国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

次回こそ

2018-01-05 | 帰省(2017〜18)

持って来た様々な食材を使って日本食パーティを開くというのはLindaがかねてから温めていたプランでした。が、現地発信にて述べたように肝心のご飯がうまく炊けなかったので、私としては満足できる出来には仕上がりませんでした。5日目の日記へ追記したように標高の高さによる身体への影響はほとんど感じませんでしたが、やはり水の沸点が92℃ぐらいに下がったのは大きかったかも。温度の低さもさることながら、減圧のため水の蒸発も早かったのでしょうか? 日本米を炊く時の標準として体積比で1.2倍量の水を加えたのですが、水が無くなっても芯が残って硬いまま。それで3度も追加投入することになりました。その結果としてベチャベチャ。実は2年前も初めて炊いた時は失敗していました(2度目は成功)。やはり経験値を積むか圧力鍋を使うしかなさそうです。(後で考えたことには、最初にキッカリの水量で炊く日本式の「炊き干し法」ではなく、多めの水で煮て炊き上がったら余った水を捨てる「湯取り法」(アジアの一部の国で採用) でやれば良かったのかも?)



そんな訳で楽しそうに作っているようには見えますが、内心では「あーあ、やっちまったなぁ」でした。


サラダはLindaが担当。卵焼きも彼女に任せましたが、丸いフライパンでうまく焼き上げたものだと感心しました。


餃子はいつも家で作っているのでお手のもの。ですが、普段の4倍量(120個)だったのでちょっと疲れました。

前菜(スープ)代わりにインスタントラーメンを出したのですが、減圧で袋がパンパン。日本製品の気密性の良さをアピール?



パーティー中の写真はこれだけしか撮っていませんでした。たぶん落胆していたからでしょうね。本来なら人に出せないものを出しているという良心の咎めをずっと感じていました。それで最後にこう言いました。

「正直なところ今日はうまく作れませんでした。だからこれを本物の日本食とは思わないで下さい。
 いつか皆さんが日本に来られ、本当に美味しい日本の料理を味わっていただくことを心から望んでいます。」

なお父はいつ来てもらってもいいと大歓迎ですし、我が家(農家の旧家)は使ってない大部屋が複数あるので寝泊まりは問題なしです。ただし大勢(4人以上)だと移動手段を考えないといけませんが・・・・


終了後に記念撮影。時の経つのは本当に速いもので明日が実質コチャバンバ最後の日です。
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どうする?

2018-01-05 | 帰省(2017〜18)

7日目の朝食前散歩も坂を下る方向へ歩きました。2年前もそうでしたが、コチャバンバは建設ラッシュのようで、新築あるいは建築中の建物をそこら中で見ました。売り出し中の物件も多々。

実は滞在中にLindaから「こちらで家を買うつもりはない?」と何度か訊かれました。画像のような分譲マンションならたしか6万USドルぐらいで買えると言っていたような。物価水準からすれば当然ですが、日本人の金銭感覚ではちょっとあり得ないような低価格。何でも2番目のお兄さんが不動産を安く買っては高く売りの繰り返しでかなり稼いでいるのだとか。「貯金しておくよりずっと儲かるわよ」とも言われました。(そりゃそうでしょうけどね。)が、日本のバブル崩壊みたいなことになったら目も当てられないので生返事をしておきました。

ところで来日1年後あたりから「ボリビアには住みたくない」と言っていたLindaですが、やはりこっちの生活もまんざらではなさそう。で、私にもその気はあるか尋ねてきました。こちらにとっても当地は過ごしやすい気候(暑くもなく寒くもなし)で物価が安い、さらに言葉もだいたい通じるとあっては拒む理由はありません。ただし二人とも都会の喧噪は好まないため、たぶん郊外(市街から車で30分〜1時間程度のところ)に家を買って週に1度ぐらい買い物に来るといった生活を選ぶことになると思います。が、当地の車の運転を見ていると腰が引けてきます。とにかく荒い。日本ではLindaによく怒られていますが、とてもその比ではありません。正確なデータはないものの交通事故の発生率も一桁は多いんじゃないでしょうか。
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