植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

心を鬼にして もったいない精神も封印じゃ

2020年05月16日 | 植物
昨年の同じ日に書いたブログを見ましたら、ここ数日のブログの中身とほとんど変わらず、表現すら近似しているのに驚きました。一年たっても成長しないというべきか、毎年同じ時期に同じようなことを繰り返すと言うことなのでしょうか。
 
 昨年の記事では「ヨトウムシ産卵」「ポポーの結実?」「マルベリーが熟した」という内容でした。ポポーは、先日ブログに写真を載せましたが、今朝の時点で3果しか残っておりません。受粉が不十分であったのか、風で飛ばされたか、あるいは土の乾燥・気温などの環境による生理落果のいずれかでしょう。
 もし、これで、残りも全滅したら、その時は掘り上げて処分いたします。勿論授粉用の苗木もろともです。果実の生らない果樹は無用と割り切るしかありません。ワタシの命が永遠であったり、畑が広大であれば、寛容にもなりましょうが、狭隘というべき果樹畑で、果樹がひしめいているのです。
 
 植えたものが実生でなければ、植え付けした果樹は早ければその年に花が咲きます。うまくすれば実を生らせます。柑橘類・桃などは、だいたい一年目で味見が出来ました。うちの果樹畑では、樹齢が平均4年というところです。十本ほどの柑橘類はすべて結実確認しています。リンゴは、今年「ふじ・つがる・アルプスの乙女・シナノゴールド」に幼果がついていました。桃・プラム系は、一年目の「西尾ゴールド」は駄目そうですが「白鳳・白桃」には数個大きくなっております。柿「禅寺丸」やイチジク2本「バナーヌ」も順調です。もちろん、メインのブドウも期待通りに花蕾が付いております。
 そんな中で、ポポー(5年)と、サクランボ「佐藤錦」「ナポレオン」はいまだまともに収穫できません。さらに、リンゴでは姫リンゴ「クラブアップル」2シーズンで一度も開花なし。すもも「貴陽」は、幹だけは伸びてぐんぐん成長しましたが、根元近くに二つ開花したものの着果せず、通路の妨げ、アブラムシの発生源ともなっております。

 昨日、ナポレオンは伐採しました。根が弱く病気も多いので一度も実を付けませんでした。ポポーは保留ですが、クラブアップル・佐藤錦も明日には掘り起こします。貴陽は、主幹他少し残して強剪定します。とにかく邪魔で、フェイジョアやベビーキウイの成長を妨げていますから。そうだ、イチジクも2本は要らないし、どうせ食べないキンカンも処分するか。マルべりー(桑の木)も巨木になりつつあります。思い切ってきってしまうか。

 ワタシの果樹畑は、ワタシだけの管理ですべてが一存で決まります。遠慮することなんぞありません。樹木を処分すると、見違えるほどすっきりすることも知っています。
 元にかけた苗木代・肥料・手間をどう考えるか、せっかく大きくなってもったいないと思うのか、来年はうまくいくかもしれないと期待するのか。心の葛藤はありますが、未練を断ち切ろうと思います。

今日は雨、すぐに実行するには及びません。
沈思黙考して処分すべき果樹の順番を決めましょう。

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