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TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

試験の答案から

2009年09月20日 18時26分26秒 | 数学
 定期考査の答案から
中学校3年因数分解の公式
1’x^2+(a+b)x+ab=(x+a)(x+b)
2’x^2+2ax+a^2=(x+a)^2
3’x^2-2ax+a^2=(x-a)^2
4’x^2-a^2=(x+a)(x-a)

の右辺の( )のついた式を答えさせたあと

x^2-6x+9を因数分解しなさい。ただしどの公式を使って因数分解するか
公式の番号とその公式を使ったことがわかるように途中の式を書くこと。

 というような問題を出したところ

公式は3’
x^2-6x+9=(x-3)^2 しか書かない答案が結構あった。高得点をとる生徒でもである。

 正解はx^2-6x+9=x^2-2×3×x+3^2=(x-3)^2
 公式をどうあてはめているのかの理解を求める問題であったが、公式を使おうとする関心・意欲を知りたかったので、関心・意欲の分野の評価問題とした。
 あつぃかに公式を使おうとはしているが途中の式を書こうという意欲がない答案が多かったのは受験や塾の弊害なのだろうか。


コメント
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