風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

ニュージーランド・アーダーン首相、女子出産、産休へ

2018年06月22日 | 学習

2018年6月21日、ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相(37)さんが、女児を出産し、
6週間の産休に入りました。
彼女は、世界で一番若い女性の首相です。更に、彼女は、いわゆる法的結婚をしていないそうです。
パートナーのクラーク・ゲイフォードさん(40)は、ディスクジョッキー、テレビの釣り番組で司会者
を務めているそうですが、今後は、「"ファースト魚釣り"・兼専業主夫になります。」そうです。
まさに「キウイハズバンド」です。
パキスタンの故ベナジル・ブット首相も1990年現職女性首相として初めて、出産しましたが、
時代背景もあり、産休を取ることは出来なかったそうです。
一方、新党首になった時、メディアから相次いで、子どもを持つ気はあるかと質問され、
「男性の政治家だったらそんな質問を受けることはない」、「子どもを産むつもりかどうかなんて、
このご時世に聞いていい質問じゃない」と述べたそうです。   右の男性は、カナダのトルドー首相
 
同時に、「すべての女性がスーパーヒューマン、あるいはスーパーウーマンであるべきだ、という間違った印象は
与えたくないということです。私が今、自分がやるべきことをこなせているのは、ものすごく多くのサポートを
してもらっているからなんです。実際、私はかなり特別だと思う。だから、私は(スーパーヒューマンの)いい例
みたいになりたくはない。」とも述べています。
また、ニュージーランドの歴史上で最もポピュラーな首相の一人であったジョン・キー首相が、
「家族との時間を大切にしたい」との理由で首相職を辞任したのは2016年末も近い12月12日のことでした。
ニュージーランドでは今月、議会の規則の改正を経て、2人の女性議員が議場に赤ちゃんを連れて入り、
授乳したそうです
議会開催中 女性議員の赤ちゃん(生後3か月)をあやす議長

ニュージーランドは、世界で初めて婦人参政権を認め、マオリ語と手話を公用語とし、非核の素敵な国です。
そこに、現職女性首相が初めて産休を取るという、快事・慶事で、その素晴らしい歴史に新たな一頁を加えました。
【終わり】

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