「wikipedia」に、「労働貴族(ろうどうきぞく)とは使用者や政治家と癒着するなどして、労働者の擁護とは懸け離れた行動をする労組幹部を揶揄する語」とある。
何を唐突にと思われるだろうが、実は今ネットで、労働貴族の代表(?)といえる連合会長が「何様」発言したと、一寸した話題になっているのからである。
詳細は「スレ(http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1266211771/)」を読んでもらうとして、マッシーパパも実は、テレビでその発言を聞いている。
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古賀とかなんとかおっしゃる如何にもゴーマンそうな御仁が、記者の質問、「閣議で、公務員制度改革関連法案が意見の一致をみず先延ばしになりそうなのですが、(法案の内容について)松井官房副長官や仙石大臣と会われたのですか」に答えて、
「松井とも、仙石とも……」と呼び捨て、あわてて、「松井さんや仙石大臣とも会ったよ」と言い直したのである。
いや~、これをみれば誰でも、なるほど、民主の議員は上も下も労組のいいまま。
だからこそ、公務員制度改革も思うように進まないのだろうと理解したはず。そして、大臣を呼び捨てにできる連合会長とは一体、なに様だろうろと不思議に思うはず。
それもそのはず、民主の衆参議員合わせて417人中54人が労組出身。しかも、内閣に平野博文官房長(パナソニック・電気労連)を始め、直嶋正行経産相(トヨタ・自動車総連)、川端達夫文科相(東レ)、赤松広隆農水相(日本通運)等、4名の閣僚を輩出するとか(週間ダイヤモンド「労働組合の腐敗」)。
勿論、仙石大臣も福島大臣もその弁護士時代は労組事件や日教組関連の案件を扱った(wikipedia)というから、連合トップの目から見れば、みんな下っ端。つい、生意気が顔をのぞかせたというところだろう。
おまけに、「永田町時評」NewsSUN(http://27234091.at.webry.info/200910/article_4.html)のブログによれば、直嶋5250万(収入総額の77%)、平野6000万(同51%)、赤松4924万(同35%)等、みんな出身労組の寄付で養われているという。
まさに、企業から献金を受け取り業界の利益を代弁する自民党政治と変わらないが、業界丸抱えの分、もっと、性質(たち)がわるいかも・・。
ともあれ、これでは、労組の親玉が大臣を小物扱いするのもうべなるかなと思う・・。
ま~、それにしても民主党もひどいですね。傘下組合員、わずか680万人の連合のいいままとは。
いくら彼らの家族や親戚を集めたところで、高々、千万票程度。それを民主と社民、共産で分け合うのだから、民主に票が全部行くわけでもない。
一方、民主が先の衆院選でゲットしたのは3000万票だから、オーナー気取りで、大口たたかれるようでは清き一票を投じた民主党支持者としては納得できません。
いいですか、マッシーパパの若いころと違って、今は組合といっても、その組織率は全労働者の20%にも達していないのですぞ。
いや、それどころか、組合員の大半が公務員か大企業のエリート族。世の中には1000万人以上が非正規社員で組合とはまるで縁がない。
しかも、今の組合は労働者の労働条件改善など何の興味も示さない。むしろ、経営体と一緒になって、政治活動に余念が無いのだ。だからこそ、労働貴族と揶揄されるのだろうけど・・。
そんな、ひも付きのカネを懐にしていて、庶民、なかんずく、パートの人たちの痛みが分かりますかと問いたい。
あの平野の御仁など、これが民主の先生かと見まがうほど自民党的、古いタイプの政治家。又、古賀何がしの連合会長も、その恰幅と傲慢さだけ見れば、どこかの経済団体の役員さんかと思える。
いや、経団連の会長さんだって、かって、自公政権の大臣を「呼び捨て」したことなど、寡聞にして聞いたことが無い。
なるほど、うわべは立派に見えても、連合会長先生、ガラの悪さだけはまごうことなく、労組だわ(笑い!)・・。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪
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