And Li Po also died drunk

勝手に好きな音楽、映画、本を書き連ねる。

yes I said yes I will Yes

2014-09-15 10:08:22 | 日記
ブルームの日100年からもはや10年。ジョイスの「ユリシーズ」を初めて読んでから40年近く経った。
ダブリンは小さな街といっても100万都市。地下鉄もないが、それでも2,3度行けば中心部なら迷わず歩ける。

街の真ん中をリフィ川が通っていることもわかりやすい要因かもしれない。自分のように観光の目的が「ユリシーズ」に限られるなら
逆に歩き回ったほうが楽しい。ユリシーズは塔の生活から始まるが、その塔は街外れの海岸そばにあり、そこは電車を使わないとならない。
今ジョイス記念館となっており、シェイクスピアの生家ほどは来ないかもしれないが読者、ファンが訪れる。

次近くの学校行って、それからはダブリン中心街。本には地図がついていて、それを見ながら今でも歩ける。もちろんほとんどの建物は変わっている。
しかし超高層ビルなどほとんどないのでーいくつか高いビルあったかなという程度ースティーブン・ディーダラスになって歩ける。
本に出てきて未だにあるパブ、ディヴィ・バーンはいつも満員。

国立図書館は中心部にあり、リフィ川そばのオーモンド・ホテルは行ったときもうつぶれていたが、最近まで営業していたような感じだった。
ブルームズデイにも行ったことがあるが、どこで催し物をしているのかもわからず一人街を歩いていた。
ジョイスの出たユニバーシティカレッジはどれほどの大学かはわからないが、アイルランドといえばトリニティカレッジ。
いまだ街の真ん中に校舎があり、学生が集っていた。トリニティ出といえばサミュエル・ベケット。
前も書いたが30前にアイルランドを出て二度とアイルランドに戻らなかったので、記念碑、蝋人形など少しはあるがほとんど目立たない。
ジョイスもアイルランドを出て戻ることはなかったが、ユリシーズという緻密なダブリン観光本を書いたので町中にいくつかジョイスに関する物がある。
クリストファー・ロビンとプーの懐かしい日々。

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