娘の友人に今回の「スターウォーズ」楽しみにしていてという話を聞くととても「ロッキー」と共に馬鹿にする映画の見本などと言えなくて、かといって興味のあること言えないので黙っているしかない。好みがあるから自分は嫌いだからと盛り上がりたい人をじゃますることはしない。でも私映画好きなんですと言われ、どんな映画好きと聞いて「ジョーズ」と言われても話を続けられなくて自分も映画好きといった手前、その手の映画は内容知らないわけではないのでスピルバーグならと話題を振ってから別の話するとかして逃げる。人生経験重ねるとプルーストの登場人物でないが酒の席などで、こちらの興味のない話を永遠とする人に何人にも出くわすことがあって、そういうので鍛えられると若い人相手にはわざと自分の興味のない話をさせて知識を得ることもするが。映画の話に戻ると「スターウォーズ」は興味ないが「スタートレック」は「宇宙大作戦」のときから観てるので好きとか好き嫌いは理屈ではない。人の好みも食べ物の好みもそうだが、まったく理屈では割り切れない。世代の違いはあるだろう、007、今の人はアクション映画の一つとして観るだろうが、自分はショーン・コネリーの延長として観てしまう。M、Q、マニーペニー、初代はみんな亡くなっているだろう。メンバーも車も装備もすべて変わってしまっているのだが、「ロシアより愛をこめて」のスパイとしての原点をいまだ見出そうとしている。それより好きだったナポレオン・ソロ、なぜDVDにならない。ブルース・リーはブームの時観に行ったが、関心のなかった香港映画。あるときテレビで「ミスターブー」観て大笑い。単純に笑えるものだといいのだが、モンティパイソンは笑うつぼが違うのかと思った。マルクス兄弟も早口の英語を聴き取れないと面白さ半分。当然聴き取れないから全部集めたけど面白さがわからない。その点、森繁久弥の社長シリーズ、笑いまくれる。社長シリーズコンプリートなんて出たら買うのに。LDでは持っていたのだが、ふとDVDで欲しくなったのが「白い恋人たち」当時売れっ子のクロード・ルルーシュとフランシス・レイのコンビ。ちょっと疑惑もあったのだがキリーの三冠王。クナイスルのスキー板、あこがれだった。それとミュンヘンオリンピックの「時よ止まれ、君は美しい」ー原題は8人の監督のオムニバスなのでVisions of Eightという味気ない題ーくらいか、オリンピック映画で観たのは。ああ懐かしい日々よ。
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