植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

地元で獲れた鰺を堪能した

2023年09月05日 | 時事
この数日は、三人の子供たちからいろいろアプローチがありました。
新潟に住む長男からは、いきなり千葉に行く用事が出来たから、今から泊りがけでそっちに孫を連れていく(神奈川県)という衝撃的な電話が来ました。結局は来ませんでしたが。一時大慌てであったのです。
次男夫婦は今年から同じ平塚市に住むようになって、土日になると、お土産などをもってこちらに寄ることが増えました。お嫁さんもつわりが収まってきたので、普通の生活を取り戻して来て、昼食を共にすることも増えているのです。

三番目の息子は横浜在住で、昨年結婚し新婚生活ですが、お嫁さんのご実家に由々しい問題が幾つか起きていて、そちらに生活や行動の力点が移っています。せがれにはもったいないしっかりしたご家庭・ご両親の聡明なお嬢さんで、聞けば学生時代は海外留学をしていたそうであります。それで、現在は海外からの留学生などをアテンドしたり世話をする仕事でなかなか忙しい、と聞いています。

そして一昨日は、その三男が暇とみえて海釣りに来ました。(このくそ暑いのに)

私の住む平塚の家は「須賀」と古い呼び名の地域で、相模湾のすぐそば、相模川には家から釣り糸が届くほどの距離であります。そこで3兄弟は小さい時からしょっちゅう釣竿をもって出かけて行ったのです。ワタシはと言えば、九州の田舎育ちで、大分川の流域には住んでいましたが、父親はもっぱら「立網・投網」という網による川魚の捕獲専門であったのです。上の兄はいくらか釣りに興味があったようですが、ワタシは全く魚釣りなど好きになれなかったのです。いるかどうかもわからない川に生餌をつけた釣り糸を投げ、食いついてくるのを待つという気長な性格でもなし。魚の気分次第で「ボウズ」で帰る虚しさを考えると、時間の無駄と考えてきました。

ところが、相模川・相模湾はそこそこ釣れる人気スポットらしく、釣り場に指定されたエリアは、開場時間まで行列ができるほどらしいです。そして仕事場で書道などをやっていると、大漁だったのでお昼は家で新鮮な魚が食べられるので早く帰ってらっしゃい、と連絡が来ました。

家に戻ると既に魚は三枚におろし始めていました。小鰺とイワシなどが数十匹釣れたそうです。早速ついさっきまで泳いでいた鰺の刺身を頂きました。
うーわ。激うまでありました。一度も冷蔵庫に入れてない生の活きのいい身は、わずかな弾力・歯ごたえがありながらとろけるような舌触りで、甘みがあって大変美味でした。
さらに、竜田揚げがアツアツで出てきました。(ワタシは好きなアジフライを所望したのですが、パン粉が無いと却下(´;ω;`))
これがまた、絶品で事情が許せばいくつでも食べたくなる美味しさでありました。
三男は器用なのか不器用なのかわかりませんが、築港そばに魚料理の店「あぶさん」があり、そこが彼の憩いの場であります。美味しいお酒を飲み、地魚を食べれば幸せ、うちに寄らなくてもそこには足を運んでいるようであります。おそらくそこで、魚をさばき美味しく食べられる料理法を教えて貰っているに相違ありません。

おかげで、久方ぶりの地魚を堪能したのです。
今、世間では福島の「汚染水」の放流が問題となっております。中国などは日本の魚は買わないとまで強硬姿勢であります。しかし、かの国はずいぶん前から原発の処理水を河川から海洋まで無尽蔵に投棄していて、そのトリチウム濃度たるや、今回の予定の濃度の何倍もに及ぶそうです。

ワタシが、放射能の影響で体調を崩すことはまず可能性0であります。これだけうまい魚が食えれば、いくらか放射能が混じっていてもいいかな、と思いますな。
ま、その前にお迎えが来るでしょうからさほど気にせずにいようと思います。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« うちに来て初めての珍しい花... | トップ | 本日はブログはお休みであります »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時事」カテゴリの最新記事