おそらく日本でもそうだと思いますが、昨日・今日とNYハドソン川での飛行機の不時着ニュースが相当の頻度で流されています。次々と追加される新しい映像を見るにつけ、素人目にも見事な操縦には感心します。
でも、こんなこと言っていられるのも、ひとりの犠牲者もいなかったからですよね。あの辺りの地理(高層ビルが聳え、橋が架かり、観光船が行き交う)を考えると、大惨事にもなりかねないところでしたから、本当に良かった。
ところで、僕の住んでいるフラットの上空は、ヒースロー空港へ降り立つ飛行機でラッシュ状態です。市内には他にも知っている限りで3ヶ所空港があるのですが、ヒースローはおそらく世界的にも最も混み合っている空港だと思います。
何しろ年間50万回の離着陸(日に1,370回!)があり、利用客は6,500万人(同じく日に17万8千人!)にも及ぶのですから。おかげで“世界で一番遅延が多い空港”という有り難くない名称も持っています。
増え続ける需要に対応し切れず、昨年春には9,900億円もの総工費をかけてターミナル5をオープンさせたばかりですが、既に設備の利用率は99%に達して、限界だと言われています。
そこで以前から噂はあったのですが、イギリス政府がターミナル6の着工計画を発表しました。これによって離着陸は60満回まで可能になるそうです。とはいえ、当然そのための土地の立ち退き等も生じますし、空の環境の悪化も必至です。環境保護団体の反対もきっと大きくなるでしょう。
明日から暫く出張が続きます。早速ヒースローからの旅立ちで、色んな思いが渦巻きそうです。
でも、こんなこと言っていられるのも、ひとりの犠牲者もいなかったからですよね。あの辺りの地理(高層ビルが聳え、橋が架かり、観光船が行き交う)を考えると、大惨事にもなりかねないところでしたから、本当に良かった。
ところで、僕の住んでいるフラットの上空は、ヒースロー空港へ降り立つ飛行機でラッシュ状態です。市内には他にも知っている限りで3ヶ所空港があるのですが、ヒースローはおそらく世界的にも最も混み合っている空港だと思います。
何しろ年間50万回の離着陸(日に1,370回!)があり、利用客は6,500万人(同じく日に17万8千人!)にも及ぶのですから。おかげで“世界で一番遅延が多い空港”という有り難くない名称も持っています。
増え続ける需要に対応し切れず、昨年春には9,900億円もの総工費をかけてターミナル5をオープンさせたばかりですが、既に設備の利用率は99%に達して、限界だと言われています。
そこで以前から噂はあったのですが、イギリス政府がターミナル6の着工計画を発表しました。これによって離着陸は60満回まで可能になるそうです。とはいえ、当然そのための土地の立ち退き等も生じますし、空の環境の悪化も必至です。環境保護団体の反対もきっと大きくなるでしょう。
明日から暫く出張が続きます。早速ヒースローからの旅立ちで、色んな思いが渦巻きそうです。