植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

つる誘引は夏野菜作りの肝

2021年04月14日 | 植物
 マイガーデンは、着々と夏野菜の準備が整いつつあります。当菜園では、毎年5.6本の大玉スイカを植え付けするのですが、今年は一か所だけに限定します。5,6年続けてスイカ栽培してきたので、連作障害が出ていると思われます。また、今年も長雨・冷夏などで不作になる可能性を考え、屋上栽培にシフトするのです。

 屋上では3か所の花壇とプラ船に3本の小玉スイカと大玉1苗を植える予定であります。土の量からすると大玉はいささか無理かとも思うのですが、一方で小玉スイカは授粉しにくい(花粉が無い)品種もあるので、授粉用に植えます。あわよくば大玉スイカも2,3個できればめっけものなのであります。現在は、苗がもう少し育つまで暖かくした温室でポット栽培をしております。

 100均で買ってきた支柱10本を組み合わせ、取り寄せた再生漁網のネットをツルもの誘引に使います。これは、農家さんや山間部で害獣の侵入防止のために作らられていて1.5Mの高さ、15㎝角の網目がちょうどいい感じで、しかも安価でした。ホームセンターで売っているビニールネットは細くて頼りないし、絡まったり切れたりといいことがありません。
 何度も使えるので、価格が高くなっても太くてしっかりしたロープを張る方が断然いいと思います。ピンと張ってしっかりと地表に固定する方がつるや根元が傷まず、結果がいいのです。キュウリなどは茎や葉も太く大きくなるのでだんだん垂れ下がってきます。キュウリが地についたりします。ネットの上部には横に支柱を渡して、網を通しておけば支柱が倒れることもなくつるが安定して、最高のツルもの栽培の環境になります。特にスイカはつるが揺れ動くとちゃんと結実しないこともありますし、大きくなる時の固定にも重要なのです。(今回はすいか誘引ネットを斜めに立ててグリーンカーテン兼用にしたいと思います)

 トマトも茎が長く伸びていく半つる性なので、ほおっておくと地面に垂れてきます。上から茎を吊り下げるのに、こうしたネットで囲うのもいい手段になります。
 おかげで、狭い16坪ほどの菜園に、例年になく夏野菜を植えるスペースが確保できました。とりあえずナスを4本、トマト3本、キュウリ2本、ピーマン1本と植えました。今まだ生長し肥大してるはずのにんにくは6月収穫、ジャガイモも青々と茂っています。隙間を見つけては夏までにこちょこちょと野菜を植えるのが楽しいのです。あとはゴーヤ苗が出るのを待つばかりであります。

 肥料は常時過剰気味になっているので、元肥は今年は控えめにしようと思います。連作障害の防止剤と苦土石灰だけを撒いて植え付けし、徐々にぼかし肥料などの有機肥料を与えようというのが今年の作戦です。生育が思わしくない様なら液肥と化成肥料を様子を見てを与えれば良かろうと思います。

 雨が周期的に降り、気温が日中20度くらいになりました。植物たちの成長期になっています。温かな日差しを浴びて、ワタシも野菜たちも大変喜んでおります。

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