戻ってくるもの届くものがやまほどある

二泊三日の旅行などあっという間に終わります。

家内を残し、倅夫婦にメダカの餌やりを頼んだり、他にも義理がある方へのお土産も買う必要がありました。それで、初日「洋菓子の名店ルタオ」で人気N01のフロマージュ」を自宅配送にしました。

翌日は小樽のメイン通りで、カニなどの生け簀を置いて地方発送を主体にした海鮮販売の店へ飛び込み、生きているタラバガニを買って、茹でて貰ったら自宅へ送ってもらう、という依頼をしたのです。これは予定通り、こまこまと買い物をするお土産などを買うのが旅行の愉しみの半分、残りはうまいものを食う、であります。

大きめのゴルフ用のスポーツバッグ一つに詰め込むのは着替えと、そうした単品のお土産でありますから、旅行から帰る前日の夜にはバッグはパンパンになっております。で昨朝は、もう疲れて体力温存、どこにもいかないで、千歳空港へ行こうということになり、ホテルの朝食後チェックアウトの時間ギリギリまで部屋で過ごしたのであります。お昼は倹約の為あるいはカロリー制限の為にそれぞれが食べたいものを自分で買って、そこらのベンチで食べるということにして、ワタシはクロワッサンと牛乳で御終い。

問題は、ホテルから札幌駅へ向かうタクシーの運転手の言葉でありました。小樽に行ったんなら、絶対に買うべきものが二つあると言い出したのです。いやいや小樽は昨日行ってきて、これから、飛行場に向かって帰るんですよ。小樽は「北一硝子」が有名で、そこで家内と倅の嫁さん用に気の利いた一点物のコップを買いました。彼が言うには、北一さんは「垂れない醤油さしで財を成した会社で、醤油さしを買え」というのです。もう時間もないし、札幌や千歳空港で醤油さしを探すのは面倒くさいでしょう。まぁコップで良しとしました。

そしてもう一つが「小樽ワイン　ナイヤガラ」というものだそうです。なんでも、青葡萄の味と香りが馥郁として甘さがある超人気商品なんだそうで、運転手さん自身が飲んで余りのおいしさにビックリしたと言うのです。1300円位で値段も高くないので、是非買っていくべきだと力説していました。しょうがないそこまで言うならいいんでしょうよ、札幌駅そばの大丸の地下で買いました。ここでは普通のものではなく、値段が倍の2600円、「特選ナイヤガラ」でしたが、美味しくなることはあってもまずくなることは無かろうと思いました。もうかばんには入りませんし重い。5本買ってこれも自宅へ送ってもらうことにしました。味見もしないで人のいう事を真に受ける、まことに扱いやすい人間でありますな。

というわけで、夜6時に自宅に戻ったのですが、お隣の茅ヶ崎の海岸近くでは「サザンオールスターズ共催の花火大会でありました。ウチは市境の相模川のそばなので自宅からよく見えるのです。

そんなわけで、今日以降北海道から何日かにわけて宅配便が届くでしょう。

それだけではありません。毎月定期購入のサプリメントが月末前には届きます。先ほど家内から頼まれていた電気毛布の注文をいたしましたから、それもほどなく届きます。次男のお嫁さんの実家からご両親が週末に平塚にやってくることになっております。荷物になるので、すでに当家あてに手土産を郵送したそうであります。また、現在制作中の公募展「日書美展」出品の篆刻印、この申込書が埼玉の先生から、まもなく届く予定になっております。今月中に作品と一緒に返送せねばなりません。

昨夜ヤフオクで安い印材を3件落札しました。いずれも数千円のものであります。これ！と思って入札したのは1万円～5万円で落札されていました。落札出来たのは即決済をいたしましたから、これが3箇所から数日内に送付されるでしょう。

更に、日展へ出品した篆刻作品の「当落通知書」が今日明日には届くはずなのです。今月10日に搬入しましたが、入選歴のある別の先生から、すぐに審査が入り「驚くくらい早く届きます」と言われていました。ワタシは、アマチュアのどこの会派にも属さない全く無名な篆刻愛好者であります。初出品で、独学で、どなたにも「工作資金」をお渡ししていない作品が「入選する」確率は0％とおもっていい、そうであります。なので、その落選通知を受け取って今週末には「搬出」つまり返却してもらいに行かなければなりません。

というわけで、あちこちからいろんなものが届けられるのであります。勿論これらには、タダで貰うものはありません。また自分用のものは篆刻関連だけであります。事前に元手や手間がかかり、他のものは、大半が人様からいただいたお返しに差し上げるものとして取り寄せたのであります。