植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

なんか調子が悪い ひょっとしてアレかも

2023年06月09日 | 雑感
この数か月というもの「体調不良」なのであります。

半年以上も前から「自治会長」の職務に起因するトラブルや悩みを抱え「パニック障害」的な症状も出ていました。布団に入ってもお風呂を使っていても、頭の中にショックを受けた時の嫌な場面が「フラッシュバック」していたのです。家内はそんなワタシの様子がおかしいのに、いち早く感づいて、ワタシたち共通のかかりつけ医に相談していたのでした。

それで三月ほど前に薬を貰いに行った時、ちょっと体の不調を先生に訴えたら即座に「あぁそれは、軽い自治会性鬱病でしょう。お薬を出しましょうね」という流れで精神安定剤を処方してくれたのでした。

朝晩一錠ずつ服用するその薬は、だいぶ前(2.3年前か)からひと月に15錠ほど出してもらい、すでに一日おきに飲んでおりました。先生曰く「これは常用性があるし、認知症助長というリスクもあるので、あまり飲みなさんな」ということでありましたが。そうも言ってられず一気にひと月分60錠を出してくれたのです。つまり、もしかしたらだいぶ前から半分くらいはうつの症状があったのかもしれませんね。

そして今年3月末で自治会長職を任期満了で辞すことになり、一気に心や体の負担が減ったのでありました。家内も大きな声で、自治会が無くなって「あぁーこんなにせいせい、さっぱりするんだね」と言ってたくらいです。そこで、先生にはもう大丈夫だから、とかの安定剤を減らしてもらい、夜一錠としたのです。

ところが、すっきりしない、いやな感じが続き、倦怠感が抜けず、いろんなことにやる気が出ない、といった症状が出てくるのです。食欲旺盛で内臓疾患的な自覚症状は全くないのですが、どうも変でありました。10日ほど前は、記憶障害・意識混濁に近い状態が30分くらいあったようです(ワタシの記憶はあいまいで覚えておりませんが)。
とにもかくにも、なんとなく身の置き場がないような体が下や前に引き寄せられるような不快感が頻発するのであります。草むしりにせよ書道・篆刻にせよ集中力が続かず一時間もしないうちに休憩、という感じになり、それまで多忙もあって滅多にしない昼寝が、このところぐっと増えました。

ネットで、自分の症状に該当する病名を調べてみると「自律神経失調症」「うつ病」というものが、真っ先にヒットします。ストレスや体質・精神状態などが原因で両者の病気が発症するようで、「加齢」もその遠因となるようです。
正直今のワタシにはほとんどストレスは無い!!と言い切れるのです。

とりあえず経済的には安定している、植物に囲まれ、自分で好きな趣味をいくつも掛け持ちしそれぞれが一定レベルに上達している、やりたいことを全部家内が容認(放任)している。身内(子供や孫)にも大きな病気やトラブルがなく、幸せな家族生活を営んでいる、争うような相手や問題・訴訟などもなく、ちょっと探してもいないような、太平楽で人もうらやむような理想的な暮らしなのであります。

ストレスになるようなものが無いのです。すると考えられるのは、過去のいくつかの心配事やトラブルなどで負った心の傷がまだ癒えていない、ということであります。自治会長をやめたからと言って、自治会や町内の人たちとの関係が途絶するわけもありません。あるいは「老人性鬱」つまり残り少ない人生を考えて落ち込む、気力が失せるといった病気かもしれませんね。ワタシ的にはまだ早い、とは思いますが。

また、うつ病は、きちんとした治療・服薬によっても完治まで2年かかると言います。少なくとも寛解するのに薬を飲みながら1年くらいはかかるのだそうです。ワタシは「軽い鬱病」としても、やはり半年くらいは飲まないと良くならないよ、と自己診断いたしました。

とりあえず、まだ残っている件の薬を朝夕飲むことを再開します。来週、クリニックに行って、症状を説明して「安定剤」を増量してもらいます。実際に、病気だから薬を飲むよう言われたのが2月頃でしたから、当面あと半年くらいは飲み続けるのが良かろうと思います。それでも気が伏せる・身の置き場がないような不快感が続くならいよいよ「紹介状」を書いてもらって専門病院に行くことになるかもしれませんね。
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