風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

ベトナム・カンボジアの旅/ハノイ市内を歩き回る

2011年12月30日 | ベトナム・カンボジアの旅
11月28日、三日目

この日は、ツアーの予定を組まず、一日ハノイ市内を自由に散策しました。
ハノイの中心部は、街全体が一個の巨大な市場のようです。
幹線道路・狭い路地裏に小さなお店がぎっしり詰まり、バイクが洪水のように走り回っています。
狭い路地は迷路のように入り組み、更に人一人がやっと通れるような路地もあります。
そんな小さな路地は入らず、比較的大きな通りには、名前が書いてあるので、道に迷うことはほとんどありません。
車は、大きくクラクションを鳴らしながら威張っています。
交通信号はほとんどありません。しかし、自転車が大きな荷物を担いで車道の真ん中を悠然と走っていますし、
天秤棒を担いだ人もゆったりと車道を横断しています。【このページ最後の方にその様子があります。】
信号がないので停滞渋滞とはならないで、バイク・車の流れは切れることなく流れています。
スピードが出ていないので、走らずゆっくり横断すればほとんど問題はありません。
ただ、バイクの排気ガスがひどく、女性はかわいいマスクをし、私は鼻炎に苦しみました。
以前は、バイクの5人乗り等もあったそうですが、現在は3人までと規制が強化されたそうです。
交通違反で捕まると、いろいろな手続きで丸一日かかるので、捕まった時は「賄賂」が横行しているそうです。

午前中、ホテル近くのハノイ大教会から歩き始めました。
その後、東西南北を縦横無尽に歩き回りました。
そんな交通事情ですので急ぎ足ではなく地図を片手にのんびり歩きました。

ホアロー収容所 フランス植民地時代から多くの政治犯が収容されました。


街の様子








玉山祠 ハノイ市の中心にホアンキエム湖があります。南北約650m、東西200m程です。
早朝は、体操やジョギングやウォーキングで賑わい、よるはライトアップされ多くの市民が散歩しています。
玉山祠はその湖に浮かぶ古刹です。



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気分転換に、ベトナム各地で撮った、物売りのスナップを
   
このエネルギーあふれるスナップ集はとても気に入っています。
路上に1メートル四方の隙間があれば、もうそこは即席のお店。
古タイヤに金色のテープを貼って、ビンに入ったガソリンを売り、空気入れだけで商売する人もいます。
ミシンで服を修理する人も、店舗ではなく、路上です。
天秤棒を担いでの果物や野菜売りは、近隣の農村から朝早く街に来て、商売だそうです。
そのほとんどが、女性です。船を漕ぐのも女性がほとんどでした。
町中では日長、道端でお茶とおしゃべりする男性を多く見ましたが、きっと彼らは見えないところで仕事しているのでしょう。
ベトナムの人々は、運動靴のほころびを修理・縫い、ゴムぞおりを修理して履いています。
路地に捨てられている、紙や段ボール、空きペットボトル、レジ袋などを清掃職員でない人がきちんと回収していました。
おそらく再利用しているのだろうと思います。
少し時間があると、自分の狭い店先を掃除していました。
市民は、日本のお風呂のイスみたいなイスに座って、朝昼晩と路上のお店で食べています。
そのプラスチックのイスは本当に小さく、いくつも重ねてしまえ、場所を取りません。
本当は、顔入りでもっと撮りたかったのですが、それはできません。
私には、では路上に店を出す権利は誰が、どのように認めているのだろうか、との疑問が残りました。
ベトナムは、ドイモイを掲げていますが、社会主義の国。マフィアみたいな人が管理しているのでしょうか、
それとも政府公認なのでしょうか、決して無秩序に行われているとは思えません。
でも、この疑問は誰にも聞けませんでした。次、ベトナムを訪れる時聞きたいと思っています。

夕飯は、ホテルの近くのベトナム料理レストランのハノイ・ガーデンで採った。
  
パイナップルに入ったチャーハンが美味しかったです。値段はリ-ズナブルでした。               【11月28日終わり】


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