植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

ボカシ肥料は今年3回目(非売品)

2020年05月07日 | 植物
 毎日、一年前のブログの内容がGooblogから届きます。さっき確認したら、不安定な天気とクサイチゴと、開花した薔薇、ゴールデンウィークが終わったという内容、今日のブログに、そのままコピペして更新してもなんら違和感はありません。雑駁で取り留めないブログでした。それにしても、不安定な気候であります。昨日は午後過ぎと、夜になってから激しい雷雨がありました。今朝もやや冷たい雨がぱらついております。

 外仕事があやしいこんな朝は、ボカシ肥料作りがスタートです。すでに今年3度目の仕込みが終わりました。最初の肥料は1週間ほど前に出来上がりあちこちに撒いております。大きな桶に2回目で材料を混ぜ込んでから6日目で、温度計を差し込むと50℃のリミットを超えて計測不能になるくらい発酵熱が発生していました。これは順調な証です。
 手を入れて湿気と熱さを感じて混ぜるといい香りがします。ヌカを主原料にしているのでほとんどぬかみそみたいなもの。朝夕ぬか床をかき混ぜるのと変わりません。
 
 3回目は、ヌカが入っておりません。いつも立ち寄る農協の販売店に無かったのです。お一人様米袋に1袋、袋代50円で貰えるのですが、今はシーズンオフなので、そんなに精米には来ないのでしょう。仕方なく、コーヒーの搾りかす(タダ)とたい肥、油粕に発酵促進剤を投入して二日経ちました。
 今まで、米ぬかを入れずに作ったことは無いのです。米ぬか自体は肥料として適しているかは賛否分かれますが、少なくともボカシ肥料作りには適していると思われます。私見ですが、細かい粉粒なので、酸素と水分を含み発酵しやすいのではないかと思います。丁度お風呂とかBBQの火おこしの焚き付けに新聞紙とか枯葉を入れるようなものですね。ヌカなしで発酵が円滑に進むか明日明後日で結果がわかります。
 米ぬかは、反面腐りやすいので水が多すぎたり撹拌が雑ですと悪臭が漂います。虫は寄って来るし蛆が湧きます。わずか2週間の勝負なので腐らせるのは怠慢としか言えませんね。
 
 出来上がりが近くなると、温度が下がってきます。あとはかき混ぜながら日陰で風通しのいいところで乾燥させます。水気が残っていると虫がついたり腐りますからね。この後、不足しがちなカルシウム・マグネシウムなどを補うため、苦土石灰・骨粉、全体のバランス調整の化成肥料を混ぜてオシマイです。
 出来上がった肥料はビニール袋に移し、数週間で消費します。しまっておいても仕方ないので、どんどん使います。注意点は、効き目が強いので、株元に盛ったり直接根が触れるようにしないことです。肥料過多にならないよう少なめに施肥して、すこしずつ継続的に投下するのも大事です。

 そうして、驚くほど大きい大輪のバラが咲き誇っております。自家製ボカシ肥料のお陰であります。

あくまで非売品です。こう書くとかえって欲しがる人がいるかもしれませんね。市販されているボカシ肥料は、買おうとするとかなりお値段が高いのです。このブログを見て、自粛対策でぜひ肥料作りにチャレンジしてください。

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