地元のコミュニティが主催する「おばあちゃんの料理教室」のテーマが鍋料理とあって、鍋にうるさい(?)マッシーパパは当然参加してきましたよ。
こちらの講師の先生は、「家族に無農薬の安心な野菜や果物を食べさせたい」との強い思いで教師を退職。農業をイチから学んで、今では米以外、大抵のものは作ってきたという黒郷(くろごう)美津子さん。
そして、作物を作るだけでは満足せず、「昔ながらの健康で身体にやさしい料理」を「兵庫楽農生活センター」内の「神出(かんで)キッチン」で実践しているということです。
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そんな先生が、今回教えてくださったのが、そば粉と中力粉を使ったかりんとう作り。
マッシーパパなど、定年してからトンと甘党。3時には必ず甘いものを補給するのだが、中でもかりんとうは大の好物。
それがどうでしょう。先生のかりんとうはそば粉300g、中力粉100gに、砂糖100g、ベーキングパウダー5gを目の細かいふるいで濾(こ)したものに少しずつ水を加えて粘りを出す、まさにソバ打ちの要領で始まったのです。
そして、耳たぶの柔らかさになったところで、それを30分以上、冷蔵庫に寝かせて、後は麺棒で薄く薄く延ばす。後は、適当の長さに切って油で揚げるだけなのだ。
素朴といえば素朴。なるほど、「おばあちゃんの料理教室」のコンセプト通りで、「昔ながらの健康で身体にやさしい料理」である・・。
ま~、それはいいのだが、テーマの「鍋」は?と気にしだしたら、ちゃんと、それはそれで、スタッフの人がたっぷりの昆布で出汁をとったスープにさらに豚の塊を煮込んでつゆをこしらえて、具材も全て賄っていました。
なるほど、考えれば鍋料理の「調理」といえば、具材を適当に切って、”つゆ”をどう作るかだけ。そういえば、マッシーパパも男の料理教室に3年半通ったが、一度たりとも教材にでてこなかったっけ・・。
ともあれ、鍋を囲んで、地域の人たちと楽しく時を過ごさせていただいたわけですが、これで、参加費100円とはほんとにいいのですかね。
処で、鍋のつゆと言えば、最近、やたらとスーパーで「鍋つゆ」商品を見かけませんか。売価も278円ほどで値ごろなのか、うちの近くのミニスーパーでも売れ筋商品のようです。
どうやら、この市場は景気低迷の影響もなく毎年、右肩上がりとか。参入メーカも08年の「カレー鍋」ブームで一挙に増加。又、09年度の市場見込みも08年の250億円から前年比8%増の270億円が見込まれているとのことです(https://www.fuji-keizai.co.jp/market/10009.html)。
おかげで、これまで、業界の主力であった、すき焼きやしゃぶしゃぶの「タレ」がその影響を受け、頭打ちになったようですよ。
ホント、嗜好の世界はめまぐるしく変化するだけに、生き残るのも大変(いや、どんな商売、業界も同じかもね)。
因みに、「料理研究家おすすめの鍋つゆランキング」とかがあるようです。参考までに載せておきます。
(1) ヤマキ「地鶏だし塩ちゃんこ鍋つゆ」
(2) フジッコ「美人鍋つゆ」
(3) ハウス「カレー鍋つゆ寄せ鍋風」
(4) ミツカン「ごま豆乳鍋つゆ」
(5) モランボン「韓国コク仕込みキムチチゲ用スープマイルド中辛」
(6) ミツカン「〆まで美味しいとんこつしょうゆ鍋つゆ」
(7) エバラ「坦々ごま鍋の素」
(8) ヤマキ「韓福善のキムチ鍋つゆ」
(9) イオン「トップバリュ寄せ鍋用つゆ」
(10)モランボン「薬味白湯チゲの素」
(10)キッコーマン「よせ鍋つゆ鶏がら塩」
(2010年1月23日「日本経済新聞 NIKKEI PLUS 1」より)
最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪
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