マッシーパパの遠吠え

インターネット情報を丹念に読み取り、ニュースの裏に潜む真実を綴るあなたのためのブログです。

千三つ屋の亀井静香氏がまともなことを言ったという、その3つとは!?

2010-02-04 22:04:46 | Weblog

自らの失態の尻拭いは全て、鳩山政権に負わせて、自分は言いたい放題。

マスコミに「国会崩壊」と揶揄された張本人でもあるのに、野党議員のヤジがウルサイから「うるさい」といったまでと、謝りもせず。仕方なく、「閣僚の不穏当な不規則発言に、大変な迷惑をおかけした。以後、十分に注意をする」と、代わって、平野官房長官に落とし前をつけさせた国民新党・亀井静香代表。

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処が、あろうことか、反省どころか、山本一太氏の質問に、バカにするような大あくびをして挑発する。

そして、これをきっかけに、”国会崩壊”はエスカレート、とうとう、「産経」に、「礼賛、思い出話、居眠り…緊張感ゼロ“お”遊戯国会 」とまでこき下ろされる始末(http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100203/plc1002031029004-n2.htm)。

それでも、唯我独尊の亀井御仁は、「外圧に逆らい、国民の利益を守ろうとする政治家がマスコミの総攻撃を受けるのは世の常」と嘯(うそぶ)き、マスコミ報道に対し「マスコミが集団発狂している」と嘆いたとか。

要するに、ご自分がごり押しした「返済猶予法」や件(くだん)のヤジ問題。及び、郵政民営化を神戸少年事件になぞって、バッシングされたことを逆恨みしているようだ。

そして、一方では、小泉氏のレイプ訴訟や学歴詐称、論文盗用や住民票疑惑のある竹中平蔵氏が全くマスコミからたたかれなかったのはおかしいとも批判する(http://news.livedoor.com/article/detail/4584644/)・・。

そういえば、この御仁、昨年末にも、「産経」相手に、「国民はお金持ちやロイヤルファミリーにはおおらかなんだ。俺(おれ)みたいな貧乏人の小せがれだった政治家には厳しいんだよ」とかっこつけるかと思えば、

片やで、「相当数のいかれた国民はけしからんと言うかもしれないが構わん。オレは今、国民やマスコミによく思われようなんて気は全然ない」と豪語していたっけ。

なんとも、勘違いの甚だしい御仁である。

そもそも、こうした過激な発言をすること自体、大向こう受けをしようとする匂いがプンプン。

それでなくとも、天皇遷都の発言で物議をかもしたのも、死刑廃止じゃ執行停止だと騒いだのも、あるいは、「家族間の殺人事件増加は荒廃した大企業のせい」と根拠の無いアドバルーンをあげたのもすべて、少数政党として埋没するのを避けるため。

即ち、マスコミを大いに利用したパフォーマンスでないのですか。

②)おまけに、あんたが小泉批判をするのは、ちとおこごましいのでは。

01年の自民党総裁選で出馬した際に、小泉純一郎と政策協定を結び直前に辞退、小泉の当選に貢献したのはどこの誰でしたかね。

それが、ジュンイチロー氏に協定を反故にされ、郵政民営化問題で反対して追い出されたからと、今頃になって、その恨みをマスコミに八つ当たりするのですか?

だったらなぜ、問題になった時に批判しなかったのですかと問いたい。

③)しかも、自分だけは別といい子ぶっているようだが、御仁とて、かって、政調会長だったみぎり、せっかく、金融再生委員会と預金保険機構によって「債権放棄による再建が決まりながら、そのわずか12日後、一転して法的整理による倒産となったそごうの記事を大マスコミに書かせなかったのは、これ又、どこの誰ですかね(http://www.asyura2.com/sora/bd10/msg/101.html)。

いや、郵政民営化問題すら、御仁は我田引水しているが、国民は基本的には親方日の丸の公社反対、民営化大いに賛成でした。ただ、これだけはと反対していたのは、郵貯と簡保の資産を外資に売渡すのを危惧してのこと。

それが、図らずも「カンポの宿」売却で露見したからこそ国民は激怒。真相究明を願って政権交代したのに、勝ってしまえばこれ幸いとくさいものにフタ。というより、旧公社に戻らんばかりの民営化後退劇。

それでも、御仁は「それを国民が望んでいる」と勝手に解釈する時代錯誤も甚だしいのである。

そして、いうにこと欠いて、「マスコミが集団発狂している」?、誰に向かって「相当数のいかれた国民」だというのか?

