植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

ハオルチアがちょっとマイブーム

2020年05月03日 | 植物
ワタシは、植物全般を分け隔てなく栽培する、という基本方針があります。なんでも一応やってみる、としたものです。
スタートは薔薇と野菜でした。ここから10年近くかけて、徐々にフィールドを広げ、栽培数も年々増加の一途であります。出来れば、大学のようなところできちんと勉強したいのですが、植物学部などは聞きませんな。農学部がいいのでしょうが、60歳過ぎたオジサンが、受験勉強してなんとか受かったとしても、高い月謝を払い、4年間電車通学する、というのはいかにも非現実的です。結果、農業・植物栽培すべて独学となります。そのためには、とにかく実地に育てて学ぶ、それしかありません。

 果樹、洋ラン、東洋ラン、エアプランツ、盆栽、コケ(苔テラリウム)、観葉植物と堰を切ったがごとく領域を広げております。ナゴランというちょっとマイナーな東洋ランを探して、ヤフオクに辿り着き、書道用品をオークションで落とし、また、珍しい植物に出会うといった循環であります。

 ここ1,2年では少し多肉植物にも手を出してしまいました。なんとなく地味で、面白みがないような気がして遠ざけていたのですが。当然さしたる興味もなく、3,4年前、何気なく「多肉差し葉セット500円」を購入して鹿沼土と軽石を混ぜた土に置いていたらみんな根が出てきたのがスタートでした。

 その後「火祭り」「エケベリア」など買ってきて屋上にプチロックガーデンを設置、あとは、植えっぱなし、暑さ寒さに強く、肥料水やり不要で、ズボラ栽培のわたしにとってはうってつけでした。ここらで、ようやく少しずつ多肉植物について若干ながら基礎知識がついてきました。

 多肉植物は静かなブームらしいのです。その中でも「ハオルチア」という植物群が人気が高いのですね。南アフリカ原産でツルボラン科ハオルシア属です。大きく分けて軟葉系と硬葉系があり全体では100種類以上あるようです。
 昨年知り合いの方に頂いた小さな鉢植えがハオルチアでした。
軟葉で品種不明。いまだにわかりません。一年を通じて日陰、暑さ寒さに弱く、冬は水を切る、という程度の知識で育てています。


もう一つが硬葉の「12の巻」という妙な名前の株。これはネームプレートが紛失して他の観葉植物サンセベリアと混同してましたな。日向に置いて乾燥気味にしていたら、葉焼けを起こしていました。ところが、よく見ると花茎が伸びてきてました!

 再度言いますがあんまり興味が無かったのです。ところが、いつものホームセンターで、ハオルチアを見かけた時、何故かスイッチが入ったのです。
 
これが最もポピュラーとされる品種の一つ「万象(マンゾウ)」です
切り株のような断面がレンズのような役割をし日光を吸収、大部分は地中に身を隠して乾燥や、暑さ寒さなどから身を守るのです。因みに、この鉢はデパートで大枚はたいて1500円で買いました。株の4倍の値段(笑)

これも、代表種の「オブツーサ」であります。
透明感のある茎(葉と一体化)が魅力でして、全体の色合いで紫・黒というのはちょっと高値になるようです。これが、ヤフオク710円で落札、花芽つきはお買い得ではないかしら。

 あとは、有名どころで「玉扇(ぎょくせん)」と呼ばれる品種をヤフオク入札中です。茎の断面が束ねて並ぶような形をしています。これに亀の甲羅みたいなごつごつした風合いのスプレンデンス・ピクタあたりが揃えば良しといたします。
 コレクターになると、「錦」と呼ばれる赤や紫の色合いのものが珍重され数万円で取引されることもあるようですが。
 こういうものはほどほどがよろしい。何事もバランスです。実は次に「メセン」と言われる多肉50粒!(680円)を落札済みなのです。入門編として「リトーブス・ギバエウム・アルビデンス」などいろんなものがごっちゃに入っているそうです。
 更に、安値ばかりですがエケベリア・セトーサ、フォーカリア・アルビデンス、いずれも未知なる植物が届く予定であります。

自粛で出かけられないので、ネットで買い物してしまう(´;ω;`)
室内用の植物に夢中になる(泣)

未知なるものへの探求心と言えば聞こえはいいですが、野放図に植物を増やすのもいい加減にしないと、と自省のステイホームなのです。

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