植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

土曜になったらコロナに乗ろう、というCM あったような気がする

2020年04月05日 | 時事
 土日には国内主要都市が「自粛」ムードになる中、どこかで聞いたCMソングを思い出しました。車の名前はワタシの記憶間違いかもしれません。今は、車だろうが何だろうが、出かけないこと、これに尽きます。家の中ではマスク不足は関係がありません。
 昔、若者のあこがれの一つが車でありました。スカイラインだとか、セリカなどが人気でした。その頃のトヨタ自動車の車には、カローラ・コロナ・クラウンという車種がありました。それぞれ、花冠、光環、王冠という意味で、輪っかになっている形状のことを指しますね。コロナウィルスの名前は、顕微鏡で見たその形が、太陽の周りのガス状のコロナに似ているからきているのそうです。

 無借金経営でなるトヨタが、1兆円のコミットメントライン(融資枠)を申し込んだそうです。この会社は、長年の自己資本の蓄積のおかげで借り入れをしないで済んでおります。もう一つ、販社(ディーラー)に現金決済をさせることによって、短期の在庫・運転資金が不要になるシステムを採用したことにもよります。その分、系列ディーラーは、多額の負債を背負い込むことになったのですが。数兆円の金融資産があって、数人で運用している、という話を聞いたことがあります。

 今回のとんでもない世界的な感染病の蔓延で、さしもの優良企業も危機感を抱いているのでしょう。まず、有力な欧米・中国市場が極端に冷え込んできます。更に、中国を中心にした工場生産と部品供給がマヒ状態になりました。国内大手車メーカーの工場は軒並み生産がストップしているのですね。万一に備えて、あらかじめ備えるというのは、さすが一流企業たるゆえんでありましょう。 

 海外のボクシング世界戦で、スポンサーによくあらわれるコロナビールも、メキシコ政府の要請で生産中止だそうです。やはり体裁が悪いからでしょうね。

 いろいろな企業から個人にいたるまで、様々な工夫をして今回の国難を乗り切ろうとしています。もっとも深刻なのは医療現場の様です。他の業種は、売り上げ(お金)の減少、しかし、医療従事者は医師から介護要員に至るまで、自身あるいは家族の健康・生命を脅かされているのですから。ワタシは、感染者を診察し、救命・治療する医療現場のすべての方々に敬意と感謝の気持ちを込めてこのブログを書いています。
 2月中旬から、院内感染の危険性と、それから起きるであろう感染者急増に備えたの検査、隔離、治療の体制を緊急に確立すべきと、再三指摘しました。悲しいかな、ただの素人・駆け出しブロガーの情報発信力など無いに等しいのです。ワタシですら容易に想像しうる最悪のシナリオ通りに世の中が変わり、必要で有効な措置・対策が後手に回っています。自分の無力さが空しいのであります。都内の必要な感染者用の病床がもう満杯になりました。これから、慌てて確保しようとしてもすぐになんとかなるものでもありません。ところてん式に追い出された軽症者や経過観察の方々は、どこかのホテルか「家庭内待機!!」になるのでしょうか。更に感染者が増えますよ。こうなることは、2月中旬には予想できました。

 あろうことか、横浜の市民病院の研修医が、5時間も飲み会・カラオケに興じた挙句コロナ陽性だそうです。岐阜大病院の精神科の医師ら3人は、ナイトクラブ「シャルム」で感染し。これは「院外感染」で、言い訳はききません。究極の緊張感の中で医療に従事すると、どこかで気が緩む物なのでしょうか。こんなんで医療崩壊か?。

 医療崩壊と、緊急事態宣言 もう秒読みであります
 嗚呼 虚しい春であります

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