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小島教育研究所

教育関連ブログです。数学を筆頭に学問全般に渡る有用な情報を提供致します。
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東日本大震災(その後)

2011-08-02 | 日記

昨日、午後11時58分に駿河湾沖にて地震発生。マグニチュード6.1。最大震度6弱。

じつは、二日前、ここ名古屋ではいわゆる「地震雲」が発生しておりました。地震雲といっても大方の方はご存じないと思いますが、広く航空関係者の間では、有名な雲です。方角から判断すると、富士山にかなり近いところに地震が発生する可能性が高い旨、家人に伝えておいたところ、昨日の地震でした。貴重品を取りまとめ、ペットのキャリングケースも用意し、臨戦態勢でした。ここで、皆さんが驚くのは、家人の反応ではないでしょうか。「地震雲」と聞いて、すばやく対応してくれる家人に、私は感謝しています。

地震に関しては、過去にも何度か事前に察知して、危険を回避しています。

1990年のカリフォルニア州における大地震、神戸大震災と、発生の直前に退避して無事でした。

また、身内のものが、関東大震災の前日胸騒ぎがして、姉と二人で急遽故郷に帰省した話を聞かされたことがあります。

何らかの予知能力が関係しているのでしょう。

さて、東日本大震災のその後について、文部科学省が放射能の観測体勢を半径500kmまで拡大する旨の報道がなされました。ぎりぎり、ここ愛知県までが観測範囲に入りました。

放射能(特にセシウム)に汚染された牛肉の流通問題をどうやって解決するのかが急務です。それ以外の野菜などの食物流通に関しても、監視体制を強化する必要があります。

チェルノブイリ原発事故後、ベラルーシから多くの子供達が来日して治療をうけました。大半が甲状腺異常をおこし、白血病を発症していました。その後の彼らの健康状態はどうでしょうか。詳細は分かっておりません。先日NHKでは、ベラルーシの今を特集していました。相変わらず、線量計が必要で、徐線作業は今も続いています。しかし、放射線治療を受けていた子供達の今は不明のままです。多くの子供達は既になくなっているのではないでしょうか。核心部分に触れない報道にもどかしさを感ずるのは私だけでしょうか。

(ベラルーシはチェルノブイリ原発から約60kmにある町です。)

福島原発事故発生直後に「これはチェルノブイリの二の舞だ」と直感したのですが、どうやらそれが現実のものとなってきたようです。

大学受験の皆さんも、そのへんの事情も考慮して、受験地域を真剣に考える必要が出てきたことを念頭においてください。

 


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