植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

温度を気にしないといけない世の中なんですよ

2023年06月21日 | 時事
このところで朝から注意を払い、チェックしていることの1番が「温度」であります。

最初は、このところの真夏並みの暑さを気にしておりました。梅雨で雨になるのか、蒸し暑さでどんな服装で仕事場に向かうか、気温と天候次第でその日の作業・やることを決めるのです。一日雨ならば、室内の片づけか書道・篆刻に励むか、ですし、晴天ならば草むしりなど外仕事、あまり暑いと屋上のメダカたちが煮える心配もあるのです。
また、ワタシはお昼の時間帯を除いて、ほとんどが隠れ家で一人きりの時間を過ごしています。もし、メダカの世話などで屋上の炎天の下で熱中症で倒れても、誰も気づかないのですから、暑さ対策は死活問題といえます。そもそも、異常気象が常態化し、こんなに暑くなったのは「地球温暖化や環境破壊」のせいだというのは明白なのです。

起き抜けにスマホで気温を見て、その日の最高・最低気温をチェックしたうえで作業のためのいでたちが決まります。そしてワタシの作業場(秘密基地)に赴いて真っ先に、「ボカシ肥料」の発酵の進捗をチェックすることから作業開始です。今回は6/17に仕込んだもので、今朝は4日目にあたります。仕込んだ翌朝から発熱し、昨日はピークの64℃を記録しました。今朝は落ち着いて50℃前後でしたから、多分このまま数日で発酵が終了し、ぱさぱさした粉粒状の灰色の「ボカシ肥料」が完成します。

次に測定するようになったのが「体温」であります。普段自分の体温なんかには無頓着でありました。しかし、先日土曜日(6/17)に次男夫婦とランチした後に事情が一変したのです。夕方4時頃、次男が倦怠感・のどの痛み・40度近い高熱を訴えてきました。さらにそれからい時間後には薬局で買ってきたコロナの抗原検査キットで「陽性」となったのです。市販されている高原検査キットは、検査時点でコロナに感染しているかを簡単に調べられますが、抗体検査やPCR検査より精度が低い、あてにならない部分がある、とされています。それはウィルス量が一定量に満たないと「陰性」になる場合があるからです。逆に言えば、感染していないのに「陽性判定」になることはあり得ませんね。

さて、そうなると1時間半程度彼と一緒に過ごしたワタシ達夫婦は、「濃厚接触者」に仕分けられます。食事中はテーブルをはさんでの焼き肉なので、換気と高熱で感染する可能性は極めて低いのですが、車に同乗したので少なくとも20分以上密閉した車内に同乗していたのです。

ワタシが、もし感染したなら土曜日の午後1時頃、と特定できます。そこから起算して、感染から5~6日程度で発症、潜伏期間・保菌状態で人にうつす可能性がある期間を2週間とすると、6月一杯は要警戒期間ということになります。
それまで、少なくとも自分の体温の変化(上昇)には気を配る必要がある、と思うのです。色々聞いてみると、発熱までの前段階で「のどの異常」があるようです。風邪ひいたときみたいに痛い、とかイガイガする。そのあとに熱が出るのです。
たった今の検温結果は「35.6℃」、まったくの平熱であります。喉の違和感もなし、丸5日目にあたる22日(明日)に異常が無ければ、ドラッグストアで「抗体検査キット」を買い、最終チェックをいたそうと思います。これは、もし陰性ならば、コロナに感染したことがない、これから感染したら抗体が無い分ひどい目に合うかもしれない、ということになります。また、とりあえず自分のいままでの感染対策・生活パターンではコロナにかからずに済んでいる、という安心材料になり、大手を振って外出もできるということになりますね。

では、陽性判定が出たらどうするか、それは今回感染したかもしれないと疑い、2週間の自粛を徹底することにいたします。もしかしたら以前にコロナに知らない間に感染していたかもしれない、その分抗体ができて無症状・軽症状で済んでいる、と類推できるのです。

さて、温度といえばもう一つ「室温」であります。ワタシの仕事場は密閉性が高い建物の二階の狭い部屋です。篆刻にせよPC作業にせよ換気の悪いところで夢中で作業をしていると、暑さに気づかなくなります。たたでさえこの狭い10平米くらいのスペースで、三台のPCがあり外付けHDDなど電子機器がほかに10台位あって熱を発しているのです。この時期は、エアコンが欠かせないのです。「控えめの自動運転」にすればいいのですが、そこで気になるのが電気料金であります。電子機器の多くがONになっていて、換気扇を回しながらエアコンをつけ放しにするので、電気を食いますな。

そこに来たのが「東電」からの電気料金の改定通知であります。諸般の事情から見直しをしました、と一方的に通知しています。
東電は平均29%の値上げだというのです!!!!
かの業界は、談合し共存するため通産省の認可さえとれれば電気代の引き上げが出来ます。価格競争が無い独占企業ですからね。もとはといえば、あの東日本大震災、そこで安上がりだった原子力発電がやりにくくなりました。追い打ちをかけるようにロシアの戦争によって原油などの価格が高騰し、円安がさらにコストの上昇を生みました。それは承知していますよ。

でもね、あんたがた水力発電・再生可能エネルギー・風力・地熱発電などへのシフトや蓄電(余った電気を蓄える)などをまじめに考えて来なかったからではありませんか?原発が安直で安価な発電方法、と胡坐をかいてきた結果なんですよ。さらに言えば、値上げに踏み切る前に徹底的な「リストラ・経営合理化・遊休資産売却・役員報酬や退職金・賃金の見直し」を行ったんでしょうか?

電気代を払えなくなるのを恐れたお年寄りが「エアコン」のスイッチをつけないで、室内で熱中症になりはしませんか?

出来ることを全部やって、ぎりぎりのところまで支出を削ったことを契約者は存じておりませんよ。ワタシは、役人にせよ東電などの半官半民の特殊な会社にせよ、簡単に値段を上げる(増税・料金引き上げ)「安直さ」を憎みます。
今の日本が抱える、少子高齢化・人口減・長期的な経済衰退のほんとうの元凶・原因がそこらへんにある、と思うからです。
コメント (3)
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