持って来た様々な食材を使って日本食パーティを開くというのはLindaがかねてから温めていたプランでした。が、現地発信にて述べたように肝心のご飯がうまく炊けなかったので、私としては満足できる出来には仕上がりませんでした。5日目の日記へ追記したように標高の高さによる身体への影響はほとんど感じませんでしたが、やはり水の沸点が92℃ぐらいに下がったのは大きかったかも。温度の低さもさることながら、減圧のため水の蒸発も早かったのでしょうか? 日本米を炊く時の標準として体積比で1.2倍量の水を加えたのですが、水が無くなっても芯が残って硬いまま。それで3度も追加投入することになりました。その結果としてベチャベチャ。実は2年前も初めて炊いた時は失敗していました(2度目は成功)。やはり経験値を積むか圧力鍋を使うしかなさそうです。(後で考えたことには、最初にキッカリの水量で炊く日本式の「炊き干し法」ではなく、多めの水で煮て炊き上がったら余った水を捨てる「湯取り法」(アジアの一部の国で採用) でやれば良かったのかも?)
そんな訳で楽しそうに作っているようには見えますが、内心では「あーあ、やっちまったなぁ」でした。
サラダはLindaが担当。卵焼きも彼女に任せましたが、丸いフライパンでうまく焼き上げたものだと感心しました。
餃子はいつも家で作っているのでお手のもの。ですが、普段の4倍量(120個)だったのでちょっと疲れました。
前菜(スープ)代わりにインスタントラーメンを出したのですが、減圧で袋がパンパン。日本製品の気密性の良さをアピール?
パーティー中の写真はこれだけしか撮っていませんでした。たぶん落胆していたからでしょうね。本来なら人に出せないものを出しているという良心の咎めをずっと感じていました。それで最後にこう言いました。
「正直なところ今日はうまく作れませんでした。だからこれを本物の日本食とは思わないで下さい。
いつか皆さんが日本に来られ、本当に美味しい日本の料理を味わっていただくことを心から望んでいます。」
なお父はいつ来てもらってもいいと大歓迎ですし、我が家(農家の旧家)は使ってない大部屋が複数あるので寝泊まりは問題なしです。ただし大勢(4人以上)だと移動手段を考えないといけませんが・・・・
終了後に記念撮影。時の経つのは本当に速いもので明日が実質コチャバンバ最後の日です。
http://matomame.jp/user/arieru555/7058b0014ff7a5818c06
が、あの番組にも(ヤラセ疑惑以外にも)批判が多いようですね。むしろ「ヤラセであってほしい」という意見も。
http://motnao.hatenablog.com/entry/2015/12/30/193809
なお私は昨年末に放映された番組を録画したものの再生することなく消しました。展開が毎回ほとんど一緒ですからね。(溜まりに溜まった録画がまだ消化できていません。)
1.ワタシが日本に住む理由(BSジャパン)
2.COOL JAPAN〜発掘!かっこいいニッポン〜(NHK-BS1)
3.YOUは何しに日本へ(テレビ東京)
4.グッと!地球便(読売テレビ)
5.世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~(テレビ東京)
6.世界!ニッポン行きたい人応援団(テレビ東京)
7.世界が驚いたニッポン! スゴ~イデスネ!!視察団(テレビ朝日)
8.世界の村で発見!こんなところに日本人(朝日放送)
9.ぶっこみジャパニーズ(TBSテレビ)
10.メイドインジャパン(TBSテレビ)
1位は(他のクラシック音楽の番組でもそうですが)天然の女子アナさんによる爆笑コメントが秀逸なので。2位は毎回のように鼻持ちならぬコメントをする米国人と独逸人のゲスト(ともに女性)がいるので惜しくも次点。(「理解できない」を言っちゃったらお終いでしょ。)
下のものほど私にとっては「ヤラセ感」が強いです。また内容そのものは真っ当なのにバカタレ(お馬鹿タレント)の軽薄コメントによって順位を下げている残念な番組もあります。あと「お義理でコメントしてまーす感」丸出しの番宣タレントを呼んでいる番組もペケ。
そういえば「陸海空 地球征服するなんて」(テレビ朝日)の「部族アース」なんてのもありました。が、「番外」扱いにせざるを得ませんかね。途中から出演者に転じてしまったディレクターさんがあまりにぶっ飛んでたので。
うどんやそばならどうかなと思いましたが、やはり茹で加減が難しいでしょうかね。それに、おいしいつゆを作るとなると手間がかかりすぎますか。
米さえおいしければただのbola de arrozだって最高なんですけどねえ。
当初妻は生蕎麦と濃縮タイプのつゆを持っていくと言っていたのですが、重量オーバーのため断念。もっとも「マルちゃん正麺」も茹で上がってからかなり時間が経ったのを出していたことから想像するに、コシのある麺はあまり受けないのかもしれません。
追記
最初は「とんでもない代物」の代わりに(ご飯にかけて)「まさに噴飯もの」と書いていたのですが・・・・・・今日に至るまでずーっと誤用を続けていました。
http://japanknowledge.com/articles/blognihongo/entry.html?entryid=182
この手の表現は、先入観を持たない外国出身の人の方がむしろ正確に意味を知っているたりするかも知れませんね。
世界の秘境で日本料理
http://www.tbs.co.jp/program/sekainohikyoude_20170630.html
これは1度だけ観ましたが嫌な気分になることはありませんでした。上のマイ・ランキングでは7位に食い込めるかな? なお、そのランキングでは2番組をブービーとビリに(それも8位とはかなりの差を付けて)置かざるを得なかったTBSテレビですが、決して悪趣味な番組ばかりではなかったということです。ただし先述のブログ主さんの「次の第6弾は作られないことを切に願い」はアッサリ裏切られ、第10弾まで放送されちゃってます。
ついでながら、以下はその方のブログ記事からの転載ですけど慧眼ですね。
まあよそさんをdisることありきで「俺スゲー」っていう万能感を得ても、
子供に良い影響なんてひとつもないですもんね。
「異質な人やもの」「遠い文化」「自分には無い感覚」を尊重し、許容する心は、
相当意識的に涵養しないと育たないものではないかと思うのです。
そのような心を育むことなく大人になってしまったと思しき輩が(とくにネット上で)蔓延してます。