風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

タイの旅/バンコク②・バンコク国立博物館

2015年12月31日 | タイの旅2015

12月4日 今日は、待望の国立博物館に行きました。
王宮付近は、バンコクの一大観光スポットなのですが、市中心部からのアクセスがよくありません。
タクシー、トゥクトゥクが良いのですが交通渋滞がすごく時間がかかり過ぎる上に価格交渉が面倒です。
その点、利用し始めたバイクタクシー(モーターサイ)は便利で速く値段交渉も比較的簡単で昨日から利用しているのですが、
運転がかなり乱暴なドライバーがいます。もっともタクシー、トゥクトゥクのドライバーもかなり乱暴ですが…。
ホテル近くのバイクタクシーステイションで交渉するとなんと30Bでした。
ステーションと書きましたが、利用者が多そうな地点で数台が待機しているのです。
そこにはキャップらしき人がいて英語が少し話せ、待機しているドライバーに指示するのです。
若いドライバーが指名され、連れて行かれたのは近くのスタジアムでした。
私は、キャップに地図を見せ、王宮近くのミュージアムと言ったのにどうやら彼はスタジアムと思ったようでした。
私が、スタジアムではなくミュージアムだと言うのですが彼は全く理解できず、彼は近くにいた若い女性に通訳を頼みました。
彼女は、親切にも通訳してくれました。しかしそのドライバーは博物館の場所がわからないのです。
そして、ここまでの30Bをくれという始末です。
私は、仕方なく彼に30B払って近くのバイクタクシーステーションを探し、交渉するとなんと400Bとふっかけて来ました。
私は、断り、別のたまり場で交渉すると150Bと言うのに落ち着きました。
このシステムは私たちには本当に理解が難しいです。
日本の公共交通システムの価格の同一性・明朗性はとても安心安全で素敵で良いなとつくづく思います。
9時半頃に博物館に着きました。通常は200Bなのですが、明日がタイ国王の誕生日で無料でした。

もらったリークレットは見づらい物でしたが、私が用意した「地球を歩こう」の案内地図と合わせるとよくわかりました。
写真撮影は出来ないと思っていたのですが、出来るとの返事で大喜びしました。
チケット売り場を過ぎて初めての建物「タイの歴史館」は冷房も利いて、素晴らしい展示でした。

続いて、本館とも言える建物は、古く大きなエアコンはなく扇風機は回りますが暑いです。
特別展示室

黄金などの美術品

乗り物

楽器・演劇用品・象牙・仏教儀式用品・織物などの部屋は工事中でした。
王位の象徴
木彫

葬儀用の山車

ピン・クオラ王住居(未開放で外観だけ)

アユタヤー美術

スコータイ美術  

アジア館


アジア館は工事中のため入れないと思っていたのですが、受付で聞くとOPENしているとのこと、引き返し、この見事さでした。
博物館の中庭 国王誕生日のセレモニー用でしょうか。
  
 
博物館の印象ですが、略奪されずに良く保存されたと思いました。
保存も展示数も良く素敵な仏像がこれでもかこれでもかと陳列されています。
一部の建物が古く、乾燥や湿気は大丈夫なのかと心配もあります。
各展示室に番号があってどこにいるのかわかるのですが、いつの時代のどの地域なの等の説明がありません。
また、展示物がどこで発見され、いつの時代かの説明が全くない物が多くありました。
研究が十分なされていないためなのかなぁ、日本はこうした面でもっと支援できるだろうなぁと思いました。
私の好きな仏像は豊富なのですが、そのほかの土器や壺や衣装や生産用具などのは展示はほとんどありません。
おそらく他の博物館で分科・展示されているのでしょう。
これら美しい仏像を見ると、今日のタイの巨大で金ぴかの仏像はいかにも既製品と言う感じがします。
南方仏教は、中国に伝搬した仏教と違って、釈迦・仏陀を信仰する傾向が強いようです。
中国・日本のそれは様々な如来や観音・天や菩薩など多様な仏が信仰されるのとはずいぶんと異なると思いました。
国立博物館の全景的写真を撮りたいのですが、道路の反対側に出るのはとても難しい撮れませんでした。
(冒頭の写真は二日後に撮ったものです。)
二日前、国立博物館に行こうと思っていました。その時、「午後2時までは休館」と話しかけられたのは、間違っていましたが、
日を改めて来て、国王誕生日のため無料となり、訪れる人も少なくゆっくりたっぷり見学でき、とても良かったです。
ナショナルシアター
  