いかれているのはあなたでは。

ま~、あんたみたいなお人を「千三つ屋(真実が千言のうちに三つしかないという意味)」と言うんです。

そう、言いたい放題、大言壮語しているけど、そのうち、まともなことを言っているなと思えるのはせいぜい、

(1)外国人参政権 (2)夫婦別姓 (3)女系天皇に反対した三つだけ。

ともあれ、国民をバカにする前に、国民からバカにされないようにしてくださいね・・。

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犬猫を食する中国で、愈々「動物愛護法」が制定、この法律、ホントに守られるの!?

2010-02-03 19:34:01 | Weblog

先月29日放送の「探偵ナイト!スクープ」は、気の弱い青年の依頼である「ヘビの心臓を食べて強くなる」が番組のネタ。

早速、「悪食(ゲテもの食い)」と言えば中華料理の店と言うことで、三宮の南京町へ行ったが、一軒目の店はやってないという。つまり、「食は広州にあり」ということで、この手のものは広東料理に限るとか。

そして、なんだかんだの挙句、この青年の望みは田村裕探偵と職場の上司の機転のおかげで成就するが、本当に、ヘビの心臓を食べて強くなったかどうかは定かでないようだ。

ま~、それはともかくも、件(くだん)の店が冬眠中のヘビをそれも二匹取り寄せるとは、さすが、本場中国のことだけはある。

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処で、その中国がなんと、「犬や猫を食べることを法律で禁止する」と言い出したようである。

この動物愛護法案は今年4月にも提出されるらしいが、法を犯して、犬や猫の肉を食べた場合、最高5000元(約6万6000円)の罰金および最高15日間の禁固刑が科される。又、犬肉・猫肉を提供する「組織」に対しては、1万~50万元(約13万~660万円)の罰金を科すことも定めているとか・・。

尤も、中国の法律は承認までに数年かかるそうだから、今すぐの話でもなそう。それに、立法の趣旨が、消費者撲滅というより、どちらかといえば、外向け。

つまり、ロクな餌も与えず狭いゲージの中に閉じこめて育てる悪質な業者に対し、海外の動物愛護グループがたびたび攻撃する事件も起こっていることから、批判はずしの意味もあるとか(http://news.livedoor.com/article/detail/4573294/)・・。

ただ、この法律作成に関与した大先生は「物質面で十分に豊かになり、犬・猫肉を食べる人は少なくなったから、国民に大きな影響をもたらすことはない」と自信はあるようだが(http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0126&f=national_0126_005.shtml)・・。

一方、「日本人はなぜクジラに固執するのか?継続で世界の悪役に」を「レコチャイ」に寄稿した中国人作家も韓国の犬肉、日本のクジラは世界から非難されるところ。中国人のようになんでも食べる民族ならば、なにか一つ禁止されても固執はしないかもしれないといっている。

そして、なぜ日本はクジラ肉を食べ続けるのだろうか、その答えは文化という言葉にあると他人事のように論述している(http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=30190)。

なるほど、論理に間違いは無いのだろうが、ならば、そのことは中国にも当てはまること。

確かに、犬猫の悪食は中国人普遍のものではないようだ。どちらかといえば、犬食は北辺の中国朝鮮族で、猫食は広州に多いそうだが、それこそ立派な食文化というのでなかろうか?・・。

従って、悪食は貧乏とかの問題では決して無いということ。それが証拠に日本の「鯨」にしろ、オーストラリアの「カンガルー」にしろ、低所得者しか食べないものでもないだろう。

中国の広州の人だって、何千年という歴史が、あるいは、先祖の猫好きというDNAが悪食を誘っているので、貧乏からというなら、もっと、内陸部の部族に悪食が広がっていなければ理屈に成り立たないのでは・・。

それに、幾ら法律を作っても、所詮、人治の中国のこと、完全に法の遵守は望みがたいと思うのですが・・。

むしろ、心配しいのマッシーパパは、このニュースを読んで、危惧したのが、益々、国際社会で、鯨の解禁が難しくなったという思い。

聞くところによれば、IWC総会で、今のところ中国は露骨に「反対」に回っていないようだが、この「動物愛護法」制定と同時に、日本の「鯨」に反対してこないかという危惧。

きっと、世界の仲間入りを、国のステーサス向上と思っているだけに、遠慮会釈なしに反対に回るかもね・・。

いや、それだけでない。ヒョットすれば、この法律で、下手すれば日本の古典文化にも影響が無いとはいえないかも。

つまり、これまで、中国から三味線の皮に、中国の猫の革が輸入されていたのだが、殺傷禁止となればパー。合成皮革では、どうしてもいい音色がでないようなので、もっと深刻な問題になるおそれも・・。

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朝青龍を首に出来ない相撲協会と被害届けを警察に出せない鼻骨骨折のX氏!?

