植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

神輿だワッショイ 五輪だワッショイ コロナだワッショイ

2021年07月20日 | スポーツ
一昨日地元の祭りが終わりました。去年は完全中止、今年は担がないけど御神輿を出そうという話になり規模を縮小して開催しました。予想通り最後はみんなダボを着て集まり神輿に肩を入れて記念撮影(笑)、そのまま流れでワッショイわっしょいとばかり担いでしまったようです。御神輿大好きなおじさんが2年ぶりで目の前に神輿があったら担がないわけがない。終わったらお決まりの缶ビールで宴会。ざっとそんなものです。

 スポーツ好きのワタシも今度のオリンピックには胸が躍りません。出場できる選手にすれば、待ちに待った五輪で、この日の為に子供のころから頑張ってきたのですから、それは嬉しかろうと思います。スポーツの持つ力を届けたいとか、感動を与えたい、夢や希望をもって貰いたい、などとコメントします。最近では無観客は嫌だ、観客を入れてほしいとサッカーの吉田選手が発言しました。
 スポーツ選手は命がけだそうです。しかしそれはスポーツに限りません。それぞれの人間は生きていくために必死で、人生は命がけです。アスリートは命ではなく「生活がかかってる」から必死なんです。その姿をみれば心に迫ることはありますが、スポーツでなければならないということではありません。スポーツ選手とIOCの為に国民の生活や健康が犠牲になると言うのは本末転倒であります。

 なんでもなきゃいいんですよ。好きなこと言って、応援してくださいと叫ぶのは。でもね、競技場の外ではまだワクチンが打てない、飲食店では酒を出せない、旅行・観光関連産業は虫の息、みんな国民はマスクして不自由な生活を強いられています。病院に行けずに自宅で息絶える人だっています。医療現場ではいまだに完全防護した医師や看護師がコロナ患者に命がけの戦いをしているのです。

 それにしてもオリンピック、どうなるんだろう。バッハさんなどの歓迎会は盛大に行うし、韓国は垂れ幕掲げて露骨な反日メッセージを見せ、福島の食材は放射能で汚染されていると喧伝しています。韓国人の偏狭な国民性はあきれるばかり、コロナに罹ったら放置してやればいい。
 すでに50人近い選手や関係者のコロナ陽性が確認されています。ウガンダの選手は陽性になったら隔離施設からトンずらして姿をくらましました。メインスタジアムに来ていた娘さんは外国人スタッフから性的被害に遭ったそうですよ。

 開会式音楽総指揮のナントカという人は、パワハラ・障碍者いじめをしていたことが明るみに出ました。オリンピック担当大臣は知らん顔、みんなわぁわぁ言っているうちにとうとう辞任。いろいろやってくれますね。

 まだ、始まる前からバブル方式は実質的に破綻し、選手同士バブル内での感染拡大は、あの横浜クルーズ船の大量感染を想起いたします。メダル競争するなら、いっそのことコロナ感染国別競争すればいいのでは(笑)

 とはいえ、スポーツは本当に好きなのです。大相撲はスポーツではありません。断言しますが、人為的に異常な肥満の力士が殴り合ったり頭突きをかましたりする興行です。競馬も競輪もスポーツではなく博打であります。ですから全く興味もわきません。

 野球やサッカーをテレビで観戦して応援すればコロナに感染するリスクはありません。オリンピックは反対でも、スポーツは大賛成、テレビはかじりついて観ます。勿論メダルがとれれば喜ぶでしょう。

 でも、やはり釈然としないのです。ワクチン接種が進行しているにもかかわらず、すでに明らかな第5波が始まり、連日感染者の急増が伝えられています。うちの近所の学校でも中高生の感染者が出て学級閉鎖もあったようです。

 日本の為政者や官僚が、想像力が欠如し危機管理能力に乏しく、無責任で定見が無いことが明白なのです。五輪のせいでコロナが広がりはしまいか、日本が開催して世界の笑いものになりはしないか、そんなことを考えながら、明日から始まる女子サッカーの予選を心待ちにしております。岩渕真奈ちゃんのなでしこジャパン。長谷川唯や籾木などのテクニシャンに、決定力ある田中美南、そして新星、パワフルな遠藤純が加わり、GK山下杏也加も非常に優れた選手です。あの澤穂希のWカップ優勝以来、ようやく戦力が充実してきました。長い低迷の10年でした。初戦のカナダ戦、これが最大のカギ、ここで勝てれば波に乗って決勝トーナメント進出が見込めます。

複雑な心境です。

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