次のコイン博物館に行くまでがこれまた一苦労でした。横断歩道、信号が無い上に道路は片道3線ですから。
王宮前広場の交差点                         王宮
 
コイン博物館は外観のみ。                     Thammasat大学
 
国立美術館も無料かと思ったら200Bでした。

私は、タイの芸術家のモダンアートを期待したのですが、展示物は少なくまことに貧弱でがっかりしました。
私は、職員に「これですべてですか?」と何度も聞きましたが、そうでした。
日本でもこれだけで200B=750円は羊頭狗肉です。
だいぶ疲れてきたのですが、午後は休もうと思い、もう少しがんばりました。
次のワット・チャナ・ソンクラームは350m四方の巨大なお寺ですが、どこが入り口なのかさっぱりわからない上に、
境内は駐車場と僧坊が連なり、お寺そのものへなかなか行き着きませんでした。
 
 
付属の学校です。
  
僧房です。
 
本堂を参拝し、やっとのことで外に出たのですが、そこがどの駐車場の出口なのか全くわかりません。
目の前に大きな警察署があるのですが地図には載っていないのです。
私の地図は日本語と英語ですので、多くの人が小さい字と英語が読めないので、ここがどこかを教えられないのです。
何度も迷っている内にこぎれいで冷房の利いている香港麺屋があったのでそこに入りました。
 
その店の目の前に銀行があって地図に載っていて、やっと自分のいる場所がわかったのでした。
タイでは麺と汁の量が本当に少ないです。日本のラーメンとは全く違います。
トッピングの豚足はおいしかったのですが付け汁と麺はあまりおいしくありませんでしたが、涼しく一息つきました。
昨夜船で見えたプラ・スメーン砦
 
                                       途中で見つけた「デパートメント ストア」
      
その隣は地図ではバーンラムプー博物館なのですが看板は違っていて、わかりませんでした。
そこで、以下2箇所は、調べましたが、何の施設かわかりません。
 
 
公園と運河はきれいでした。1:45近くになったのでホテルに帰ることにしました。
若いバイクタクシードライバーが一人公園の木陰で休んでいるので声をかけると120BでOKと言うではありませんか。
彼のバイクは中型のギヤバイクでした。
運転も乱暴ではなく、法規もきちんと守っていて運転テクニックもうまかったので、私は140B払いました。
ヨーグルトや菓子パン・ミルクを買おうとセブンイレブンに入ると若い女子店員が「今日は」と日本語で挨拶しました。
いくら私がここ数日連日行っているとは言え、うれしい驚きでした。
昼寝を1時間ほどして、午後は博物館で撮った沢山の写真を整理しました。
7時、近くの食堂で魚のグリルを注文したのですがおいしくありませんでした。
雷魚の一種らしいのですが腹にライスを詰めてグリルしたようです。もう一品は、ブロッコリー炒めでした。
日本から持ってきた1.5㍑ほどのウイスキーもなくなりました。
手持ち現金を調べたら、予想以上の9000B程残っていてウイスキーも買えそうです。
おととい、レセプションにシーツ交換はしなくて良いと言うと、掃除・ゴミ捨て・タオル交換はし、シーツは交換しませんでした。
ところが今日のスタッフは、掃除もタオル交換もいっさい無し=Don't Disturb と思ったようです。
【バンコク4日目終わり】


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。