2010-02-02 18:02:36 | Weblog

「政治とカネ」の問題に熱くなった与野党の議員や閣僚まで、品のないやじを飛ばして、「国会崩壊」かと、ワイドショーを賑わせているが、こなた、両国国技館も野次の嵐だったとか。

「スポーツ報知」に渦中の朝青龍は東関親方の引退相撲に参加した際の土俵入りでは館内から「おまえを横綱と認めない!」「モンゴルに帰れ!」「酒やめろ!」などヤジが飛び交う異様なムードとなったと言うのだ(http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/sumo/news/20100201-OHT1T00085.htm)。

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なんと、ここにも小沢幹事長と朝青の共通点が見られるのだが、そもそもこの両人に向けられた野次というものは結局、悪事が報道されるばっかで、なんら処分なりケジメが見えないことに対するイラダチとも取れないことはない。

しかも、その場合、必ずといっていいほど、その悪役を守ろうとする輩も(?が登場するのである。

ご多分に漏れず、朝青も相撲協会という守護神(?)がついていて、武蔵川理事長自体、処罰に乗り気でない。そして、重い腰をやっと上げて決めたのが調査委員会設置だとか。

ま、こういうのを「十日の菊 六日の菖蒲(あやめ);時期遅れで役に立たないこと<WBR></WBR>」とでもいうのだろうが、

なるほど、「夕刊フジ」には、その煮え切らない理由が、今、朝青を追放すれば、年間興行収入80億円の3割、24億円が吹っ飛ぶからという。つまり、「若貴フィーバー」が起きた1990年代の空前の相撲ブームでも若乃花&貴乃花に対し、ヒール役の曙&武蔵丸という図式があったと例示するのだ(http://news.nifty.com/cs/sports/fightdetail/fuji-zak20100201001/1.htm)。

そして、今ひとつが、朝青龍側に付いている闇勢力の不穏な動きとか・・。

こちらは日刊サイゾーの「朝青龍暴行事件 被害者X氏の横顔と、その裏でうごめく闇社会の影」と題し、「普通なら即被害届を出してもおかしくはない。ところがX氏も"出せない"理由があった」と、その理由を「被害届を出したら自分の周辺を捜査されることになる。それはマズイ。彼自身も押尾やのりピーの事件でも名前が出たように、スネに多くの傷を抱えている」というのだ。

しかも、件(くだん)のX氏は大横綱の力士生命をも左右する"ネタ"だけにここは示談に限ると、朝青龍側に3,000万とも5,000万とも言われる示談金を要求したとか。

処がである。こなた、守銭奴の朝青のこと、ちゃんと「X氏もビビルという「その筋の有力者」を連れてきたとのことで、結局、示談額も当初の半分の額、1,000万から1,500万だったと、記事は報じる(http://news.livedoor.com/article/detail/4579559/)。

又、今朝のニュースでは「朝青逆ギレ徹底抗戦!!クビなら協会訴える」と、逆に朝青が協会を脅しにかかったと報じられている(http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/sumo/news/20100201-OHT1T00350.htm?from=related)。

どうやら、闇の世界がお出ましになって、事件が一切なかったことで「手打ち」になったようで朝青も俄然、強気になったのでは?・・。

ともあれ、ここまで事件が拡大した以上、又、警察が初動捜査に携わっていたのだから、傷害も客観的に証明されるはず。だったら、被害届けが出ないから警察は捜査しないというわけにかなくなるのでは。

それでなくとも、警察は、「時津風部屋力士暴行死事件」や「ロシア人力士大麻問題」で、協会に甘い対応をして、すでに世論の顰蹙を買っているのだから、ここは毅然と捜査してほしいものである・・。

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映画「母(かあ)べい」の時代とは!?

2010-02-01 16:09:15 | Weblog

家族という厄介な、でも切っても切れない絆の物語・・。これは今、上映中の山田洋次監督、吉永小百合、笑福亭鶴瓶共演の「おとうと」のキャッチコピーであるが、

昨日、同じ山田洋次監督・吉永小百合主演の、「激動の昭和を支えあって来た家族の物語」、「母べい」の放送があった。

実はこの映画、08年2月に封切られ、マッシーパパも母べいと一緒に見ているのだが、昨日も再び、2時間42分の感動に酔いしれてしまった。

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ストーリーをかいつまむと、時代は昭和15、6年、お互いに家族それぞれを「父(とう)べい(野上滋)」「母べい(佳代)」「初べい(長女・初子)」「照べい(次女・照子)」と呼び合う仲睦まじい家族に突然特高(戦前の思想犯を扱う政治警察)が現われ、滋を(治安維持法容疑で)検挙したことから生活が一変。

