・長新太 絵 『めのまどあけろ』 福音館書店、1984年(幼児絵本)。
「娘のお気に入り。文と絵のバランスがとてもいい。手遊びをつけて歌うと楽しい。」(28/100 再読)

★ 小林衛己子 編・大島妙子 絵 『子どもとお母さんの あそびうたえほん』 のら書店、2000年。
「子どもバージョンは知らないわらべ歌が多かった。楽譜と詳しいやり方が書いてあるとなおいい。娘のリクエストに応えられなかったので。」(93/100 絵本)

H,A.レイ 文、 光吉夏弥 訳 『大型絵本 ひとまねこざる』 岩波書店、1983年。
「私は小さいタイプの方が好み。いたずらっ子なじょーじと息子が重なって見える。」(94/100 絵本)

読み応えのある、面白い絵本を探したい

2014年05月09日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
娘から風邪をもらって1週間。
思いの外しんどく、日に日に悪化しており、風邪薬も全く効きません。
昨日の読み聞かせボラも、マスク着用でした。(1)

おはなしの練習をしたいのですが、かなり咳込むので、少しお休みをしているので(2)、
今日は読み聞かせのことを少書こうと思います。

今日の夜、娘と息子が寝る前に、娘に絵本を読もうとしたのですが、
珍しく絵本を読まないと言ってきたところ、息子が

「じゃあ俺が読んでもらおうっと!」

と、寝室から出て、納戸(自分の部屋)から絵本をとってきました。
先日私が息子にいいんじゃないかと思い、図書館で借りてきた写真絵本です。

こんな絵本を読んでもらいたい・・・という下心を捨て、
純粋に息子の好きそうな絵本を選ぶようになってから、(3)
私の借りてくる絵本への関心度が、今まで以上に増してきました。

以前は、表紙を見てすぐにスルーしてしまったものも多かったのですが、
最近は中身をチェックし、気に入ったものは寝る前などに、
少し嬉しそうな表情で持ってくることが多いです。

私が読んでいる間、あれこれ口出しをしてきますが、
今はそういう時期なんだと、思うようにしています。

息子は素直に喜ばないけれど、絵本を読んでもらうことは嬉しいと思います。
じゃないと、嬉しそうな顔で絵本を持ってこないでしょうし。

私も息子と、こんな風に絵本を楽しめるのが嬉しいです。

ベッタリでなく、適度な距離を保ちながらでもいい。
一緒に絵本タイムを楽しもうと思います。


息子自身ではなかなか探し出すことができない、読み応えのある、面白い絵本を探す。

これが、最近の私のテーマになっています。

個人的には、息子自身がもっと図書館を利用して、
図書館のどこ辺にどういった本があるのかを知ってもらいたいのですが、
行くところはいつも、忍たま乱太郎などのアニメ本や、ドラえもんなどの学習マンガなど、
カジュアルな本が置いてあるコーナーばかり・・・

小さいころから良質な絵本を読んでいれば、
子どもは自ら良質な絵本を手に取るようになると期待せず、
やっぱり甘いものには興味があることを、受け止めたいと思います。

そうはいっても、地球や宇宙、昆虫や乗り物、工作や実験など、
息子の関心のある分野はたくさんあるので、
私はアニメ絵本を選ぶのでなく、こうした分野の本選びをするつもりです。

きっと、自分で選ぶ本とはまた違った楽しさがあると思うので・・・

物語や昔話なども、読んでもらいですが、今までいろいろ読んできたと言い聞かせ、
まずは、楽しいことが第一なので、関心の強い分野の絵本探しをし、
一緒に楽しい世界を旅したいと思います。

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【注】

(1)昨日の読み聞かせボラについては、過去ログ 「今年度初の読み聞かせボラのこと――反省と進歩」 参照。

(2)夏に子ども達の前でおはなしを語るため、練習をしている。過去ログ 「おはなしを覚える練習をする」 参照。

(3)過去ログ 「まずは我が子が興味を示す絵本を選ぶ」 参照。

【今日読んだ本】

★ 毛利衛 監修・宙野 素子 文 『宇宙をみたよ!―宇宙へ行くと、ほんとうがみえてくる―』 偕成社、1994年。
「古さを感じない文章。宇宙のロマンを感じる。写真絵本なので図鑑好きな子におすすめ。」(91/100 絵本)

★ 森谷憲 文・寺島龍一 絵 『たべられるしょくぶつ』 福音館書店、1972年(かがくのとも傑作集)。
「娘のお気に入り。土の下と土の上の野菜の様子がよくわかる。良質な科学絵本。」(26/100 再読)

(にほんのむかしばなし) 初山滋 絵 『おそばのくきは なぜあかい』 岩波書店、1954年。
「語ってもらいたい昔話。初山滋さんの絵と昔話が、うまく調和しているから不思議。」(92/100 絵本)