植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

災害大国 ニッポン さてどうしたものか

2020年07月09日 | コロナ
今朝もぐずついた天気、たまのゴルフも中止にいたしました。

 すると、関東一帯で地震です。最大震度4なので、大した被害は無いでしょうが、嫌な感じです。以前から、首都直下型を含む東海・関東地域での巨大地震の可能性が強いと言われております。東京湾の入り口で海岸部分の異臭騒ぎがあり、かつての大地震発生前の現象に共通しているといいます。

 おりしもコロナ禍、予想通りじわじわと感染者の増加が再燃しております。政府も東京都も経済を回すことに夢中で、自粛指示や警戒宣言などを出すことはいたしません。補償金などをこれ以上出すのは嫌なのです。経済活動に制限を加えないために、感染病の専門家で構成した専門者会議を解体し、新型コロナウイルス感染症対策分科会に変えたのも、経済への影響を抑えることに重点を移したように思えますな。
 コロナを絶つことを諦め、医療体制が破綻しないようにコントロールしながら、ずるずると現状を保つことにしたのです。それはそれでやむを得ない現実路線です。しかし、局所的局地的な感染防除は必要であります。接待・密着・風俗的な店だけは、やはり強制的にでも封鎖しないとならないと思います。医療現場での院内感染は、不可避の要素が強いので対策は取りつつも一定の感染は覚悟すべきです。
 しかし、特定の繁華街の遊興性が強い業種は、突出してクラスターを発生させていますから、これだけは規制して欲しいものです。
 
 梅雨前線を根源として、多雨エリアの停滞と線状降水帯の発生で、九州から長野にかけて局所的な災害が発生しています。地球温暖化の影響は疑うべくもなく、過去に記録がないような雨量を計測しています。これ以降も「観測以来最大の降雨」が更新されることは想像に難くないのです。更に、これから台風シーズンに入ります。昨年の相模川洪水危機があり、初めて指定された避難所に行きました。毎年巨大化する台風が今年もやって来るに相違ないのです。

災害大国ニッポンなのです。かつて暮らしていてこれほど、禍・災害を身近に感じた時代があったでしょうか。

 こうした災害に事前に備えることには限界があります。例えば、過去に大津波が来たことが無い湘南・平塚地域でも、あの東北の大地震以上の地震が来たら、津波が押し寄せる可能性が大です。それが、膝丈ならどうということもありませんが、腰以上の深さに達しただけで大惨事になるでしょう。名前通り、当地は高台が無い真っ平らな平野であります。避難する丘や山が遠いので大方の人は逃げ遅れるでしょうね。逆に、山間部で見られる土砂崩れ・鉄砲水は心配なさそうですが。

 災害からは、それぞれが自分の生命(健康)を守ることを考えていればいいのです。家財が流され庭の草花が壊滅しても、一時的に避難生活を余儀なくされても、被災後のかたずけもどうということはありません。命あっての物種であります。

 コロナは、人との接触さえきちんと対処していれば感染のリスクは少ないとして、津波と洪水などの水害が、優先して備えるべきだと考えて居ります。
目下、思いつく最善の対策は「避難用ボート」の設置であります。簡単に転覆しない丈夫で持ち運びしやすいものがいいのでは。レジャー用ゴムボートは15千円くらいからあるようですが、おそらく穴が簡単に開くのではないかと思います。保管期間耐久性にもちょっと問題がありそうです。専門の防災用ボートは十万円以上するのではないでしょうか。

 当面は、リュックに空のペットボトルを詰めて浮き輪にする、かライフジャケットを買うという安直な手段にしますか。なんにせよこれで助かるのなら随分安い命ですな(笑)。

 そうだ、河野防衛大臣が、自衛隊の古い装備などを払下げ、オークションすると言ってましたな。期待できるかも。

 

 

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