植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

緊急事態 災害が近隣で発生しております

2021年07月03日 | 時事
昨夜は2度災害警報のけたたましいアラーム音で目が覚めました。今朝7時にも再度警戒レベル5の緊急速報が出ました。レベル5といえば、実際に洪水や浸水が発生して被害が出そうなので避難など安全確保しなさいということです。
 それが当地平塚の西の端、大磯町に接する2級河川「金目川」であります。ここのどこかが氾濫した模様なのです。ワタシの家は逆の茅ケ崎との市境にある相模川の川のそばにありますが、今朝の様子はほとんど増水しているようには見えず、濁った水が流れ下っておりました。

 今日で三日間降り続いているのです。屋上に置いたバケツなどの容器にたまった雨水からみると総降雨量は400mmを軽く越えています。

 平塚市は、地形としてはほとんどが平坦な土地なので山が崩れるなどによる土砂災害の心配は少ないのです。相模川は、川幅が広くなだらかで直線的になっているので、昔から決壊・氾濫といった大災害は起きておりません。加えて数十年かけて堤防建設工事を行いましたから、よほどのことが無い限り災害にはならないと思います。ただし対岸の茅ケ崎はゴルフ場やマリーナなどがあって河口から数キロにかけてきちんとした護岸堤防はありません。

 さきほど屋上のメダカプールを見てきましたが事前に対策をしていたので、プールを越水してメダカが逃亡してる形跡はありませんでした。屋上スイカは水抜き穴を空けたので、とりあえずは水没してスイカがおぼれることは回避できました。もとからプラ舟の縁から上に出るように土盛りして植え付けています。手はつくしました、あとはもう眺めているしかありません。

 金目川は、流域が短く水源から海までわずか21キロメートルです、好天が続けば水が減りますが、曲がりくねって川床も高いので、一旦大雨になると氾濫し、暴れ川と言われています。今回も、すでにいくつかの支流でも越水して浸水が発生しているようなのです。これでこのまま決壊して大規模な河川氾濫が広がったら、平坦な土地ゆえにワタシたちの住む地区にも影響、浸水が及ぶ懸念はあるのです。そうでなくてもワタシのいるところから数分の場所にある国道の鉄橋下は数メートル地表より低いので大雨の時は通行不能になるのです。

 幸い雨は今のところさほどではありません。最近よく耳にする線状降雨帯の集中豪雨は、今の技術では発生予想が困難で、今現に起きている地域の把握しかできないそうです。

 もしバケツをひっくり返したような豪雨になれば危険は増します。こうなると自治会長としても大変な局面に遭遇するかもしれません。まず、防災ラジオを取り出して、情報収集、町内の名簿を用意して「防災部長」や市の防災担当とも連絡を取り合う必要があるので連絡先を・・あっと、先日防災会議で連絡網作ると言ってたのにまだこちらには届いてません。

 昨年までなら、たまにテレビをつけあとは書道でもやってれば済みましたが、今年は自治会を引き受けたので、万一の災害が発生すれば、町内370戸の住民の避難や安全に対する責務があります。22名の独居老人要非難介護者がいるのです。そうした人たちの安否や防災に気を配り、いざとなれば雨中に飛びだし、町内を回らなければならないでしょう。

 すでに静岡から神奈川県にかけて避難指示などが発令されております。こうしてはいられません、浸水に備えて防災用品を確認し、情報連絡先を確認し、防災ラジオを付けっぱなしにします。カッパと長靴を準備して雨の様子を見て危機感をもって過ごすことにいたします。

 
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