それでも、夫の帰宅(無実)を信じ、女の細腕で残された家族を必至に守ろうとする「母べい」を軸に家族の絆の大切さを映画は描いている。

勿論、主人公は御存知、中年のアイドル(?)、「吉永小百合」であり、夫役は坂東三津五郎。そして、やさしい中にも、しんの強さを見せる佳代の為、少しでも支えになりたいと力を貸す滋の教え子の「山ちゃん(浅野忠信)」と、義弟の久子(檀れい)、叔父の笑福亭鶴瓶等々との交流。

まさに、笑いと涙の家族団らんに定評のある監督ならではの作品で、又々涙腺を緩めるマッシーパパでした・・。

処で、この映画、特高に苦しめられる家族や市民が食べるのに事欠く時代に、たらふく飲み食いする軍人や警察を描いたり、

隣(となり)組制度(町内会のさらに下にあり数家庭ごとに一組を組織し、配給の効率化や思想統制を図った)や、国防婦人会のおばさんによる「欲しがりません勝つまでは」とか「贅沢は敵だ」のキャンペーンの異常さを強調する等、反戦色が色濃く、反映されている。

確かに、08年にも「反戦映画」とのレッテルを張られたり、いろいろ、ネット上でも賛否両論があったのも事実。

又、吉永小百合自身、「平和」に関するシンポジウムに参加したり、原爆の詩をボランティアで朗読するなど、反戦活動に力を入れていただけに、よけいその目で見られたのではなかろうか。

よし、仮に監督にその意図があったにせよ、マッシーパパはむしろ、今の時代になくなってしまった家族の愛や彼女の周りに無償の奉仕を寄せる人々の思いやりをこの映画で訴えかけているように思えてならないのだが・・。

なんとなれば、

「子は母にすがり、子を抱きしめる母」、「夫を信じ、支える妻と家族を育て、守る夫」、そして周囲の人々による暖かい励ましと支援が当たり前であった戦前の家庭、

金が全ての平成の御世と異なり、「国の前途を憂いる余り、東大を出た超エリートが反戦活動に身を投じ、出世の欲に敢えて魂を売らなかった滋の生き方」、そして、そんな夫を誇りに思う二人の夫婦愛

師弟の繋がりというだけでこの家族に献身の愛を注げる山ちゃん。そして、いつの間にか「佳代」に秘めた許されぬ愛を感じ、戦死して初めて戦友の口から愛を語る不器用な男の生き方

一方、そんな「山ちゃん」に恋心を燃やす「久子」も彼の思い人(びと)を悟って、一人故郷・広島に帰って原爆の犠牲になるつましか。なんとも、もの悲しい人生のアイロニーだ。

そして、この時代には珍しい型破りな生き方の居候の鶴瓶叔父。「金があっての命」と公言してはばからない奔放な生き方は彼の身上。されど、守銭奴にあらず、金亡者でもなし。

「初べい」がその粗野な叔父の言動に傷つくのを見て、母(かあ)べいが言った一言も胸を打つ。曰く、「右も左も建前で繕う息詰まる社会で唯一、母べいが本音で喋れ息抜きができる人」と・・。

でも、母べいは釣瓶に退去を促し、釣瓶も素直に従う。そして別れの発車間際に、初めて(彼の)真意を悟った初べいが大声で「叔父さん、ごめんなさい」と追っ駆けるシーン。これも底流に流れる深い人間愛かも。

ともあれ、この映画、戦後60年以上経った今、失ってしまった日本人の原点を教えてくれているように思えてならない。決して、反戦映画と切り捨ててしまうものでなく、「貧しくてもホントの”幸”とは」を語り掛け、そして「その愛の中心に母べいがいる」と言うことを山田洋次監督は訴えたかったのではないだろうか?・・。なるほど、「女は強し。されど母はもっと強し」かも、ウーン、やっぱ、山田洋次監督作品は奥が深い!・・。

註:「治安維持法」とは「天皇制や私有財産制を否定する運動(主として共産党活動)を取り締まることを目的に制定された法(1925年公布)で、戦後GHQにより廃止された。昭和16年には予防拘禁制度が新設され、安易に容疑者を逮捕拘禁。その数、7万人とも10万人とも言われ、内、194人が取調べ中の拷問・私刑で死亡。更に1503人が獄中で病死したとの事。この映画の「滋」も「戦争反対」を唱えたことにより、拘禁、1年後に病死したことになっている。

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